鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

2019ツール・ド・フランス第12ステージ

2019年ツール第12ステージ

いよいよピレネーに突入

しかしまだ軽いジャブ

でも十分総合も動けるステージ

あとはやる気だけ

トゥールーズ〜バニェール・ド・ビゴール
距離は209・5キロ

獲得標高差は調べてるけど出てこないな

まぁ1級が2つあるのでそこそこあるはず

逃げが決まりやすいコース

でもイネオスを倒すには動かないとダメだ

 

放送が始まる

逃げは40名

「40名か・・・」

激しいアタック合戦が40キロ繰り広げられらたそうだ

最初の1時間の平均速度が50キロ

すごいな

いい加減疲れてきて「まぁいいか」ってなったのかな

とにかく40名が逃げた

スプリンター、パンチャーが多いような気がする

あとは山岳狙いのついでにステージも系

そして目立ってなんぼの監督命令系

スプリンターはヴィヴィアーニ以外は全員入ってるって感じだ

コース的に最後の1級をそれほど遅れないで通過できればパンチャーにも勝機がある

さすがに40名逃げたらメイン集団は完全におやすみステージ

レースは逃げとメイン集団

まったく別に進むというか

実質逃げだけだろうな

 

 

考えてみれば翌日がTT

個人タイムトライアル

ここで総合エースは全力を出さなければならない

なんせ総合狙いでTTが一番早いのはGトーマス

ライバル勢は彼からどれだけ遅れないでTTをこなせるかで今後の展開も変わってくる

すでにGトーマスが一歩リードしてる状態

できる限りTTでタイムを失いたくない

そのために体力温存なのだろう

気持ちはわかる

でも見てる方はつまらない

こんなときにコンタドールがいたら・・・

とにかく連日のアタックで攻めまくることだろう

と思ったらコンタさんはお仕事で会場にきてたみたいだ

毎日毎日ランスは文句ばかり言ってるみたいだが果たして消極的なレースにコンタは何を思う?

 

タイム差は4分

まだ逃げを捕まえられるタイム差だがいかんせん縮まらない

そして少しづつ開いていく

完全に逃げ容認である

あとは最後の1級で動きがあるかどうか?だな

 

途中にスプリントポイントがある

おそらくスプリンターはこのために逃げに乗ってきた

いつものように後ろ髪をなびかせてオスが前に出る

サガンが結構踏んでいる

多分彼は最後まで逃げる気がない

そしてサガンがトップ通過

案の定サガンはこの後遅れた

 

スプリントポイントが終わると1級山岳が始まる

40名の逃げ集団もここで一気にふるいに落とされる

カルメジャーヌが先頭に出る

かなりいいペースで山岳をこなす

なんかもうこのまま逃げきっちゃうんじゃないのか?ってぐらいだ

しかし気がつくと山頂の手前で山岳ジャージのウェレンスたちが追いついてくる

最後はスプリントでウェレンスがカルメジャーヌを交わしてトップ通過

さらに山岳ポイントを稼いでいく

 

下りに入ると今度はサイモン・クラークが先頭に

どうやら彼はこの日がお誕生日

誕生日アタックである

どうかご安全に

結構なハイスピードで下りを攻めるサイモン・クラーク

「誕生日なんだから・・・」

俺が彼の家族なら怖くて見ていられないかもしれないな

彼は下り区間だけで追走に1分の差をつけた

 

メイン集団との差は6分

まぁ追いつかれる心配はない

サイモン・クラークは最後の1級山岳へ突入した

登り始めに急勾配区間がある

「ここさえ超えてしまえば・・・」

しかし後ろから迫り来るトレンティン

登れるスプリンターよりのパンチャー

ちょっとややこしいがこれが俺の彼に対する脚質の評価

マシューズよりパンチャー寄りかな

サガンは特別枠なのでこの定義には収まらない

 

とにかくヨーロッパチャンピオンジャージを来たトレンティンが迫ってくる

そしてマティアス・フランク、ミュールベルガー、サイモン・イェーツ、ニコラス・ロッシュもその後ろから追走

 

先頭のお誕生日サイモン・クラークをトレンティンが交わす

先頭はマッテオ・トレンティンに

追走のメンバーたちも必死に彼を追いかける

「待ってよ、トレンティン・・・」

おしゃれキャラで偉大すぎる父親を持つニコラス・ロッシュがかなり苦しそうだ

結局追走集団からはもう一人のサイモン登場

サイモン・イェーツとミュールベルガーがトレンティンを追い上げる

ちなみにトレンティンとサイモン・イェーツは同じミッチェルトン

チームとしては切るカードが2枚だが

トレンティン的には複雑な気持ちもあることだろう

脚質は違えどお互いにエース級な二人だ

トレンティンが遅れると今度はアスタナのビルバオが追いつきてきた

これで先頭は3名

サイモン・イェーツ、ミュールベルガー、ビルバオ

残り30キロのダウンヒル

 

かなり高速なダウンヒル

最高速度82キロ

最後は3名でのスプリント勝負

残り200メートルが最終コーナー

ここでサイモン・イェーツが前に出る

ビルバオと壁に挟まれてミュールベルガーが前に出られない

おそらくこの中では一番スプリント力がある

しかし位置取りが悪かった

結局そのままサイモン・イェーツがスプリントを制してステージ優勝

 

多分サイモン・イェーツ

でも双子のアダムと入れ替わっていても誰も気づかないことだろう

 

 

メイン集団はまったくやる気がない

誰も動かない

イネオスがコントロールに入る

「食べて応援」

せっかっく森永の「ピノ」を買ってきたのに食べるチャンスがない

「食べて応援は土曜日に持ち越しかな」

結局メイン集団はのんびりと仲良く9分35秒遅れでゴールした

 

 

 

今日の第13ステージ予想

個人タイムトライアル

距離は27・2キロと短い

高低差もさほどない

毎回登場する町「ポー」でのレース

優勝候補のローハン・デニスはリタイア

「誰がいたっけ?」

名前が出てこない

こんな時は未知数の怪物「ファンアールト」

第13ステージTT予想はファンアールトで

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし京都での放火事件

ひどすぎる

なんであんなことが

詳しいことはこれからだろうが

京アニ」の名は知っていた

涼宮ハルヒがやたらと話題になっていたのでどんなものかと見てみたら

「面白いじゃないか」と再放送と映画全部見た

なんか「なつぞら」見ると今回の事を思い出してしまう

なんか辛い

 

亡くなられた方のご冥福をお祈りします