鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

シンゾー「人生100年、8割の人が65歳超えても働きたいと」

シンゾーが東京都内で公演したそうだ

人生100年時代に突入

今後課題となる社会保障改革

年金受取開始70歳を改めて表明した

まぁシンゾーなら年金なんぞもらわなくても贅沢な暮らしはできる

だから庶民の気持ちなんかわかんないんだろうな

これは政治家全員に当たる

ある程度お金がないと政治家になれないしな

でも政治家になったばかりに全財産食いつぶす人もいるな

どっちにしろ俺よりは皆金持ちである

 

医療の発達により人生100年時代へ突入すると言われている

確かに今の高齢者は元気だ

90歳のおじいさんが「わしはまだおったつからのぉ」なんて言っている

たったところで腹上死しかねないのにな

まぁ70代なら相当元気だ

ただ確実に老化はしてるわけで

しかしみんな「わしはまだ若い」と老化現象を認めない

それが交通事故にもつながるのである

俺はいつも言う「良い加減認めなさい」と

人間40歳以降は確実に衰える

厳密には30歳ぐらいからかな

ちゃんと受け入れないと他人に迷惑をかけるのだ

 

そんな人生100年時代

シンゾー曰く

人生100年時代が到来するなかで、元気で意欲ある高齢者の皆様が増えています。8割の方が65歳を超えても働きたいという意欲を持っておられます。ですから、意欲ある皆さんには70歳までの就業機会を確保していきたい」 とのこと

 

「本当かなぁ?」

「またお得意の嘘なんじゃなかろうか」

確かに俺の周りでもみんな70代でも現役だ

しかしそれは働かないと生活できないからであって決して働きたくて働いてるわけではないのだ

そして仕事しながら急死した人も3人ほど知っている

みんなとても元気だった

しかし人は突然死ぬ

 

そもそも昔は55歳が定年だったはず

波平が永遠の54歳だしな

それが今や65歳になろうとしている

そしてそれを見越して政府は年金70歳支給

空白の5年間

だから65歳すぎても働きたいのだろうな

意欲というより強制的だな

シンゾーのようにお金持ちなら遊んで暮らしたいだろう

 

子供の頃

老後は旅ばかりして楽しむつもりだった

当たり前のように結婚して子供を作り孫ができる

そんな未来を想像していた

しかし現実は厳しかった

誰からも選ばれず

未だに独身である

ランス・アームストロング世代の俺

さすがにこの年まで独身だと何らかの欠陥があると思われてしまう

まぁ確かに欠陥だらけだがな

俺たちの老後は相当悲惨になるだろう

旅なんて夢物語だろうな

旅はできるだけ元気なうちにしたい

70歳すぎては長距離を歩けなくなるしな

やはりできることなら60歳で隠居して旅に出たい

まずは四国のお遍路

当然歩く

そして自転車で北海道を目指す

まずはフェリーで名古屋から仙台へ

遠野を周り青森へ向かう

ここで太宰治津軽」の聖地巡り

そのあとで北海道

函館、札幌、富良野、十勝、釧路湿原、最後は知床

ここでクマさんに食べられる予定だった

そんな夢も実現不可能

旅なんてしてる余裕はない

死ぬまで働かないと

生きるために働くだけの人生

何でこうなった?

 

 

 

そんな俺の最期見届けるであろう自転車が今日入荷したそうだ

先ほど店から連絡をもらった

一台組んでる途中なのでそれが終わり次第取り掛かるとのこと

それに関しての細かな打ち合わせを済ませる

明日なのか?明後日なのか?

楽しみだな

今度は名前入りだし

俺がクマに食べられたあとでもチタンの自転車だけはこの世に残される

それが俺が生きた証でもあるのだ

 

 

 

 

なにやらイートインがガラガラだという

早速みんな節約モードだな

一体どれだけ景気が悪化するのか?

まぁ数字誤魔化すだけだしな

シンゾー的にはどうでも良いか