大晦日である
とても静かである
近所の住民はみんなどこかへでかけているらしい
さっきまでロードバイクで走っていた
今年最後の走り納め
有酸素域でのんびりとサイクリング
外はとても温かい
風もそれほど吹いていない
とても気持がいい
明日は走り初めの予定
しかし今年の年末のTVはろくな番組をやらない
昔の大晦日と言えば野球拳
しかも生放送
かなり衝撃的な番組だった
タイトルは「ダウンタウンの裏番組をブッ飛ばせ!!」
生放送でじゃんけんで負けた女の子が服を一枚一枚脱いで行く
最後は下着までも脱ぐ
今では到底考えられない番組であった
当時の俺たちはワクワクして体の一部分に異変をきたしながらも鑑賞していたのだ
そして新年が明けると今度は温泉番組でぽろり
改めてスゴイ時代だったと思うが今ではネットで何でも見れてしまう事を思うと今の時代の方が過激なんだろうな
大晦日といってもいつもと変わらず酒を吞んで寝るだけ
夜の9時には寝てしまう
今日までは安酒で我慢
明日は少しだけ良い酒を升で吞む
あてはかつおの酒盗とわさび漬けと貰い物の高級な焼き海苔と塩(フランス産とヒマラヤ産)をお好みで
なにやら升の角に塩を乗せて吞むのが粋みたいである
楽しみだ
BSーTBSで19時から中井貴一がダヴィンチの謎の番組をやるみたいだ
これは見てみたいが第二夜ということは昨日もやっていたのか
知らなかった・・・
中井貴一と言えば親父がもの凄いイケメン
僅か37年でこの世を去った
このとき中井貴一は2歳であった
息子の中井貴一は髪型が変わらない所がスゴイ
「ふぞろいの林檎たち」の頃からずっと七三分け
これは親父をリスペクトしての事なのかは定かでは無いが
ある理容師の言葉が中井貴一の中でとても心に残っているという
「男で髪型を変えるヤツは信用できない」「あなたは信用できる男であって欲しい」
この言葉が中井貴一の心にとても響いたそうだ
そんな中井貴一がダビンチの謎に挑む
これは見逃せないな
子供の頃は大晦日と言えばとてもワクワクして楽しかったものだが
人生の曲がり角をとっくに過ぎた年になるとあまり嬉しいものではない
一人酒を吞みながら
「なんでこんな人生になっちまったのかなぁ」と悲しくなる
やり直せるものならやり直したい
あの時にああしていれば
何もかもがもう遅いのだ
そんな時に思い出すのが
北野武監督の映画「キッズリターン」のラストシーン
「俺たち、終わっちゃったのかな?」
「バカヤロウ、まだ始まっちゃいねぇよ」
その時々の自分によってとらえかたが変わる言葉
時には絶望であり
時には希望である
北野監督のラストシーンならやっぱり俺は「菊次郎の夏」
「おじちゃん、名前なんてーの?」
「菊次郎だよバカヤロウ!!」
とても優しく温かい「バカヤロウ」であった
ずっと放置していたこの裏ブログ
6月から再開
約半年続いた
来年もまたどうでもいいことを書き連ねて行く予定
検索で訪れる人が多いみたいだが
おそらくその人達の希望に沿える内容の話は無い
なのでどこまで読まれているのかは分からないが
また来年
では「よいお年を」