鯖棒亭日乗(下)

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岸田首相「カラマーゾフの兄弟」1巻で諦める「これ無理だな」

去年の大晦日のことである

日本の首相でもある岸田文雄

都内の某所店にて15冊の本を購入

「正月休暇に読書三昧」などと目標を掲げてのことである

普通に考えれば15冊は多いような気もするが

本にもよるしな

デラべっぴん」とか「ストリートシュガー」ならあっという間に読めることだろう

とにかく15冊もの本を購入した岸田である

その中で注目されてた本が

あのロシア文学の名著「カラマーゾフの兄弟」である

全5巻だというから

おそらく光文社古典新訳文庫

訳は亀山郁夫だろうな

カラマーゾフでも賛否両論の訳で

でも初心者には読みやすいような気もするが

どうなんだろう?

ロシア文学マニアからは酷評されてるみたいだが

俺は新潮文庫原卓也訳しか読んでいない

 

で、お正月休暇

早速カラマーゾフの兄弟を読み始めた岸田

「俺もロシア文学を読んでプーチンとの対話でも・・」

そんな狙いもあるのかないのか

誰もが一度は耳にしたことがある作家ドストエフスキーの名著である

しかし無念

岸田はカラマーゾフを読破することができなかった・・・

かなりの長編なカラマーゾフ

残念なことに1巻で

たった1巻で挫折をしてしまったという

読み始めて直ぐに

「これ無理だな」と

日本のリーダーとして判断の速さは流石で

直ぐに自分の右腕とも言える長男に託した

「読んで内容を教えてくれ」と

「聞く力」発動

いかにも岸田文雄らしい判断である

自分で読むのでなく、聞く

素晴らしい

日本は安泰だね

 

 

で、カラマーゾフ

個人的に大好きな本で

5回以上読んでるはず

最初に読んだドストエフスキー罪と罰

ラスコーリニコフだな

岸田が読んでないのなら

まずは罪と罰の方が良かったような気もするが

岸田増税である意味殺される人も多い年になりそうだしな

金貸しの老婆のお金を増税で得た血税に変えて読んでみるべきで

「このお金を社会のために・・・」

しかし足らない

こうなったら・・殺してしまえ・・・

増税増税増税

 

 

で、岸田が挫折したカラマーゾフ

村上春樹曰く

「世の中には二種類の人間がいる。『カラマーゾフの兄弟』を読破したことのある人と、読破したことのない人だ。」

 

人類文学の最高傑作との呼び声も高い

しかも未完

ドストエフスキーが死ぬ80日前に完成で

続編の構想もあったのだが・・・

「全部入り」と言われるカラマーゾフ

ミステリーの中に恋愛、宗教、家族などなど

全部入りである

それでいて破綻していない

難しそうなイメージだが

高卒の俺ですら読み出すと止まらなくなり

寝ようと思っても続きが気になって眠れずに

一気読みした本である

で、「ドストエフスキーやるな」と上から目線で評価した

特に「大審問官」は必読で

たまにこの部分だけ読んだりもする

で、最終的には最高のミステリーとして読むことになる

岸田が挫折した前半を我慢できれば

そこからは一気読み

翌日の仕事に影響するので翌日が休みの日に読むべし

 

 

で、こんな本もある

 

 

 

しかし岸田は残り14冊は何を読んだのか?

もっと読み易い奴にすれば良かったのにな

俺が勧めるなら

 

とりあえずこの5冊だな

 

何回読んでも飽きない5冊

この5冊を読んだら

内田百閒の阿呆列車シリーズ

で、鬼平犯科帳

全巻読むべし

日本のリーダーなら読むべし

ついでに男の作法も読むべし

 

で、海うそ

 

見仏記を読んだら

京都奈良へGO

 

最後にサクリファイスを読んで

ツール・ド・フランスを見よう