鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

レゴランド家族向けリゾートを目指す

名古屋市に誕生したレゴランド

夏休み突入だが客の入りなど一切公表されないので

一体どんな状況なのかさっぱりわからない

さすがに暑いのでGWのような客足はないのかもしれないな

それとも熱中症対策で日陰が増えてたりするのだろうか?

そのレゴランドだが第2期工事の概要がわかってきた

レゴランド・ジャパン」の運営会社のトーベン・イェンセン社長が26日に毎日新聞のインタビューで語ったのだ

まずは来年にホテルが開業する

ホテルは8階建てて1階から2階が水族館になる

水族館の名称は「シーライフ」

直訳して命の海

近くのガーデン埠頭には名古屋港水族館がすでにあるが、シーライフは体験型水族館を目指すという

「生き物に触ったり、生態について学べたりする仕掛けをつくる」とトーベンさんは語る

これにより名古屋港水族館とは差別化ができてお互いにwin-winの関係になれると思ってるんだろうな

ホテルの場所はレゴランド正面入り口の東に建設中

延べ約1万6000平方メートルで、客室は252室

水族館シーライフは2~3時間程度で見て回れる規模だという

トーベン曰く「初日にレゴランドで遊んでホテルに泊まり、翌日は水族館に行ける。家族で過ごせるリゾート施設を目指したい」と

そして水族館の料金はレゴランドとは別料金となる

さらに水族館では生き物ショーも開催予定だが決してイルカやアシカやシャチなど知能の高い生き物のショーではないと明言した

イワシトルネードとかクラゲふわふわとかそんな感じだろうか?

なるべく水族館の値段は高くならないようにしたいと語るが・・・

レゴランドとの共通券で割引料金設定ぐらいあるのだろうか?

この辺りの詳細はまだ決まっていない

全国的に高すぎるテーマパークとして名を馳せたレゴランド

トーベン氏は「今後もニーズに合った新チケットの検討は続ける。近くに住む人が利用しやすい形態も考える」と

メインターゲットの家族連れが多く訪れており、年間来場目標の200万人は「達成できると考えている」と改めて強調したが・・・

とにかく2018年にはホテルと水族館が完成する

果たして陸の孤島のあの場所に宿泊したい人がどれだけいるのか未知数だが

そして完全子供向けの水族館

レゴランド客以外の集客を見込めるのだろうか?

シーライフがどんか感じになるのかわからないが、やはりすぐ近くに名古屋港水族館があるのはマイナス要素だと思うが

名古屋港水族館は大人から子供まで楽しめる

しかしシーライフは今の情報だとレゴランド同様に小さな子供がメインターゲットになりそうだ

このターゲット層の幅の狭さがレゴランド苦戦の原因の一つだということに早く気づいた方がいいのでは?

それとも薄々気づいてはいるが絶対に認めたくないとか?

日本人って外人さんが思ってるほど金持ってないからな

おそらくレゴランドと水族館はレゴランドの予想を裏切り1日で回りきると思う

そして2日目はさてどこに?

でも家族で両方回って飲食して併設ホテル宿泊

かなり裕福な家庭じゃないと到底無理だな

大丈夫かなぁ?

 

 

 

 

 

名駅ひさだ家で穴子天丼、一本揚げ

ツールが終わって7月も後半だ

しかしこの日は朝から曇りで蒸し暑さはあるものの比較的過ごしやすい

とはいえ外を歩けば汗が吹き出てくる

昔昔に京都のよーじやで購入したハンドタオルが部屋の奥底から発掘されたので最近よく使っている

当時は男がハンドタオルなんてやわなものを持ち歩くことが恥ずかしくて、新品のまま奥深くへと仕舞い込まれていたものだ

タオルでありながら顔の脂も除去してくれる優れもの

しかしおっさんの脂は相当手強いもので吹いても拭いても脂が染み出してくるのだ

そんな脂まみれの俺であった

そして昼飯の時間である

こうなったらとことん脂まみれになることを選択した俺は以前から気になっていた天丼を食べることにした

電話がかかってきた

どうやら8月3日は予定が入ってしまった

仕方がない

でも悪くない仕事だ

俺はこれで決心がついた

予算より百円オーバーだったあれを食べることに決めたのだ

今が旬の穴子

やはり魚は旬の時に食べるのがいい

鯖寿司など旬の外れた時期のものも、それはそれであっさりとして夏にはこれがまたいいのであるが

穴子を食べるなら今がいい

ちょうど土用の丑もあったことだし

細長い魚は何かと気になるのだ

そして早いところ鱧も食べておかないと旬を逃す

とは言っても鱧は秋に再び美味しさを取り戻すのでそれほど心配は必要はない

ちなみに穴子も鱧もウナギ目

大きな大きなくくりで言えば同じウナギなのだ

みんな細長いしな

穴子の場合は旬の季節はそれほど脂は乗っていない

しかしさっぱりとした味が好まれるために6月から8月が旬とされている

その一方で脂至上主義の方々も存在する

その時は10月から12月が脂ノリノリでこちらが旬だと主張する人々も存在する

要するに旬なんてものは自分が食べて美味いと思った時が旬である

穴子もサバも

脂ノリノリがいい人も脂少なめさっぱり系が好きな人も存在するのだ

一つの魚で2度おいしいと思えば両方の時期に食べ比べてみるのも面白い

さすがに「つな八」などの天ぷら屋で食べるほど羽ぶりは良くない

安く穴子天が食べれる店は名駅の地下街にもあるが、通常メニューではないため仕入れがあった時しかメニューに乗らない

俺はまだ1回しか穴子天定食に遭遇していない

そこで俺は常時穴子天丼がメニューにある店に決めた

JR名古屋駅の広小路口にあるキュイジーヌマルシェ内の「ひさだ家、名古屋」である

以前に選べる松花堂弁当を食べたところだ

JR東海が運営するこの店はリーズナブルな値段ながら何を食べても安定感抜群である

特別な日に食べる料理ではなく毎日食べたくなるような味付けだ

この店のレギュラーメニューとして穴子天丼、一本揚げは存在している

しかしこの店に来ると選べる松花堂弁当が食べたくなる

そして店先にはカレーライス復活の文字が

カレーもいいな

だが今日の俺は穴子を食べるためにやってきたのだ

この店のいいところは座席の幅に余裕があり、隣の人と干渉しないことである

名駅の店でも違うエリアだと、ぎゅうぎゅう詰めで一人でも多く客を入れようとする守銭奴スタイルの店が多い

こういった店はガラガラの時でないと食べるのを躊躇してしまう

よほど美味ければ別であるが

俺は二人掛けのテーブルに案内された

優雅にソファーに腰を落とした俺はすぐに注文した

メニューを見てしまうと心変わりが発生する可能性があったからだ

穴子天丼と生ビール」

生ビールは黒ラベルと恵比寿がある

この日も俺は恵比寿にした

なんかその方がめでたい気がしたからだ

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暑いに夏には生ビール

しかし店内はエアコン完備で俺には寒いぐらいだ

そしてその中で飲む生ビールはそれほど美味しくはない

これは真夏の宿命

やはりビールは炎天下で飲みたい

俺は冬の料亭で八寸をつまみに瓶ビールを飲むかのようにゆっくりとゆっくりと生ビールを飲みながら天ぷらが揚がるのを待った

隣のテーブルではサラリーマンのおじさん二人組

松花堂がメニューの中から好きなものを4つも選べることに衝撃を受けていた

「4つも!」「4つも!」

よほどのことがなければ同じ言葉を2回は繰り返さない

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俺は目の前の天丼を見た

穴子天丼、一本揚げ

ギリギリだがはみ出している

衣を除けばかなり際どい

しかし紛れもなく丼からはみ出しているのだ

ご飯は比較的良心的な量が入っている

エビフライで有名な某店の天丼は衝撃を受けるほどのご飯の少なさだったが

穴子の他には海苔、大葉、かぼちゃ、ナス、レンコン

小鉢にはきゅうりとキノコの和え物だ

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この小鉢も決して付け合わせでなく場面によってはエースを張れるほどの味付けである

この辺りの安定感はさすがだ

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俺は穴子天丼を一口食べた

あっさりとした穴子

脂のノリ具合がちょうどいい

それだけによく噛まないと味がすぐに消え去ってしまう

タレはかかってはいるが少なめだ

そのためにタレがかかってない部分はダイレクトに穴子の味が感じられる

でもここに塩を振ることができたら俺はどんなに幸せだろうか

フランス、ヒマラヤ、沖縄

どの塩にしようか?

しかし俺のマイ塩は家に置いてある

俺は生ビールを飲んだ

かぼちゃの天ぷらは美味い

かぼちゃだけはスーパーのふにゃふにゃ天ぷらでも美味い

まるで天ぷらになるべく生まれてきた野菜だな

他の天ぷらは値段で言えばコスパ抜群の味

さすがに天ぷら屋と比べてはかわいそうだ

値段が全く違うしな

約千円なら、よは満足じゃ

しかし、どうにもこうにも箸で食べにくい天丼である

天ぷら部分は箸

ご飯はスプーン

非常にめんどくさい

この辺りもっとガツガツ食べたいな

箸のみで

 

穴子天丼 一本揚げ 1100円

エビス生ビール   560円

合計        1660円

ごちそうさまでした

 

 

ツールが終わった寂しさから俺は一冊の本を購入した

 

ガーデン

ガーデン

 

 ガーデン

森見氏の夜行以来の単行本の購入だ

簡単に言えば植物男子のお話

本来モテモテなんだが植物を偏愛して生身の女性に興味は持てない話

俺の場合は植物も女も二刀流

しかし全くモテナイという問題を抱えているが

同じ植物男子というか植物おっさん

ちょっと気になる話である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上野動物園パンダの赤ちゃん名前募集

東京都が上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃんの名前の募集を開始した

期間は7月28日から8月10日まで

上野動物園のHPの専用フォームか郵便はがき上野動物園内の応募箱にて応募できる

名前はカタカナのみ

漢字やアルファベットなどはダメみたいだ

最近は外人にもカタカナは人気みたいだしな

文字制限はなくて一人一点までしか応募はできない

ちなみに母親の名前はシンシンである

東京都と東京動物園協会で作る選定委員会が最終決定を下して、パンダの赤ちゃん生誕100日記念日に発表するという

ちなみに100日目は9月の下旬

忘れた頃の発表となる

母親のシンシンはただいま献身的に子育て中

赤ちゃんは順調に成長している

担当者が言うには「健康に育ってほしいという思いがこもった名前を応募していただけるとうれしい」と語る

これが採用されるヒント

コンテストと言うのは自分の自信作を応募するのではなく、あくまで審査員の好みのものを応募するのが鉄則である

すくすく健康への思いのこもった名前

それが採用される名前である

かなり多くの名前が応募されることであろう

そして昔存在してたパンダの名前は採用されない確率が高い

リンリン、ランラン、カンカン

このぐらいしか思い出せない

調べてみた

カンカン
ランラン

フェイフェイ
ホアンホアン
チュチュ 
トントン
ユウユウ

リンリン
シュアンシュアン 

リーリー
シンシン

傾向としては同じ文字を繰り返す

最後に「ン」がつく名前が多い

これから考えると

ウランウラン」なんか傾向的にはバッチリはまる

ちなみにウランウランは2017年のツール・ド・フランスで総合2位に入った選手である

俺も応募しようと思っている

個人的にはアーナンダ、シャリホツなど釈迦十大弟子から取りたいが確実に選ばれない

でもやっぱり「ウランウラン」っていい名前だな

ちなみにフルネームはリゴベルト・ウランウラン

1987年1月26日生まれの30歳

国籍はコロンビア

ミックジャガー似の渋い男

脚質はオールラウンダー

現在キャノンデール・ドラパックに所属している

父親も自転車選手

しかしウランが14歳の時に父親が『麻薬カルテル戦争』に巻き込まれて殺害される

一家を支えなくてはならないウランは宝くじの販売で生計を立て一家を支えた

そして16歳の時にプロ自転車選手になるべく、メデリンヘ移住した

その後ウランの活躍はすごい

2012年ロンドン五輪 個人ロード 銀メダル

2013年ジロ・デ・イタリア総合2位

2015年個人TTコロンビアチャンピオン

2017年ツール・ド・フランス総合2位

苦労人だし

やっぱり「ウランウラン」かな

 

 

 

ツール・ド・フランスでの獲得賞金

先日無事に今年もツール・ド・フランスが終わった

優勝はフルームで通算4勝目となる

そのフルームが総合優勝したことで獲得した賞金は50万ユーロで約6450万円だという

ロードレースは表彰されるのは個人だが基本的にチーム競技なので賞金はチームの選手とスタッフ全員で分配するシステムとなっていたりする場合が多い

そのためにこの優勝賞金がそのままフルームの稼ぎとなるわけではない

で、今回2017年のツールでチームスカイとして獲得した賞金は約9250万

ちなみにツール・ド・フランス全体で提供される賞金総額が約2億9444万円

スカイだけで3分の1の賞金をかっさらったことになる

2番目に稼いだのがキャノンデール・ドラパックで約3140万円

3番目がサンウェブで約2295万円

4番目にAG2Rで約2234万円

逆に1番獲得賞金が少ないのがコフィディスで約248万円しか稼げなかったそうだ

新城幸也所属のバーレーンメリダも初日でエースを失い、目立った活躍が出来ずに獲得賞金は約258万円だった

正直スカイの約9250万円という金額でも少ないと思う

選手だけで9人そしてスタッフもかなりの人数を揃えてきたことだろう

みんなで9250万円なのだ

これ以外に参加費みたいなものは一切ないはずである

あんな過酷な3週間を戦って優勝を勝ち取ってもチームとして1億も稼げないなんて

これでは毎年のようにスポンサー撤退でチームが消滅するはずである

ツールを勝つには1年間の準備期間が必要だ

全てを犠牲にしてツールのために準備して戦い優勝しても1億稼げない

総合2位のキャノンデールなんか一気に下がって3140万円しかない

命をかけて戦っているのに以外と安いんだなと思ってしまった

そしてやはりステージ1勝は金銭面でも非常に大きなものなんだなと

コフィディスの248万円なんか本当にかわいそうになってくる

ブアニ一人の給料だけでも相当な値段のはず

9人出場して3週間で248万円

一人当たり27万5千円

一般のサラリーマンでも稼げる金額だ

こんな状況でチームが運営していけるのが逆にすごいな

やはり逃げてスポンサーアピール

来年もお金出してくださいアピールは大事なんだなと改めて思ったのであった

 

そして今回のツールでの全走行距離は3540キロ

その中でフルームは平均41キロで走りきったそうだ

リタイアした人数は31名

これは去年2016年より6人も多いとのこと

世界最強逃げ屋のトーマス・デヘントは11ステージで逃げて合計1047キロを逃げた。しかし総合敢闘賞はフランス人バルギルの手に

選考委員会のメンバーは、ほとんどがフランス人

相変わらずあからさまなことをやるもんだ

逆にフランス人はすごいな

これが日本人だらけの選考委員会だったら日本人がどんだけ活躍しても日本人は選ばないような気がする

 

 

今日は土用の丑の一回目

スーパーではウナギウナギウナギ

予想された通り今年は多少安かった

それでもまだまだ高いな

そもそも絶滅しかけている魚を国を挙げて国民に食べましょうと勧めるイベントはおかしい

そろそろ土用の丑は中止にした方がいいのでは

もともとなんの意味もない販促イベントなんだし

特にコンビニやスーパーに牛丼屋

これらのウナギ販売は規制を強化するべきだ

売れ残った廃棄ウナギを少なくするためにも予約販売のみにするとか対策が必要だと思う

このままでは本当にウナギが食べられなくなる

そして今の旬の魚は穴子である

ウナギと同じ細長い系の魚

土用の丑穴子を食べる日に変えた方がいいのでは?

 

 

 

 

 

 

割り込みフルーネウェーヘン4勝フルーム

2017年ツール・ド・フランス第21ステージ

いよいよ最終ステージ

スタート時は198名だったプロトンも167名にまで減った

3週間の長き戦い、選手も視聴者もこの日だけはお祭り気分である

パリ・シャンゼリゼを目指すプロトン

スタートしてからパリの周回コースに入るまではパレードランだ

俺がツールを好きなった理由の一つがこの最終日のパレードラン

ライバルたちもパリの周回コースまでは終戦協定

3週間走りきったご褒美、同僚、同国同士、お友達同士

時に悪ふざけ、そして談笑

みんな仲良くのんびりとパリを目指す

優勝チームはチームカーからシャンパンをもらい乾杯だ

まずはマイヨジョーヌのフルームが

そしてスカイのチームメイトにもシャンパンが配られカメラマンもスタンバイ

さぁ乾杯だ!

「ん」

キリエンカだけシャンパンがない

「ん」なぜかマシューズがシャンパンを持っている

そして飲み干し逃げるマシューズ

どうやらマシューズがキリエンカのシャンパンを飲んでしまったみたいだ

コンタドールから話しかけてフルームと会話している

この光景も今年で最後なんだろうか?

前日のTTがよかっただけにもう1年ツールを目指して欲しい

本人もこのままでは終われないのでは?

ひとかたまりで淡々と山を登るだけのメイン集団は見たくはない

今年も開かれるコロンビア人会

コロンビア人が集まって記念撮影

今年の中心はウラン先輩だ

フルームはプロトンのメンバーに挨拶しながら後方へと降りていく

後方に待ち構えるのは総合最下位のチームメイト、ルーク・ロウ

総合1位と最下位が並んで記念撮影だ

途中で女子レースの映像が流れる

特別ルールで開催されたレースが非常に面白そうだ

そして日本の女子も世界に近い場所で戦っている

今年のツールはTTが少ないためにクライマー向けだと言われていたが

バルデとかピノとかバルギルとか

しかし開けてみれば勝敗を分けたのはTT

結局フルームは第一ステージのTTでの貯金を切り崩し20ステージのTTで再び貯金して総合優勝した

山岳ステージの難易度が低かったために総合系同士の差があまりつかなかった

それを最初からスカイは見抜いていてフルームはTTに特化した練習を重ねてきたそうだ

そしてなんでもかんでも除菌除菌と隔離

後半に風邪などで体調を崩す選手が多かったのをみるとスカイの抗菌オタク作戦も大成功だった

来年は日本人アスリートみたいに常にマスク着用とかになるのかもしれないな

とにかく勝つためならなんでもやるスカイ

小さなことだが勝敗を分けたのも確かだ

ワンティのオフルドがアタックする

どうやら彼の地元を通るらしい

昔はよく見られたファミリーアタック

選手の地元を通る時にプロトンに許可をもらい先行させてもらい地元の人への凱旋アピール、そして家族や友人と触れ合うのだ

ツールを走る選手は地元のヒーロー

誰であれ大歓迎される

突然ランダが単独で飛び出す

バルデと1秒差もありおふざけアタック

この日はきちんと終戦協定が結ばれている

スカイとAG2Rのチームカーが横に並び監督同士がお互いの健闘を讃えて握手を交わした

AG2Rのゴティエがカメラに向かって紙を見せている

コースプロフィールと思われる紙には何やら手書きのメッセージが

後ろでは元同僚のローランがハートマークを作り

「キャロリン!」

どうやらキャロリンとはゴティエの彼女で紙に書かれたメッセージはプロポーズ

ツールを走りながらの公開プロポーズである

彼女はゴール地点に来ている

返事はゴール後にということみたいだ

ヴォクレール十大弟子の一人シリル・ゴティエ

幸せになって欲しい

そして新城もゴティエとは元同僚だ

その新城は最後尾で恒例の日の丸を振っている

今年もバッチリと国際映像で映してもらえた

フルームがメカトラでバイク交換

またシマノ製品の不具合だろうか?

いよいよセーヌ川が見えてくる

エッフェル塔も目の前だ

空にはフランス空軍がトリコロールを描いている

心配された天気もなんとか持ちこたえている

そしてプロトンは周回コースへ

パレードランはここまでだ

スプリンターたちの最終決戦が始まる

まずは通常通り逃げ合戦が始まる

インピー、シャバネル、ブルグハートなど9人の逃げが決まる

うかうかしてると逃げ切られてしまうメンバーだ

スプリントチームも前方に出て追撃開始

スーパー敢闘賞をバルギルに持ってかれたデヘントが怒りの引きだ

確かにバルギルの逃げは見せ場を作った逃げが多かったが、デヘントは1000キロ逃げた男

一体何キロ逃げればスーパー敢闘賞がもらえるのか?

審査員のほとんどはフランス人だそうだ

残り40キロで15秒差

残り30キロで20秒差

残り20キロで14秒差

着実に逃げとの差を詰めていく

ヴォクレールは最後尾でファンに手を振る

ホアキンプロトンの先頭に出てお別れの挨拶をしたが

ヴォクレールの定位置は最後尾だ

やはり彼にはこの位置がよく似合う

フランス人低迷の中でマイヨジョーヌの夢を見させてくれて、常にアタックを繰り返す走りでファンを魅了したヴォクレールも今年のツールで引退だ

ありがとうヴォクレール

メルシーヴォクレール

スプリントチームの本気引きに強力な逃げメンバーも吸収寸前

残り12キロ

すると今度はトニー・マルティンがメイン集団から一人飛び出した

さすがにマルテインを逃がしてはいけない

一気にメイン集団は逃げを飲み込んだ

ここからはスプリントに備えて位置取りだ

危険回避なのかスカイが先頭に出て集団をコントロールする

この辺り徹底しているスカイ

抗菌しまくるだけのことはある

そのうち道路まで消毒を始めるんじゃないかな

スカイのコントロール下で最終回に入る

アスタナのグルズジェフがアタックする

これにクイックステップの元シクロクロス世界チャンピオンのスティバールが反応

おなじみの道路端っこの石畳のない部分を走り集団との差を広げる

最後の凱旋門を回る

新城がチームメイトを引き上げながら先頭へ出る

ここで仕事ができるのはさすがである

残り3キロでスティバールは吸収

再び一つの大きな集団に姿を変える

スプリンターチームがトレインを形成

激しい位置取り

ルーブルのトンネルをくぐる

ジャンヌダルクも最後の見送りだ

そして崩壊

残り1キロ、フラムルージュを通過

ストレートからゆるい左コーナー

そして最終右コーナー

フルーネウェーヘンがカチューシャのトレインに割り込む

しかもクリストフの前だ

残り300メートル

ロットNLのフルーネウェーヘンが先頭に押し出される

番手にはクリストフ

まだスプリントしたくないフルーネウェーヘン

後ろを確認しながらタイミングを計る

今だ!

フルーネウェーヘンがスプリント開始

クリストフが番手に付ききれない

離されるクリストフ

横からボアッソンハーゲン、ブアニが迫り来る

そして後方からグライペルが一気に迫ってくる

逃げるフルーネウェーヘン

カメラはグライペル勝利を見越してグライペルを撮影

しかしフルーネウェーヘンの勢いが止まらない

慌ててカメラが前方を映す

手を挙げるフルーネウェーヘン

雄叫びをあげながら何回も何回もガッポーズ

スプリンターの夢舞台を制したのはロットNLユンボのフルーネウェーヘンだった

先行逃げ切り

 

強豪スプリンターをねじ伏せてシャンゼリゼの歴史に名を刻んだ

ゴール後顔を両手で覆って号泣したフルーネウェーヘン24歳

また一人スプリンター戦国時代に名乗りを上げた

 

フルームをはじめ総合勢も無事にゴール

鉄人アダムハンセンも連続グランツール完走記録を18に伸ばした

新城選手へのインタビューが始まる

スタジオの飯島さんも質問する

あの二人の直接会話は今だにドキドキする

本人たちはなんとも思ってないのかもしれないが

表彰式が始まる

フルームの奥さんと子供が来ている

果たして子供は理解してるのだろうか?

ツール4勝の偉業を成し遂げたパパのことを

バルギルのご両親は泣いている

サイモン・イェーツには母親が迎える

本当に誇らしい息子達だろう

奇跡の双子だ

個人的にスーパー敢闘賞の赤い服着たお姉さんが1番好みだ

向かって左側の明るめのブロンドヘアー

表彰台にはヴォクレールが上がる

来年のツールはヴォクレールの地元バンデがスタート地点だ

 

今年もツールが終わった

様々なドラマ、感動を残して

そして本格的に夏が始まる

守った1秒バルデ、復活のウラン、今年も流れるゴッド・セイヴ・ザ・クィーン

来年はランダがスカイを移籍して他チームのエースとしてツールに帰ってくる

リッチーポートも復活を遂げるだろう

バルデにウランの逆襲

スカイ移籍の噂のキンタナはどうなる?

ジロチャンピオンのデュムラン

イタリアの誇りニバリとアル

フルームといえどもツール5勝は簡単には行かないかもしれない

今から来年のツールが楽しみで仕方がない

俺もまた1年、無事ツールが観戦できるように頑張らねば

なんか今年も乗り切った感じがとても清々しい

そして今年もなんか寂しい

それがツール・ド・フランスである

また来年

 

 

最後にメルシーヴォクレール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1秒差ボドナール、1秒差バルデ

 2017年ツール・ド・フランス第20ステージ

総合系の最終決戦

マルセイユでの個人タイムトライアルだ

距離は22・5キロ

後半にぽこっとコブがあるがほぼ平坦なコース

勾配はあるが距離が短い

特別にバイク交換するようなコースでもない

山岳系よりもTTスペシャリストが活躍するコースだ

後半に現れるコブの頂上には教会があるそうだ

ノートルダム・ド・ラ・ガルド教会で標高116メートル

ノートルダムというのはマリアのことみたいだ

そんなマリア様が見守る中での最終決戦

マルセイユサッカー場からスタートしてゴールする

天気は快晴で風もほとんどない

まさにTT日和である

総合順位が1番下の選手から順番に出走する

最初はスカイのルーク・ロウだ

総合順位は最下位だがツールでの彼の働きは誰もが知るところである

自分が仕事する場面できっちり仕事をこなし、後は翌日に備えて体力温存でのんびりゴール

その結果が最下位である

まずはキャノンデールテイラー・フィニーのタイムが基準となる

怪我の影響もあるが本来ならTTのスペシャリストである

そのフィニーのタイムを大きく上回ってきたのがボーラのボドナール

サガンのアシスト

サガン兄弟と常にチームを共にし、サガンと同じレースを走る

サガンにとってなくてはならないアシストだ

去年のツールではサガン、フルーム、トーマスと共に抜け出してサガンが逃げ切り勝利

サガンが「あいつは早い」というだけあって

自分のために本気で走ったボドナールは暫定一位のタイムを叩き出した

そのあとに登場するのが現TT世界チャンピオンのトニー・マルティン

カチューシャとしてもどうしても欲しいツールでの1勝

新スポンサーはドイツのアルペシン

そしてスポンサーと共に移籍してきたのがドイツ人のトニー・マルティン

そしてドイツスタートの今年のツール

何が何でも勝たなければならない

しかしマルティンのタイムは思ったほど伸びない

中間でもボドナールより遅い

結果マルティンは14秒遅れの4位に終わった

その後オリカのインピーなども好タイムを叩き出すが

ボドナールには届かない

そして大歓声の中、今年のツールで引退のヴォクレールが登場

彼がツールからいなくなるのは寂しい

フランス中がメルシーヴォクレール

感謝の気持ちを伝える

ボドナールのタイムに限りなく迫ったのが同じポーランド人のクウィアトコウスキー

そして彼はポーランドのTTチャンピオンだ

第一計測ではボドナールより6秒速く走る

続くコブのてっぺんの中間計測では1秒リード

しかし最後の区間でタイムを落としてボドナールから1秒差の2位となった

連日のフルームへの献身的なアシストとしての働きを考えたら実質は彼がトップなのかもしれないな

山岳では完全停止するまでアシストしてのこのタイム

やはりサガン同様すごい選手だ

途中でフランスのサッカー選手パパンが紹介される

懐かしいパパン

今はコフィディスのアンバサダーをやってるらしい

 

サッカーだと俺はキング・カントナが好きになり、そしてトヨタカップでのプラティニ

あの頃はフランス好きだった俺

体操服の短パンはアディダスが流行る中で一人ルコックを履いていた

そんなことを思い出すパパン

ACミラン時代しか知らないが、その前はマルセイユだったんだな

誰もボドナールのタイムを上回れない

レースは総合上位の争いに突入する

コンタドールが登場

かなり気合の入った表情だ

彼もツールは今年が最後だと言われている

そのコンタドールが中間計測では驚きのクウィアトコウスキーと同タイム

まるで全盛期のコンタドールを思わせるかのような走りだ

3週間のコンディション維持は難しいがポイントポイントでは活躍できる力がまだ残っている

コンタドールは21秒遅れの総合6位でゴール

バルギルを交わして総合成績を9位まであげた

そのバルギルは終始笑顔のリラックスムードで最後のTTを楽しんだ

彼にとっては山岳賞が何よりも嬉しいお土産だ

新人賞争いはサイモン・イェーツがマインティーズと同タイムゴール

歴史的快挙の双子での2年連続ツール新人賞を確定させた

去年はアダム今年はサイモン

すごい双子だ

いよいよ総合4位のランダがスタート

TTはあまり得意ではないランダだが、なかなかいい走りをする

51秒遅れの15位だ

あとは表彰台を目指してウラン、バルデのタイムを待つのみ

ウランがスタート

総合系の中では比較的TTは早い

元同僚のフルームもウランをよく知ってるだけに実質のライバルはウランだと考えている

しかしさすがにフルームを脅かすほどの走りは無理だ

だが総合2位は目の前

沿道のフランス人はウランに対して「ゆっくり走れ」と

しかしそうはいかない

コロンビア旋風の先駆者ウラン先輩は表彰台2位に向けて走った

最後のコーナー

ややスピードオーバーだ

危ない!!

左足を外してバランスをとりバイクをフェンスにぶつけながらもリカバリー成功

リッチーの落車の時に続いて神業リカバリ

なんとか総合2位を手中に収めた

残すはバルデとフルーム

大歓声で送り出されたバルデだったが様子がおかしい

マリア様のコブの登りでリズム良くダンシングができない

なんか変な汗も出ている

かなり調子が悪そうだ

フランス人としてのプレッシャーなのか?

体調不良なのか?

バルデのタイムが全く伸びない

これではフランス国営放送もフルームの中間計測を表示できない

フランス人のわずかな希望を打ち砕いてしまうからだ

それでも大声援の中で必死に走るバルデ

後ろには黄色い姿が

フルームがどんどんせまってくる

ランダとのタイム差を考えた場合に2分遅れでスタートしたフルームに抜かれたら4位転落

限界を超えた走りでサッカー場へと戻ってくるバルデ

しかしその背後の光の中黄色い姿が

ランダとのタイム差が微妙だ

5.4、3、2、

ま、守った!

1秒差でランダを交わして3位キープ

ギリギリのところで表彰台を確定させた

その差1秒

明日のゴールで総走行距離3540キロ

その差1秒

たったの1秒でランダは表彰台を逃した

 

フルームは危なげない走りで6秒差のステージ3位

安堵の表情で4回目のマイヨジョーヌを確定させた

あとは明日シャンゼリゼを走り抜けるのみである

 

総合の争いは終わった

マイヨジョーヌ フルーム

2位      ウラン 54秒

3位      バルデ2分20秒

終わってみれば1分2分の差に

やはり今回のようなTTの少ないツールでもクライマー系がフルームを倒すのは難しいのだろうか?

唯一対抗できるのはデュムランなのかもしれない

 

そしてステージ勝利はボドナール

同国のTTチャンピオン、クウィアトコウスキーとの差は1秒

ボーラにとっても嬉しい1勝

そしておそらく1番喜んでいるのはサガン

献身的なアシストの彼に対して去年逃げた時にサガンはボドナールにステージ優勝を譲るはずだった

しかしフルームがアタックしたために仕方がなく自分がステージをとってしまった

それがこの日ボドナールは自身の力でステージを勝ち取ったのだ

 

総合の戦いは終わった

しかしまだパリ、シャンゼリゼが残っている

世界中のスプリンターが夢見る舞台

誰もがここで勝つことを目標に頑張っている

最後のスプリント勝負

前半はいつものようにパレードラン

お互いをたたえ合いながらパリまでサイクリングする

パリに入ると一矢報いたい小集団の逃げが発生する

かつて別府選手もシャンゼリゼで逃げて敢闘賞を獲得した

しかしシャンゼリゼでは簡単には逃してはもらえない

残されたスプリンターチームが逃げを吸収して最後のスプリント勝負へ

最後は各チームトレインができるはず

トレインといえばロットソウダルでグライペル

勝って終わりたいサンウェブの緑マシューズ

怪我してるけどクリストフ

もう1勝欲しいディメンションデータのボアッソンハーゲン

今年のツールで最速スピード出したロットNLユンボのフルウェネーフェン

デマールはいなくなったけどコフィディスのブアニ

UAEのベン・スイフトもヴィヴィアーニ移籍前に結果を残したい。エーススプリンターは俺なんだと

そして新城所属のバーレーンメリダのコロブレッリ

コロブレッリが遅れた場合は新城がスプリントする可能性も十分にある

なんせ初出場のツールで集団スプリント5位に入っている

フラムルージュ過ぎて最終コーナー直前からのベンナーティのロングスプリントなんて見てみたい

しかし各スプリントチームがそれを許さない

誰が勝つのか?

僅差のスプリント勝負

そして再びシャンゼリゼで吠えるゴリラ

優勝 グライペル

2位 マシューズ

3位 ボアッソンハーゲン

 

これが今年最後の予想

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真判定はいらないボアッソンハーゲン

2017年ツール・ド・フランス第19ステージ

アルプスを超えてプロヴァンスへ向かうスプリントステージ

しかし逃げ屋にとっては最後の希望

この日も逃げたい選手は多くレース開始から激しいアタック合戦となった

新城は集団後方

おそらくチームからエーススプリンターのコロブレッリの世話係に任命されている

期待してただけに残念だ

どうやらこの日はベルギーの独立記念日だそうだ

そのためかベルギーの選手が多く逃げに乗ろうとする

レースはハイペースで進み逃げが決まらないまま3級山岳へ

スタートから35キロ走りようやく20名ほどの逃げが決まる

逃げ屋、総合系、スプリンターなどあらゆるタイプが混ざり合った逃げ集団

バークランツ、モレンマ、ギャロパン、ブランビッラ、デヘント、シャバネル、カルメジャーヌ、ベンナーティ、ベンスイフト、ボアッソンハーゲンなど

逃げ集団の中で1番総合タイムがいいのはモレンマで47分遅れ

スカイは明日のTTに備えて楽なコントロールができる

スカイにとってこの日は体力温存ステージ

逃げ切りされても全く構わない

行きたいチームはどうぞどうぞ状態だ

スプリンターチームにとってはこのステージを逃すと最後のシャンゼリゼのみになる

スポンサーのためにも取れるものならステージ勝利が欲しい

しかしツールも後半

アシストも人数を減らして疲労困憊

クリストフは怪我の影響でスプリントには参加しない模様

これでカチューシャの引きはなくなる

トニーマルティンの明日のTTに全てをかける方針だろう

UAE、ディメンションデータは逃げにスプリンターを送り込んだ

ロットソウダルも逃げにデヘント、ギャロパンを送り込んでいる

コフィディスも誰かいたな

サンウェブはマシューズのポイント賞確定のため無理する必要もない

一番怖いのは落車だからだ

安全な場所で緑のマシューズを大事に大事にシャンゼリゼまで運ぶのみだ

スプリンターチームで仕事しなければならないのはバーレーンとロットNLユンボ

コフィディスのブアニはデマールリタイアから覇気がない気がする

やはり憎きライバルの不在はモチベーション的に大きいのかもしれない

こうなってくるとスカイのコントロールでどんだけ差が開こうが逃げに選手を載せてないスプリントチームは前に出てこない

完全にこの日のレースを放棄

少ない人数で20人の逃げ集団を捕まえる力がツール後半の彼らには残っていないのかもしれない

中間スプリントはデヘントが一位通過

取れるものは全て取る男だ

残り80キロでタイム差は8分15秒

後半は下り基調でレースが進むことを考えると集団スプリントに持ち込むギリギリのタイム差だ

しかし動かないスプリントチーム

どうやらこの日は逃げの20名でのレースになりそうだ

残り60キロ

依然としてタイム差は8分

この時点で完全にメイン集団のレースは終わった

逃げ集団の中では次第にステージ勝利に向けた争いが出てくる

細かなアタックが続くが決定的なものにはならない

残り30キロ、9分45秒差

残り20キロ、9分45秒差

全くレースは動かない

 

すると残り19キロ、ゆるい上り坂の横風区間でオリカがペースアップ

オリカは逃げに二人メンバーを入れている

オリカのペースアップで集団は真っ二つに分断する

後ろにはベンスイフトやモレンマが取り残されてしまう

先頭集団はデヘント、ケウケレール、バークランツ、ボアッソンハーゲン、アルント、ジェスベール、アルバジーニベンナーティシャヴァネルの9人だ

この中で1番要注意なのはボアッソンハーゲン

厳重な警戒態勢で逃げる先頭集団

シャバネルがローテーションを飛ばすものの追走との差は広がっていく

15秒

残り10キロを通過した

残り9キロ

先頭グループでアタック合戦が始まる

ジェスベールを皮切りにスプリント勝負は不利な選手が早駆けに入る

しかしすかさずチェックに入る吸収、再びアタックが繰り返される

そして訪れる牽制

こう着状態

風は向かい風、抜け出すだけの力がない

残り5・5キロ

シャバネルアタック!

ジェスベールが続くがケウケレールがチェック

今度はアルバジーニ

しかし決まらない

残り4キロ、ボアッソンハーゲンがアタック

デヘントが逃がさない

お互いに牽制

ロータリーを利用して再びボアッソンハーゲンがアタック

今度のアタックはキレがいい

そこにアルントがつくが残り2キロでボアッソンハーゲンが踏み込むとアルントは離されていった

残り1キロ、フラムルージュ通過

先頭は独走ボアッソンハーゲン

残り500メートル、アルントも追いつけない

10秒差だ

今度は写真判定なんか関係ない

そのままボアッソンハーゲンが独走で余裕の逃げ切り勝利

序盤でエースを失ったディメンションデータがようやく今年のツール初勝利を勝ち取った

 

メイン集団は仲良くサイクリング

総合の順位は動かず

選手たちは体力を温存

最終決戦は今日の個人タイムトライアル

フルームとの差は

2位のバルデが23秒

3位のウランが29秒

TTの力で見ればフルーム優位で次にウランが優位だ

しかしメカトラ一発でひっくり返る可能性のあるタイム差

まだまだ何が起こるかわからない

特に今年のフルームは運に見放されてるような気もする

 

今日の20ステージ個人TT予想

途中にコブがある

このコブがどれほどのものか分からないが

一癖あるTT

マルティン、ログリッチェ、フルーム

この辺りが優勝候補か

 

優勝 ログリッチ

2位 キリエンカ

3位 マルティン

4位 フルーム

 

ウランはバルデより早い順位

総合はマイヨジョーヌがフルームで2位にウラン3位バルデだな

でもこの予想が当たらない方がツールは面白くなる

フルームまさかのメカトラもあるかもしれない

いよいよ最終決戦

今日は眠れないな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山岳王バルギル

2017年ツール・ド・フランス第18ステージ

アルプス2日目

最終山岳ステージの登りゴール

決戦の地はイゾアール峠だ

最後の山岳ステージとあってこの日も逃げたい選手は多い

総合とは別に逃げ切りステージ争いになる可能性も高いからだ

すでにポイント賞も山岳賞もほぼ確定状態

争いはステージと総合系に絞られる

レースがスタートする

この日も果敢にアタックを仕掛ける新城幸也新城幸也

しかし簡単には逃がしてはもらえない

小集団で抜け出してもプロントンの動きが止まらない

とにかくチームとしてステージ一勝を狙いたい

そんな総合とは関係のないチームと前待ち作戦の総合系チーム

入り乱れてのアタック合戦だ

やがてスタートから14キロ地点で54人の巨大逃げ集団が形成される

その中にアスタナは3人送り込むことに成功

アル最後の攻撃のための前待ち要員だ

その他のチームも複数名逃げ集団に入る

体調が良ければ十分ステージが狙える選手も多数入った

そして逃げメンバーの中で1番総合タイムがいいのがフォルトゥネオのフェイユで33分遅れだ

最悪30分先行させてもスカイ的には全く問題はない

メイン集団はスカイがコントロール

逃げとの差は少しづつ開いていくが常にコントロール下に抑える

コロンビア人が3人並んで談笑しながら走る

パンタノ、キンタナ、ウラン先輩だ

今日はコロンビア連合もあるのかもしれないな

先頭の逃げ集団からは3級山岳に入りカルメジャーヌとデヘントがアタックする

山頂をデヘントが1位通過で山岳賞最後の抵抗を見せる

逃げ集団の中で細かな動きはあるものの決定的なものとはならずに大集団のままスプリントポイントへ

ライバル不在のコロブレッリがポイントゲット

ポイント賞では3位につける

あとはマシューズとグライペルがリタイアとなれば緑ジャージが転がり込んでくる

今年は呪われてるかのようなポイント賞ジャージ

まだまだ油断はできない

1級山岳に入るとシカールがアタック

すかさずアスタナのルツェンコがチェックに入る

そこにギャロパン、アタプマが合流して4人の先頭集団を作る

54人の逃げ集団はここで崩壊する

力無き者は脱落していく

この1級山岳をルツェンコが1位通過したことでバルギルの山岳賞は確定した

あとはパリまで走るだけだが

下りに入ると後方からパラパラと追いつく選手も

10人ほどで逃げるがうまく回らない

ギャロパンがブチ切れる

この時に3名が逃げ集団から抜け出した

先頭はアスタナのルツェンコ、フォルトゥネオのアルディ、コフィディスのエデだ

一方メイン集団はこれ以上差を広げたくないと

この日のバルデがステージをとってボーナスタイム10秒が欲しいAG2Rがスカイの前に出て集団を引き始める

逃げグループからゴティエが合流

これにより逃げとの差はどんどん縮まっていくがAG2Rはアシストを削っていく

そしてレースは最後の超級山岳イゾアール峠へと入っていく

先頭ではルツェンコが単独で抜け出す

追走にはUAEコフィディスが2名づつ、あとはギャロパンだ

メイン集団とのタイム差は4分15秒

十分に射程圏内だ

追走からエデが脱落

メイン集団では逃げから落ちてきたデヘントがメイン集団へと合流

デヘントはバルギルと握手を交わし、共に山岳賞を争ったライバルとして勝者バルギルを祝福する

先頭は残り8キロ地点でアタプマが追走集団から単独で飛び出し先頭のルツェンコを追う。そしてこの日はコロンビアの独立記念日である

やがて先頭のルツェンコを捉えて単独先頭に

メイン集団からはAG2Rのハイペースな引きでアルが何もすることなく遅れ始める

なんとか踏ん張っては再び遅れて追いつく

かなりのハイペースで引き続けたAG2Rがついにアシストを使い切る

そして再びスカイがレースをコントロール

フルームは別にステージはいらない

しかしどうしてもステージが欲しいバルデたち

すると既に山岳賞を確定させたバルギルだがステージ優勝目指して飛び出す

これに反応したのがコンタドール

やがて前からモレンマが降りてきてコンタドールに合流して2両編成の急行となる

先頭はアタプマ2位ルツェンコで3位にバルギルが上がってくる

スカイはまだアシスト3人を残している

Dマーティンが攻撃を仕掛けるがスカイに潰される

キンタナが脱落、そしてアルも力尽きた

クウィアトコウスキーが仕事を終える

まさにオールアウト、完全停止だ

残り5キロ

バルギルがコンタドールをぶち抜く

残り1・5キロ

先頭のアタプマに追いつき一騎打ちに

そして残り1キロフラムルージュ

バルギルが加速する

ついにバルギルが単独で先頭へ

快調に登りをこなすバルギル

アタプマを引き離し独走に入る

そしてこのイゾアールの山頂を両手で天を指差してゴール

ツール2勝目

そしてステージ勝利での山岳賞確定

やはり登りゴールの山頂をトップで登ってくる水玉ジャージは絵になる

 

フルームがランダに何か話している

行けランダ!

突然ランダがメイン集団から飛び出した

フルームマークで動けないバルデたち

ランダは単独でどんどん登っていく

一方メイン集団は牽制状態が続く

誰も動かないのか?動けないのか?

すると今度はバルデがアタックだ!

動くならここしかない

すかさずフルームとウランがチェックする

すると逃げから落ちてきた同じフランス人のギャロパンがバルデをアシストし始める

まさかのフランス人連合

最後の力を振り絞りチームを超えて同国のライバルであり友人でもあるバルデをアシストするギャロパン

しかし残り2キロ

短い下りに入る手前でフルームがアタック

下りを利用してどんどん差を広げるが捕まる

そこに先行していたランダが再び合流

ランダが引く

フルーム、バルデ、ウラン残り1キロを通過

残り400メートル

ここで再びバルデがアタック

最後の力を振り絞った全開のアタックだ

最後の総合系スプリント勝負

しかしフルーム、ウランを引き離せずタイム差なしのゴール

先頭のバルギルから20秒遅れでゴールした

 

優勝 バルギル

2位 アタプマ

3位 バルデ

4位 フルーム

5位 ウラン

 

バルギルは結果的に総合9位にまでジャンプアップ

将来はマイヨジョーヌを狙いたい宣言

ジロ制覇のデュムラン

ツール、ポイント賞のマシューズに山岳のバルギル

今後サンウェブは嬉しい悩みを抱えそうだ

 

今日は3級山岳が3つあるも基本的には平坦ステージ

なんとかステージが欲しいスプリンターチームだが

逃げ屋にとっても最後のステージ

スカイもサンウェブも明日は逃げ切られても問題はない

レースはカチューシャ、コフディス、ロットソウダル、ロットNLユンボ、ディメンションデータあたりが牽引することに

しかしアシストも疲労困憊で逃げとの差は縮まらない

そこで最後のチャンス

今日の予想は

逃げ切り新城幸也

2位は総合敢闘賞へ向けてデヘント

3位にヴォクレール

完全に希望的予想だな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

K点越えログリッチェ

2017年ツール・ド・フランス第17ステージ

いよいよアルプスに突入だ

逃げ切り可能なステージも残りわずか

総合エースのための前待ち作戦要因とともに、この日も多くの選手が逃げに乗りたいところだ

183キロの山岳ステージ

最初に2級登ってスプリントポイント、超級1級超級下ってゴール

特に最後の1級のテレグラフ峠を超えると超級ガリビエ峠はすぐにやってくる

長い長い2段階峠みたいな感じだ

スタート開始直後から激しいアタック合戦が始まる

新城もチャレンジするが決まらない

逃げが決まらないままレースはハイスピードで進んでいく

スタートから20キロ地点

かなり大きな落車が発生

端にいたカミングスなどはかなり遠くまで自転車ごと飛ばされた

幸いに柔らかい草むらに転がり大きな怪我はなさそうだ

テレビ画面に緑のジャージと赤白の水玉ジャージが映る

ポイント賞のキッテルと山岳賞のバルギルが落車に巻き込まれた

おそらく1番逃げに乗りたかったバルギル

バイクはフロントフォークが破損したが体は大丈夫な模様

スペアのバイクですぐに走り出した

問題なのはキッテルだ

かなりジャージが破れていて手足から出血もしている

そしてかなり痛そうだ

今日はマイケルマシューズとの中間スプリントポイント争いのためになんとしてでも2級山岳を集団内で越えたかっただろう

そのキッテルが落車、負傷した

これでこの日のポイン獲得は絶望的

痛みをこらえながらバイクにまたがり走り出すもシューズのクリートが壊れていてペダルにはまらない

かなりのタイムロスで再出発、その後メディカルカーで治療を受けて走り続けるも

途中リタイアとなってしまった

サガンカヴェンディッシュ、デマールに続いてキッテルまで

スプリント激戦時代の主役たちがまた一人、シャンゼリゼを目前にしてツールを去った

マイヨヴェールを着たままで

落車の発生と同じくして巨大な逃げ集団が形成される

サンウェブがマシューズのためのペースアップからだろうか

マシューズ、デヘント、モレンマ、ニコラス・ロッシュ、アタプマ、パウエルスなど有力メンバーが逃げに乗る

2級山岳山頂でマシューズがスプリント

デヘントを交わして一位通過

この日遅れたバルギルのためのアシストだがデヘントから笑いながらもネチネチ言われるマシューズ

しかしこの後は仲良く二人で先頭グループを作った

追走の巨大逃げ集団との差は1分以上メイン集団までは5分付いている

スカイの名アシスト、キリエンカ

常に無表情で淡々と集団を引き続ける彼だが、どうやらマッサージの時は冗談ばかり言ってるとの情報がスカイの宮嶋マッサーを通して中野さんから入る

この時点でどんなギャグなのか気になって半分レースに集中できなくなる

気がつくと中間スプリントポイント

逆襲のデヘントにも期待したがマシューズが定石通りにスプリントポイントゲット

この後でキッテルはリタイアすることとなるが、マシューズがポイント賞の首位となる

スプリントポイントを通過しても逃げをやめないマシューズ

デヘントとともに先頭を逃げ続ける

そしてそのまま最初の超級山岳へと突入した

後ろからはコフィディスのナバーロが合流

さすがにマシューズはここまで

勾配のきつい区間で脱落した

メイン集団からはキンタナがアタック

そして吸収

しかしこれにより動きが出て今度はコンタドールがアタック

風邪を引いた時のパブロン同様早め早めのコンタドール

これがあるからコンタドールは面白い

キンタナも再びアタックして二人仲良く追走集団を追うべくメイン集団から飛び出した

超級山岳はデヘントが一位通過

追走するコンタドールに逃げグループから降りてきたゴグルとパンタノが合流

3両編成だがトレック列車の完成だ

このままでは終わらない

最後になるかもしれないツールでステージ取って全世界へ向けてバキューンだ

グングン加速するトレック列車、車掌はコンタドール

やがて長い長い下り区間コンタドール特急は逃げ集団に追いつく

先頭の二人も吸収されて24名の先頭集団へと姿を変えた

一方メイン集団も50人ほどに人数を減らしている

その差3分だ

レースはついに1級のテレグラフ峠へと突入する

メイン集団から3分40秒のアドバンテージを持って1級の山頂を超えて下りに入る

この時、逃げ集団は12人に絞られた

いよいよ最後の超級山岳ガリビエ峠

ゲスト解説の土井選手のTシャツにもガリビエと入っている

一体どこで買えるのだろうか?

すると先頭集団からロットNLユンボのログリッチェが飛び出す

スキージャンプで頂点を極めた選手だ

突然現れた選手だがTTが早いのは知っている

果たしてこのツールの山岳ステージをこなせるのだろうか?

このログリッチェの動きにコンタドールとパウエルスが反応

すかさずナバーロ、アタプマ、マティアス・フランクが付いていく

この動きで先頭は6人に

山頂まで残り6キロ

グリッチェが再びアタックを仕掛ける

これには誰も付いていけずに、そのまま独走態勢に入る

メイン集団までは2分40秒

脱落していくキンタナ

スカイはアシストを3人残して万全の態勢だ

山頂まで3キロ地点でバルデ、Dマーティンの複合攻撃

遅れるアル

必死に追いつくアル

再び遅れるアル

メイン集団には落車したバルギルも追いついてきている

なんとか少しでも上の順位でガリビエを超えたい

メイン集団からは新人賞のサイモン・イェーツが脱落

どこか死角があれば双子のアダムと交代しても誰も気づかないのに

ガリビエの山頂はログリッチェ、アタプマ、バルギルの順番で通過

なんとか超級3位通過でほっと胸を撫で下ろすバルギル

後は下るだけだ

そしてコンタドールは山頂付近で吸収された

下りに入るとアタプマが遅れる

メイン集団は仲良くローテーションしながら下っていく

危険な下りだ

一つのミスで崖下へと転落する

アルが遅れてるだけに少しでもアルとの差を広げたいメイン集団だが

先頭のログリッチェとの差が縮まらない

結局下りを終えたところで先頭との差は1分15秒

残り10キロだ

ペースが落ちることなく独走するログリッチ

さすがにTTスペシャリスト

逃げ切り確定

余裕の独走勝利で恋人と家族が待つゴールへと飛び込んだ

まさかこのアルプスの山岳ステージで彼が勝つなんて誰が予想できただろう

見事な逃げ切り勝利であった

そしてスロベニア人初のツールステージ勝利

去年のジロでもステージ優勝

ロード選手になってまだ5年である

 

一方メイン集団はログリッチェから1分13秒遅れてゴールへやってきた

この日も見られる総合エース同士のスプリント勝負

やはりパンチ力ではウランが一枚上か

そんな顔をしている

ウラン、フルーム、バルデの順番でゴール

ボーナスタイム6秒でウランが2位に浮上

しかし3位のバルデもウランも同じく、フルームとの差は27秒だ

 

コンタドールは2回目の敢闘賞を獲得

しかし今回も悔しそうなコンタドール

他の選手にあげればいいのになと思うが、ツイッターでの投票も含まれる今年の敢闘賞

コンタドールの人気は相変わらず高いのかもしれない

今年は後半型に調整してきたフルーム

今日はいよいよイゾアールの登りゴール

TTを覗くと最後の総合争いのステージ

ここで勝負をかけないとバルデ、ウラン、アルのマイヨジョーヌは絶望的だ

しかしここにきっちりコンディションを合わせてきたフルーム

最後の早め早めのコンタドールが再び見られるのか?

3級超えてスプリントポイント

ここでは意地のマシューズが確実に取りに来る

その後1級山岳、ここでバルギルが動く

下ったら最後の超級イゾアール

大きな逃げ集団ができたとしてもこの峠で吸収されるだろう

疲労困憊の中で唯一自由に動けて登れる選手はバルギルぐらい

しかし確実に総合の戦いが勃発するステージ

アルは早めに仕掛けて自滅する

Dマーティン、バルデ、ウランとフルームに対して総攻撃を仕掛ける

しかし彼らがまず倒さなければならないのはラスボスフルームではなくランダである

総合上位勢の前にたち塞がるランダ

そして残り2キロでフルームアタック!

誰もついていけない

 

18ステージ予想は

優勝 フルーム

2位 バルデ

3位 ウラン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横風マシューズ

2017年ツール・ド・フランス第16ステージ

休息日明けのスプリントステージ

休息日でリフレッシュした選手も多いが

体調を崩した選手も

ジルベールジョージベネットといったエース級の選手が、パリまで辿り着くことなくリタイアとなった

この日のコースは165キロ短い

最初に3級4級山岳を超えて後半は平坦になる

風が吹かなければ何も起こらないステージ

そしてこの日の主役候補の一人キッテルが山を越えることができれば何も起こらないステージ

しかしツールはそれほど甘くはない

スプリントステージとはいえ獲得標高は2000メートル

総合に関わる山岳ステージなら休息日明けは平穏にと言う空気も流れたりするグランツール、この日はスプリントと逃げのステージ

普段アシストをしてる選手たちがチャンスをつかむステージでもある

風は南から強風が吹き荒れている

何かが起こる予感

スタート直後からアタック合戦勃発

なかなか決まらずに集団は3級山岳へ突入

そこからまたアタック合戦の結果

デヘントにシャバネル、新旧逃げ屋を含む5名の逃げができる

そしてこの中にはワンティのデハントも

デヘント、デハント間違えやすいので注意が必要だ

集団はサンウェブがコントロール

今回のツールでサンウェブが狙うのはバルギルの山岳賞とマシューズのポイント賞だ

そしてこの日はマシューズのポイント賞に向けてチームは仕事をすることになる

おそらくはスタートからゴールまで

とりあえずは中間スプリントポイントを1位通過を目指す

そしてキッテルよりもなるべく前で取りたい

そのためにスプリントポイントまでに逃げを追いかけて吸収しなくてはならない

今年は意外なほど山が登れている進化系キッテル

この日も何とかこなすのでは?と予想してたが

サンウェブのペースにキッテルが遅れ始める

これを知るとサンウェブは全開で山を登り集団を引き続けた

どんどん遅れるキッテルを含んだグループ

その中にはブアニも含まれていた

まだ追いかけたい意思のある選手が残っている

必死にローテーションしながらメイン集団を追いかけるも差はどんどん広がっていく

先頭はシャバネルの単独逃げになるがメイン集団もキッテルを潰すいいチャンス

レースはハイペースで進み44キロ地点で、ベテラン逃げ屋シャバネルも吸収

ハイペースなためにその後も抜け出す選手は出てこない

このまま逃げのいない状態でレースは進んだ

相変わらずサンウェブがレースをコントロール

こういった場面を見るとつくづくチーム競技なんだと思う

しかし記録に残るのは勝った選手個人

今サンウェブのアシスト達が全力で仕事してることは我々の記憶にしか残らない

そんな自己犠牲によりエースは勝利をつかむのだ

追走のキッテルグループからは痺れを切らせたブアニ軍団が抜け出す

先頭との差は3分だ

今いかなければ最後の勝負には絡めない

覚悟を決めたブアニがアシストを引き連れて先頭を追い始める

途中でアシストが前から降りてきてジョイント

無謀かと思われたブアニ軍団だが見事に残り56キロ地点でメイン集団への復帰を果たした

中間スプリントポイントがやってきた

グライペル、マシューズ、コロブレッリの争いだが

先頭マシューズで通過

キッテルに対して20ポイントを詰めた

他のスプリンターにはポイント賞獲得のチャンスは、ほぼゼロ

そのためかマシューズにとらせるかのような中間スプリントだ

残り44キロ

キッテルとの差は約6分

ここまできたらキッテルの集団復帰は無い

ゴールが近づくにつれた強風が襲いかかる

時には向かい風

そして時には横風に

突然トレックが仕掛ける

コンタドールのアタックだが全く差をつけることすらできずに不発に終わる

残り20キロ

強烈な向かい風から横風に変わった

するとスカイが先頭に出る

横風分断作戦

ひまわり畑のひまわりが激しく風に揺られている

すごい光景だ

スカイは少しでも総合のライバルを落としてしまいたい

横風の中、ガンガンペースをあげるチームスカ

やがて集団は分断

さらにバラバラになっていく

その中にはDマーティン、マインティーズ、クリストフ、グライペル、ブアニが取り残されてしまう

その差18秒

そしてあっという間に30秒開いていく

そしてさらにその後ろにはコンタドールの姿が・・・

さらに先頭は加速する

風は追い風に変わっている

こうなったら追走はまず追いつけない

逃げ有利な展開だ

残されたスプリンターはマシューズ、ヴァンアーベルマート、デゲンコルブにボアッソンハーゲン

残り2キロ

ここでかつての名スプリンター、モビスタのベンナーティがロングスパートだ

ベテランになり晩年は横風職人として平坦スペシャリストにスタイルを変えたイケメンのベンナーティ

一か八かの作戦だ

しかしこのゴールのためにスタートから仕事してきたサンウェブ

ここで彼を逃すわけにはいかない

残り1キロフラムルージュを通過

アシストと共にマシューズが先頭に立つ

残り400メートルのコーナーでヴァンアーベルマートが先頭を奪還

そのままスプリントを開始する

残り200メートル

ヴァンアーベルマートの番手についたマシューズ

そのマシューズの番手はデゲンコルブだ

マシューズが先頭に出る

大外からボアッソンハーゲンがグングン迫り来る

横一線でゴールラインを通過

手を挙げた選手はデゲンコルブだが、その手は抗議の手

誰が勝ったのか?

選手たちもわかっていない

カメラがマシューズに集まる

写真判定の結果が出た

勝ったのはマシューズだ

この日1番仕事したサンウェブ

見事にマシューズのツール2勝目を勝ち取った

そしてこの日スプリントポイントを合計50ポイント荒稼ぎ

しかもライバルのキッテルはノーポイント

これによりキッテルとマシューズの差は29ポイントに

マシューズ奇跡の逆転ポイント賞に向けてまだまだサンウェブの戦いは続く

 

キッテル介護のためにアシストがいなかったDマーティンは総合を7位に落とし

パンタノ落車のコンタドールは11位に後退した

あれだけ警戒していた横風だが、スカイの攻撃の前に成す術がなかった

街路樹を見てるとかなりの暴風

俺なら半べそかきながら「早くお家に帰りたい・・・」となるところだ

おそらくハンドルを取られる恐怖に自転車から降りてしまうかもしれない

そんなとてつもない強風が勝負を決めた

 

 

今日は総合争いのステージ

2級超級1級超級、下ってゴール

183キロのステージだ

まずは中間スプリントポイントまではマシューズが逃げる

逃げに乗れなければサンウェブが全力で追いかけてスプリントポイントから再びアタック合戦

スプリンターたちは最初の2級山岳で脱落

総合は2つ目の超級山岳で攻撃開始

この日、調子のいい選手が差を広げる

そして逆に脱落する可能性も

バルギルは山岳賞確定のために逃げるかもしれない

バルギルが逃げたらそのまま逃げ切りもある

翌日が登りゴールなために逃げのステージでもあるがかなり登れないと逃げ切れない

総合エースのお供をしなくていいクライマー

総合争いとは関係ないエース

そんな選手が勝つだろう

あとは前待作戦でそのまま言ってしまえ系

スカイなど一人逃げに送り込む可能性もある

調子の悪そうなモントーヤが復活を遂げるステージになる気もするが

優勝は逃げ切りバルギル

2位ティボ・ピノ

3位ウリッシ