京都、先斗町
京都五花街の一つ
おそらく京都を訪れた人は1度は歩いたことがあるのではないだろうか?
鴨川沿いの狭い道に飲食店が建ち並ぶ光景は風情は感じられないが、なかなか珍しい通りだ
今までは道幅が狭過ぎて従来の工法では無電柱化は不可能であった
しかし技術は常に進歩しているのだ
なにやら通信回線と電線を道の両側の路面直下に埋設する全国でも珍しい工法を採用したそうで、工事期間中は、午前1~10時に一部を通行止めにするそうである
工事区間は先斗町通の北端から四条通までの約490メートルの区間
俺の京都旅の時の散歩コースでもある
そしてなぜ俺が先斗町を散歩するのか?
その理由の一つが電線なのだ
以前もブログに書いたが俺は街中の電柱や電線が大好きなのだ
この先斗町もあの狭い路地に上を見上げればごちゃごちゃした電線
あの風景がたまらなく好きで俺はいつも先斗町を撮り歩いていたのだ
そんな俺からすれば
「余計なことを・・・・」となるのである
正直いくら電柱を無くそうが先斗町には風情は戻って来ない
それならば、あのごちゃごちゃ感を全面にアピールするべきなのだ
はっきりいって看板だらけで電柱電線を排除しただけではなんともならない
むしろ俺が主張するように
「さらにごちゃごちゃと・・・・」
やはりこれがいいのだ
何よりも俺が撮りたい物が無くなってしまうではないか
俺はキレイなだけの京都を撮りたい訳では無い
俺が見たそのままの京都を撮りたいのだ
そのために7億とも言われる大金をかけて電柱を埋めなくても良いのでは?
そんなものは偽の風景なのだ
とかなり極論だなと自分では分かっているのだが
よくありがちなレトロ調にはして欲しく無い
それならば電柱電線のリアルな昭和のほうが俺は風情があって好きなのだ
今回は先斗町だけだがいずれは京都の街全域に広がってしまうんだろうな
いまのうちに電線を撮っておかないと
この辺りも面白いのだ
空を見上げた時のごちゃごちゃ感が
そして電柱はメカメカしていてかっこいいのだ
これが俺の好きな風景であり俺の好きな京都でもある
ずっとこのまま京都の町中の空は狭くてごちゃごちゃしていて欲しい
と俺は思うのであった
昨日の鯛かま大根
非常に美味しかった
やはり鯛のかまは最高だな
大根も丁度良い塩梅に炊かれている
名古屋のおでん屋なんかでよくありがちなのが煮込みすぎてくたくたになった大根
あれはダメだ
大根の旨味を消してしまっている
単に柔らかい丸い物体になってしまっている
柔らかければ良いと言う物ではない
やはり何事もやりすぎはダメなのだ
やりすぎと言えば映画などの演出
三池崇史監督である
あの「やりすぎ」演出が見事にはまる場合もあるのだが、最近の作品は個人的にはどうも「やりすぎ」演出で自滅している気がする
そんな三池監督の最新作の映像が今日のめざましTVで流れていた
用心棒を主人公とするアクション時代劇
漫画が原作みたいだが
「無限の住人」
適役もかなり豪華なメンバーだ
それなのになんであんなに外れ感が満載なのだろうか?
漫画の実写化は難しい
特に今回は主役の顔に縦横に傷がいっぱい
そしてその傷を再現したキムタクの顔がかなり変
原作は知らないのでどんなキャラなのか分からないが
相変わらずの大人になりきれないキムタク演技でキムタクはキムタクのままである
いいかげんみっともない
そして殺陣のアクション
どうしても劣化版るろうに剣心に見えてしまうのは俺だけだろうか?
とにかくここまで来るとファンでもない俺でもキムタクを見てるのが、とてもかわいそうで辛くなるような映像であった
これで余計にキムタク人気は落ちるような気がする
彼もいい加減におっさんだという自覚を持ってキャラを変えて大人にならないと
いつまでも「ちょ、まてよ!」とは言ってられない