鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

2020年春、無印良品「コオロギせんべい」発売

早いもので今年も残り1カ月と一週間で終わろうとしている

そろそろ年賀状の準備もしなければ

お歳暮は仕事関係はなし

色々とめんどくさいしな

 

来年は2020年

なんか語呂がいい

確か来年は東京オリンピック

本当に早いな

もう来年なんだな

国立もなんとか完成した

すったもんだあった頃が懐かしい

ザハさんは死んじゃった

まぁ今のケチケチ国立でも今後の維持に困るだろうし

昔の方がよかったなぁ

旧国立には色々と思い出もあるしな

 

 

そんな2020年

多分俺はまだ存命だと思う

ただ景気は最悪だろうな

もう何もかも落ち込んでる

ただシンゾーだけが毎日高級料理に舌鼓を打つ

やっぱりお坊ちゃんは違うんだろうな

俺のような貧乏育ちは高級な料理は2日続けて食べれない

なんか罪悪感でいっぱいになる

日本は少子化だが世界的には急激な人口増が起きてるそうで

そうなると様々な問題が出てくる

セクシー環境問題とか食糧問題とか

なんか魚とか取れなくなってるし

コレラも人間へ与えられた罰だろうな

かつての狂牛病鳥インフルも同じだな

どんどん食べるものが減っていく

以前から今後の食糧問題について考えられてきた

未来の人のために

なんとか食べ物を残さなければ

そこで白羽の矢がたったのが「虫」

いわゆる「昆虫」という奴だな

昆虫食

お笑い芸人が罰ゲームかのように世界中のロケで食べてきたが

ついに日本でも昆虫食が一般化するのかもしれない

とは言っても日本人も昔から昆虫を食べてきた

イナゴ、蜂の子

俺もこの二つは食べたことがある

味はまぁアレだな

不味くはない

正直あそこまで濃い味付けにしてしまえば何食べても同じだ

白飯には合う

酒のつまみにもいいだろう

あとは見た目的な問題か

 

そんな昆虫食の第一人者が徳島大学である

コオロギに着目して食用コオロギの実用化を研究

そして完成したのが「コオロギパウダー」である

そしてこの未来の食材「コオロギパウダー」に注目したのが「無印良品」なのだ

コオロギは栄養満点で環境への負荷も少ないという

秋を代表する昆虫でもあるコオロギ

そんなコオロギが殺され潰され粉末にされせんべいに練り込まれる

「コオロギせんべい」

来年2020年春、無印良品

カミングスーン

 

 

みんなが花粉症で苦しんでる時だな

あの時期はできる限りマスクは外したくない

しかしマスクを外さないと食事ができない

そんな時にさっと食べられて栄養満点なコオロギせんべいと言う選択肢は間違ってはいないだろう

日本には「ムジラー」と呼ばれる人たちがいる

こよなく無印の商品を愛する人たちだ

ただいま開催中の無印週間

開店と同時に暇を持て余した主婦たちが押し寄せる

来年になれば皆競い合うように籠の中にコオロギせんべいを詰め込むことだろう

子供を幼稚園へ送り届けたあとで繰り広げられる朝の井戸端会議でも話題沸騰間違いなし

今から来年の春が楽しみで仕方がないな

現在のところ価格は未定だ

 

 

コオロギの栄養について

主要な栄養素はタンパク質、カルシウム、鉄分

もう人間が欲してるものばかり

環境にも優しく

今までは「動物性タンパク質食べてえ」

となった時に牛、豚、鳥を食べるのが一般的だ

しかしこれら家畜は生産する時に温室効果ガスが大量に出てしまいあまりセクシーではない

そこでコオロギ

生産に必要な水やエサの量が圧倒的に少なく済むと言う

飼育もしやすく安定した生産ができる上に他の昆虫より成長が早い

35日

たった35日で収穫できると言う

「収穫」って言うのもなんだかとは思うが

なんかまた一つ人間が生きるために生き物を生産して殺して消費する

結局は人間が地球から消えることが一番いいんだろうな

エサは穀物類をこのむそうだが基本的に雑食

まぁなんでも食べるのだ

松坂牛だろうが伊勢海老だろうがなんでもOK

今までただ廃棄するしかなかった物もコオロギのエサとして使える可能性があるそうだ

賞味期限が切れたコンビニ弁当もいけるかもしれないな

 

 

なんかもう完璧だな

来年の春

全国でコオロギをむさぼり食べる主婦の姿が見られることだろう

 

 

 

しかし韓国どうするんだろうな?

最初は小さな嘘のつもりがえらいおおごとに

まぁ結局は日本のせいにするしかないし

イムリミットまであとわずか