2019年
ツール・ド・フランス第2ステージ
この日もメルクスさんの故郷でブリュッセルでのレース
そしてこの日は最初の総合争い
注目のTTTである
TTTとは言っても日常の中、Tがどこにあるのか探すものではない
正真正銘のチーム戦
この日ばかりは全員で表彰される
そして一番キツイとされてるのもこのTTT
実際にレースを見ればわかるが一切サボれない
自分のミスや体調不良がエースの成績に直結しかねないのもTTTだ
幸いにも今年のTTTは距離が短い
27・6キロ
獲得標高差は210メートルとほぼ平坦
そして道幅もひろい
これはおそらくフランスの2チームに忖度した結果なんだろう
そろそろ久しぶりにフランス人の総合優勝が見てみたいフランス人である
予想される平均速度は55キロぐらいか
ツールに出るようなチームなら約30分ぐらいで走りきるのだ
俺なら1時間15分ぐらいかな?
でも閉鎖されたコースなら1時間ちょいかな
まぁ俺のことはドウデモイイ
しかも俺TTバイク持ってないし
あんな姿勢で長時間走れないし
1チーム8名
全員で走る
基本1列になり順番に先頭交代をしながらゴールを目指す
そして4番目にゴールした人のタイムがゴールタイムとなるのだ
必ず先頭交代をしなければならないわけではないが
自転車は空気抵抗との戦い
先頭は常に風を浴び足を削られる
そのためにみんな仲良く協力して順番に風を浴びましょうといういうことである
選手でも得意不得意があって単独で走るTTが得意な選手もいる
いわゆるTTスペシャリスト
そんな選手はみんなより多めに先頭を走るのだ
こういった選手を我々は敬意を表して「機関車」と呼ぶ
チームでも得意不得意がある
そしてメンバー構成でも変わる
自分たちがどんな戦い方をするのか?
それによりツールメンバーは大きく変わる
優勝候補はイネオスがダントツだろう
そんなイネオスが珍しく一番スタート
スタートは現時点での総合成績順で決まる
フルーム不在とはいえ豪華メンバーなイネオス
やはり早いタイムを叩き出す
28分57秒
もうこれが優勝タイムなんじゃないかと思われたが
以外と伏兵チームが健闘する
カチューシャ、CCCなどなど
そして他のチームも僅差でゴールしてくる
それでもトップタイムはイネオスのままだ
心配されたアスタナも無難にこなす
イネオスからは約20秒遅れ
十分合格点だろう
そして誰もイネオスを破れないまま最終チームのユンボヴィズマが帰ってくる
早い
信じられないぐらい彼らは早い
風向きや天候でタイムは左右されるが
そこは運の領域
運まで身につけてミスなく全力で走りきったチームが勝利を手にする
ユンボヴィズマはイネオスより20秒早くゴール
ダントツの1位で2日目のステージ優勝となった
考えてみればマルティンとファンアールト
おそらくこの二人で通常の4人分ぐらいの力を出す
カチューシャに移籍してから結果が出なかったマルティンがユンボで復活
あの強すぎるマルティンが復活したのだ
そして規格外のファンアールト
元シクロクロスの世界チャンピオン
彼の力は未知数
一体どこまで成長するのか楽しみな選手だ
その他チーム一丸となって走った結果が20秒
優勝候補筆頭のイネオスから20秒のリードを奪った
そして他の総合勢からは約1分
総合を狙うチームを抜粋すると
優勝のユンボから
2位 イネオス20秒
4位 カチューシャ26秒
6位 EF28秒
8位 グルパマ32秒
9位 バーレーン36秒
10位アスタナ41秒
11位ミッチェルトン41秒
16位UAE1分03秒
17位モビスタ1分05秒
18位トレック1分18秒
19位AG2R1分19秒
21位アルケアサムシック1分51秒
総合で一歩リードしたのがユンボのクライスヴァイク
モビスタ勢とバルデはちょっと厳しくなったな
フグルサング、アダムも頑張らないと
ピノは万全だ
ニバリは多分総合は狙わなない
そうなると上位はクライスヴァイク、Gトーマス、ベルナル、ザッカリン、ウラン、TJ、ピノ
ここからやや遅れてフグルサング、アダム
1分差以上がDマーティン、アル、キンタナ、ランダ、バルベルデ、リッチー・ポート、バルデ、バルギル
今年は山がいっぱい
いつもより勾配もきつくて標高も高い
まだまだこれからだな
数分の差は簡単にひっくり返るかもしれない
いかにして3週間コンディションを保つことができるか
そこが一番の問題だ
第3ステージも基本平坦でスプリントステージ
ただ後半に小さな山がポコポコ
最後もまた少し登ってるのかな?
そして今大会初のボーナスポイント8秒
これを取りに総合エースは動くのか?
バルデあたりは絶対に動かないと
今から西川きよし作戦実行するべきだ
でもここでバルデが動くとみんな動く
そうなるとペースが上がりピュアスプリンターは遅れるかもしれない
少なくとも足は削られる
そうなるとある程度登れるスプリンターかパンチャーの争いに
マシューズ、サガン、トレンティン
ユアンがどれだけ踏ん張れるか
で、今日の予想
第3ステージはサンウェブ「マイケル・マシューズ」で
2位はまたサガン
ハンドル投げして僅差の2位だな
その後ろでトレンティンが悔しそうにハンドルを叩く光景が目に浮かぶ
これうまいな
とりあえずそのまま食べたが
白飯で洋風寿司やパスタもいけそうだ
また売れ残って半額にならないかなぁ
きんつばも安定のうまさだし
葛羊羹もうまい
こんなうまいものが半額で買える幸せ
やはり久世福商店は一番乗りでレジ前直行に限るな
ただいかにも半額狙いで少々恥ずかしい