鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

高級魚ノドグロが人工授精による育成に成功

2014年全米オープンで見事に準優勝に輝いた錦織圭が「ノドグロ食べたい」と発言して一躍有名になった高級魚のノドグロ

そんなノドグロだが、初の人工授精による稚魚育成に成功した富山県水産研究所が今年、本格的な放流にこぎ着けたそうだ

2月には5・5万匹を放流して体長約5センチの稚魚が、約4年後には約25センチに育って漁の対象になる見通しだという

後4年か

その頃には多少は安くなるのだろうか?

ノドグロとはアカムツの別名である

口の中が黒いからノドグロと呼ばれているみたいだが、俺なんかは腹黒なんじゃないかと思ってしまう

ノドグロは生態的にも不明な点が多く環境変化などのストレスにも弱いという

それだけに人工飼育は難しいとされて来たのだが、ついに同研究所が成功したのだ

「漁業者の所得向上につなげよう」

と言う思いのもとに、2011年から繁殖に向けた研究を開始した

2013年には新潟市水族館「マリンピア日本海」などとの共同研究で、人工授精で生まれた稚魚の育成に成功したが、当初は孵化からの半年の生存率が1%未満

そこで成長に合わせて天然成魚が住んでいる水温より高めに設定したり、照明を24時間つけっ放しにしたりするなど試行錯誤して20%程度まで高めてきたそうである

その結果が今回の本格的放流となったのだ

 

ノドグロに関しては旅番組などで紹介されていたのでその存在は知っていたが中々食べる機会は無い

干物などは物産展で見かけたがペラペラになったノドグロには購買意欲がわかなかった

高級魚と言うのは要するにあまり獲れないから高いのだ

高いからこそ食べたらきっと美味しいんだろうなと思ってしまうのだ

そして実際に食べてみて「ん?」と何か腑に落ちない疑問を抱いたとしても、絶対に認めようとはしない

そして我々は「こんなに高い物が不味いワケが無い」と無理矢理自分自身に思い込ませようとしてしまうのである

大型の物は1万円で取引されるというノドグロ

そんなノドグロを俺は「死ぬまでに食べておくべき物」リストに追加したのだった

そして俺は物産展にて田村屋「炙りのどぐろ寿司」1600円を購入して食べたのだ

俺は田村屋さんの焼き鯖寿司は良く食べるのだ

名駅の地下にも売ってたりするし成城石井にも置いてありとても美味い

そんな田村屋さんの炙りのどぐろ寿司を食べてみた

やはり美味い

確かに美味しいのだがコストパフォーマンスで言えば焼き鯖のほうが遥かに上を行っている

まぁ一度は食べてみる価値はあると思うが、俺は焼き鯖の方が好きかな

次に俺が考えたのは和倉温泉の加賀屋でノドグロを食べてやろうという壮大な計画である

とは言っても実際に和倉温泉まで行く予算は無いし

お一人様では泊まらせてもらえない

そこで俺は加賀屋の名古屋店にて白身の王と称される、のどくろ会席を食べることにしたのだ

断っておくがこれは去年の話である

なので今年のとはメニュー構成は違うみたいである

俺が食べたのは確か6000円ぐらいだった記憶があるが定かでは無い

俺はのどぐろを食べる為に加賀屋へと向かった

予約はしていなかったがなんとか入らせてもらえた

しかし後の予約がある為に時間限定で食べてくれと

そして俺に与えられた時間は1時間半であった

1時間半あればまぁ大丈夫だろう

俺はさっそく「のどぐろ会席」を食べることにしたのだ

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まずは先付け

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もずく酢がピンぼけだがホタルイカが美味そうだ

そして実際に美味い!!

やはりスーパーでボイルされてある物とは、ひと味どころか100味ぐらい違う

他には喉黒の手鞠鮨、つの字海老と後は忘れたが全て美味いのは間違いない

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俺の好物でもある胡麻豆腐

ちなみに弘法大師の好物でもある

しかも一手間も二手間もかけてあるタイプだ

前座の段階で幸せいっぱいである

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吸い物登場

これもまたしみじみと美味いなぁと

日本料理の神髄だよな

決してごまかしがきかない

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刺身の2種盛り

白い方がのどぐろである

俺は人生初の喉黒の刺身を食べたのだ

とっても脂がのっていて柔らかくもちもちしている

これも美味い

美味いのは美味いのだが・・・

いかんせん俺はトロ系の刺身がそれほど好きでは無いのだ

白身のトロと言われるノドグロ

ちなみにジーコ白いペレである

俺はやっぱり鯛の刺身の方が良いなぁ

それか肝醤油で食べるカワハギだなぁ

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ここで日本酒を注文

どんな酒だったかは全く記憶にないが美味しかったのは覚えている

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そしてついに喉黒の塩焼きの登場である

俺が一番食べたかったのがこの塩焼きだ

まずは少しだけ身を食べてみる

「おお、これは美味いぞ!!」

そして軽くレモンを絞りガツガツ食べてやった

小さな喉黒だが思ったより身はついている

俺は骨までしゃぶり尽くしてやった

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もうどこにも残された身は無い

残念だがおまえとはこれでお別れである

とても美味しかったぞ

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すかさず天ぷらがやってくる

安いコースなので喉黒の天ぷらではなく野菜の天ぷらだが

これまた文句の付け用は無いな

久しぶりにちゃんとした天ぷらを食べた気がした

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次に登場したのが喉黒の南蛮漬け

アジ南蛮は俺の好物の一つではあるが

喉黒南蛮とはこれまたいかに!

まぁこれもマズイわけが無いのであった

でもわざわざ喉黒で作らなくてもアジで十分な気もするが

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そして残念なことに止め椀である

会席はここで強制終了となる止め椀

もう後はデザートを残すのみである

しかし、桜えびご飯がとても美味いのだ

最後の最後まで幸せな気分のまま終わらせてくれる

味噌汁もうまいなぁ

日本人で良かったなぁ

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お茶と桜餅

春の訪れを感じさせてくれる桜餅

毎年のコレを食べないと俺には春が来ないのだ

そして最後の最後まで美味かった

 

ごちそうさま

 

 

のどぐろ

今回食べた中では塩焼きが一番うまかった

塩焼きで、グジとノドグロ

どちらか選べと言われたらかなり迷うが

のどぐろを選択してしまうかもしれない

まぁどちらもお高いのではあるが

そこに真鯛も参戦してきたら?

天然鮎は?

でも俺は福井の浜焼き鯖が一番好きかもしれない

あれ美味いんだよなぁ

まぁどれもそれぞれ特徴がアリ一つには決められないな

刺身に関してはノドグロでなくても一向に構わない

後は煮付けが食べられなかったのが心残りではあるが

地元の人によれば塩焼きか煮付けなのだそうだ

まぁとりあえずこれで俺の「死ぬまでに食べておくべき物」リストが一つ消化された

次はスッポンかなぁ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園芸日記 12

2017年2回目の園芸日記である

春の彼岸

そして3連休

仕事が暇なので俺の場合は毎週が3連休ではあるが

明日の朝は彼岸団子を焼いて食べる予定

そういえば彼岸というのも日本独自のイベントだそうだ

まぁ特別なにか仏教的なことをやる訳では無いが、なんとなく普段より少しだけ豪華なお供え物を仏壇にお供えするぐらいである

3連休と言っても花粉の季節

なのでなるべく外には出ない生活を心がけている訳ではあるが

スギのピークは過ぎつつあるのだろうか?

今年はそれほど症状は出ていない

とは言っても少し外に出ると鼻がむずむずする

やはり自転車に乗るのは辞めておいた方が無難かもしれない

そんな3連休の最終日

俺はロウソクを買いがてら本屋でブコウスキーの紀行本を見て来ようと思った

買うかどうかは立ち読みしてから判断するつもりだ

今現在はまだ池波正太郎の銀座日記を読んでいる

平行して江戸川乱歩の短編とカレル・チャペックの園芸家12ヶ月も読み直している

園芸家12ヶ月はやはり春になると読みたくなってしまう名作だ

銀座日記は非常に面白い

映画と食の話

池波先生もあの映画見てたんだな

池波先生もこんな食べ方するんだな

この話はまた他の機会にでも書こうと思うが

10時を回ったので俺はさっそく近所の小さな本屋へ車を走らせた

ブコウスキーの紀行本は3月9日にちくま文庫から発売されたばかりだ

なので大型書店までいかなくても置いてあるだろうと俺は踏んだのだった

しかし残念なことに俺の目的であった「ブコウスキーの酔いどれ紀行」は置いてなかった

ブコウスキーどころか今月発売されたであろう、ちくま文庫の新刊も置いてない

ちくま文庫自体品揃えもかなり寂しくなっている

やはり売れないのだろうか?

まぁ来月、街に出た時にでも見てくるか

フランドルやジロが無い今年の春は暇だ

俺は本屋の隣にあるホムセンでロウソクを購入した

そして俺はようやくにぎわいを取り戻しつつある園芸コーナーをひやかすことにした

俺は自分の中で新しいのを購入するのは4月からだと決めていた

今はただ冬の間ほったらかしにしてあったベランダの整理をしている状態なのである

いろいろ計画はあるが、予算も限られている

とりあえず過酷な冬を生き残った奴らを植え替えた

コレは園芸日記11に書いてあるが

そんな俺は切り花の桜に心を惹かれた

が、流石に桜の切り花で500円近い値段を出すのは無理だ

床の間に飾ろうにもこれ1本では流石に寂しいのだ

俺は値下がりした松のミニ盆栽にも心を惹かれたが思いを断ち切るように鉢コーナーへと小走りで移動した

ずいぶんと新しい鉢が増えている

まだ入荷したばかりなんだろう

みんな大小揃っている

あの鉢にあれを植えてとか想像してみるが置き場所が無いことを思い出しこれまた断念する

俺のベランダは日当りが良すぎる為に植物どもの置き場所にも苦労するのだ

一応自作で半日陰スペースの棚は作ったが置けるスペースは限られている

なので必然的に真夏の暑さにも耐えられる植物が購入の第一条件となるのだ

第2条件は安いこと。基本300円以下

第3条件はなるべく長い期間咲き続けることである

そんな俺に一つのPOPが目についた

香りが良く黄色い花が咲きまくるようなことが書いてある

黄色い花は好きだ

ツール・ド・フランスを思い出すからであるが

値段は280円と条件に当てはまっている

しかも置き場所も日当りの良い場所となっている

開花期は4月から7月

水やりは表面の土が乾いたらたっぷりと遣ってくれと書いてある

そうたっぷりとだ

その香りが良く黄色い花を咲かせるという植物の名は「カロライナジャスミン

ジャスミンと聞くとある歌を思い出す

曲名は忘れたが「ジャスミンティーわぁ〜」とか言う歌だ

俺は気になったのでスマホで調べてみた

直ぐに記憶が蘇って来た、杏里の「オリビアを聞きながら」だ


永遠の名曲「オリビアを聴きながら」杏里(ANRI)

そしてついでに俺はカロライナジャスミンについても調べてみた

やはり何事も下調べが大事である

どうやらこいつはつる性の植物でほっておくとどんどん伸びてくるらしい

名前の由来は北アメリカのカロライナに自生しているからカロライナ

ジャスミンジャスミンに似た香りがするのでジャスミン

「ん?」ジャスミンに似た香り?

な、なんとこいつはジャスミンの仲間では無かったのだ

マチン科ゲルセミウム属

よくわからない

別名の一つに偽ジャスミンとある

やはり偽物のようだ

まぁ実際に良い香りはするみたいだし杏里を聞きながら鑑賞しても問題は無いのかもしれないな

しかし俺はあることに気づいたのだ

俺は本物のジャスミンすら知らないことに

お茶の葉になってるジャスミンは見かけたことがあるのだが・・・

そしてカロライナジャスミンは毒性がアリお茶にして飲むと血圧低下や呼吸麻痺に脈拍増加など引き起こすそうだ

被害に遭う人は年間2人未満だというが、年間で二人も間違えてお茶にしてしまうほど香りが似ているみたいである

花は春から夏にかけて咲き、その後は葉っぱが紅葉するそうだ

ということは秋まで楽しめるではないか

そして耐寒性能は気温0度まで

冬越しは室内かぁ

既に俺の部屋は置き場所が無くなって来てるが

それはおいおい考えるか

と言うことで俺はカロライナジャスミンを購入した

既に小さなつぼみをつけている

花が咲いたらジャスミンに似た香りがするはずである

あくまで似た香りではあるが

それまでに花粉症が治まるといいなぁと俺は思ったのであった

流石に鼻づまりではジャスミンに似た香りが分からないからだ

土は選ばないと言うことなので俺は家に余っている花の土を使いベランダに転がっていたイタリア製の鉢に植え変えてやった

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つる性なんで壁やフェンスに這わせると良い感じになるそうだが

どこに置くか?

こんなことを考えるのもベランダ園芸の楽しさである

俺はベランダにて園芸を楽しんでいるが小さいながらも庭石と高低差を完備した日本庭園も所有している

親父の代から受け継いだ庭ではあるが

この庭に放置してあったボケの鉢植えが成長してやがて鉢を割り根付いてしまった

丁度松の横にあり邪魔臭いのだが今の時期はキレイな花を咲かせてくれるので文句は言えないのだ

そんなボケの花が今年も咲いた

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バラ科だけにトゲのある枝は始末に困るが

今の時期は小さな赤い花をポコポコを咲かせてくれるのだ

花が終わったら短く刈り込んでやるのだがな

去年は一個だけ実がなったが

あの実は食べれるのだろうか?

庭もまた直ぐにモサモサになるであろう

こまめな手入れが大変なのである

 

3月は少しずつだがこのようにして春がやってくる

4月になれば一気に鮮やかな季節になる

その為のウォーミングアップと言った所だろうか

4月になれば部屋の中に非難させてある植物もベランダに放り出せる

サボテンと夏多肉はまだもう少し先になるかな

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こいつらもよく寒さを耐えたもんだ

もう少し暖かくなったら思いっきり日差しを浴びさせてやるからな

もう少し待ってろ

 

今年もさっそく新たな仲間が増えた

カロライナジャスミン

春は別れと出会いの季節でもある

今日俺がおまえを見初めたのも何かの縁である

土が乾いたら鉢底から溢れるぐらいに

たっぷりと水を与えてやるから

毒なんか見せないで

これから夏までキレイな花とさわやかな香りで俺を楽しませてくれ

 

 

 

おまけ

春の日差しを浴びるシュガーバイン

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北朝鮮がミサイル用新型エンジンの地上燃焼実験に成功したと発表

北朝鮮は弾道ミサイルに使用する新型の大出力エンジンの地上燃焼実験に成功したと発表した

「今回の成功がどれだけ画期的な意義を持つのか、世界はまもなく目にするだろう」と実験に立ち会った金正恩は言ったそうだ

この新型エンジンとはおそらく大陸間弾道ミサイル ICBMだと推測される

北朝鮮はアメリカが対北朝鮮政策を見直すと発言に対して18日に国営メディアを通じて「先制攻撃をしようとする動きを見せれば核攻撃で焦土化する」と威嚇していた

ICBMはアメリカ本土まで届くミサイルである

このICBMの地上に置ける燃焼実験が成功したとなれば今度は「じゃ実際に飛ばしてみよう」と言うことになるだろう

数日前から北朝鮮で大型ミサイル発射実験及び核実験の兆候があると報じられていたが

果たして今度はICBMの実験なのか?核実験により核ミサイルを完成させるのか?

いよいよ「戦争」と言う言葉が現実味を帯びて来たのかもしれない

第二時世界大戦での広島、長崎で起きた悲劇を繰り返さない為にも日本は戦争とは無縁の国だと思っていたが・・・

俺は広島には修学旅行で長崎には旅行で訪れている

ほとんど記憶が抜け落ちている修学旅行の思い出だが広島の原爆ドームだけは鮮明に覚えているのだ

北朝鮮と言う国がまともに話し合えるような国ではないだけに、いつどうなるのか?なんて誰にも分からない

日本、韓国、アメリカ、中国、ロシア

どの国も予想すら出来ないのかもしれない

水面下では中国辺りが説得に動いているとは思うが、正男氏暗殺事件で中国との関係も悪化してるかもしれない

そしてどんどん追い込まれる金正恩

映画や小説なら毎晩のように正恩の夢の中に兄である正男氏を始めとして自分が殺した人達が出て来るのだ

そしてその恐怖に耐えられずに狂い、発射ボタンを・・・・

まだ今ならICBMは完成してはいない

今ならアメリカは空爆が出来るかもしれない

しかし日本の米軍基地に届くミサイルは完成している

そしてもし今の段階で核が搭載可能ならそのミサイルが核ミサイルになるかもしれない

そして本気で戦争を仕掛けるつもりなら攻撃目標はアメリカだけではなくアメリカと協力する国々

つまり日本と韓国にもミサイルは飛んでくる

東京とソウルに米軍基地、原発のある町や自衛隊施設など様々な場所が攻撃目標となる

そうなったときに日本はどうすればいいのか?

秋田県では北朝鮮のミサイルを想定した避難訓練が実施された

たとえアメリカが不意打ちの先制攻撃を仕掛けたとしても数発のミサイルが日本に飛んでくる可能性は十分にあるのではないか?

その時に逃げる場所など無いに等しい

田舎なら防空壕が今でも残ってはいるが・・・

そんな危機的な状況にも関わらず日本は平和そのものである

スーパーの特売に殺到する人達

駅弁フェアで函館のイカめしを購入してみれば販売は函館だが、製造は千葉県となっている

「ん?千葉で製造?」そういえばよく見かけるイカめしとは違うな

家の近所にある菓子工場では日本全国のお土産が作られている

瓦せんべいなんか焼き印を変えるだけで全国各地のお土産に早変わりする

お土産で貰ったクッキーが近所で作られていたなんてことはよくあることなのだ

でもイカめしぐらい北海道で作って欲しかった

相変わらず日本は平和である

国会は森友森友100万円100万円メールメール

果たしてこれでいいのだろうか?

実際にミサイルが飛んで来ても「遺憾の意」以上の行動をしようとすると野党は猛反発するであろう

国民が死んでも自衛隊が防衛の為に反撃するのにも反対しそうな気がする

俺のような政治が良くわからない素人は、結局野党というのは与党のやること全て因縁を付けて政権から引きづりおろし、今度は自分たちが美味い汁をすすりたいだけのような気がしてしまうのだ

なんか本当に日本を良くしたいのならもっと他にやることあるだろ?って思ってしまう

大臣クラスが失言すれば鬼の首を取ったかのようにヒステリックに国会で叫び出す

自分たちのことは棚の一番上に置いてだ

そして今度は棚の上に隠しておいた物が見つかってしまい反撃を受ける

毎回毎回その繰り返しでしかない日本の国会

そんなことより一致団結して北朝鮮対策を行なってくれよと

とりあえずあの国を何とかしないと景気とか良くしても国が滅んだら意味は無いのだ

今のままでは俺が自己流でせっせと土作りしてることすら意味が無くなる

去年のミニヒマワリのプランターの土にミニヒマワリの遺骨を混ぜ込んでは耕しているのだ。そして何となく肥料も混ぜ込んでやった

後はどこからかミミズを調達して来るだけだ

そんな俺の土作りもミサイルが飛んでくれば意味が無くなってしまうかもしれない

日本の首都である東京の都議会も豊洲豊洲

いくらベンゼンを封じ込めても東京に核ミサイルが飛んで来たら意味ないのだ

まぁいくら俺が足りない頭で考えた所で普段のように行動するしかないのだが

とにかく世界は今、確実に戦争へと動いている

それだけは事実なのだ

 

今日はおまけとして俺が2007年に横浜へ旅行に行った時に撮影した北朝鮮工作船の写真を

この時はクラブワールドカップマンチェスターUの試合を見る為に横浜に4日ほど滞在していた

その時になんとなく立ち寄った場所で衝撃的な映像を見たのだ

日本の海上保安庁北朝鮮の船と激しい銃撃戦をしている映像を

最初は映画かなにかかと思ったぐらいであった

それぐらい俺は衝撃を受けたのだった

そして目の前に横たわる船がその時の船だった

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俺たちが知らない所で既に戦いは起きていると言うことをこの時に俺は知ったのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」新コンビ決定

ご存知テレビ東京の人気番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の新コンビが決定した

2007年にスタートした番組はルイルイの太川陽介と漫画家の蛭子能収さんのコンビで人気を博した旅番組であるが今年の1月2日の放送分で太川蛭子コンビは卒業となっていた

人気番組なだけに新キャストで存続の意向を示していたが

番組名も「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」と新たに「Z」の文字が追加され新コンビの発表となった

新しいコンビは「あるよ」でおなじみの俳優の田中要次(53)と芥川賞作家の羽田圭介(31)さんが勤めることとなった

そして太川さんは、おなじみのキートン山田(71)さんとともにナレーションでの参加が決定したそうである

個人的には大満足のコンビだ

羽田圭介氏の本は1冊だけSM物の本を読んだがとても変態な話で面白かった

 

メタモルフォシス (新潮文庫)

メタモルフォシス (新潮文庫)

 

 新コンビでの放送は3月25日午後6時半からの放送になる

初回のマドンナはIMALUさんだ

この二人じゃ無いかというのは前々から噂されていた

俺は残念ながら見逃したのだが特別編に出ていたそうである

その時が好評だったのだろう

人気番組を引き継ぐと言うのは大変なプレッシャーだろうが是非自然体で過酷な旅を楽しんで欲しい

まぁ旅と言ってもただバスに乗るだけ

内田百間の阿呆列車もただ電車に乗るだけの旅だが彼らは電車に乗ることを楽しんでいる

しかし路線バスの旅ではバスに乗ることは義務であって楽しめる物ではないところが見てる方は面白い

行き当たりばったりでとにかくひたすら目的地を目指すだけの旅なのだ

新コンビとして番組を引き継ぐことになり田中氏は「太川さんと蛭子さんの最後の旅を見て、これは本当に大変な役目なのだということを思い知らされました。先人への思い入れが強い視聴者の方々も多いと思われますが、僕と羽田君の新たなコンビネーションも続いて楽しんでいただけたらと願うばかりです」

羽田氏は「テレビ東京の看板番組に自分が出ていいのか?と思った。だが、太川さん・蛭子さんたちから引き継ぐだとか、レギュラーになるというような実感はない。今回がダメだったら、次はない。1回1回の連続に過ぎない。だから、続けたいのであれば、良い旅になるよう、努力しなければならない。事後的に見て、長く続いていれば、御の字なのかもしれない」と語った

役割分担は田中氏がコースの分析担当、羽田氏が緊急時とお笑い担当だと言う

そして二人の共通点は「ネガティブ」

羽田氏は温泉好きで有名だ

そして今までと違いその土地土地の名物には興味が無く、好き嫌いが激しい蛭子さんがいないことでグルメも期待出来るかもしれない

今までとはまた違ったローカル路線バスの旅が楽しめそうな予感である

ちなみに今回の旅は

静岡県伊豆半島下田港をスタートして3泊4日で愛知県知多半島の先端・師崎港を目指す旅だそうだ

伊豆半島を北上し、東海道沿いに西へ向かうが…路線バスはつながるのか?宿は?観光&美味を楽しめるのか?」と番組宣伝として書いてある

ゴールの知多半島は俺は少しだけ詳しい

訪れたのは一回だけだが俺はお遍路として知多半島一週を歩いて回ったからだ

当然ゴールの師崎港も訪れた

ゴール地点なので師崎での食事は放送されないだろうが、おすすめなのが「男の漁師丼」だ

既にTVでは何回も紹介されてる定番物ではあるが

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まずはこの状態で出てくる

新鮮なアジの刺身が丸ごと一匹と白飯の上にはシラスが

これを全部ごはんに乗せて卵と出汁を絡めた物を混ぜると

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完成だ。後はがつがつ食べるべし

とても美味い

まさに男の漁師丼である

そして残ったアジの骨はお店の人が一旦引き取りにくる

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その後骨せんべいとなって再登場するのだ

もうカルシウム満天

骨粗鬆症もなんのそのなのだ

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そしてここがゴール地点の師崎港バス停

果たして新コンビとマドンナはこの場所にたどり着けるのだろうか?

内海、河和まで辿り着ければ確実に師崎港には繋がる

知多半島の先っぽのほうは電車が走っていないのでバスは充実しているのだ

写真のバスは知多バスだが他には海っこバスもある

この海っ子バスにはSKEのメンバーの落書きと言うかサインが満載なのだ

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ここは名鉄内海駅

果たして3人が内海経由、河和経由どちらを選択するかは分からないが、とにかくこの二つの駅まで来れば絶対に辿り着けるのだ

だが問題はこの二つの名鉄の駅までどうやって辿り着くかだ

知多半島のほとんどはJRと名鉄の二つの路線があり

名鉄でも内海と河和とあるのだ

そのためにバスで繋ぐのは難しいのかもしれない

俺はひたすら田舎道を歩いた訳だがほとんどバスには遭遇しなかったと思う

常滑、半田辺りから河和、内海まで繋ぐのが大変かもしれないな

まぁ歩くという手もあるが

そうなったら俺が道案内してあげたいぐらいだ

 

今回の旅は田中氏によると「良くも悪くもミラクル連発な旅」

羽田氏は「終盤の極限状態でのIMALUさんの決断、それに感化される僕と田中さん。ラストまで見てほしいです」

そして旅を終えて数日経った今でも思い出す旅だったそうだ

 

いったい後半にどんな衝撃が待ち受けてるのか?

自分はひたすら歩き般若心経を唱えた

思い出の知多半島だけに非常に楽しみな番組である

かつて自分が見た風景にまた再開出来るのが待ち遠しくてたまらない

そんな新コンビでのローカル路線バス乗り継ぎの旅なのだ

 

 

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もやし安売りし過ぎ

「もやし安売りし過ぎ」

コレは俺の発言ではなく全国のもやし生産者協会や工業組合の訴えである

確かに最近のもやしは一袋18円で当たり前のように売られてたりする

しかも俺なんかはそこから半額になった奴を購入するのだ

もやしは安くて量もあり低カロリーなのに食べごたえもある非常に優れた野菜

そんなもやしを俺は大変重宝して来たが、どうやら今の価格は適正では無いようだ

近年のデフレにより販売価格の低迷状態に加えて原材料と人件費も高謄しているという

原料の緑豆の輸入価格高騰の理由は現地の天候不良だと言う

1月時点で2005年に比べて約3倍まで高騰しているそうだ

さらに発芽率も悪く生育不良で歩留まりが悪いと言う

そして人件費の高騰でとどめを刺され

2009年には全国で230社以上あった製造会社と生産者だが100社以上が廃業に追い込まれて現在では130社以下だそうだ

そのために今回の「もやし安売りし過ぎ」となったわけである

とにかく小売業者の人には度を超えた値下げ競争は辞めて1袋40円で売って欲しいという

俺はてっきりもやしの低価格はスーパーの起業努力で行なわれてると思っていたが、仕入れ価格自体も激安なのだろうか?

おそらくスーパーはもやしでは利益は出ていないであろう

もやし購入で浮いた予算を他の食材に回して欲しいという戦略だと思っていたが実際にもやし協会が安すぎと訴えるということは市場でも激安価格で取引されてるんだろうな

ただいきなり40円にしちゃうと一気にもやし離れが起きるんだろうな

「それなら他の野菜でも買うか」「もやし飽きて来たし」となるかもしれない

どの業界も同じだろうが一度下げた単価は中々あげれないからな

でもどこかであげて行かないとデフレ脱却は無理なわけで

いつまでたっても負のスパイラルが続くことになる

その一方で特別無くても生活には困らないような趣味の製品はどんどん値段が高くなって行く

ロレックスなんかの高級時計なんか30年前に比べるとビックリするぐらい高い

さすがに80万も出して買うような価値は無いと思うが

俺が買った頃は30万だったから買っただけで80万では買わなかっただろうな

ただロレックスの場合は売る時も高く売れるので、売り時さえ間違わなければ結果的にはお徳ではあるが

カメラだとハッセルブラッドも高く売れた

中古で15万で買って15年後に8万円で売れた

今は二眼レフが密かにブームらしいのでローライなど今のうちに売ってしまった方がいいかもしれないな

まぁ俺のはローライコードだがフレックスより軽いのでコードの方が実用的ではある

ただM型ライカとバルナックだけは手放せない

おそらくもう使うことは無いのだが

ロードバイクなどスポーツバイクも高くなって行く

シマノなどのパーツが値上げしてるのも原因なんだろうが

つくづくクロモリを買っておいて良かったなぁと思う

デザイン的にも廃れること無いし

おっさんになればなるほどクロモリの乗り心地の良さを実感出来る

それでいて平坦なら踏んだだけ加速してくれるし

後は俺が所有してる絵画もかなり高騰しているみたいだ

何を所有しているかはここでは言えないが

世界的に超有名なのに30年前なら学生でもローンで買えた物である

コレクター達が手放さない為に

ほとんど市場には出回ること無く確かな販売価格は分からない

コレクターが亡くなると一気に市場に出たりするのだが

しかしネットで検索すると同シーリズの物が俺が購入した値段の4倍以上に高謄していたりする

おそらく値段が下がることはない

でも買い取り価格ってどのくらいなんだろう?

30年

変わらない物もあれば随分と変わってしまった物もある

短いようだが結構長くもあるんだな

30年って

 

そしてもやしは40円で買おう

日本経済の為にも40円で

 

 

 

 

 

 

 

宮型霊柩車が絶滅の危機

宮型霊柩車

荷台に屋根が付き金箔や装飾などで豪華に飾った霊柩車である

子供の頃は霊柩車を見かけたら親指を隠せとか言われてた気がするが

あれは多分死を穢れとする神道からの影響なんだろうな

あとは黒猫も不吉だとか言われていてクロネコヤマトの宅急便を見かけた時にはみんなで親指を隠していた

今から思えばなんて失礼なことをと思うが

なにぶん子供のやることなので御勘弁願いたい

そんな宮型霊柩車だが近年では派手な葬送が敬遠されるようになったり

葬儀場や火葬場周辺の住民に配慮して宮型霊柩車は火葬場への出入りが禁止されてるところもあるという

そう言われれば最近はシンプルなワゴンタイプばかり見かける気がする

昔のような豪華な宮型はあまり見かけない

そしてついに大正9年創業の宮型の「元祖」と言われる大阪市鶴見区の霊柩車製造会社「セガワ」が、裁判所から破産手続きの開始決定を受けたのだ

セガワは業界では霊柩車製造の草分け的な存在だったと言う

原因としては霊柩車単価が下落と受注減少

少子高齢化で葬儀場は次から次へと建設されて火葬場も足りない状況なのに霊柩車製造だけは減少してたんだな

全国霊柩自動車協会(全霊協)によると昨年の4月時点での全国の霊柩車の数は約5000台で洋型とバン型が約8割で宮型は全体の1割たった650台だと言う

ちなみに平成12年が宮型のピークで約2500台あったそうだが、徐々に数を減らして平成21年には洋型を下回ったそうだ

料金体系は距離10キロで2万円から5万円だがこの料金も減少傾向だと言う

やはりデフレの世の中なんだろうな

葬儀屋業界は儲かってるイメージがあるが昔に比べると料金も厳しくなってるみたいである。そのうちトラックタイプの激安霊柩車も登場するのかもしれないな

そしてなんと既に平成16年には全国150カ所以上の火葬場で宮型霊柩車の入場が規制されていたというのだ

知らなかった・・・

しかし人間誰も皆死ぬんだし

死んだら忌み嫌う物のように扱われるのってなんか悲しいな

日本人なんて普段から適当にしか拝まない無宗教者ばかりなのに

こんな時だけ神道ぶって死者を嫌うなんて

大昔は当然のことながら霊柩車なんて存在すらしてなくて地域の人が担いで運んだそうだ

霊柩車が登場した時も当時の人達は遺体を車で運ぶことに対して抵抗があったという

確かにそうかもしれないな

大事に扱っていた死者の体を車でがたごとと揺られながら運ぶんだからな

俺も何回も棺桶は担いでるけど棺桶はかなり重い

あれを運ぶのはかなり大変だったと思う

アパートなんかだとドアから棺桶が出せないから台所のサッシを外して外に出したのだがあの時ほどキツかったことは無かった

部屋が狭いので大人数で担げない

そのうえ絶対にぶつけたりしないように大事に運ばなければならないのだ

昔の人はやはり凄いやと改めて思うのであった

だがそこは煩悩の多い人間だ

やがて楽が出来る霊柩車が一般的になりせめて車を豪華にしようと言うことで宮型霊柩車が作られるようになったという

しかし近年では自宅での葬儀が減り葬儀場での葬式が一般的だ

そして葬儀場から火葬場までのルートは通行止めにならない限りは同じな訳で

毎日毎日何回も宮型霊柩車が行き交うのを近隣の住民が「死を連想して不吉だ」と嫌い始めたのだ

そのためになるべく霊柩車に見えないタイプのシンプルな作りの車が増えることになった

そして宮型霊柩車製造の会社は倒産した

 

そのうち宮型霊柩車をしらない世代も増えてくるのだろう

たった100年ほどの文化だったが

個人的には宮型霊柩車は大好きで興味津々で見ていただけに残念である

しかし何故死者を嫌うのか?

俺にはその意味がわからない

死んでも人は人なのである

 

しかしその一方でアジアの仏教国では日本の宮型霊柩車が脚光を浴びているという

モンゴルなどでは「走る寺」と歓迎されているというのだ

死者を盛大に弔う国民性と見事に一致したのが宮型霊柩車だったのだ

同じ仏教国でも嫌われる国と喜ばれる国がある

これは日本の仏教神道と結びつき独特な変化をして来たためであろうが

葬式自体は別にやる必要は無いと俺は思う

もともの修行中のお坊さんが死んだ場合にのみ行なわれていた行事だし

今はまだ世間体があるので葬式を行う人が多いがそのうち激減するであろう

そうなったときに日本の小さなお寺って維持して行けるのだろうか?

奈良時代から日本の仏教は権力に欲を出して来たが明治政府が仏教に止めを刺したのが痛いよなぁ

妻帯OKになりやがて肉も魚も美味しく頂く

俺のほうが確実に禁欲生活してるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1斤68円の食パン

先日のことである

俺は行きつけのホムセンへの通り道にあるドラッグストアに寄ってみた

ここでは葛根湯を買うのみで他のものは買わない

何故か葛根湯だけはこの店が一番安いからである

そしていつものように俺は葛根湯を購入した

他のものは買わないと言っても暇なので一応店内はチェックして回る

とくに賞味期限が迫ったお菓子類などは要チェックだがろくな物が無い

そしてある物が目についた

1斤68円の食パンである

俺が知る限りは最安値だ

メーカーは某大手メーカー製

俺が大体いつも買う食パンの価格帯は98円である

たまに羽振りが良い時は140円程度の超熟などの普通の食パンを買うのだが

買うまでに5分ほど悩むことになる

もともと食パンは好きでパン屋の食パンなどは何にも付けずにそのままむしゃむしゃ食べたりするのだが

小麦粉が値上がりし出して普通の食パンが高価になり各メーカー激安系食パンが主流となってしまった

これらのパンは流石に焼かないと美味しく無いのである

焼いて何かを付ければまぁ食べられないことは無い

そして今回の68円の食パンである

丁度食パンを切らしていた俺は物は試しだと購入してみた

翌日の朝に俺は恐る恐る68円の食パンを1枚焼いて食べてみた

味がしない

俺が花粉症を患ってるからなのだろうか?

トーストした時に表面のサクサク感はあるのだが、中のもっちり感は皆無だ

そして味がしない

その時の俺はいつものように納豆トーストにして食べたのだが

今までで一番不味い納豆トーストだった

納豆トーストの納豆は3パック48円というアメリカ産の大豆(遺伝子組み換えではない)を使用した納豆でも美味しく食べられるのだが

納豆トーストのパンの部分を最安値の68円ものに変えると・・・

とても・・・不味いのである・・

もちろん納豆も高級品にしてパンも高級品にすれば最高に美味い納豆トーストが食べられるはずだが流石に毎日食べる物で朝からそんな贅沢は出来ない

俺は5枚切りを1枚食べるだけなので一斤98円の食パンだと1枚あたり約20円だ

そして納豆は一番多く購入する価格帯が88円で一パックだと30円ほど

つまり俺の朝食は一食50円ほどなのである

これをそれぞれ最安値品にすると食パンが1枚あたり14円で納豆が一パック16円となり一食あたり30円となるのだ

その差20円

不味いことさえ我慢すればカロリー的にもほぼ同じである

1日20円の節約で一ヶ月だと620円も節約できることになるのだ

620円と言えば物によっては文庫本が一冊買える値段

そして外食のランチ時に生ビールの中ジョッキが一杯飲める値段である

毎朝少々不味いのを我慢して食べるだけで月一の贅沢が手に入ると言うことに俺は気づいてしまったのだ

最初はあれほど不味いと思っていた激安系の98円食パンや第3のビールや2リットル800円ほどの紙パックの日本酒なども慣れてくれば、まぁなんとか我慢出来てしまう

一斤68円の食パンもいずれはこの味が標準だと思えるようになるのかもしれない

しかしこんなことやってるから価格競争で商品はどんどん安くなり

そのツケが味と食の安全に関わってくるのだろうが

中国産の鶏肉は薬漬けでかなりヤバイらしい

食べ続けると抗生物質が効かない体になるそうだ

コンビニなんかでも中国産の唐揚げが店頭に並んでるそうだが俺はコンビニではあまり買い物をしないので良く知らない

スーパーでも国産と表記されている唐揚げもあれば無表記の激安系も売っている

食べれば味は歴然なのだ

やはり無表記系は手を出さない方が良いのだろうな

激安弁当の総菜もヤバそうだし激安外食チェーンも同じだろうな

国産であれば国産だということを全面に出してアピールして来るはずだし

さらに地鶏なら地鶏を全面にアピールしてくる

地鶏でなければ大抵の場合は「国産若鶏」の表記である

いわゆるブロイラーだが国産なら良しとしなければ

先日は中国から持ち込んだ生の鶏肉から鳥インフルエンザが検出されたそうだし

やはり国産表記の無いのは辞めた方が無難かもしれないな

タイ産やブラジル産もまだ表記はされてるし

結局無表記なのは中国産だけ

逆に考えれば無表記イコール中国産となる

そういえばサンドイッチのサブウエイの鶏肉に大豆がかなり含まれてるというニュースがあったが俺なんかは逆にヘルシーだしいっそのこと100パー大豆でも良いんじゃないかと思ってしまう

まぁサンドイッチに限ってだが

ソイチキンサンド

食べてみたい

パンのかわりにライスサンドにして精進料理にもなるな

これで後ろめたさを感じることなくお坊さんでも食べれるって寸法なのである

 

いつのまにか話はずれてるが

今年は花粉は飛んでいるのだろうか?

コレからなのだろうか?

とりあえず今は薬で抑えれるレベルではあるが

周りで誰もクシャミしていないので実はまだ花粉は飛んでないような気がしてしまうのだが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

ホワイトデーの仕掛人は全飴協

今日はホワイトデー

俺自身はバレンタインデーとは縁のない人生を歩んで来てるのでホワイトデーなんか完全に忘れていた

朝起きて何となくめざましTVを見ていて今日がホワイトデーだと言うことを改めて認識したのだ

そういえば今月の始めにデパ地下のスイーツコーナーではカップルがわんさか群がっていて何やら限定商品があるみたいなので俺も覗いてみたら「ホワイトデーのお返しにどうですか?」なんて言われたので「義理チョコすら貰っていないので返す必要は無いのです」と答えたら店員のお姉さんも返答に困ってしまった

俺はただ自分で食べたいからと言うか試食目当てで覗いたのだが

なんかお互いに気まずい雰囲気になってしまったことを思い出したのだ

今から思えばあの時はやたらハート形のスイーツが売られていたような気がする

 

ホワイトデーはある日突然に騒がれ出した

俺が小学生の頃だったかなぁ?

何故か突然出現したイベントなのである

後にホワイトデーは日本独自のイベントだと知ることになるのだが

当時はマシュマロを送るとかTVでやっていて「マシュマロなんか貰っても嬉かないだろうに」とマシュマロがあまり好きでは無い俺は思っていたのだ

そんなホワイトデーの今日の昼に俺はいつものように58円のサンドロールを食べながらスマホをいじっていた

いい加減食べ飽きたサンドロールではあるが58円で昼飯を済ませられるメリットは非常に大きい

そして1個しか食べないので350〜400キロカロリーと低カロリーなのだ

おそらくOLよりも少ないカロリー摂取かもしれない

たった1個のサンドロールを少しずつ良くかんで食べれば結構腹が膨れるのである

栄養に関しては全くダメな食べ物であるが動く為のエネルギー補給としては優れているのだ

とりあえず夜まで体が動けば良い

そんな俺だがある記事が目についた

ホワイトデーの歴史とか書いてある

興味を持った俺は記事を読んでみた

ホワイトデーという言葉を初めて使ったのはアメ菓子の組合

全国飴菓子工業協同組合(全飴協)だった

そしてホワイトは飴の原材料である砂糖の白

この飴の組合が3月14日を「キャンディーを贈る日」として1980年に第一回ホワイトデーが開催されたそうだ

確かに俺が小学生の頃だ

当時複数の企業が自社商品でホワイトデー商戦を繰り広げていたそうだがとても小規模だったそうである

そしてコンサートなどの大規模なイベントでキャンペーンを展開して徐々に知名度を上げて行ったそうである

やはり裏には電通などの広告代理店が絡んでたんだな

その後1984年には55億円85年には70億円の売上があったという

いったい誰がそんなに飴を買ったのだろうか?

不思議である

少なくとも俺の周りでは飴を贈った奴は一人も存在しなかった

大都会の東京のみで行なわれてたのかもしれないな

しかし飴業界は自分たちでホワイトデーを独占したい訳ではなく幅広い業界に広まって欲しかったらしく特別に飴を贈るのではなく様々なプレゼントがお返しとして贈られるようになったそうだ

ただその他の贈り物と一緒に飴を添えて欲しいと言うのが全飴協の願いなのだ

しかしたぶんこの飴業界のささやかな願いを知っている人は少ないと思われる

飴なんか安い物だ

残念ながら俺は義理チョコすら貰えない男なので女性に飴を贈ることは出来ないが

全国のモテ男達は是非飴を添えてプレゼントしてあげて欲しい

のど飴や黒飴など

と思ったらどうやら3月は飴の売上が一番多いそうだ

果たしてホワイトデーの効果なのか?ただ単に花粉や季節の変わり目で、のど飴とかが売れてるだけなのか?俺には分からない

そして何故マシュマロ?

確かに色は白色だが

これにもちゃんと仕掛人が存在したのである

福岡にある和菓子屋の石村萬盛堂が3月14日を「マシュマロデー」として1978年から自社製品の菓子「鶴乃子」を売り出したそうだ

ん?1978年?

どうやらこの石村萬盛堂さんが3月14日を「バレンタインデーのお返し日」としてマシュマロを使ったお菓子を贈ろうとキャンペーンをしたそうだ

つまり「ホワイトデー」なる言葉を作ったのが全飴協で

「バレンタインデーのお返し日」を作ったのが石村萬盛堂さんなのだ

そう言うことか

このマシュマロが回り回って当時はホワイトデーにはマシュマロのイメージが出来あがってたんだな

ネットなんて無い時代だからTVやラジオでの話が口コミでジワジワと広がったのだろう

そして伝達する間に微妙に変化してホワイトデーにはマシュマロを贈ろうと言うことになったと想像されるのだ

ただ石村萬盛堂さんはあくまで「マシュマロデー」であり決して「ホワイトデー」では無かったのである

しかしマシュマロデーでの浸透は弱く売上も伸び悩んだ

そこでマシュマロの白を想起させる「ホワイトデー」として広めて行きましょうという提案がアリ了承したそうだ

そして決して飴やマシュマロに捕われること無く幅広いお返し商戦へと進化して今に至るそうだ

やがて時代はバブルになり3倍返しが当たり前の時代に突入

バブルがはじけてもその名残だけは残っていると言った所だろうか?

俺は全くバレンタインデーとは縁のない男なので一般の人が何を贈るのかは知らない

TVを見ていると下着を贈るとかのキャンペーンを展開していた時期もあったが

あれは成功したのだろうか?

 

結局贈り物って相手次第だからな

まぁ俺には関係のないイベントではある

でも歴史を知ると飴だけは買ってみようかなと思うのであった

自分でなめるけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017パリ〜ニース第8戦

2017年パリ〜ニースの第8戦

最終決戦である

31秒差をひっくり返したいコンタドールと死守したいエナオモントーヤの争い

この日は距離も短く高速の山岳バトルが予想されたが

中継が始まると最後から二つ目の1級山岳で既にパンタノが最後かのような引きを見せている。残り51キロだ

昨日に引き続き強力な引きを続けるパンタノ

今日もコンタドールが攻めの走りをするかと思われた所、残り50キロ地点で早くもコンタドールがアタック

まさに中継が始まるのを待っていたかのようなアタックである

実況解説も見てる側もまだ頭の整理が付いていない

何名の逃げがあってどの位置にコンタがいたのか?そして他の総合のライバルは?

コンタドールのアタックに最初はエナオも必死に食らいつくが次第に遅れ出す

どうやら24名という大量の逃げがあったみたいだが1級山岳に入りパラパラと逃げのメンバーが千切れてくる

そんな集団を吸収しながらコンタドールは単独で走り続けた

やがてマイケル・マシューズがチームを超えてコンタドールに協力する

今年からサンウェブで走るマシューズ

サンウェブはジャイアント・アルペシンからスポンサー変更になったチームだ

ジャイアントから離れたアルペシンは今年からカチューシャ・アルペシンとしてカチューシャのスポンサーになっている

本当に毎年ややこしい

そんなマシューズの協力を得てコンタドールは後続との差を少しずつ広げて行く

残り46キロ地点でその差は35秒を超えた

残り41キロ地点でエナオのグループが後続のメイン集団と合流

この中には総合争いのメンバーが勢揃いしている

そしてスカイのアシストも含まれている

アシストと先頭を引いてくれる他チームの協力を得たエナオであったが先頭ではUAEコンタドールに協力して引き始めてその差は40秒を超えてしまう

残り22キロ、42秒差をつけて先頭のコンタドールグループは最後の1級山岳へ入る

21キロ地点で50秒差

追走のメイン集団ではアシストを使い切りエナオ自身も引き始める

しかしコンタとのタイム差は少しずつだが開いて行く

先頭はコンタドール、デラクルス、ソレール

クイックステップのデラクルスは後続にアラフィリップとDマーティンがいる為に先頭交代はしない

モビスタのソレールはステージ狙いと表彰台狙いのゴルカ・イザギーレが後続にいるのでこれまたコンタには協力はしない

ただひたすら一人で先頭を引き続けるコンタドール

後続ではリッチーポートがアタックを仕掛けるなどして追走のペースアップを計るが差は無情にも広がって行く

エースばかりの集団なので中々ペースも上がらない

社長ばかりの集団では仕事がはかどらないようなものであろう

「仕事してるのうちばかりでしょ」「お前も引けよ」「いやいやここはあなたが引いて下さい」「うちは関係ないし」様々な思惑が絡んでいる追走集団だ

なんとか自分の力を使わずにコンタに追いついてもらって最後に飛び出してやろうと誰もが考えてしまうのだ

一方先頭ではコンタドールが一人で引くしかない展開なのでただひたすらゴールを目指すだけである

残りの二人は金魚の糞のようにくっついて最後の最後でコンタドールを差してしまえばいいだけなのだ

と思ったらソレールがいきなり飛び出した

しかもコンタドールとチームカーのポポビッチが話している所を引き裂くかのような不意打ちアタック

ソレールの不意打ちアタックにコンタドールは付いて行けない

デラクルスもここは様子見なのかコンタドールと一緒に走ることを選択した

そして何故か突然前を引き出した

ステージを取れとのチームオーダーなのか?後続にチームメイトが2人いるのに?

ステージ優勝に向けてガンガン走るソレールだったが下りで協力体制となったコンタドールとデラクルスに追いつかれてレースは振り出しに戻る

その後の中間スプリントでコンタドールがボーナスタイムを2秒GET

コンタとエナオのタイム差は微妙なラインで推移していく

残り5キロでタイム差は37秒

しかもライバルチームのデラクルスまで引いてくれるありがたさ

そこで引いて大丈夫なのか?と見てる方も心配してしまう

やっぱりDマーティンの総合よりデラクルスのステージなのだろうか?

残り2キロで28秒差

おそらくボーナスタイムを含めて数秒の争いになる

もうTV画面から目が離せない今年のパリ〜ニース

ダゾーンでティレーノを見てる場合ではないのだ

追走はバーレーンメリダの協力を得て先頭に迫り来る

先頭ではついに残り1キロを切りコンタドール、デラクルス、ソレールのスプリント勝負に

デラクルスの戦略でソレールが遅れコンタドールとデラクルスのスプリント勝負

しかしコンタドールにはゴール前での駆け引きをする暇は無い

ただ1秒でも早くゴールを目指すだけ、その為にコンタドールに付き位置で良いデラクルスが最後にコンタドールを交わしてデラクルスがステージ優勝となった

コンタドールは惜しくも2位でゴール

ボーナスタイムは6秒GETだ

そして後は待つだけ

後続のエナオのタイムを

後続もかなりスピードが上がっている

タイム差が18、19、20、21

エナオモントーヤゴールラインを通過した

 

パンタノがコンタドールに声をかける

言葉は分からないがダメだったみたいな雰囲気が伝わってくる

コンタドールへのインタビューが始まる

残念そうな表情を見せるコンタドール

そして結果が出た

 

その差2秒

たった2秒差でチームスカイのセルジオルイス・エナオモントーヤが総合優勝に輝いた

サイクルロードレスは人生と同じである

あの時ああしてれば、過去を振り返っても既に遅い

長いレースの中で瞬間瞬間の判断が2秒の差となり勝敗を決める決定的な差となってしまうのである

 

総合成績

1位 セルジオルイス・エナオ(チームスカイ)      

2位 アルベルト・コンタドール(トレック・セガフレード)   +02秒
3位 ダニエル・マーティンクイックステップフロアーズ)   +30秒
4位 ゴルカ・イザギーレ(モビスター)            +1分"
5位 ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップフロアーズ)+1分22秒
6位 イルヌール・ザカリン(カチューシャ・アルペシン)    +1分34秒
7位 ヨン・イサギレ(バーレーンメリダ)          +1分41秒
8位 ワレン・バルギル(サンウェブ)             +4分07秒
9位 サイモン・イェーツ(オリカ・スコット)         +4分39秒
10位 トニー・ギャロパン(ロット・ソウダル)         +9分14秒

 

ポイント賞

ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップフロアーズ)

 

山岳賞

リリアン・カルメジャーヌ(ディレクトエネルジー)

 

新人賞

ジュリアン・アラフィリップ(クイックステップフロアーズ)

 

チーム総合

クイックステップフロアーズ

 

終わってみれば最終日にステージ優勝をGET、総合3位にDマーティン、ポイント賞と新人賞にアラフィリップ、そしてチーム総合に輝いたクイックステップは大成功の最終日であった

スカイもフルームが観客として見守る中でなんとか総合優勝

エナオ自身もキャリア最大の勝利である

トレックも新戦力のパンタノとコンタドールの活躍。ツールが楽しみだ

 

それにしてもやはり今年はJスポーツでフランドルが見れないらしい

ミラノサンレモもアムステルゴールドレース

なんか寂しい春になりそうだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

41歳男が正当な理由無く懐中電灯を携帯して現行犯逮捕とパリ〜ニース第7戦

福岡県でのできごとである

福岡県大野城市にて41歳の土木作業員の男が軽犯罪法で現行犯逮捕された

その理由が「正当な理由が無く懐中電灯を持っていたから」と言うのだ

懐中電灯と言うのは「他人の邸宅又は建物に侵入するのに使用されるような器具」に当たり他にはハンマー、タイヤレンチ、金槌、ニッパー、スパナ、ボルトカッターなど様々な物が該当するという

そして過去にはペンライトの携帯でも裁判で有罪判定された例があるというのだ

ちなみに俺は自家用車、仕事の車に懐中電灯は常備してある

それは仕事での使用や夜間に車の故障や道路への落とし物などに対処する為であるが

そもそも小さなマグライトは常に持ち歩いている

だいたい吉田カバンの某シリーズにはカバンにマグライトが付いて販売されている物もあるのだ

では何故懐中電灯を持ち歩くのか?

それは夜間や暗い場所で何かが起きた時に使う為である

いわば「あったら便利だなぁ」の用心のため

まぁ最近ではスマホに懐中電灯アプリがあるので小さなマグライトは必要ないのだが

「ん?」「ちょ、待てよ」

スマホに懐中電灯アプリがあるということは、スマホ以外の懐中電灯を携帯する正当な理由が無くなる可能性もある訳である

「だってあんたスマホ持ってんじゃん」なんて警察に言われたら何も言えないであろう

そうなるとスマホを携帯すること自体がもはや犯罪?

「あんた何でスマホ持ってんの?そのスマホの懐中電灯アプリ使って泥棒でもしようとしてんじゃないの?」と警察に言われたら気の弱い人は「ごめんなさい」と言ってしまうかもしれない

果たして「いつか使う時が来るかもしれないから携帯してます」と言うのが正当な理由になるのか?

それで人生が決まってしまうのかもしれないな

ドラマの北の国からでは五郎さんが雪に埋もれた時に、たまたま携帯していたナイフのおかげで一命を取り留めた話があった

俺が小学生の頃は鉛筆はナイフで削るように指導されていたので常にランドセルには肥後守を常備していた

大人になってからも様々な用途で使用する為に10徳ナイフみたいなものは持ち歩いていた。俺のはレザーマンの奴でペンチとして使える奴だが

ナイフも缶切りもドライバーも付いているのだ

コレは自転車で遠出する時なんかも携帯するが、たぶんこれもダメなんだろうな

「自転車のワイヤーを引っ張る為」とか説明しても意味通じないんだろうな

たぶん「普通のペンチでいいでしょ」とか言われるのだろうが出来れば自転車旅の時は小型に一つにまとめたい物である

そしてこれらは万が一の時の為に携帯するだけであって必ず使用する物ではない為に果たして「正当な理由」と判断されるのかどうか疑問でもある

そもそも俺のロードバイクのサドルバックには常に小型の工具と小型のハサミが積んである

そしてそれらは「隠して携帯」と言う非常に不利な条件に当てはまってしまうのだ

警察がその気になればいくらでも逮捕出来る

果たしてどこまでが正当な理由になるのか?

非常に興味深い事件である

 

そういえば10代の頃は護身用として車に馬鹿でかいマグライト積んでたけど

あれなんか確実にアウトなんだろうな

 

 

パリ〜ニース第7戦

クイーンステージである

最初に2級を登って1級を超えるしばらくアップダウンを繰り返して1級登って1級の登りゴール

確実に総合が動いてしまうステージである

1位のアラフィリップと2位のギャロパンは「そこそこ登れるパンチャー」でありクライマーではないからである

調子が良ければトップクライマーにも付いて行けるが・・・・

もう平坦ステージは無いだけにこの日でデマールとコカールのスプリンターがリタイア

中継が始まると残り41キロでプロトンとの差は2分20秒差

逃げているのはカルメジャーヌの一人逃げだ

どうやら1級山岳で逃げ集団の中から一人飛び出したみたいだ

プロトンにはまだ有力選手は残っている

アラフィリップも苦しい表情だがなんとか付いて行く

そして逃げとの差は順調に詰まって行った

先頭のカルメジャーヌが山頂を超えた時にはプロトンとの差は1分13秒

ここからはしばらく下りになる

下りきった辺りでゴティエ、ウリッシらが飛び出しカルメジャーヌに合流

この時のプロトンとの差は48秒

ここから最後の1級山岳を登りきればゴールである

1級山岳に入るとプロトンはトレックのパンタノがペースアップ

あっという間に逃げ集団は吸収されてしまう

その後もパンタノとスカイのニエベでペースアップ

キツイ展開に持って行きライバル達を蹴落とす作戦だ

そしてコンタドールエナオモントーヤの調子も良いと言うことかもしれない

ハイペースな展開に総合1位2位アラフィリップもギャロパンも遅れ出す

クイックステップはここでプランCの発動である

本来の総合のエースDマーティンがまだ粘り強く残っている

残り6キロで再びパンタノが強烈なペースアップでメイン集団が割れる

遅れたのはモビスタ勢とザッカリン

とにかく凄いパンタノの引き

残り5キロで最後のペースアップをしてこの日の仕事は終了だ

そしてここからはパンタノの思いを託されたエースコンタドールの出番である

フグルサングとリッチーポートが様子見のアタックをしかける

そしてこの日一番調子が良さそうなリッチーポートが何回もアタックを重ねて

ついに残り3キロで抜け出した

すかさずコンタドールエナオモントーヤが反応するも差は広がって行く

リッチーポートは総合争いには関係ない為に行かせても問題ないと言う判断であろう

コンタ達について来るのは粘り強いDマーティンだ

単独でジワジワ追いあげてくる

一方先頭ではリッチーが独走態勢で余裕のステージ優勝となった

あとは総合の順位争いだ

コンタドールエナオが熾烈な争いを繰り広げるも最後でコンタドールが力強いダンシングでぐいぐい加速してエナオモントーヤを引き離しリッチーから21秒差の2位でゴール

流石にパンタノにあれだけの仕事をさせたら、ただでは帰れないコンタである

アシストの仕事が報われた瞬間だ

3位はエナオモントーヤかと思われたが後から不滅の男Dマーティンがぐいぐい迫り来る。最後は僅かにエナオを交わし2位でゴールした

サッカーでもそうだがアイルランド人は非常に粘り強く最後まで諦めない

やはり育って来た環境なのだろうか?

 

最終ステージを前にして総合の順位は大きく変動

 

1位 エナオモントーヤ

2位 Dマーティン  30秒差

3位 コンタドール  31秒差

4位 ゴルカ・イザギーレ  1分差

5位 アラフィリップ  1分22秒差

 

実質的にエナオとコンタの争い

Dマーティンとゴルカ・イザギーレの3位争いだろうな

今日は最後の1級で抜け出しての下り勝負だろうか

下ってからの平坦がどのくらいあるのだろうか?

パンタノの下りに付いて行くコンタが転ばなければ良いが

まだここでは無理して欲しくは無い