群馬の高校生にヘルメットを・・・
着用率１００%を目指してクラウドファンディング
コレも教育委員会の親心
少子高齢化の今
若者は腐った・・・金の卵である
貴重な存在
そんな高校生を自転車事故から守るヘルメット
ヘルメットさえあれば助かる命も多い
群馬県では高校生がらみの自転車事故が６年連続でワースト１
つまり事故りまくってる群馬の高校生たち
自転車の致死率に大きく作用するヘルメットの着用は全群馬人の悲願でもある
そして２０２１年４月
ついに「群馬県交通安全条例」にて着用努力義務となった
つまり努力してヘルメットを被りましょうと言うこと
ただそれには様々なハードルが
とんでも無く高いハードルである
まずはお金
ヘルメットの購入資金
先立つものがなければ買えない
とりあえず１５００個欲しい
コレはモデル校２校分の生徒の人数
おそらく優秀な学校なんだろうな
頭の良い生徒は群馬の宝である
しかし実際は頭の良い生徒は皆東京へ
残るのは俺のようなアレな人たち
なので本当に大事にしなければならない生徒はアレな学校な生徒である
どうやってヘルメット１５００個調達するのか？
そこでクラファンである
群衆から資金調達
詳しいことはわからないが資金調達に協力した人にはなんらかの見返りがあるんだろうな
群馬１泊２日の旅とか
それか完全な寄付なのかな？
教育委員会だし見返りしようがないもんな
果たしてどこまでお金が集まるのか？
群馬だとロードレースチーム「群馬グリフィン」がある
そこのスポンサー関係とか・・・
ウハウハなシマノも絡んでるしな
シマノも「LAZER」ってヘルメットブランドあるんだからあげちゃえば良いのに
ツールのスポンサーするより有意義な使い方なのにな
で、クラファンの目標額５３６７０００円
結構な金額だな
でも一人当たり３５７８円
かぼちゃヘルメットぐらいしか買えないんじゃないかなと思ったら
あれ１５００円か
なら二つ買えるな
予備に持っておくと良い
そうか、
どうやらクラファンはふるさと納税を利用するそうだ
「ガバメントクラウドファンディング」
ふるさと納税の寄付金をお裾分けする形になるそうだ
そのために通常のふるさと納税同様
控除上限２０００円を超える部分は税控除の対象になると
なかなか考えたな
でも一個あたり３０００円の予算か
相当厳しいな
最低でもなんらかの安全基準を満たしてないとダメだしな
JCF規格とか
探してみるとスポーツタイプでもチラホラある
でもコレをどうやって高校生に被らせるか？
そこが一番の問題でもある
まずカッコ悪い
髪型が崩れる
汗で群れ群れ
暑い
重い
めんどくさい
などなど
高校生だとちょうど男女共に色気付いてきた頃だしな
髪型がグチャグチャになるのは許せないであろう
俺なんか毎日下向いてダイエースプレーかけてたしな
もうパリッパリになるほど
ヘルメットの安全面は安いのも高いのも大差はない
変わってくるのは
デザイン
快適性
重さ
汗をかいた時の臭い
などなど
スポーツタイプの場合は暑さ対策で穴がいっぱい空いてたりするが
同時に軽量にも貢献している
汗を掻くと臭い
自分でも嫌になる程臭い
なので最低限取り外し可能なパッドがあるといいのだが
あとは顎紐が相当臭くなる
洗っても１日で臭くなる
コレは消臭機能のついた顎紐で解決するが
お値段２万円ほど出さないと無理かな
俺のヘルメットは３万だが
快適そのもの
個人的にヘルメットは常にいちばん高いモデルを買う
まず軽いこと
穴もちゃんと空気の通り道が考えられていて真夏でも暑くない
さらに汗どめパッドが充実で汗が目に入らない
顎紐など消臭機能付きで臭くならない
何よりプロ選手と同じモデルなんで気分がマシマシになる
こんなところで常に最高級のものを買うのだ
MTBはあまり乗らないと言うことでケチった
８０００円程度のモンベルの奴
コスパ良い気がしたのだが
実際に使ってみると汗どめが全く機能しなくて
真冬でも汗が目に入って前が見えなかった
問題はここなんだよな
安物はただ単に頭を守るだけ
その他の快適性は犠牲になる
あともう一つ重要な問題が
耐久性問題
自転車用のヘルメットは発泡スチロール製が一般的で
経年劣化するのだ
確か３年
でも５年は使うけどね
もったいないので
この辺りは自己責任でとなる
ただ高校生の場合は３年で十分
留年しない限りは大丈夫
ただヘルメットは基本的に落とすと変形して安全効果が著しく劣化する
発泡スチロールがわずかに変形するだけで安全面は保証できなくなる
俺たちは自分で働いて買った高価なヘルメットなんで
それはもう落とさないように大事に大事に扱うが
高校生だと雑に扱うだろう
しかもただでもらったヘルメットならなおさら雑に扱う
コレ誰も指摘しないけど
おそらくほとんどのヘルメットはメーカーが想定する性能を１００パー発揮できなくなるね
要するにものを大事にしない子供が扱えるようなヘルメットじゃないと言うこと
工事用のヘルメットみたいな重くて暑いけど落としても大丈夫みたいなタイプじゃないと無理だろうな
どっちにしろ
カッコ悪いから誰も被らんよ
それより徹底的に交通ルールを叩き込んだほうがいい
