鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

ゲートタワー「MASA'S KITCHEN」海鮮と冬野菜の土鍋煮込み麺 1500円

今日は寒い

テレビでもしきりに「寒い寒い」「暖かくしてお出かけください」と言っていた

俺は先日購入したコロンビアの上下を引っ張り出してきた

ちゃんと値札がとってあるか入念にチェックして着込んだ

やはり暖かいな

インナーにはオムニヒート使用のペラペラダウンが装着してある

これは取り外しができてペラペラダウン単独としても着れるのだ

合体するとなお暖かい

俺はとりあえず合体させて出かけた

予定の時間まで1時間以上

俺は駅周辺を散歩することにした

散歩していると体温でオムニヒートが機能性を発揮

数分で俺の体はポカポカである

汗がダラダラ

「暑い・・・」

さすがにフル装備は無理があったかもしれない

気温一桁ぐらいで威力を発揮することだろう

俺はノースの800フィルダウンも持っているがほとんど着ない

正直街中では暑すぎて着れないのである

性能が良すぎるのも困ったものだ

やはりユニクロのウルトラライトダウンが一番いいのかもしれない

後期高齢者とお揃いになることを除けばだが

アヴィレックスのB3もある

18歳の時に買った奴

これも数十年眠りについてる

これまた暑すぎて着れないのである

冬服は難しい

正直暑すぎて着れない服が多数売られている

どこに行っても暖房が入ってるのでアウターなんかほとんどいらない

家から車に乗り数十秒歩いて巨大ショッピングモールへ

若い頃みたいに気合いを入れてオシャレする気は全くない

外は外で歩いてると汗を書く始末

本当に冬服は難しい

 

 

そんな午前中の散歩を楽しんでいた俺

突然俺の左腕に装着されたアップルウォッチが震えた

時計が俺に何かを知らせようとしているのだ

すかさず俺は時計をチェックした

「もしかして今ウォーキングしてる?」

俺は驚いた

「もしかして俺監視されてるのか?」

こんなことは初めてである

俺のアップルウォッチは勝手にワークアウトのウォーキングモードに切り替わってすでに俺が散歩を始めた時からの情報を記録していたのだ

平均時速12・3キロ

俺は時計に勧められるままにワークアウトのアプリを設定した

さぁ本格的にウォーキング開始である

俺は歩いた

ひたすら歩いた 

と言っても距離は3キロほど

すると突然の雨だ

俺は冬の雨に遭遇するといつも「氷雨」を思い出す

しかし昭和の歌ってなんでこんなに心に響くのか

未だに歌詞を覚えてるしな

俺はフードをかぶり足早に駅へ戻った

さすが下ろしたてのアウトドアウェア

雨を弾く弾く

「傘がないわけじゃないけれど」

要するに傘など必要ないのだ

全身水を弾いてるからな

靴もゴアテックスだし

俺は駅にたどり着きワークアウトを終了させてスタバへと駆け込んだ

いつものように302円を支払い雨宿りの場所を貸してもらう

その際に茶色の液体が渡させるが

飲みたい人は飲んでも構わない

今日の茶色い液体は先日と味が違う

先日のより多少だがうまい

スーパーで投げ売りされてるインスタントコーヒー程度の味がした

濃いめのインスタントコーヒーと言ったところか

俺はいつものようにWi-FiをキャッチしてiPadを楽しんだ

すると再び俺のアップルウォッチが震えた

次の予定の合図だ

俺はスタバを出て

次なる予定を消化した

 

12時45分頃か

俺はいつもより遅めのランチをすることにした

午前中で既に1日分の運動をこなしてしまった俺である

朝は特製レタスサンドのみ

さすがにエネルギーが空っぽだ

俺は俺ルールに乗っ取りゲートタワーへと向かった

途中にユニクロがある

「そいういえば感謝祭だな」

俺は帰りにユニクロによることにして12階へと急いだ

今日の俺は既に何を食べるか決めてある

「まさの台所」で土鍋麻婆

俺は他の店には目もくれずまさの台所へ向かった

すると店の前には一つの看板が立てかけてあった

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「やばいよやばいよ」

俺は出川哲朗となった

冬のグルメフェア

そしてゲートタワー限定

おそらく冬季限定メニュー

そして俺は限定という言葉に弱い

俺の気持ちが揺らいだ

しかも鶏白湯

「まぁいいとりあえず店に入ろう」

俺は店内に侵入した

「一人です」「独身です」

今日もまさの台所は空いている

カウンターでもテーブルでも好きな方を選んでいいとのとこ

俺は今日もテーブルを選択させてもらった

すぐにメニューが運ばれてくる

正直俺は完全に土鍋麻婆口になっていた

しかし気になる土鍋煮込み麺

俺は自分の中のもう一人の自分と話し合う

「土鍋麻婆は通年だけど土鍋煮込みは今だけだぜ」

「確かにそうだな」

「今日は寒いし鍋もいいな」

俺は土鍋煮込み麺にした

当然生ビールも注文

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ビールは750円と少々高い

しかしとてもクリーミーな泡

そして当然うまい

すぐに前菜2品が運ばれてくる

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天才バカボンの本官さんの目みたいな器に入れられた前菜2品

海老のなんとか炒めと蓮根のなんとか炒め

俺は早速海老を食べた

「うぉぉおお ぷりっプリだぞ」

そしてこの瞬間俺は今日なぜ土鍋麻婆を食べるつもりだったのかを思い出したのだ

俺は今歯の治療中

右の奥歯で噛むと少々痛い

そのために柔らかいものを・・・

そんなことは完全に忘れてた俺である

そして思いっきり右で海老を噛んだ

「いっ、痛ひ・・・」

「でもうまい!!」

相変わらずハイレベルな前菜だ

そしてビールが進む進む

俺はもう一つの海老を今度は左で噛んだ

しかし海老の弾力がありすぎて左から弾かれて海老が右側へ移動

「いっ、痛え・・」

「でもうまい!!」

そしてビールがぐびぐびである

続いて蓮根のなんとか炒め

慎重に左で噛んだ

シャキシャキがたまらない

とても複雑な味なのだがそれが見事に融合している

この蓮根もまたかなりのハイレベル

「幸せだなぁ」

「こんなうまい前菜で昼からビールが飲める」

しかし今回も相当うまいよな

なんでこんなにうまいのに空いてるんだろ?

まぁそのおかげで並ばずとも食べれるのだが

そしてグツグツに煮込まれた土鍋が運ばれてきた

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「海鮮と冬野菜の土鍋煮込み麺」

要するに煮込みラーメンか

思わず頭の中に和田アキ子が浮かぶ

「グッツグツだな」

俺は取り皿に野菜と麺を少々とスープも入れた

麺は極細麺

これが少々気になっていた

それは麺があまりにも細かったからだ

「まぁいい」

「俺はとりあえず麺を食べた」

「あつっ、はっふ、はっふ、はふ」

「なんだこれは!!」

再び俺は衝撃を受けた

俺の心配なんぞ全く問題なし

グツグツ煮込まれたであろう極細麺だがしっかり腰が残されている

そして想像をはるかに超えるほどうまい・・・

「なんだこれは?」

思わず同じ言葉を吐いてしまう俺

「ありえないありえない」

そうなのだありえないレベルでこの鶏白湯がうまい

前回同様最初はとても濃厚なスープが口の中に飛び込んでくる

しかしこれもまたあっさりと変わるのだ

しかしちゃんと鶏の旨味は残された状態で口の中で消えていくのである

「マジで不思議だな」

「一体どんな魔法がかけられているのか?」

俺は厨房に向かい心の中でつぶやいた

「まさ、グッジョブ!」

相変わらず良い仕事だ
ちゃんと修行した料理人がラーメンを作るとこれほどのものが出来るのだな

なんか無駄にコストかけまくってるラーメン専門店がかわいそうになってくる

とても同じ土俵で戦えないほどの差がある

そして俺は野菜を食べた

白菜がシャキシャキだ

本当にすごいななんでこんなにシャキシャキなんだろ?

自宅で鍋してもこんな食感でないぞ

海鮮は海老とカニ

海老は相変わらずぷりっぷり

そしてカニはちゃんとカニである

カニカマではなくカニである

キクラゲ大好きなんだよな俺

冬野菜もうまいなぁ

しめじも良いバイプレイヤー

そして鶏白湯スープ

最高じゃないかMASA

しかしこれは鍋なんだろうか?ラーメンなんだろうか?

しっかりと具材が入ってるので十分に鍋とも言える

しかし極細麺がありあえないレベルでうまいのも事実である

ハイブリットか

まさに究極の煮込み麺

今回も恐れ入った

そして土鍋のおかげでいつまでたっても熱々だ

「こんなうまいラーメンは今まで食べたことがない」

俺は改めて感動した

小泉元総理のように「感動した」

「まさの台所半端ない」

濃厚なはずの鶏白湯があっさりとなって口の中で消滅するので

どんだけでもスープが飲める

医者から「ラーメンのスープは飲まないように」と言われているのに

止まらない・・・

そしてラーメン屋のスープのような塩っ辛さもない

そのために全部飲み干しても喉が渇かない

しかしちゃんと濃厚なのである

自分でも何を言っているのか分からなくなるが

なんかもう料理のレベルがすごすぎて

ラーメンであってラーメンでないというか

ラーメンの底力というか

こんなレベルまで行けちゃうんだな

ラーメンって

これやられちゃうとラーメン専門店で食べられなくなる

あの前菜が2品ついて1500円だし

ワイングラスに入ってる水がやたらとうまいし

接客もデパートの店舗とは思えないレベルだし

すごいやMASA

そして再び俺の頭の中にはザリガニを掴んで子供のように笑う山本昌が浮かんだのであった

そして俺はいつになれば土鍋麻婆が食べられるのだろうか?

今度こそは

しかし今度はまた今度で気になるメニューが登場してるんだろうな

先日同様デザートのメニューを渡された

すでに俺の心は決まってるぜベイベー

今日も行っちゃうぜ「杏仁豆腐」

俺は杏仁豆腐を追加した

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まずはサービスの台湾茶

この心遣いが嬉しい

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そして今回も絶品杏仁豆腐だ

最高に濃厚な杏仁豆腐

マジでうまいからな

俺は今日もメロメロだぜ

 

ごちそうさまでした

 

せっかくこの店にきたのなら是非奮発してデザートも食べたほうが良い

400円、500円ぐらい他で節約すれば良い

なんせこんなに美味いのだから

 

 

俺は下の階に降りてユニクロへと立ち寄った

お目当はヒートテック

一番安いやつで十分だ

上下セット

さらにユニクロUのインナーを一枚

通常より1000円安くなっていたからだ

でもユニクロUは良い色してる

デザインもシュッとしてるし

なんで全てをこれで作らないのか?

特別感出して高い金ふんだくる作戦なんだろうか?

そしてなんでゲートタワーのユニクロはこうも商品が見にくいのだろうか?

男女ごちゃ混ぜになってるし

同じ商品がバラバラの場所に売ってるし

これなら明日地元のユニクロに行こうかと思ってしまう

 

 

 

さらに俺は大名古屋を目指す

意識高い系スノーピーク

午前中に先日の中国のホテルの話をしていたからだ

なので「これからはマイコップでも・・・」

俺はスノーピークでチタンのシングルマグカップを購入

一番小さいやつ

チタンだけあって無茶苦茶軽い

これなら旅に常備しても気にならない

 

スノーピーク(snow peak) チタン シングルマグ 220 [容量220ml] MG-141

スノーピーク(snow peak) チタン シングルマグ 220 [容量220ml] MG-141

 

 

ちなみにダブルになると保冷保温効果が上がる

旅ならシングルで十分

どうせホテル備え付けのコップの代わりに使うだけである

店員のお兄さんはアウトドアとは無縁そうなオシャレなイケメン

なんか本当にキャンプ用品屋なのかと思ってしまう

スノーピークであった