鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

注文住宅の外構での失敗、1位天然芝

注文住宅

本来なら自分の好みの家になるはずだが・・・

今回は外構での失敗例のアンケート結果

築5年以内の注文住宅に住んでる25〜45歳の男女498人を対象でネット調査

その結果

58%が「失敗」したと

で、何が失敗だったのか?

1位 天然芝 21・8%

2位 玄関前の階段 19・7%

3位 狭い駐車場 18・0%

3位 オープン外構 同率

5位 シンボルツリー 15・6%

番外 ウッドデッキ 10・7%

 

外構は本体とは別工事になる場合が多く

そこまでの予算はまず考えてない

しかも外構って目ん玉が飛び出るぐらい高いそうで

うちなんか大谷石の塀がボロボロになってて

今にも崩れそうで

でも直すお金がなくて

どうしたもんかと思ってたら

ちょうどいい具合に近所の床屋の車が突っ込んできて

塀を壊してくれて

無料で新品になった

その時にはっきりした値段が教えてもらえなかったが

「高いよ」とのことだった

で、注文なんでアレコレ調べて理想を追い求めたはずなのに・・・

実に半数以上の人が失敗している

家なんてものは3軒建てないと理想の家は立たないと言われてるしな

庭も7代目小川治兵衛さんとかに頼めばとんでもなく素晴らしい庭ができるが

予算もあるし

なかなか理想は厳しいだろう

「植治」こと小川治兵衛さんの代表作が京都の南禅寺の近くにあって

「無鄰菴」

murin-an.jp

俺はここの庭が大好きで何回か訪れてるが

基本的に日本庭園なのに天然芝を多用していて実に面白い

そして素晴らしい

東山を借景にする贅沢さがたまらない

もし俺が庭に天然芝を採用するならまずここを参考にするね

でも大きさ的にも予算的にも厳しいだろうが

なんらか参考になる部分はあるだろう

要するに今の日本人って怠け者だからね

基本的に社畜で仕事でヘロヘロになり

休日ぐらいはゴロゴロしたい

なので庭なんか構ってられない

さらにそもそも庭には興味がない

そんな人が庭を作れば後悔しか残らないわけで

そんなところだろうな

外構の失敗って

 

次に玄関の階段だが

これは高齢になってから問題化することで

なんで45歳までのアンケートでこれが出てくるのか?意味不明で

水害が多い地域などは建物は高くしないとダメなので階段は必要になってくるが

将来の車椅子生活を見据えてスロープが作れるような設計は必要かもしれない

でも若いうちはどうでもいいと思うが

まさか数段の階段でさえ登るのを嫌がるほどダメ人間なのだろうか?

 

3位の狭い駐車場

これは仕方がない部分もある

日本は狭いからね

地方でもせいぜい土地が50坪ぐらいだろうし

30坪程度の敷地しかないなら尚更困る

設計士も足りない頭からアイデアを絞り出すのだろうが

予算的なこともあるし

厳しいね

しかも昭和時代は5ナンバーが主流だったのに

いつの間にか3ナンバーが当たり前で

さらにメーカーも日本市場は軽自動車に絞り

普通車などは海外で売ることしか考えてないから

欧米基準でありえないほど幅が広くなっている令和の車

昔のアメ車並みに幅広だからね

しかもカーポートとか高さ制限もあるし

台風が来ると屋根が飛ばされるし

下手したら柱も曲がって全損になる

あとは建物の一角に作る駐車スペース

これは敷地が狭い家に多いが

基本的になんともならない

なんとかしたいなら

逆転の発想で車庫に住むことを考えるべきで

家全体を車庫にして

キッチン、トイレ、風呂だけ隅っこの方に作れば車庫は広くなるだろう

根本的に土地が狭いのが問題で

今の状況では5ナンバーはさらに減るわけで

ますます軽自動車最強だな

うちの車庫はそこそこ広さはあるが

半分俺の自転車整備場と観葉植物置き場になってるし

車の横はハンドル幅800ミリのMTBが通れるようにしてあるので

そこそこのスペースが必要になる

なのでギリギリに寄せる必要があり

常に車のセンサーが「ピー」とうるさい

 

 

オープン外構

これはなんだろう?

お金がなくて庭が作れなかったパターンかな?

 

シンボルツリー

これもアレだな

業者の言いなりで嫁が「あら、素敵ね」と注文

しかし植物の成長は早く

旦那が怠け者だと手入れもしない

気がついたら素人では手に負えない状況

しかしどこの業者に頼んでいいのかもわからない

さらに外注するお金も無い

そしてどんどん木は伸びていく

基本的に植物に興味がない家は植物を植えちゃダメ

何も植えないで

欲しくなったら鉢とかプランターに植えればいい

うちは親父のこだわりで小さな日本庭園があるが

庭石なんかもあり高低差も作ってあって

最初は苔もぼうぼうで

子供の頃は毎日苔に水やりをやらされてたが

次第にめんどくさくなり

苔は今は一部だけになっている

庭師に頼むとそこそこお金がかかるので

俺が適当に剪定してるが

これがまた大変で

特に松なんか切る時に悩んじゃうし

その結果放置しちゃうし

笹なんか毎年今の時期大変で

ちょっと目を離した隙にそこら中から新しいのが伸びてくる

そして異常なほど成長が早い

竹の子のうちに抜かないと偉いことになる

で、マキタの電動バリカンやチェーンソーでバシバシ切っちゃうのだが

それでも1年で3回はやるかな

一気にやるとゴミがとんでもないことになるので

少しづつだが

結局は全部切り終わる頃には最初に切った木がボウボウになる

で、また最初からとなる

まるで庭クリテである

木瓜なんかトゲが痛いのでまじ勘弁と思う

しかもちゃんと切らないと花も咲かないしな

でももうすぐ紫陽花が咲きだすからな

秋にはモミジが色づくし

手入れは大変だが

その分恩恵はある

ただこれから高齢になると手入れもできなくなるだろうな

半年で無法地帯と化す

 

番外がウッドデッキ

これも見た目だけで

「あら素敵」「子供とここで遊びたいわ」となるが

現実は近所の目も気になり庭で過ごす時間は短い

子供も成長する

さらにウッドデッキは直ぐに真っ黒になる

アメリカなどは自分で手入れするが

怠け者の日本人は自分でやろうとしない

これは庭の手入れ同様で

結局は手に負えなくなり

後悔する

 

結局は失敗でなく怠け者だからだろう

その原因が

庭に興味がない

それに尽きる

外構問題は

 

 

 

 

さて、ジロも今日で最後

昨日はまさかの展開で

流石にアレは予想できずに

でもランダが遅れたのは見ていてわかった

最初にカメラに抜かれた時は

「余裕だぜ」って顔してたのだが

その直後には物凄いキツイ顔してて

ランダは遅れた

最終的にはカラパスよりは上にきたが

今はテレビ中継でチームカーに乗るライバルチームの監督に筒抜けだから

あの顔をするとやられる

 

今日は30度越え

でも体を作るにはちょうどいい

なので自転車で50キロ走ってきたが

山まで行くと気持ちいい

多少は暑さもあり

「俺、生きてる」感も出る

今が一番気持ちいい気温かな

35度超えてからが夏本番だな