鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

校外学習50キロサイクリング小5崖下10メートル転落も軽症

滋賀県大津市の県道で事故は起きた

14日午後2時40分ごろ

校外学習でサイクリング中だった小学5年生の男児がガードレールに衝突

そのまま崖下10メートルまで転落した

幸いにも頭部打撲の軽症とのこと

ヘルメットは被っていたそうだ

 

この校外学習サイクリングは2年に1回開催

距離は50キロと小学生的には走りごたえのある距離

過去には事故はなかったそうだ

参加した生徒は小5小6の男児16人と教師、保護者18人

さらに校長が軽トラで先導

自転車は並走は禁止なので縦に並び5メートルの間隔を開けて走る

出発したのが午前8時45分

事故まで約6時間

おそらく相当遅いペースで休憩もたっぷり

小学生に拝領した工程だと想像できる

50キロだと半世紀生きてきた俺でも2時間で走破できる距離だからね

トニー・マルティンなら1時間だな

事故現場は下り坂

後方を走る先生が路上に倒れている自転車を発見

「焦っただろうな」

状況を聞くだけでジルベールやレムコを思い出す

タイヤがロックしてコントロール不能

今回はママチャリ小学生なんでおそらくスピードの出し過ぎからブレーキが間に合わずにガードレール衝突だろうな

時間的にも疲労が溜まる時間帯

前の生徒に遅れ気味だと焦りも出る

それかイケイケでの事故か?

俺たちも小学生の時は相当無茶な走りをしていた

坂道の上まで行きダウンヒルレース

俺の友達は見事に車の横っ腹に衝突

「うわーん」と大泣きした

 

 

参加人数を見ると希望者だけ参加してるような気がする

自転車で50キロと言うと相当キツイようにも感じるが

しまなみ海道なんか片道70キロの距離を小学生が走破した話は聞くし

小学生でも走れない距離ではない

ただ単にそこまでチャレンジする機会がないだけで

子供の頃に自転車に乗れるようになった時

それまで行けなかった場所まで行けるようになったことが嬉しかった

自転車があればどこまでも行けるんだと思ったものである

俺の学校で50キロサイクリングがあった是非参加して見たかったと思う

要するに自転車というのはペース配分で

無理しないで心拍が上がらないペースで走れば普通の体力あれば50キロ程度は余裕で走れる

ただ体が温まるまでは少々キツイので

普段自転車に乗らない人はその時点で嫌になる

最近はeバイクが流行り出してるが平坦ならあれは全くの無駄

時速24キロでアシストが切れるようなものは無駄である

ただ登りは最高

でも登りこそが自転車の楽しみでもある

 

 

しかしヘルメットは大事だな

小学生が被るようなヘルメットだと顎紐だけで固定するタイプだろうが

ちゃんと機能してる

なんか10メートルも落ちると脱げちゃうような気もする

小学生だからこそちゃんと先生のいう通り顎紐閉めてたんだろうな

これが中学生だと粋がって顎紐ゆるゆるで転落時にヘルメットが脱げて死ぬ

ロードバイクの高いヘルメットだと

ダイヤルを回すことでヘルメットが頭の形にピタッと密着するようになる

これでより一層安全度は増すのだ

しかしママチャリが買えるほどの値段である

 

今回の事故で教頭は

「非常に残念で、男児に申し訳ない。原因を究明し、安全対策を見直したい」と話したそうだが

多分一般道を使う以上これ以上の対策は無理なんじゃないかな

生徒一人に対して一人以上の大人が付いてるし

できるとした峠の下りはルートから外すとかだろうな

でもそこがサイクリングの醍醐味だしな

ハァハァした後に来る最高の眺めは何ものにも代えがたい経験となるだろう

あとは自転車の走り方の指導とか

コーナー手前できちんと減速

これ大事

ただママチャリだとブレーキが効かないからブレーキを握り続ける為に握力を使うと思われ

小学生だからこそ油圧ディスクが必要かもしれない

 

 

 

先ほどホムセンへゴミ袋を買いに行った

入り口には観葉植物が置いてあり

眺めてるうちにふと思い立ちアウトドアコーナーへ

「ロゴスの小物系がロゴスショップより品揃えいいぞ」

要するにキャンプブームで直営店ほど品切れ状態

ホムセンは穴場でもある

コールマンのツーリングドームが安売りしている

「中に入りたい、中で寝てみたい」

しかし我慢我慢

変な人と思われるだろう

アウトドア用のコーヒーコーナーも充実

しかしお目当てのミニドリップポットはなかった

そんな俺の目に小さな焚き火台が飛び込んできた

SOTO ミニ焚き火台テトラ

 

ソト(SOTO) ミニ焚き火台 テトラ ST-941 ST-941

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  • 発売日: 2017/02/21
  • メディア: スポーツ用品
 

渡哲也も大好きだった焚き火

10年ほど前までは仕事の時、外で暖をとる為に毎日焚き火をしたものである

ただ日中ではあるが

今は苦情が来るのでできない

子供の頃は子供だけで焚き火をしていた

最後は焼き芋でしめる

そんな焚き火がいつどこでもできる

それがテトラなのである

手のひらサイズのテトラ

デートの時にポケットに忍ばせておく

「今日さ、焚き火しない?」

「え?」

「実はテトラ持ってきてるんだ」

「えっ?」

「こうやって組み立てれば、ほら完成」

「ちゃんと空気の抜け道もあるからね。よく燃えるよ」

「えっ?」

「その辺で小枝集めてきてよ」

「えっ?」

「固形燃料でも行けるけどやはり焚き火は木だよね」

「えっ?」

「小枝をここに置いて着火マン!」

「ほら火がついた」

「シェラカップを置いて水を入れて」

「さらに秘密兵器の鍋キューブ」

「さらにコンビニのおにぎりをど〜ん」

「できたよ!雑炊」

「コロナだし店内はエアロゾルだからここで食べようか?」

「あれ?」

「あれ?」

「どこ行った?」

「お〜い、〇〇ちゃ〜ん」

「ん?トイレかな?」

 

 

そんないつどこでも焚き火ができて料理も作れるミニ焚き火台

お値段は1000円

防災用品としても持ってると何かと便利である

最後の一個

俺は手に取りレジでお会計

ワクワクしながら帰宅

 

「焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き〜」

 

 

「何か大事なことを忘れてるような・・」

「し、しまった・・・ゴミ袋買うの忘れた・・・」