鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

トヨタEV「2日で完売予定が1500台売れ残る」

トヨタとスバルが共同開発したEV

名前はよくわからないが

ビジーフォーみたいな感じの車で「bZ4X」

以下ビジーフォーと略すが

最近のトヨタはアレで

車名が言いにくい

ミニバン3兄弟の「エクスワイヤー?」

アレも無くなるそうだが

多分ディーラーで注文しにくいからだと思う

「すみませんミニバンのアレ、エクスなんとかを一つください」

みたいな感じになるからな

でも一強時代が続くトヨタ

慢心なんだろうな

同じ過ちをまた繰り返す

それでも一強は安泰なんだけどね

 

で、鳴り物入りなのか?

焦ってなのか?

とにかくようやくトヨタもEV専用車に参入

お値段は衝撃の600万から

東南アジア並みの貧乏国家な日本人には非常に厳しい値段

正直悪いことしないと買えない値段だな

持続化給付金詐欺とか

で、ほぼ同じ車のスバルは個人でも普通に購入できるのだが

販売方法でもトヨタは調子に乗っちゃって

いわゆるサブスク

最近流行のサブスク

サブちゃんがスクール水着きてるやつ

トヨタだと「KINTO」となって同名の食器メーカーもあってややこしいが

要するにリースにして車検や保険まで全て囲い込み商法

全部含めて月々8万ぐらいだったかな

頭金は77万円必要だが

600万オーバーの車を買う人なら77万は端金だろう

でも毎月チマチマと8万円を家賃みたいに払うのはめんどくさい

ローン嫌いな俺ならまずKINTOは無理

そもそも俺にはお金がないのだが

お金があっても無理

人間なんていつ死ぬかわからないから

払えるうちに払う方がいい

EVになると車検整備はディーラーに任せた方がいいのだろうが

それでもなんか全てをディーラーでというのもアレで

ディラーのメリットはEVでも全て整備できること

で、デメリットが

値段が高い

サービスが悪い

営業が鬱陶しい

つまりデメリットの方が上回ってしまう

値段的なことなら600万の車を買える人ら少々ぼったくられてもダメージは少ないかもしれない

個人の町工場に比べてサービスが悪いのも我慢できるかもしれない

しかし営業の鬱陶しさはなんともならない

アレは逆効果だと思うのだが

ただ単にノルマ達成や金儲け臭しかしないしな

俺も血迷って3月に中古だがディーラーで購入して

いまだに手紙が届き電話がかかってくる

しかも日曜日や祝日に

鬱陶しいので無視してるが

多分保険を狙っているのだろう

購入時にも狙っていたので怒ってやったのだが

「汚い真似するな」と

保険屋とは親父の代から50年以上の付き合いで

自転車事故でも世話になってるからダメだって言ってるのに

諦めない営業

アレは逆効果でしかない

営業のくせに金で動く人間かどうかわからないのだろうか?

貧乏人ほど金では動かない

だから貧乏なんだけどね

 

そんなディーラとのお付き合いが濃くなるKINTO

リース契約なんで

犬や猫などのペットが乗せられないとか

様々な条件がつく

おそらく雨上がりのトレイルライド後のドロドロになったMTBを積み込むのもご法度なんだろうな

正直ドロドロのMTBを積載できない車に価値はない

リースだから自分の車であって自分の車でない

「お前EV買ったのか!」

「否、これ借り物だ」となる

こんな限定的な販売方法なのに

何故かトヨタは強気で

どうやら「2日で売り切れる」と思い込んでたみたいで

しかし現実は1500台売れ残っていて・・・

スーパーなら半額シールだし

アパレルならワゴンの中にぶち込まれるレベルだな

確か今回は3000台の販売で

秋に追加販売となる

で、トヨタの販売店は全国約6000箇所あって

つまり3000台という数字は2店舗に1台となる

そこで自民党のように一強時代が続く慢心トヨタ

「そんなの余裕じゃん」と、思ってたのだが・・・

 

トヨタとはいえ時代を見誤ったかな?

貧乏な日本人が600万オーバーの車を簡単に買えるわけないのに

EV買うなら残価ローンでアルファードを買うしな

そもそもKINTOで月々の支払い8万円とか

無理して購入したタワマンのローンもあるだろうし

流石に厳しい

しかもドロドロのMTBなど積んで車を汚すこともできない

そんな車が売れるのだろうか?

EVの充電器もまだ普及はしきっていない

航続距離も短い

しかも「スピンドルボディ」とかいう無理な設定のデザイン

近年の世界的なグリルの大型化に目をつけたトヨタ

「うちはスピンドルグリルで行こう!」

トヨタのオリジナリティを出すためにデザインの軸としてスピンドルを採用

これには賛否両論で

マイルドヤンキーには大受

派手さを嫌がる人はミニバンだとホンダへ流れる

で、せっかくやり始めたスピンドルグリル

伝統となるはずだったのだが

時代はEVへ動き出す

世界的なトヨタいじめによるEV推し

EVになると空気を取り込んで冷やすためのグリルは不要となる

そこで悩んだ

「一体・・どうすれば・・・」

で、なんとか捻り出した一本糞みたいなアイデアが「スピンドルボディ」

ボディをスピンドルさせちゃえ!

それがレクサスのEV

このデザインも賛否両論

熱狂的なスピンドルファンは「かっけえ」

一般人は「えっ・・・」

ビジーフォーはお値段600万から

普通の人なら600万円あるとしたらデローザのチタニオを4台買うだろう

 

その一方で予想以上にバカ売れの日産SAKURA

補助金なしだと250万〜300万弱

補助金使って180万円ぐらいから

自治体でも差はあるが

同じEVではあるが

軽と高級車

売れるのは軽規格

トヨタは世間がどんだけ貧乏だかわかってない

トヨタ車を購入する人のほとんどは車にこだわりがない人たち

そこをトヨタはわかってないんだろうな

軽自動車は嫌だから・・・

売るときに高く売れる車がいいわ

そんな人をうまく引き込むのがトヨタ

リセールのわからないEVには手を出しにくい

結局はまだよくわからないからね

駆動系バッテリーの劣化具合とか

いくらトヨタが「大丈夫っす」って言っても

実際にそれを理由にして販売方法をKINTOのみにしてるわけだしな

1500台

売れ残りと考えずに

「EV1500台入荷しました!」

「早い者勝ちですよ」

で、いくしかない

 

トヨタが苦戦する一方で

普通の販売方法のスバルは好調な販売数

デザインは好みだが

スピンドルよりはマシかな

トヨタも辞めるなら今のうちなのに

「ごめんなさい」してスピンドル縛りやめるべきで

グリルならまだBBQの網をして使えるが

流石にボディをスピンドルしちゃうのは・・・

「顔は辞めなボディボディ」じゃないんだから

これからどうするんだろうな?

デザイナーも頭が痛いと思うが

ここからさらにスピンドルするなら

社長をスピンドルするしかなく

スピンドル章男」

なんか

トリンドル玲奈」みたいで行けるかもしれない