鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

「私のせいで・・」帰省した孫が発熱でジジババ感染

まぁこういう事はあるだろう

だから「家でジッとしてろやハゲ」と岸田が言わなければいけないわけで

これでジジババに何かあったら孫は一生の心の傷となる

久しぶりに行動制限の無いお盆

遊び大好きダメ人間が一斉に全国へ散らばる

円安やコロナ隔離などもあってハワイなど海外組は少ないみたいだが

みんなここぞとばかりに帰省したり旅行したり

日本人の悲しいさがで

休日でも渋滞や満員電車に乗らないと生きた心地がしない

なのでみんな一斉に移動

その前に一斉に検査

そして一斉に感染して

一斉にジジババを殺す

そんなお盆だな

 

今回の帰省した家族も事前に検査はしたそうで

しかも都内へ日帰りと言う帰省

おじいさんは76歳

何かあったらアレな年齢

そこに娘である母親と孫二人

それぞれ11歳と8歳の孫

8日に抗原検査で「陰性」

安心したのだろう

で、めでたく帰省してジジババと食事

日帰りなんでその日に帰宅

しかし、翌日の9日に8歳の孫が発熱

すぐに抗原検査をすると「陽性」

で、その翌日の10日はジジババが「喉が痛い・・・」「倦怠感がー・・」

で、11日にかかりつけの医者で受診「陽性」

さらにおじいさんは症状が悪化・・・

 

近場で日帰りの安心感もあったのだろうが

抗原検査してからジジババと接触するまでに時間があるからな

特に都内などどこにオミクロンが潜んでいるかわからない状況

陽性者も構わずうろうろ外出してる可能性高し

実際に沖縄など観光客が感染しまくっていて

帰りに検査するが飛行機の時間もあり結果を待たずに搭乗

沖縄から飛び立った後で「陽性」が判明

そのままコロナを撒き散らしながら帰宅することになる

若者なら会社に言いづらく症状がなければそのまま出社するだろう

満員電車に揺られ

昼はランチを楽しみ

会社ではゆるゆるマスクの隙間から飛沫を飛ばす

持病持ちの上司が感染して・・・

そんな流れが明日から始まるだろう

政府は早速「全数把握しないもん」と言い出した

知らなければ大丈夫

5類にして

「ジジババ、持病持ちは死ね」大作戦

世界同様に見捨てる方向へ加速する

今のうちに冥土の土産を

 

 

で、俺も感染するとどうなるかわからない体なんで

そろそろ冥土の土産?みたいな感じで日々生きている

1週間先のことはわからない

そんな時代にこれから突入

一説には第8波が8月末にやってくるとも

で、大本命は冬にやってくると

オーストラリア見ていてもそうなっているそうで

まだまだ油断はできないが

既に若者は油断しまくりで

あいつら全員ハゲればいいのになと

頭頂部だけツルッツルになればいいのになと

乾かないように水をかけてやるから

あとは噂の「黒いふりかけ」をかけてやるのにな

俺が以前使ってたのもまだ残ってるし

あの横山剣さんも愛用してたとか

でもすぐにふりかけでは誤魔化せなくなるからな

その時は俺が「ごはんですよ」を塗ってやる

みんな早くハゲてしまえ

 

そんな俺はお盆用に献上した予算3000円のうち2000円が余っていたので

奮発して一色産のペラペラウナギを1980円で買ってきた

いつ死ぬかわからない

なので生きてるうちに最後のウナギを・・・

まぁそんなところ

で、酒で洗い

網で焼き直した

で、曲げわっぱにご飯を敷き詰めて

上にウナギを並べてタレかけて山椒パラパラ

付け合わせに冷蔵庫の中にあった「テリー伊藤家の卵焼き」を添えて

完成

「愛知県一色産ウナギ弁当」

曲げわっぱに詰めるだけで美味しそうに見えるから不思議

で、食べてみる

まぁこんなもんか

やはり店で食べるようには行かないな

最後の方は少々くどい

50歳過ぎると白焼が恋しい

でもスーパーでは入手困難

 

 

 

で、いつ死ぬかわからないので

お盆期間中は少々の雨は気にしないで自転車で走っている

念入りに雨雲レーダーを確認するも山間部は突然雨雲が湧いて雨が降る

毎年のことだが

夏恒例で

小雨なら逆に涼しくて気持ちいい

で、今日も川を越えたら急激に空が暗くなる

確実に降っている

迷いながらも足は止まらない

気持ちは山へ山へ

すると山から降りてきた自転車乗りがすれ違いざまに

「雨、雨」と教えてくれる

「行けるところまで行くか」

どうせこの場所は雨宿りする場所もない

せめて途中にあるお寺さんまで行かないと厳しい

しかし山から降りてきた人たちは雨から逃げてきたわけで

すれ違うとしばらくして雨がポツポツ

すぐにザーザー

俺は瞬時の判断で木の下に避難した

そこだけ地面が濡れていない

要するに木の葉っぱが天然の屋根になっているからだ

 

雨が降り出した

雨宿り中

川の水も増水中

雨雲レーダーを見ながらどうするか?検討中

散弾銃の薬莢?

水も滴るいい男、パナチタン

帰るか

雨雲はどんどん湧いてくる状況

空も暗い

小降りになったタイミングで引き返す決断を下す

勇気ある撤退

麓まで降りると道も濡れてなくて太陽が出ている

場所によって全く違う

今なら・・

近くにある勾配10パーの坂道へ向かい

1本だけ登ってみる

お盆中に走り込んだので調子がいい

それほど心拍数も上がらずに勾配10パーをクリア

やはり毎日走ることが大事

いつもならハァハァと無酸素に入れないと登れないのに

今日は余裕で登れた

初老だがまだまだ34ー28で行ける

で、下る

しばらく走ると再び道路が濡れている

しかも大きな水溜まりも

行きにすれ違った人たちは延々と雨雲から逃げてた可能性

俺の判断は正しかった

 

 

 

今日は送り火

お盆が終わる

来年のことはわからない

生きているのか?死んでいるのか?

死んでも誰も俺には迎え火を叩いてくれない

永遠にこの世には戻ってこれないだろう