地方では全く見かけない電動キックボード
でもニュースとかでマナーの悪さや飲酒運転など報道されてるので
コンクリートジャングルの東京では乗ってる人もいるのだろう
便利そうに見えて実際はかなり不便な電動キックボード
要するに走るルート次第
しかし多くの人は最短距離を進もうとするので交通量など考えずにルートを設定
これは自転車でも同じことだが
朝のラッシュ時に幹線道路の車道をフラフラと蛇行しながら逆走するママチャリ老人もたまに見かけるが
死にたいのか？と思うほどの行為でもあるが
道交法をわかってないのだろう
で、今回の電動キックボードの走行実験は埼玉県警が実施
流石に警察も今後東京みたいに
こんなおもちゃみたいな物で一般公道を走られたらたまったもんじゃない
俺なんか某大手損保屋から「自転車は一般公道を走らないでください」と言われたぐらいである
この電動キックボード
公道OKにする前に実証実験がされていたが
国交相が親玉だな
意味のない実験で強引に決定
裏でどんな利権があるのか知らないが
で、最初は免許ありとかで一応敷居は高くしてたのだが
突然の規制緩和で
誰もが「ヤバイだろ」
と思う中での規制緩和で
元々命知らずが多い東京人は直ぐに飛びつき
酒を飲んで走り人をはねる
信号無視上等！
とは言っても県警の走行実験もどうなんだ？的なことで
場所は埼玉県の警察運転免許センター
合計４日間実施
免許あり５０人
免許なし５０人
合計１００人を走らせる
年齢別で１６〜１７才、１８〜１９才、２０〜３９才、４０〜５９才、６０才以上
若者は細かく分けられている
で、テストコースを走らせ教習指導者が採点
その結果
違反回数で１８〜３９才と６０才以上では免許の有無で約４倍の差が
全体での違反回数では
免許ありが２６・６回
免許なしが６９・９４回
次に免許の有無で差が大きかった違反が
指定場所不停止：免許あり３４７点／免許なし１３３７点
信号無視：１７６点／５４１点
右側通行（逆走）：６４点／２３５点
右左折方法違反：５８・１点／９１・３点
歩行者保護不停止等：４４点／８４点
横断者保護違反：２４点／２２・４点
やはり自転車同様で免許なしは信号無視や逆走が多いな
違反することの危険性がわからないのだろう
信号無視は問題外だが
逆走の危険はきちんと教えるべきだが
こればかりは自分で車の運転してみないとわからないだろうな
自転車や電動キックボードで逆走する方も相当怖いと思うのだが
逆走でない場合は車に命を預けるだけなので
自分は左端を真っ直ぐ走るだけである
神仏に祈りながら
これが逆走だと自ら死にいくようなもの
で、有識者が検討してみた結果として
「問題なし」
これはまぁそうなんだろう
ウハウハしてる人がどこかにいるかもしれないしな
政府が絡んでるだろうし
こう言うしかないのだろう
他人が事故を起こそうが被害者になろうが知ったこっちゃない
警察庁は「時速２０キロ以下なら免許いらない」と決定
で、有識者たちの言い訳として
「多くの違反では免許の有無でそれほど差がなかった」と言うことみたいで
１０倍ぐらい差がないと差とは言えないんだろうな
高見山なんか丸八真綿のCMでたった２倍で凄いぞとアピールしてたのに
昭和のことなんか忘れちゃったんだろうな
俺は東京で高見山を見かけて
「２倍！２倍！」って声をかけたんだけどな
しかし、その一方でこうも言っている
「個々の違反行為では大きな差が生じているものもあるが、これらはもっぱら交通ルールに関する知識の差が要因となっているものと考えられる」
ん？
免許の有無では差はないと言う建前だが
特定の違反では交通ルール知ってるかどうかで違反の差が出てると言っている
信号無視なんか交通ルール知ってるかどうか以前の問題だろうに
歩行者だって信号を守る物なんじゃないのかな
結局はやってる感だけ出しておいて
どんな結果になろうとも合法化したいのだろう
で、
「時速２０キロ以下なら免許いらね」
「時速６キロ以下なら歩道もOK」
これが正式に決定
しかし自転車同様これが守られるかはわからない
おそらくほとんどは守られない
車だって法定速度を守る車は少ない
流れに乗ろうとすると法定速度プラス２０キロぐらいになる
そして左折時に車内一人カラオケでノリノリで目視やミラーでの確認を怠り
グチャって
人間なんてこんなもの
「どうせ捕まらないし」
「みんなやってるし」
無駄に知恵があるだけになんともならない
だからこそ公道を走らせるべきではなく
免許なしが乗る自転車も同様だが
とにかく電動化のメリットがあるのはコケシだけだな
