鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

「若者のアルコール離れ」に政府がアイデア募集「サケビバ!」

いろんな事から離れたがる若者

今回はアルコール離れ

アルコールなんで若者と言っても20歳以上が対象になるのだろうが

国税庁の調査によると

成人一人当たりの酒消費量が1995年には100リットルだったのが

2020年では75リットルに減少

実に25リットル減

個人的にアルコールをできる限り控えてる俺には

「健康的でいい事だな」としか思えないが

そこには大人の事情があるのだろう

「酒税」とか

だから国税庁が調査したのだろう

ほんと嫌な奴らだな

頭良いんだから

もっと人の役に立つ仕事すればいいのにな

 

で、アルコール離れ

若者の半数は酒を飲む習慣がないとか

国税庁としては毎日100リットルぐらい飲んで欲しいところだろうが

と言うか飲まなくても良いので

頭から被るとか

そのまま下水に捨てるとか

それでも国税庁的にはOK

とにかく酒を買うことが大事な

今回の若者のアルコール離れである

で、これではあかんと、

政府が立ち上がった

貴重な国民の血税を使い

おかしなことを始めた

「サケビバ!」

酒とビバを合わせただけの安易な名前

名前からしてアレだが

どこまで国民を若者を舐めれば良いのか?

一体誰が考えたのか?

お友達のあの企業が絡んでたりするのか?

いろんな想像をしてしまうが

とにかく「サケビバ!」が始まる

要するに国民からアイデアを募集しようと

税金を使い自分達は考えない

仮に失敗してもアイデアを出した国民のせいにできる

なかなか考えたな

 

で、内容としては

「家飲み」に合わせた製品やデザイン

ネット上の仮想空間「メタバース」を活用してどうのこうの

新しい提案だとか

応募資格は「20歳から39歳の個人、または3人以内のグループ」

期限は9月9日まで

案外時間がない

書類審査があってそこを通過すると11月10日の東京で開催される本大会へ

このコロナ禍で危険な東京まで呼び出されるとか何の罰ゲームなのか?

そこはネットでやればいい

IT太郎にちょいちょいと頼めばいい

尚、大会の様子はオンラインで配信される

それなら尚更審査もオンラインでやれ

 

個人はわかるが

3人以内のグループ?

シブガキ隊とか?少年隊とか?

ジタバタしてても仕方がないしな

最優秀賞には同庁が事業化を支援とか

出来レースになる可能性も無きにしも非ず

それが応募期間の短さにつながるのかもしれない

 

 

要するに若者酒離れは

いわゆる「アルハラ」だろうな

ちなみに腹が赤いのは「アカハラ

未成年時代は友達や先輩から「飲めやハゲ!」と強要

女子なんかは酔わせていやらしいことをしようとする男の餌食になる

社会に出れば無能な上司から「飲みに行こう」と誘われる

上司も色々と考えてのことかもしれないが

そこはアレで

無能だから

「酒を飲むことでのコミニュケーション」しか思いつかないのだろう

酒が大好きな俺は大きな声では言えないが

小学生の時から飲んでいる

今は持病の関係で極力減らしてるが

仏壇のお供えの酒が溜まってしまうので

月に4合瓶1本だけ飲むことにしている

一応検査の数値は服薬の効果で正常値で安定してるので

これも妄想ツール・ド・フランスの成果である

そんな酒好きな俺でも他人と飲むのはあまり好きではない

もっとも気の知れた相手となら構わないが

あとは店のバーテンダーとかマスターとかと酒談義は面白いかな

あくまで家飲みが主体である

コロナ以前は年に1度

奈良ホテルのBARで飲むのが楽しみだったが

それと月に数回のランチ時の一杯

これは持病の関係で途中からやめたが

カウンターで意識飛びかけて

流石にヤバイなと

なので家飲みな俺

今回のサケビバ

どんなアイデアを捻り出してやろうかと考えたが

浣腸しても出てこない

酒嫌いの若者に家で毎日大量の酒を飲ませるアイデアなど出てくるわけがない

酒と言ってもさまざまな種類があり

昭和の頃は「ビールなんか酒じゃない」と言われてたが

令和ではビールも立派なアルコールで

安物焼酎を使った酎ハイ同様

一番飲みやすい部類になるかな

あとは甘いカクテル

カルアミルクなど酒の飲めないJDを酔わせてチョメチョメする代表的なカクテルである

ビールならレッドアイなんかも

「トマトジュースだから」

リコピン獲ろうぜ!」とか理由が付けられる

あとは杏露酒

読んで字の如く杏のお酒

中国料理屋にも置いてあり

これも飲みやすくて酔いやすい

と、思ったらキリンからいろんな甘い酒が出てるんだな

www.kirin.co.jp

 

この辺りからチビチビやるのも良いかな

まずは酒に慣れること

俺の場合は小学生の時の「赤玉パンチ」だな

で、次にスイーツや料理に合わせてみる

そこから取っ掛かりが

できるかも知れない

この際に重要なことは

自分のお気に入りのグラスや酒器を使用することだな

酒を飲むときのテンションが変わる

間違ってもストロング系からは入らないこと

あれは世捨て人専用の酒である

 

 

次はビールかワインか

ウイスキーハイボールなんてのもありだが

個人的には日本人なら日本酒へ

敷居が高いかと思われる日本酒ではあるが

米でできてる酒なんで

ご飯にあうものなら基本的に合わせられる

和食には最適なおとも

それが日本酒である

大量に飲む必要はない

これもお気に入りの酒器に入れてチビチビと

料理をつまみながらチビチビと

最終的には長谷川平蔵みたいに茶碗に注いでぐびぐびと行くのもオツである

彼はスイーツとも合わせてたからね

饅頭と酒

団子と酒

夏目漱石が通った団子屋があるが

この店では酒も飲めるからね

 

で、酒は器でも味が変わる

なのでさまざまな酒器を試すのもまた面白く

気の利いた店なら大量にあるぐい呑みから選ばせてくれたりもする

ぐい呑みなどプレゼントにも最適で

まずはお気に入りのものを購入だな

そこから日本酒人生が始まる

otonayaki.com

 

で、日本酒と言ってもさまざまな種類があり

迷ってしまうが

初心者はまず値段は高いが

純米大吟醸」から始めると日本酒に入りやすい

非常に飲みやすいので

まずはここから

ただし値段は高い

米をこれでもかと磨いて雑味を削り取り醸してるからね

でもそれだけに飲みやすい

日本酒にハマり出すと

比較的安い酒が旨く感じるので

まずは日本酒を好きになること

ここからだな

ただし紙パックの酒は無しで

 

ワインのことはわからない

焼酎もわからない

ビールはちょっとはわかる

ビールも奥が深く

日本人がビールと認識してるのはピルスナー

世界にはさまざまな種類のビールが存在していて

これまた面白いのだが

めんどくさいので割愛する

 

酒がメインで

他の発酵食のことも知りたいのなら

漫画「もやしもん」で基本を学ぶ

 

そこから蘊蓄を知りたいのなら

レモンハート」へ

日本酒を醸す人の熱い思いを知りたいのなら

石ちゃんのSAKE旅」

以前はAmazonで見れたが

今も観れるのかな?

とにかく酒に興味を持って

酒を好きにならないと家飲みもしない

興味を持つと

そこから合わせる料理が気になり始める

どんどん増える酒器

「今日はどんな酒器で何を飲もうか?」

こんなところだろうな

酒嫌いを家飲みさせる方法は

まずは形から入ること

おそらく国税庁がやろうとしてることは失敗するだろう

酒は強要するものではない

まずは興味を持たせること

そこから全てが始まる

そして最後は肝臓がんで死ぬ