鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

IOCバッハ、コーツが広島と長崎訪問へ

早めに来日とか言ってたがコレがお目当てだったんだな

IOC会長のバッハとコーツ調整委員長がそれぞれ広島と長崎を訪れると言う

コレは7月の五輪休戦期間に合わせて16日に訪問

バッハが広島

コーツが長崎である

五輪休戦期間

相変わらず無知な俺は初めて知ったので調べてみた

1992年にアスリートやスポーツの価値を守り戦争を辞めて民主的解決をしようぜ的な提唱から始まったそうだ

言ってることは良い事だが

バッハとかが言うと途端に胡散臭くなる

なんかあざといと言うか

この期間に広島と長崎

広島焼きも牡蠣も長崎の鬼鯖も食わせなくて良いから

セブンイレブンの弁当でも食わせておけ

鬼鯖は京都の鯖寿司と比べるとより生感が強い

コレはコレで大変美味しい

物産展で見つけるといつも買っている

onisaba.com

 

広島焼きは大好きだが

まだ本場では食べたことがない

尾道焼きは現地で何回か食べているが

テレビ取材の裏側とか聞きながら

某女子アナの話とか

 

しかしこいつら何考えてるのか?

他所から来て日本を移動しようなんて

東京に来るだけでも迷惑なのに

どうせ隔離すらしない特別待遇だろうに

空港で寝袋の中に放り込んで縛っておけば良いのに

五輪が終わるまで

終わったらそのまま送り返せば良い

どうせ日本人にコビを売ろうとしてるんだろうな

 

エイデンへ粗品の引き換えに行ってきた

今回はロゴス のクーラーバッグ

マチも広く弁当など入れるのにも使えるので便利

ただエイデンの人がコロナを相当怖がっていて

郵送されてきた引換券を渡して交換するんだが

できる限り券を触りたくない感がひしひしと伝わってきて

非常に気の毒で

例えコロナを触ったとしても目や口を触らなければ大丈夫なわけで

保護メガネ的な伊達メガネとマスクと消毒で防げるわけで

なんかこっちが悪いことしてる気分になった

と言うかエイデンもも少し考えれば良いのにな

アプリでピッってするとか

 

 

昨日はツールが開幕

フランスはすごいね

既にノーマスクで密になっている

すっかり日常が戻っている

ゴール前は陰性証明やワクチンパスポート的な物を持ってないと入れないみたいだが

沿道は多分自由に入れるはず

その人たちがノーマスクで大声で「アレアレ」「ジュリアンジュリアン」

でもバブル内にいるチームスタッフは皆マスク着用

報道陣もマスク着用

ツールの報道陣なんかはいつも同じ顔ぶれだしな

既にみんなバブルがどんなものかは分かって行動している

コレが東京五輪で同じようにできるかといえば

やはりできないだろうな

日本政府が無能集団だけに

去年は主催のトップでもあるプリュドムさんが感染

しかし選手バブルには含まれていなくて

おそらく外部との接触も多い人なんで大会中は選手とは距離を置いて接してたのだろう

コレがバッハたちにできるのか?

そこもアレだな

美人アスリートには近寄ってきそうな気がしないでもない

 

で、ツールの第1ステージ

最初から大波乱

観客と選手が接触して大落車発生

観客は横に長いボードをカメラに映るようにコース上に身を乗り出していた

書かれていたメッセージは選手を応援するメッセージではない

要するにカメラに映してもらいたいだけで自転車には興味ない人

そのために道路上にメッセージボードを出すことがどれだけ危険だったかはわからなかったんだろうな

一瞬でほとんどの選手が絡むような大落車

ツールと言えばロード選手の夢の舞台

出場するだけで地元ではヒーローである

こんなことで落車に巻き込まれてリタイアとか無念すぎるだろう

落車の原因を作ったおばさんは事故後もしれっと関係ないふりをしてごまかしている

その後で逃走したみたいではある

この落車でレースは自主的にニュートラルに

ルール上は巻き込まれなかった選手で先行しても良いのだが

そこは紳士的じゃないと言うことで

ライバルがトラブルで遅れた場合は追いつくまで待つのである

なんとかペダルで言うとパーマ先輩が山岳賞目前でティータイムした奴だな

レースは一旦振り出しに戻る

そのあとはスローペースでゴールへ向かう

しかし残り5キロで再び大落車発生

残り距離も少ないことから

ここではもう待たない

一気にペースを上げるウルフパック

ベルギーのチームだがフランスも熱狂だな

それもそのはずエースはアラフィリップ

世界チャンピオンでありフランスの英雄である

ちなみに東京五輪には来ない

パパになったばかりなので来ない

ツールは落車が多いとは言え

相当大きな落車が2回

コレで当初のチームプランとは狂いが生じたチームも多いだろう

最後の3級山岳

通称「狼たちの穴」

ここでウルフパックこと「ドゥクーニンク」が動く

まさに狼の群れが狩を開始した

登り口の勾配がキツイ区間でアラフィリップが仕掛ける

まだ距離があるからか集団は様子を見る

「お前が行けよ」

「ここはお前だろ」

「俺はアレだ、とにかくアレなんだよ」

「なんだよアレって」

このように集団お見合いが始まる

独走するアラフィリップ

相当調子がいい

ここで総合系も動く

ログラが動く

続いてポガチャルも動く

あとはトタルの名前出てこないが動く

思い出したラトゥール

徐々に勾配は緩くなる

追走もアラフィリップに追いつくかに見えたが

少し勾配がキツくなった区間で再びアラフィリップが踏み込む

グングン差をを広げる

追走からはマチューも飛び出す

ワウトはログラのアシストで追走を牽引する

しかし誰もアルカンシェルには追いつけず

そのまま独走でアラフィリップが第一ステージを制しマイヨジョーヌ獲得

パパになって初めてのツールでの勝利である

ちなみに嫁は同じフランス人選手のギャロパンの元嫁である

今一番絵になる男だからな

しかもフランス人

フランスはコロナなんか忘れて大騒ぎだろうな

コレで再び感染が広がらなければいいが

 

 

昨日無料放送もあったそうで

初めて見るには非常に面白いレース

詳しい人が横にいれば全て解説してくれることだろうが

自転車レースの面白さがそこそこ詰まってたからね

男子の前の女子のレースもかなり面白く

この二つは解説付きで見ると相当面白さが伝わるのだが

なかなかと理解するまでは難しいからね

正式なルールにないルールが多すぎて

でもそこを理解できると

走ってる選手の気持ちまで理解できるようになる

ロードレースは単に速い選手、一番出力が出せる選手が勝つわけではない

ゴールに至るまでの道のり

そしてどこで仕掛けるか?

コレが一番大事

昨日のレースもアラフィリップはあの場所で仕掛けないと勝てなかった

勾配のきつい区間をスプリント力のある選手と一緒に超えてしまうと勝ち目はない

なので早めの仕掛けで独走するしかなかった

そのためにチームメイトも高速で引きアラフィリップを発射させたのだ

相当スピードが上がってる所でのアラフィリップのキレキレアタック

誰も付いていけるわけもなく

お日柄もよく集団お見合いとなったのである

 

 

で、今日も似たようなコースで

最後の坂が昨日よりキツイ

まさにブルターニュの壁

絶好調アラフィリップ2連勝だな

マチューは力はあるが本職がシクロクロスでロードの経験が浅いだけに仕掛けがうまくなく印象

ただそれでも圧倒的な力でねじ伏せちゃうのだが

今日もログラやポガチャルのような総合も動く

わちゃわちゃ的な展開かな

基本パンチャーだが

今のアラフィリップに対抗できるのはマシューズ、サガン

ワウトはアシストに徹するだろう

マチューが狙えるかどうか

あとはコルブレッリ

でも今日の第2ステージはアラフィリップだな

 

 

しかし有力選手もそう相当数が初日リタイアになってしまった

ソレルは両腕骨折でリタイア

フルームは足を打撲で走るかどうか今日決めるとか

おそらく無理しても何もできないだろう

ヒルシは肩を脱臼

多分厳しいな

その他

ピーダスン、テウニッセン、ベンオコーナー、ヤンセン、他も出走微妙

落車で選手が大会を去るのは残念だな

出てるスピードがスピードだからなぁ

あの細いタイヤだと時速50キロ程度でもわずかなことで吹っ飛ぶような気がするから自転車は怖い

高校時代にノーヘルで時速50キロで転んでる俺である

危険回避で田んぼにダイブしたので生きてるけどね

初老になった俺は交通量が少なく路面が良くないと時速50キロは出さないように安全マージンを取っている

自民党の谷垣さんも車椅子になっちゃったしな

選手たちはそれ以上のスピードをあの密な状態で集団走行

あの団子状態で走れるだけでも凄いからね