鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

もう霜降り肉は出しません!

「もう霜降り肉は出しません!」

こう言い放ったのは浅草にある老舗のすき焼き店「ちんや」の社長さんである

社長の住吉史彦さんは我々に問いかける

霜降り肉って本当においしいですか?」

日本人の霜降り信仰により最近の霜降りでは脂肪の割合がロースの平均で50%、中には75%などという強者も登場するそうな

それは明らかに行き過ぎだと社長は話す

そこで今回の爆弾発言

霜降り肉は出しません宣言なのである

今後「ちんや」では霜降り肉の取り扱いは辞めて「適サシ」と呼ばれる肉を使用するそうだ

ではその適サシとは何?かと言うと

まず今の時代子牛の繁殖農家は後継者不足で子牛の相場が5割ほど高くなっているという。そのために肉をブランド化して高く売りたい

そこで日本人の霜降り信仰、脂最高!!に付け込みサシを多めな肉を作り高く売りさばくのだ

食べる側も食べる側で「高い肉イコール美味しい」と思い込んでしまう

牛肉となると1万円出してもそこそこ高価な物しか食べられないだけに、こんな僅かな肉で1万円以上出してるんだから不味いとは思い込みたく無いのもあるのだろう

「ん?少しクドいかな?」と思いつつも我慢して美味いと思い込み食べている人も多いかと思う

これはマグロなんかにも言えると思うが俺は大トロが大嫌いだ

中トロはまだ我慢出来るが出来れば赤身プラス適度な脂

そこで中落ち最高!!となるのであるがなかなか中落ちが食べれる店は少ない

俺は仲卸の甥っ子だったので中落ちはタダで食べ放題だったわけだが

話を牛肉に戻そう

牛肉の脂肪は旨味とは違うらしい

脂肪自体は無味無臭なのだそうだ

旨味は赤身のアミノ酸から来るそうで、美味しいと感じる肉は脂肪の割合が30%だという

牛肉は一般的にはA5ランクが最高だと思われているし事実値段で言えば最高なのだ

しかし専門家の間では肉の評価はAだのBだの4だの5だのアルファベットや数字では評価はしないそうで、B.M.S.(牛脂肪交雑基準を12ランクで示す)を使うことが多く、A5ランクはだいたいB.M.S.の8から12を指すそうだ

で仲間内で「B.M.S.の10とか11は・・・・おいしくないよね・・・」と、なるのである

いわゆる高級店で出される一般受けしやすい最高級肉の部類である

確かに接待などでスキヤキへ

そこでだされた肉の脂が少ないと「君!何だこの肉は!!脂が少ないんじゃないのか?」「こんな赤い肉を食わされるようでは今後、おたくとの取引は考えさせてもらおうか?」なんてことにもなりかねないのである

しかし牛肉の専門家達は自分たちが食べる肉はB.M.S.の7を食べると言う

魚屋が大トロを食べないように彼らも脂少なめを好むみたいである

しかし「ちんや」ではその行き過ぎた霜降り信仰を少しマイルドにしたいみたいだ

それこそが「適サシ」宣言

まるっきり赤身にするのではなく適度のサシが入り、脂肪の融点が低く(30カ月まで肥育した和牛メスの脂)サシの入り方が細かい、いわゆる「これは、いい塩梅・・・・だな」となる肉がやはりおいしいということを伝えること。そのための「敵サシ」宣言なのである

もともと「ちんや」ではBMS7~8クラス、つまりA4ランクとA5ランクの境目あたりの肉を出すことが多かったそうだが今回の敵サシ宣言でBMS6~7に絞ったそうだ

社長自身もこの辺りの肉が一番うまいと思っているそうで、だからこそ一般の人にもくだらない信仰なんか捨てて美味い物を食べよう

本当に美味い物を美味いと言える世の中にしようと言うことなのであろう

俺は大賛成だ

ただ残念なのは俺には高級すき焼きを食べる予算が無い

そして牛肉はカロリーが高すぎると言うことである

そのために最近ではすっかり俺は牛肉から遠ざかっている

医者からもあまり食べない方がいいかもしれないと言われている

コレステロールの悪い奴がたんまり俺の体には溜まっているらしいのだ

しかし昔は京都へ行くとすき焼きを食べていた

東が今半なら西は三嶋亭

ご存知池波正太郎御用達の高級すき焼き店である

本店は寺町三条下ルにある

寺町通りを本能寺へ向けて歩いて行く途中にあるので店の前を通ることも多いのだ

この本店はやや敷居が高い

予算も夜なら最低2万円弱は欲しい

しかし昼なら割と手軽にこの高級すき焼きが食べれるのだ

もちろん肉は夜のような最高級霜降りではないが

それだけにかえってランチ用の肉は

「脂が少なくて・・・・うまい!」のである

1人前8000円から

予約無しでも入れる場合も多い

俺は食べた1人前8000円のすき焼きを

もちろんお金さえ出せば夜用の肉も食べさせてもらえる

しかし俺は貧しい

池波先生などは肉のおかわりを2つ3つやるそうだが、俺には到底無理な話なのである

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レトロな室内、老舗の雰囲気でワクワクする

隣のテーブルの女子大生と思われしグループは必死にお小遣いを貯めて食べに来たみたいである

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まずは牛肉のしぐれ煮で瓶ビールを飲む

生ではなく瓶ビールというところがやはり高級店である

このしぐれ煮は突き出しなのかサービスなのかは分からない

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肉が運ばれて来た。ここからはカラーでお届けしよう

ご覧の通り肉は赤い

まず最初の1枚を焼いて食べさせてくれる

嗚呼、美味いなぁ

適度な脂身なのだがとても柔らかくて口の中で解けてしまう

「もったいない」

もっと味わっていたいのに・・・

すき焼きはテーブルごとに専属の中居さんがついて作ってくれる

俺は旅で京都へ来たこと、今回は仏像見物に来たこと、池波正太郎が好きなこと

など話ながらビールを飲む

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1枚目の肉から出た旨味をいかして野菜などが投入される

彼らは決して脇役ではない

肉の旨味を吸い取った彼らは時に我々の心をつかむ

牛肉が少しクドくなって来たとき彼らは主役にとって変わるのである

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そして2枚目の肉投入

砂糖と醤油で色もついて来た

なんて良い香りなんだ

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後はただひたすら食べるのみ

至福な時間

日本人に生まれて来て良かった

牛さんごめんなさい

ここに来る前に錦天満宮で頭をなでなでさせてもらったのに

ごめんなさい

でも、おいしいです、とてもおしいいです

俺は命を頂き生かしてもらうということに感謝しながらすき焼きを食べたのであった

正直、少々物足りない

肉を追加したい

それがかなわないのならせめて野菜だけでも

否、白飯と生卵だけでもいい

と思うのだが流石に俺にはお金が無い

高額な割には素早いランチを終えて店を後にしたのだった

 

本店はやはりランチとはいえ8000円である

そこでおすすめしたいのが三嶋亭高島屋

こちらはデパートの中だけに敷居も低くリーズナブルなメニューが並ぶ

どうしてもすき焼きが食べたい

しかし金が無い・・・と言う時にはコレを

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すき焼き御膳2484円

肉は120グラムだったかな?

さすがに少ないが女性には丁度いいかもしれない

そして足りない分は食べ歩きで満たせば良いのである

 

食べたいなぁ

死ぬまでに1度は腹一杯食べてみたい

そんな三嶋亭と霜降り肉信仰は辞めようと言うお話でした

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに福井県にも自動改札機が導入

2017年1月31日のことである

JR西日本が重大発表を行なった

その内容はなんと!

ついに福井県にも自動改札機が導入されるというのだ

導入されるのは福井県内の北陸本線区間

富山、石川、鳥取、島根に先を越され

JR西日本が管轄する中では唯一福井県だけ自動改札機が無かったという

このニュースを俺は仕事中に知ったのだ

そして今では当たり前の用に使用している自動改札機が存在しない県がまだあったことに驚いた

どうやら自動改札機を導入して維持するには膨大なお金がかかるそうで、それなら人間でいいじゃんってことだったみたいだが

北陸新幹線の影響だろうと思うがついに自動改札機導入となったのである

今から思えば俺が子供の頃はまだ手でパチパチやってる改札もあった

子供の頃にはあの駅員さんが使用している穴をあけるプライヤーみたいな道具が欲しくてたまらなかった記憶がある

いつからだろうか?

自動改札機が当たり前になってきたのは

俺が小学生の時に地下鉄の東山線の自動改札機で切符を持って帰りたい衝動に駆られて自動改札機の下をくぐり抜けて駅員さんに捕まったことがある

たぶんあの当時俺がいつも利用している駅ではまだ駅員さんが手でパチパチやっていて切符が欲しくても入手できなかったんだと思う

そんな時に一人で東山線に乗る機会がありその時に

「誰もいないぞ!これはチャンスだ!!」と子供ながらに思い、改札を強硬突破したんだと思う

そのことから推測するにあの頃から徐々に自動改札が広まって行ったのかもしれない

今なら機械により自動が当たり前のことでも少し前までは人間がやってた作業なんだなと改めて実感させられるニュースであった

スーパーやコンビニのレジなども最近ではセルフレジが増えて来ている

俺は使い方が分からないので未だに使ったことは無いのだが

ルフレジでモタモタしてたら

「ちっ、あのおっさん何モタモタしてんだよ!!」なんて思われるかもしれないからだ

そして操作を間違えた場合に万引犯にされてしまうのではないか?

そんなことまで考えてしまうのだ

俺は以前に某雑貨が豊富な本屋、遊べる本屋と言うのを売りにしてる本屋だが

その本屋で森山大道の写真集を購入したのだ

そして店を出てエスカレーターで降りようとゲートをくぐった時に

「ブーーーーー」といきなりブザーが鳴り響いた

俺は何がなんだか分からずに周りをキョロキョロした

すると勢い良く店の中から店員が駆け出してエスカレーターを駆け下りてくる

凄い形相だ

俺はあの店員が自分を捕まえようとしてるのか確認するために

「俺か?俺なのか?」と聞いたが店員は何も言わずに俺の腕をがっちり捕まえた

俺は店員にがっちりと腕を掴まれたまま再びエスカレーターを登り店へと戻った

いきなりの出来事に下の階にいた人達もざわめいている

そしてレジまで連れて行かれた俺は先ほどこの店で本を買ったことを話してカバンの中から本を出して店員に渡した

するとその本

先ほど俺が購入した森山大道の写真集にはまだ万引き防止用のタグが残されていたのだ

どうやら先ほどのレジを打った店員が取り忘れたらしい

「これですね」

俺の腕をがっちりと掴んで店まで引きづり戻した店員はそう言って万引き防止用のタグを外して再び俺に本を渡した

俺は本を受け取ると直ぐにエスカレーターに乗り下の階へと降りて行った

そしてその時に「遊べる本屋」から俺に対する謝罪はいっさいなかった

俺はただひたすら周りからの視線を浴びながら下へ下へと降りて行った

それ以降、俺は「遊べる本屋」には行かないことにした

支店もそこら中にあるが2度といかないと決めたのであった

商品を購入した客なのに万引き犯にされて謝罪も無い

そんな出来事が再び起こりかねないと思ってしまって俺はセルフレジを使うことが出来ないのだ

そしてセルフレジが普及することにより確実に人間の仕事が減る

学生や主婦やアルバイトのおじさん達の仕事が消滅してしまうのだ

高速の料金所なんかも最近ではETCだ

昔はおじいさん達が狭いBOXに入り高速料金を徴収していたもんだ

電気の料金メーターを調べる人の仕事もだんだんと自動化されて減っていると聞くし

こういった単純作業はどんどん機械に奪われてしまって行くのだ

確かに導入費はかかるが結果的には人件費削減になるのであろう

しかしそれでは我々人間の働く場が機械に奪われてしまう

国は75歳を老人認定にして75歳まで働かせようとしているのに

その働く場所が将来的にどれだけ残っているのか?

ガソリンスタンドもほとんどセルフになった

昔は数人が車に群がり一斉に窓を拭き灰皿のゴミを捨てる

そしてボンネットを開けろと言われ開けたら最後

ウオッシャー液だのオイルが汚いなど因縁を付けられては少しでも金をふんだくろうとしてきたもんである

しかしあの迷惑行為も無くなれば無くなったで少し寂しい気もする

勝手に窓ガラスを油で汚れた雑巾で拭かれて、雨降りにワイパーを動かそうものなら全面ギラギラで全く前が見えなくなることが頻繁に起こったりしてた

なにもかも懐かしい思い出である

 

使い方が分からないと言えばコンビニのコーヒーマシーン

俺が買い方を覚えたのはつい最近のことである

レジでお金を払ってからコーヒーを入れる

実は俺はネットでコーヒー購入のシステムを調べてから買いに行ったのだ

やはりネットは便利なもんだ

恥をかかなくて済む

これだけは機械が発達して良かったなぁと思うのであった

あとはバスカードのチャージの仕方とかも分からない

コンビニの機械でのチケットの買い方も分からない

駅での切符もなんか複雑化して分からない

新幹線と特急、在来線を絡めると、もうどうやって買っていいのか?さっぱり分からないので窓口に並ぶしか無いのだ

なんかどんどん時代に取り残されて行く気がする

それだけおっさんになったんだな

 

 

 

 

 

 

 

 

京都・先斗町で電柱の地中化工事が始まる

京都、先斗町

京都五花街の一つ

おそらく京都を訪れた人は1度は歩いたことがあるのではないだろうか?

鴨川沿いの狭い道に飲食店が建ち並ぶ光景は風情は感じられないが、なかなか珍しい通りだ

今までは道幅が狭過ぎて従来の工法では無電柱化は不可能であった

しかし技術は常に進歩しているのだ

なにやら通信回線と電線を道の両側の路面直下に埋設する全国でも珍しい工法を採用したそうで、工事期間中は、午前1~10時に一部を通行止めにするそうである

工事区間先斗町通の北端から四条通までの約490メートルの区間

俺の京都旅の時の散歩コースでもある

そしてなぜ俺が先斗町を散歩するのか?

その理由の一つが電線なのだ

以前もブログに書いたが俺は街中の電柱や電線が大好きなのだ

この先斗町もあの狭い路地に上を見上げればごちゃごちゃした電線

あの風景がたまらなく好きで俺はいつも先斗町を撮り歩いていたのだ

そんな俺からすれば

「余計なことを・・・・」となるのである

正直いくら電柱を無くそうが先斗町には風情は戻って来ない

それならば、あのごちゃごちゃ感を全面にアピールするべきなのだ

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はっきりいって看板だらけで電柱電線を排除しただけではなんともならない

むしろ俺が主張するように

「さらにごちゃごちゃと・・・・」

やはりこれがいいのだ

何よりも俺が撮りたい物が無くなってしまうではないか

俺はキレイなだけの京都を撮りたい訳では無い

俺が見たそのままの京都を撮りたいのだ

そのために7億とも言われる大金をかけて電柱を埋めなくても良いのでは?

そんなものは偽の風景なのだ

とかなり極論だなと自分では分かっているのだが

よくありがちなレトロ調にはして欲しく無い

それならば電柱電線のリアルな昭和のほうが俺は風情があって好きなのだ

今回は先斗町だけだがいずれは京都の街全域に広がってしまうんだろうな

いまのうちに電線を撮っておかないと

木屋町祇園

この辺りも面白いのだ

空を見上げた時のごちゃごちゃ感が

そして電柱はメカメカしていてかっこいいのだ

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これが俺の好きな風景であり俺の好きな京都でもある

ずっとこのまま京都の町中の空は狭くてごちゃごちゃしていて欲しい

と俺は思うのであった

 

昨日の鯛かま大根

非常に美味しかった

やはり鯛のかまは最高だな

大根も丁度良い塩梅に炊かれている

名古屋のおでん屋なんかでよくありがちなのが煮込みすぎてくたくたになった大根

あれはダメだ

大根の旨味を消してしまっている

単に柔らかい丸い物体になってしまっている

柔らかければ良いと言う物ではない

やはり何事もやりすぎはダメなのだ

 

やりすぎと言えば映画などの演出

三池崇史監督である

あの「やりすぎ」演出が見事にはまる場合もあるのだが、最近の作品は個人的にはどうも「やりすぎ」演出で自滅している気がする

そんな三池監督の最新作の映像が今日のめざましTVで流れていた

用心棒を主人公とするアクション時代劇

漫画が原作みたいだが

無限の住人

適役もかなり豪華なメンバーだ

それなのになんであんなに外れ感が満載なのだろうか?

漫画の実写化は難しい

特に今回は主役の顔に縦横に傷がいっぱい

そしてその傷を再現したキムタクの顔がかなり変

原作は知らないのでどんなキャラなのか分からないが

相変わらずの大人になりきれないキムタク演技でキムタクはキムタクのままである

いいかげんみっともない

そして殺陣のアクション

どうしても劣化版るろうに剣心に見えてしまうのは俺だけだろうか?

とにかくここまで来るとファンでもない俺でもキムタクを見てるのが、とてもかわいそうで辛くなるような映像であった

これで余計にキムタク人気は落ちるような気がする

彼もいい加減におっさんだという自覚を持ってキャラを変えて大人にならないと

いつまでも「ちょ、まてよ!」とは言ってられない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アジフライ定食と愛情生活と鯛のかま大根

今日は雨である

そして寒い

まぁ2月だから寒いのは仕方がない

インフルエンザが流行ってるそうなのでマスクを装着してマッサージをしてもらいに行って来た

マッサージと言ってもいやらしい方ではない

正当派の治療目的のマッサージである

カチコチになった全身の筋肉をほぐしてもらう

マッサージは人間が持つ再生能力を利用して治療するらしい

壊れた筋肉を揉みほぐすことで破壊して再生させる

そしてその筋肉が再生する時にまれに痛みが出ることがあるのだが

これが世間で言う「揉みかえし」と言う奴の正体なのだ

知らない人はクレームを言うそうだが症状が酷い場合はある程度の痛みは仕方が無い

そのうち納まるのである

何事もがまんがまん

 

マッサージを終えた俺は一路名古屋駅を目指した

いわゆる名駅と呼ばれる場所である

ちなみに「なえき」では無く「めいえき」と読む

巨大な地下空間の街である

俺が名駅に向かったのはランチをとるため

今日は時間が12時なので周辺のビルのレストラン街は既に行列ができてしまっている可能性が高い

なので比較的お客の少ない昔からある地下街の定食屋を目指した

まぁ俺はここの定食屋でよく食べる

迷った時はこの定食屋と決めているのだ

店の名は「まつなが」

魚料理系定食がメインでその他きしめん味噌カツなど一応名古屋飯系も揃っている

その時の仕入れや季節などで日替わりのメニューもある

店頭の黒板に書かれているのだが

俺はまずこの黒板をチェック

食べたい物があれば店に入るという寸法だ

ただこの店も、もたもたしているとあっという間に行列ができてしまう

とりあえず席を確保してからメニューで迷う方が得策かもしれない

俺は黒板のメニューを確認

日替わり定食は鯛と甘えびの刺身にからあげが付いてくる

これも魅力的なんだが

後は鮭フライとか白身魚フライなどどれも1000円前後のメニューが並ぶ

その中に俺がいつも食べるアジフライ定食の名前も書かれていた

俺は迷った

いつもアジフライばかり食べてるから今日は白身魚にしようかな?

値段的にはアジフライの方がやや安い

俺は白身魚のフライ定食980円と心に決めていつものように右手の人差し指を天に掲げながら店内に侵入した

すぐにこちらを常にチェックしているオーナーらしき人から俺が座るべき場所を指示される

俺は指示通りに二人がけの小さなテーブルに腰掛けた

ここは相席になることもあるので荷物は床に置いた

カウンター席は確か1席だけある

俺も一度だけカウンターで食べたことがあるが

あのカウンターはなかなか食べづらい

今日は周辺の店で働いてる風のお姉さんが一人ランチをしていた

あのカウンター席には食べること楽しむ余裕は無い

ただひたすら胃袋に押し込んで退却するのみである

お茶とおしぼりが運ばれる

俺は「しろみざ・・・・」と注文しようとした時に俺の隣でアジフライを食べているおばさんが目に入ってしまった

その瞬間俺はなんと「アジフライ定食と生ビールで」

嗚呼今日もまたアジフライを注文してしまった・・・・のであった

俺はカウンターに座っているお姉さんの後ろ姿を眺めながらビールを飲む

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定食には冷や奴と味噌汁と漬物と白飯がつく

生ビールを頼むとまず定食に付く冷や奴をつまみとして出してくれる

これはとてもありがたいサービスである

俺は醤油を垂らし冷や奴をツマミながらビールを頂く

至福の時間の始まりである

まぁ豆腐はいたって普通の豆腐

でもこれがいい

否これでいいのだ

そして混んでいてもそれほど待たされること無く定食は出て来るのだ

こちらはもう少しのんびりとビールを飲んでいたいところだが流石に表の行列を見てしまうと「なるべく早くしないとな」と思ってしまうのだ

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小さなアジフライが2匹

揚げ立てサクサクである

俺は慣れた手つきでレモンを搾る

ついでにキャベツにもレモンを搾る

皿にはタルタルとカラシがたっぷりと添えられている

まずはタルタルとカラシをアジフライに付けて一口

「サクっ」

今日も相変わらずサクサクだ

ビールが美味い

しかしアジが肉薄のせいか衣がアジ本体の味に勝ってしまっている

でもこれでいい

否これでいい

なによりサクサクなのだから

俺はソースをかけたキャベツをむしゃむしゃ食べる

ビールをぐびぐび

次はアジフライにソースをかけてみる

サクサクサクサク

ご飯をぱくぱくご飯をぱくぱく

アジフライをサクサク

ビールをぐびぐび

できればアジフライでビールを飲んでからご飯に行きたい所だが

俺は腹ぺこである

どうしてもご飯に手が出てしまう

そしてまずアジフライで飲もうものならご飯に行く前にアジフライが無くなってしまうのだ

ご飯の量はそこそこの量がある

この量のご飯を味噌汁と漬物のみで食べるのは少々ツライのである

なのでどうしてもまずご飯から片付けてしまう

残りのアジフライは一切れ

さてどうする?俺

残りのビールはあとふたくち程度

冷や奴がまだ少し残っているな!

これでビールを一気に流し込んだ俺は最後のアジフライに醤油をかけた

まずはそのまま醤油のみで

ご飯をぱくぱく

次に残っているありったけのタルタルとカラシを残りのアジフライでキレイに拭いながら残りのご飯の上に乗せて一気にかき込んだのであった

後は味噌汁を飲み干し漬物で締めたらお茶を飲む

並んでいる人に申し訳ないのでそそくさとお金を支払い店を後にした

また来ちゃうんだろうな

なぜか店選びで迷った時はここで食べてしまう俺であった

 

その後俺は高島屋へと向かった

チョコレート売り場が凄いことになっている

しかしこれほどのチョコが売られて買い求める女性達がいる

みんな大荷物を掲げている

それなのに何故俺にはチョコレートが回って来ないのであろうか?

毎年のことながら不思議で仕方が無い

あの大量のチョコはいったい誰の手に渡っているのであろうか?

そんな俺は心の中で今年も呟くのであった

「チョコはちょこっとにしておけよ」

俺はそのままエスカレーターでひたすら上を目指した

上と言っても決して鈴蘭のてっぺんを取る為ではないが

上の階には本屋があるのだ

縮小された本屋

岩波文庫の品揃えが最悪なまでに縮小されている

もうダメだなここ

俺は新潮文庫など他の売れ筋系文庫を物色した

すると俺の目に一冊の見慣れた本が

「こ、これは愛情生活!」

 

愛情生活 (角川文庫)

愛情生活 (角川文庫)

 

 あの天才写真家の亡き妻、陽子さんが書いた傑作エッセイである

20年の時を経てついに文庫化されていたのだ

俺は当然のことながらハードカバーは持っているのだが

思わず手に取ってページをめくる

やはり面白い

京都の旅など読んでるとまた京都に行きたくなってしまう

そして俺はこの本を読んでいつか新婚旅行で荒木夫妻と同じコースを辿ろうと思ったのであった

京都と柳川

その新婚旅行の模様は写真集にも残されている

センチメンタルな旅

とても赤裸々な新婚旅行が

そしてその中には既に陽子さんの死を予言するかのようなカットが・・・

この写真集は当時限定で私家出版されたものを限定で復刻

俺は1冊持っているがすでに復刻版も入手困難みたいだ

この写真集には陽子さんのヌードはもちろん夫婦の夜の営みも写されている

そんな赤裸々な写真集を陽子さんは当時働いていた電通で同僚に売り歩いたのであった

まぁ今も残ってれば凄いプレミア本なんだけど

 

センチメンタルな旅

センチメンタルな旅

 

 そして陽子さんの死と合わせた

センチメンタルな旅と冬の旅

 

センチメンタルな旅・冬の旅

センチメンタルな旅・冬の旅

 

 涙無くしては見られない写真集

新婚旅行から始まり死へと向かう写真達

これほどまでにページをめくるのがツライ写真集は無いのだ

そんな陽子さんの書いた愛情生活

荒木氏との出会いから新婚旅行に旅と食と愛が詰まった傑作エッセイ

ちなみに荒木夫妻の結婚式では新婦の陽子さんのヌード写真がスライドショーで上映され陽子さんのおばあさんがショックのあまり3日ほど寝込んだそうである

天才アラーキーを作り上げたのは、まぎれも無く妻の陽子さんである

本当にこの夫婦は面白い、そしてステキなのだ

そんな夫婦の愛がつまった一冊

是非興味を持った方は読んでみて欲しい

 

その後俺は一冊の本を購入

 武士の娘

全米ベストセラー

大正時代には世界7ヶ国で翻訳された名著

 

内容(「BOOK」データベースより)

杉本鉞子は、1873年、越後長岡藩の家老の家に生れ、武士の娘として厳格に育てられた。結婚によりアメリカに住むようになり、すべてがめずらしく目新しい暮らしの中で「武士の娘」として身につけたものを失うことなく、また自分にとじこもることもなく、みごとに自立した考えを身につける。今日に通じる女性の生き方を見る上にも、当時の風俗や生活のありさまを知るためにも、高い価値をもつ

武士の娘 (ちくま文庫)

武士の娘 (ちくま文庫)

 

 少し読んでみたがこれもまた面白そうである

 

そして俺はひたすら下ることになる

下へ下へ

勢い余って地下にまで潜ってしまう

デパ地下

和洋スイーツと総菜のパラダイス

ここで俺は夜の酒のアテを購入

鯛のかま大根 540円

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京料理の美濃吉で購入

これから酒を飲む

これもまた楽しみである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自転車同士が正面衝突69歳男性重体

3日正午頃に名古屋市名東区の幅約4メートルの歩道で自転車同士が正面衝突する事故が発生した

事故を起こしたのは無職の69歳の男性と12歳の男子児童

お互いにすれ違う際に同じ方向にハンドルを切ってしまい正面衝突したそうである

69歳の男性が下りを走行中で頭蓋骨骨折の重体

男子児童には怪我はなかった

こういった事故のニュースを見るたびに保険に入らないとなぁといつも思う

俺はヘルメットは必ず被っているがもしぶつかった場合に相手側がヘルメットを被っていない場合が多い

まず自分の怪我よりも相手に怪我をさせないことのほうが大事なのだが・・・

街中での自転車はほとんどが交通ルール無視の無茶な運転をしている

俺は基本的に住宅街では徐行で走る

なのでロードバイクとはいえママチャリより遅い

ロードバイクは軽いギアで軽く回すだけでも直ぐに20キロ程度はスピードが出てしまう。その為に徐行は正直ツライのだが体幹のトレーニングだと思って徐行している

とにかく徐行で走らないといつ事故を起こすか分からないからだ

いくらこちらが気をつけていても老若男女問わずにガンガン特攻してくる

交差点を青信号で車道の左端を直進しても交差する赤信号側の歩道から信号無視のママチャリがスピードを出して突っ込んで来たこともあった

この時は間一髪交わすことが出来たが、もしぶつかっていたら相手が大怪我をしていただろう

それ以降青信号でも見通しの悪い交差点では減速して慎重に通過することにしている

いくらこっちが交通ルールを守っていてもこれでは事故は防ぎようが無いのだ

ママチャリのほとんどは逆走である

しかもすれ違う際に罵声を浴びせられることがある

「危ないでしょ!!」

あの人達はいったい何を考えてるのか?

日本の道路にて逆走ほど危険な行為は無い

それを分からせる為にはどうすればいいのか?

そしてどのように指導すればいいのか?

本当に住宅街を自転車で走行するのは神経を使う

一時停止無視、信号無視、逆走、歩道での暴走、後方確認しない状態での道路横断

やっぱり保険は入らないとリスクが大きすぎるな

まぁ俺が主に走る場所は田舎なんでこのような危険はほとんどないのだが

たまに放し飼いの犬に追いかけられたり採石場へ向かうダンプにペシャンコにされそうになったり走り屋と呼ばれる改造車に幅寄せから被せられたりするぐらいだ

もっと奥まで行くとクマの目撃談も聞くが

一応山奥へ行く時はクマよけの鈴も付けている

備えあれば憂い無し

老人が自転車に乗る時はかなりふらついてる場合が多い

本当はママチャリですら真っすぐ走れないほど老化したら自転車に乗るべきでは無いのだが

なぜかそう言う人達に限って交通量の多い幹線道路の車道を走行していたりする

老人は歩道走行が認められてるんだから素直に歩道を徐行で走行してほしい

あとは遠回りになっても安全な脇道とか走ってほしい

俺の場合は目的地まで遠回りすることに抵抗は無いのでとにかく安全にストレス無く走行できるルートで走る

最短距離よりもむしろできるだけ遠回りして走りたいぐらいなのだ

自転車で走る時に一番大事なのはやはり安全なルート選定なのである

 

今日は午前中に30キロほど午後からサングラスを取りに行って来て軽く15キロほど走って来た

午前中に走り始めて10分間の間に三回車に跳ね飛ばされそうになった

全て脇道からの一時停止無視の車

その後で交差点を強引に右折して来たダンプに師崎港のイカ焼きみたいにペシャンコにされかけた

そして最後に青信号で車道の左端を走行して交差点に進入する俺

前の歩道を歩いていたおばあさんが突然俺の目の前の車道へ出て来た

慌てて急ブレーキ

どうやら横断歩道まで行くと遠回りになるのでそのまま交差点の車道を突っ切ろうとしたらしい

自転車は急に避けることはできない

あの時に俺が車道側へ避けていたら後ろから来る車にはねられる可能性があるからだ

あらゆることを想定しなければ事故は起こるのだ

その為には集中力が必要

もっとみんな集中して走れば事故は減るのだが

たかが自転車と舐めている人がほとんどなのでこれもまた意識させるのは難しいのだ

今日出来上がった度入りサングラス

自転車での走行中は手元は見ないので1・5度で作ってみたが

流石によく見える

自転車専用でないので顔のラインに沿ったフィット感は無いが1万円なんで仕方が無い

これで瞬時の後方確認も見えるようになった

走行中のカーブミラーもよく見える。これで脇道から来る車や自転車も見落とすことが減るであろう

そして道路の石や穴や亀裂を見落とすことも減るであろう

ただサングラスとヘルメットとの相性が悪くなってしまったが

今まではどちらもカブト製だったのでデザイン敵な相性は抜群だったのだが

まぁいい

誰もハンドルがひん曲がったガンダムみたいな色の自転車に乗ってるおっさんなんか気にしていないだろう

俺がガンダムみたいな色の自転車で走りながら心の中で

「おい、バルバトス、いいから寄越せ、お前の全部…!」などと呟いていることは内緒である

 

でも阿頼耶識で繋がるのだとしたら自転車の場合はお尻とサドルになってしまうんだよな・・・・バルバトス

丁度穴もあいてるし

 

 

 

 

 

 

 

JASRACが音楽教室から著作権料を毟り取ろうとしているらしい

「これがおまえらのやり方かぁ!!」

との叫びが音楽教室から聞こえて来そうな今回の日本音楽著作権協会JASRAC)の強引な著作権料の強奪方針

著作権は確かに守られなければいけない権利である

今回のJASRACの新たなしのぎは音楽教室をターゲットに定めた模様

音楽が好きで音楽を学ぼうとする老若男女から毟り取ろうというのだ

著作権法は公衆に聞かせることを目的に楽曲を演奏したり歌ったりする
「演奏権」と言う物を作曲家や作詞家が専有すると定めてある 
この演奏権なるものを使いJASRACはコンサートや演奏会のほか、
カラオケでの歌唱に対しても著作権料を徴収してきた

空地で開催されるジャイアンリサイタルにもおそらく適用されたはず

果たして誰が支払うのか?

当然ジャイアンは払わない

スネ夫は払える経済力はあるが、のび太に支払いを押し付けるであろう

支払い能力の無いのび太ドラえもんに相談

最終的にはドラえもんの何らかの道具によってJASRACは徴収を断念することになると想定される

しかし音楽教室には未来の道具など無い

そもそも音楽教室の生徒に対して指導目的とする楽曲に演奏権と言う物を適用して良い物なのだろうか?

なんかかなり強引なやり方のような気がする

生徒達が「公衆」に当たるとJASRACは判断したそうで今回の強奪プロジェクトが発動された模様

なんかJASRACって毎日のように、なんとかして金取れないか考えてるんだろうな

監視社会

将来的には風呂場で親子が入浴中に歌を歌おう物なら問答無用でJASRACは風呂場に侵入して著作権料を取って行くんだろうな

JASRAC」と書かれた印籠をかざしながら「歌いましたね?今あなた歌いましたね?」って

俺なんか無意識のうちに自転車で走りながら誰もいないはずの田舎の農道で鼻歌を歌ったりしてるけど、もしこの時に誰かに聞かれたりしたら、これまた著作権料を取られちゃうんだろうな

「あそこの田んぼで農作業しているおじいさんがあなたの鼻歌を聴いていたそうです」

「払って頂けますね?」「きっちり耳を揃えて払って頂けますね?」なんてことになるんだろうな

住みにくい世の中になりそうだ

とりあえずはヤマハ河合楽器などの大手を対象として毟り取るそうだ

個人経営の音楽教室からの毟り取りは当面は見送る方針だというが、果たしていつまで「当面」が続くのか?

著作権料は年間受講料収入の2・5%とする案を検討していて7月に文化庁に使用料規定を提出し 、来年1月から徴収を始めたいそうである

徴収額は推定10億〜20億円になるという

 

 

今日は節分

結局俺は豆まきには行かなかった

なので先ほど豆を買いにスーパーに行って来た

なにやら小さな瓶に入った通常298円の海苔の佃煮が98円で売られていたので買い物かごに入れてみる

すると俺の目に異様な光景が飛び込んで来た

「何だコレは・・・」

通常なら唐揚げなどの総菜が並んでいるコーナーが完全に恵方巻きの山に占拠されている

そしていつもなら威風堂々と並んでいる稲荷寿司や助六が肩身狭そうにポテサラの横に追いやられている

しかも一個ずつしか置いてない

寿司コーナー、揚げ物コーナー、弁当コーナー全て恵方巻きの山なのだ

実に様々な恵方巻きが並んでいる。どれを見ても

「とても食べにくい・・・・な」

そして恵方巻きの山は見事なまでに買い物客にはスルーされている

このスーパーは恵方巻きの山をいったいどうする気なんだろうか?

なんで毎年大量に売れ残るのに学習しないのか?

いいかげん諦めたらどうなのか?

おそらくパートのおばさん達の今夜の晩飯は恵方巻きなんだろうな

そして俺は半額になったものが集められているコーナーへと向かった

ピリ辛の京あげ

少しお高いエビシュウマイ

笹かまぼこ

を全て半額で購入して見事に節分の豆を買い忘れて帰宅したのであった

 

明日はいよいよ自転車用の度付きサングラスができあがる日だ

13時以降に引き渡しだが流石に13時丁度に受け取りに行くのも恥ずかしい

「このおっさん13時になるまで店の横で隠れて待ち構えてたんだろうな」なんて思われてしまうからだ

でも早く引き取りたい

そして試してみたいのだ

13時15分に受け取りに行こうかな?

いかにも偶然を装って

本屋に用事があってショッピングモールを訪れる俺

本屋への通り道にサングラスを注文した眼鏡屋が

「そういえば俺のサングラスはそろそろ出来上がる頃だぞ」とおもむろに財布の中に入れてある受け取り表をチェックして

「なんと!丁度いいタイミングではないか!」みたいな感じで

今から練習をしておこう

なるべくさりげなく演技が出来るように

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恵方巻きの仕掛人はセブンイレブン?

明日は節分

節分と言えば豆まきだが

最近では恵方巻きが幅を利かせ始めている

俺が子供の頃は恵方巻きなんて風習はまったく存在していなかった

それが気がついたらコンビニ、スーパー、デパートなどで恵方巻恵方巻

いったいいつからこんな風になってしまったのか?

コンビニでは1983年にファミリーマートが大阪と兵庫県恵方巻きの販売を始めたそうだしかしこの恵方巻きを全国的に広めた仕掛人セブンイレブンだと言うのだ

セブンイレブン曰く

広島県の店舗のオーナーさんが、節分に太巻きを食べるという関西の風習に目につけ、89年に広島県の一部店舗から販売を開始しました 。翌年から、順次販売エリアを拡大し、98年に全国で販売を開始しました」

1998年

マンチェスターUがトレブルを達成した年である

サー・アレックス・ファーガソン率いる赤い悪魔

ファギーベイブスと呼ばれるファーガソンの秘蔵っ子達

スコールズギグスベッカム、ネビル兄弟、ニッキーバット

奇跡のようなメンバーが同世代に集まったのだ

それに加えて双子と称された2TOPのコールとヨーク

控えには途中交代で必ず結果を出すスールシャールにベテランのシェリンガム

スコールズと中盤を構成するのはキャプテンのロイキーン

鉄壁のDFにスタムとヨンセンにメイサイドバックアーウィン

そしてGKはシュマイケル

もうどこからでも点が取れる攻撃敵なサッカー

ジャックナイフと呼ばれたキレキレギグスのドリブル

ピッチの上を無尽蔵のスタミナで走りまくり芸術的な美しいクロスをあげるベッカム

ご存知の通り超絶イケメンである

今ではオシャレさんとしても名を馳せる彼ではあるが嫁と知り合うまでは普通に高級ブランドを着るだけの成り上がりの田舎者で決してオシャレさんではなかったのだ

最後にジダンと並ぶ史上最高のMFのポール・スコールズ

正確無比なパスに強烈なロングシュート

本当に凄い選手だった

この時のチャンピオンズリーグの決勝のDVDは今でもよく見る

しかもロスタイム3分間だけ

1-0でバイエルンがリード

しかし3分間で

シェリンガムスールシャールと立て続けに得点

見事にチャンピオンズリーグを逆転で制した

現地の実況が叫ぶ「ソーシャー!!」「アンビリーバボーアンビリーバボー」

ピッチに泣き崩れるバイエルンのクフォー

すぐそこまで手が届いていた優勝が消えてしまった

表彰式で銀メダルを授与されたバイエルンマテウスは直ぐにそのメダルを首から外してしまうのが印象的だ

彼が欲しかったのは銀ではないのだ

と、そんな1998年に恵方巻きはセブンイレブンから全国発売になったそうだが

これはたぶん嘘

この時はまだ全国に進出はしていなかったはずだ

しかしその恵方巻きも今ではセブンイレブンだけで664万本売り上げるそうだ

だがこれもたぶん嘘

売上は売上でも本当に買いたい人が買った本数ではない

ノルマ

どの業界にもあることだが

パワハラで無理矢理買わせる卑劣な商売

今年も全国のコンビニオーナーとバイト達が悲鳴を上げていることであろう

ちなみに俺は恵方巻きを買ったことも食べたことも無い

それはビジネスのニオイがプンプンするからだ

しかもせっかくの晩飯にあんな食べにくい太巻きを食べたくは無い

しかも切らずに無言で食べろとかほとんど拷問である

せめて切った物を食べさせろと

あと太巻きよりも普通にかんぴょう巻きなどの細巻きを食べたい

かんぴょうにタクアンにカッパ巻き

あとは稲荷とできればいづ重の鯖寿司

嗚呼想像しただけでたまらない

やはり恵方巻きなんて問題外なのだ

 

俺の周りでも恵方巻きを食べたという話は聞いたことが無い

果たして本当に恵方巻きは売れているのだろうか?

なんか半分ぐらいは廃棄されてるんじゃないかと俺なんかは思ってしまうのだ

節分はやはり普通に豆をまくほうがいい

仕事も今日で一段落した

明日はずる休みをしてどこかの豆まきにでも行って来ようかな

やっぱり鬼は外、福は内

恵方巻きなんて発祥すら定かでない風習はどうでもいいのだ

そして太巻きは切って食べろ

そのほうが絶対に美味い

方角なんか好きな方向見て食べろ

たとえ一人でも独り言をつぶやきながら食べてやれ

ビジネスに利用されるなジャパニーズピーポー

 

 

 

 

 

 

 

突然壊れる自爆自転車

走行中の自転車が突然壊れる

そんな事故が続発しているという

主な原因は粗悪な輸入自転車が増えたこと

輸入自転車の9割は中国製

今の時代高級ロードバイクでさえほとんどが台湾か中国製の時代

安い自転車の9割が中国製なのは当然のことだろう

しかし走行中の自爆事故は日本のメーカーの自転車でも起きているそうだ

ニュースの記事では国産製品と表記されてるがパーツ単位でみれば国産はほぼ皆無であろう

国内メーカー製の自転車とはいえ使用されているパーツは

国内メーカーが海外生産しているものや見えない部分なんかは台湾、中国メーカーのパーツを使っていたりする

ただ国内メーカーの自転車は品質管理が行き届いているので安全な場合がほとんど

中国製の粗悪な自転車など突然ハンドルが抜けたりフレームが折れたりするそうだ

走行中にこんな事故が起こればたとえ自転車とはいえ一生を台無しするような大怪我に繋がる

本当に恐ろしい

最近は自転車屋だけでなく雑貨屋なんかでも某自動車メーカーの名前を借りた自転車が売られているが

売る方もよくあんな自転車売れるもんだなと思う

ほとんどの人は普通に売られている者は安全だと思って購入してしまうのであろうが

実際にそれらの粗悪自転車を乗り回している人は良く見かけるのである

今はママチャリでも1万円で買える時代

しかしまともなママチャリなら最低3万はする

しかしそんな自転車はほとんど売れない

俺が子供の頃の自転車は5万円はした

そのかわり6段変速にウインカーやスーパーカーライトなど付いていたが

学生の頃に乗っていたママチャリも3万円はしていたはず

それがいつのまにか1万円の自転車ばかりになってしまい

世間では3万円のママチャリなんてぼったくりという認識になってしまった

俺が持っている自転車の中に折り畳みの自転車があるが

これは18万円した

芸能人にも愛用者の多い小さな国内メーカーの自転車である

18万円とはいえ使用しているパーツはほとんどが台湾製

自転車屋さんにはほとんど完成した状態で入荷するが俺が購入した自転車屋さんは自分の店で全てバラして注油し直して粗悪な消耗パーツを使用しているところは交換して引き渡してくれるのだ

そのため1万キロ走行するまではトラブル無しに走れたが流石に台湾の安物コンポメーカーのSTIは壊れてしまった

やはりこの辺りはシマノでないと信用出来ない

今は壊れたまま放置してある

18万もする自転車でも折り畳みになるとかなり安物のパーツを使用してある

それが5万円とかの折り畳み自転車だとどうなるか?

3万円代のロードバイクは?

俺はそんな自転車は怖くて乗れない

全く信用出来ない

実際にフレームが折れたりしているみたいだし

自転車はやはり信用できる店で買うのが良い

ママチャリなんかは雨ざらしノーメンテでもなんとか動いてしまうが

最近は手軽に乗れるスポーツバイクとしてクロスバイクが人気である

クロスバイクは街乗りにも遠出なサイクリングにも使える

スピードだって40キロぐらいは軽く出てしまう

しかしキチンとメンテナンスしてやらないと本当に危険

安い完成車に使用されているワイヤー類なんか一番安いスチールで雨ざらしで保管していると直ぐに錆びてしまうことも多い

そして錆びたブレーキワイヤーは切れる

走行中にブレーキが利かなくなればどうなるか?

タイヤの空気も抜けるのが早いのでこまめな空気入れが必要だし

チェーンなどの注油もそうだ

そして各ボルトのゆるみも起こる

たとえちゃんとした自転車屋さんが組んだ自転車でも走行中の振動でボルトが緩むのは起こりえることなのだ

そのために走行前には各種点検はしておいたほうがいい

軽く自転車を持ち上げて下に落とした時の異音でボルトのゆるみはチェック出来るからだ

クロスバイクは気軽に買えて気軽に乗れてしまうだけにこういったメンテが必要なことを知らない人も多いであろう

そしてチェーンの注油には556なんてのも吹いてしまうであろう

コレは間違っている

マイナス効果でしかないのだ

ロードバイクならある程度気合いを入れないと買えないし乗れないのでその辺りの下調べはする人が多いのだが

クロスバイクの場合は買ってからママチャリのように乗りっぱなし

そう言う場合も事故は起こるのだ

自転車は小さな消耗パーツの塊だ

なので定期的な点検整備が必要

その辺りの自覚が無いと非常に危険な乗り物になる

まぁ昔のほとんど壊れない丈夫な国産自転車のせいで自転車は整備が必要だと思われなくなってしまったんだと俺は思う

俺の高校時代の自転車も雨ざらしで乗りっぱなしでも壊れなかった

しかし今は粗悪な中国製ばかりの時代

やはりこれからも自爆事故は減らないだろうな

説明してもほとんどの人は俺の話を信じないし

やはりどこかで「たかが自転車」と舐めているのだ

 

俺が今乗っているロードバイクパナソニックのオーダーシステム

いわゆるPOSと言う奴だ

この自転車は日本で日本人が作っている数少ない自転車

コンポは105なんでシマノだがたぶん海外生産品になる

しかしそこは世界一のシマノだけに十分信頼出来る品質と性能である

あと国産では競輪でもおなじみの三ヶ島のペダルを使用している

本当の国産と言えるのはフレームとペダルぐらい

今の時代は完全国内生産の自転車というのは競輪用ピストぐらいしかないのかもしれないな

競輪のピストは認定を受けた会社のパーツしか使用できない

これにはおそらく国内メーカーの技術の継承保護の意味合いもあると思う

タイヤは海外生産になるのかな?

やはり難しいか

完全国産の自転車は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スカイとランスに隠しモーター使用疑惑

アメリカのテレビ局CBSが「60ミニッツ」という番組内でチームスカイとランス・アームストロングのメカニカルドーピングの疑惑を放送した

60ミニッツは有名な番組だ

今までも数多くのスクープを放送しているドキュメンタリー番組

その番組がスカイとランスの隠しモーター使用疑惑を放送した

ゲストには自信もかつてドーピングに手を出しランスのドーピングに関する告発本も書いたタイラー・ハミルトンツール・ド・フランス三回総合優勝のグレッグ・レモン、ロードバイク用の隠しモーターを開発したハンガリー人のイシュトバン・バルハス氏らが登場し、違反を行っている者は必ずいるとコメントしたそうだ

きっかけは内部告発だと言う

ツールの2015年大会にて12人の選手がメカニカルドーピングをしたと言うのだ

隠しモーターを作っているバルハス氏が言うには隠しモーターの重さは800グラムで後輪のハブに隠して装着するそうだ

そしてそのモーター付きの自転車が2015年の大会前に何台かの注文がアリ鍵付きの倉庫へと納品したという

そしてこの話はフランス警察にも話したそうだ

スカイへの疑惑が浮上したのは

2015年のTTステージの時に他チームよりスカイの自転車が800グラム重かったという

ここでレモン氏は「重量はすべてだよ。1キロも重いバイクに乗っていたら、レースなんてできるわけがない」と話しているが

何故レモン氏とあろうものがこんな素人みたいな発言をするのだろうか?

確かに通常のロードバイクなら現代のレースにおいて800グラムの重量増は致命的かもしれない

しかし問題になっているのはタイムトライアルなのだ

TTバイクの場合は平坦を走ること前程なので軽量化よりも空力を重視して開発される

そしてスカイの言い訳も同じ空力重視だから重くなったと説明している

最新のロードバイクの場合はレース用のトップグレードで組上げると規定である6・8キロを下回ってしまい重りを付けるぐらいなのだ

しかしTTバイクは各メーカー重さはバラバラ

スカイの乗るピナレロなんか毎年最新のメカニズムを投入してくる

他のチームから800グラム重いなんてことは普通にありえることだと思う

この時にフランス当局がスカイのホイールを外して重さを調べようとしたそうだがUCIの許可が得られずに断念したという

この時にちゃんと調べていればスカイの疑惑は晴れたと思うのだが

だいたいメカニカルドーピングなんてチーム、選手はもちろんフレームメーカーやコンポメーカー、ホイールメーカーもグルにならないとできない犯罪行為

スカイの場合はピナレロのフレームに日本のシマノのコンポとホイールを使用している

どちらも世界トップと言っても過言ではないメーカー

いったいそんな会社が犯罪に手を染めてまでスカイを勝たせようとするだろうか?

バレた時のリスクはかなり大きい

会社が潰れるぐらいのイメージダウンになる

それとも各メーカーには分からないようにメカニックがうまく仕込んだとでも言うのだろうか?

メカニックにしてもそんな危ない橋は渡りたく無いはず

バレたら業界から完全に追放されてしまう

そしてこれらの関係者全員を説得して口止めするには一人当たり億単位の金が必要となるであろう

隠しモーターを開発したバルハス氏はランスが急に強くなり出した時にこの自転車を売った人物から10年間は何も話すなと口止めされて2億3000万円受け取ったという

しかしランスがこの頃からメカニカルドーピングをしていたと考えるのは不自然だ

おそらくランスの頃にはまだ技術的には無理だったと思う

とくにバッテリーの大きさと容量など

今の隠しモーターでも20分しか作動しないという

番組では今回ランスがレースで使用していた同じバイクに隠しモーターを仕込んでハミルトンが試乗した

モーターは軍規格の金属で作ったもので駆動音は静か

リチウム電池で作動し隠しボタンを押すと計20分間は推進力が一定度増す仕組みになっている

さらに心拍数と連動して遠隔で作動する仕組みも搭載されていて、選手の心拍数があるレベルを超えるとモーターが駆動を始めるそうだ

ハミルトン氏曰く「これは間違いなく勝敗を分ける肝になる」と話したそうだが

彼はランスが大嫌いだけに、とことんランスを陥れたいのであろう

確かにランスは悪い奴だ

最低の奴だ

しかし彼がやってきた違法行為は肉体のドーピングと買収のみだと俺は思うのだ

そして本来なら一番疑われる可能性があるカンチェラーラについては記事になっていないので何も話してないと思う

つまりフルームに自分の記録を抜かれたく無いグレッグ・レモンとランス大嫌いなハミルトンが番組と組んで話をしてるだけのような気がするのだ

開発者は宣伝かな

バルハス氏はモーターを使った選手を何人か知っていると話しているそうだが

今回の騒動はここ5年間で四回ツールを勝っているチームスカイとイギリスに対して

ツールで勝てないフランスとランス大嫌いなアメリカ人達の嫉妬のような気がする

ウイギンスの疑惑は濃いグレーってとこだろうが

ウイギンスTUE疑惑のような逃げ道のある合法か違法かの境目のやり方はスカイはやりそうな気がするが

バレた時に買収以外全く逃げ道がないメカニカルドーピングは流石にやらないと思う

フルームも違反行為に素直に応じるとは思えないし

しかしなんでこんな番組作るかなぁ

疑惑が出るだけでもロードレース界にとってはダメージが大きいのに

本当いい加減にして欲しい

ハミルトンもレモンも

そしてこれによりフルームがまた観客からのブーイングや尿をかけられるようなことがないことを願う

 

でももしこれらの疑惑が事実だったら?

今度こそサイクルロードレースは終かもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月16日に小惑星「WF9」が地球に衝突の可能性

直径約1キロの小惑星「2016WF9」が地球に接近中である

NASAの発表では小惑星が地球にもっとも接近するのは2月25日で地球から約5150万キロ離れた宇宙空間を通過するので問題は無いとしているが・・・

ロシアの天文学者デミン・ダミール・ザハロヴィチ氏の主張は2月16日に地球に衝突する可能性が極めて高いというのだ

もし小惑星が地球に衝突したらどうなるのか?

海に落下した場合は大津波が発生して海水は沸騰するという

これでは魚が全部塩ゆでになってしまって刺身で食べれなくなってしまうのである

ザハロヴィッチ氏は言う

NASAが公表している予測は間違っています。彼らは当然、本当のデータを持っているはずです」

「WF9と呼ばれている天体は、昨年10月、惑星ニビルが反時計周りに太陽のまわりを周回しはじめたとき、ニビル系から分離しました。NASAは、その頃から、WF9が地球に衝突すると知っていたはずです」

各国首脳はすでに危険を把握しているが、集団パニックの発生を怖れ、事実を隠蔽している可能性があると・・・・

もし仮にこれが事実であったとするならトランプなんかは真っ先に真実をしゃべってしまうと思うのだが

その上で小惑星にミサイルをぶち込むと言いそうな気がする

どっちみち地球に衝突したら地球は壊滅的なダメージを受けるだろうし

俺自身は長生きするつもりも無いので衝突しても構わないと思っている

それが運命なら受け入れるしか無いのである

後は死んだ後で閻魔様に全てをゆだねて裁いてもらい地獄にて罪を悔い改め

いつかは阿弥陀様の住む西方浄土へ旅立つだけである

2月16日に衝突するならバレンタインデーでチョコを貰った男性達も3倍返しをしなくて済むしタイミング的はちょうど良いのかもしれない

ただし貰ったチョコは16日までには食べておいた方がいいと俺は思う

死んだらもうチョコは食べられないからであるが

バレンタインデー

俺にはまったく縁のないイベントである

義理チョコ本命チョコを合わせても今までの人生で獲得した総数は5個ぐらいじゃないだろうか?

内訳は義理3個に本命2個

さらに義理の3個の内訳は小学生時代にクラスの男子全員に渡していた女子から1個

18歳の時に友達の彼女から義理チョコが余ったからと1個

30代の時にコンビニのオーナーらしきおっさんから1個である

ここで何故おっさんから義理チョコ?という疑問が発生するが

俺はホモではない

たぶんこのコンビニのオーナーらしきおっさんもホモではないと思う

おっさんは俺にこう言いながらレジでの会計時にチロルチョコを一個くれたのだ

「バレンタインデーなんでチョコのサービスです・・・」と

正直言ってこの時はお互いの間で気まずい空気が流れた

俺の後ろには若い女性達が並んでいる

その目の前でバレンタインデーにおっさん同士がチョコを渡しそして受け取っているのである

流石の俺もとまどった

この好意を素直に受けるべきかどうか?

結果として断ることが出来なかった俺はぶしつけな態度でチロルチョコを受け取って逃げるようにしてコンビニを後にしたのであった

俺はその後で反省した

せっかくの好意に対してぶしつけな態度を示してしまったことに

やはり大人の男として満面の笑顔で「ありがとうございます!!」と言うべきではなかったのかと、たとえその行為で誤解を受けたとしても

それ以降俺はバレンタインデーにチョコは貰ってはいない

俺の生活には女性との接点はほぼ無いからであるが

チョコは好きだがお返しのことを考えると迷惑なイベントでもある

これもウナギや恵方巻きのようにビジネスが絡んでるために今更無くせない大人の事情があるだけに困った物である

女性からしても迷惑なイベントだと思うのだが

そのことを考えると小惑星「2016WF9」は2月13日に衝突した方が良いのかもしれないと思ったが、よく考えたら既にバレンタインデー商戦は始まってしまっている

まだチョコを購入していない女性の方はよく考えた方が良いのかもしれない

せっかくチョコを渡してもその2日後には地球が壊滅するかもしれない

本命なら最後に大切な人に渡したいと思うかもしれないが今年の義理チョコは控えた方が良いかもしれないと俺は思うのであった

 

1月27日の午後10時30分頃に三田市あかしあ台5丁目付近で、声かけ事案が発生したそうだ

歩いていた女子高生に対して身長165センチ中肉で年齢は40歳ぐらい上下黒ジャージに身を包みリュックを背負った男がこう言ったという

「そのスカートのところに行きたい」

女子高生は西を示してこう返したという

「あっちです」

すると男はそのまま西方へ立ち去ったと言うのだ

俺はこのニュースを見て非常に奥が深い話だと思った

この男にとってのスカートの中とは極楽浄土

そしてそっと極楽浄土のある西を示す女子高生

彼女が教えたのは仏教徒が最後に目指すべき場所

阿弥陀如来が住む西方浄土なのである

方向を知ると何も言わずに西へ向けて旅立って行った一人の男

果たして彼は辿り着けるのだろうか?

極楽浄土へ

その場所は西方にあると言う