昨日から開幕したロシアW杯
いきなりロシアが大量得点でサウジアラビアを下し
さぞかしプーチンもご満悦のことだろう
今からさかのぼること８年前の南アフリカ大会
その時に大流行したのが民族楽器の「ブブゼラ」である
俺の世代だと「ブルセラ」と間違えがちだが
決してエロではなく楽器なのだ
詳しい内容は割愛させてもらうが
空前の女子高生ブーム
今から考えるとすごい時代だった
ブブゼラに話を戻すと
試合会場で「ブオーブオー」と応援のために鳴らしまくってたブブゼラ
当時は「騒音」問題にまで発展したほどうるさかった
選手から試合に集中できないなどの苦情が殺到
UEFAはW杯の後でブブゼラのスタジアムへの持ち込みを禁止した
それもそのはず
ブブゼラの騒音は強く息を吹き込んだ時の音の大きさが１００デシベル以上だという
これは鉄道のガード下の騒音と同じくらいなのである
あんなレベルの音が常に会場で鳴り響いていたらそりゃうるさいはずである
しかしブブゼラは南アフリカのチームに力を与えてくれる音でもあるのだった
話題になれば欲しくなるのが人間である
これは金になるぞと思った業者も現れる
W杯は世界を相手にした大きな大きなビジネスチャンスだ
ブブゼラは売れまくったのだ
テレビ画面の中ではみんな意味もなく「ブオーブオー」と鳴らしているが
俺は実際の生活でブブゼラを見たことはない
それでも当時のブブゼラの市場規模は４億５千万円だったそうだ
しかし肝心のW杯開催前からブブゼラ大ブレークを予想していた南アフリカの老舗ブブゼラメーカーはこの流れに乗れなかった・・・
流行りに乗った新興企業の中国製が安すぎたのだ
南アフリカ製より３〜４割安い中国製
当然中国製の方が売れるのだ
結果としてブブゼラのシェア９割を中国製が占めた
一気に流行したものは廃るのも早い
W杯が終わると急速にブブゼラの需要は減少した
中国企業も素早く撤退
残されたのは老舗ブブゼラメーカー
しかし彼らは製造をやめるわけにはいかない
民族楽器でもあるブブゼラ文化を守り後世に繋がなければならないのだ
そして今彼らは６万個のブブゼラの在庫を抱え、頭を抱えている
ロシアは何か流行るのかな？
給食でピロシキが出た地域があるみたいだが
ロシア料理は大好きだ
思い出したら食べたくなってきた
あとロシアといえばアイスクリーム
しかしあれは極寒のロシアで食べるからこそうまいらしい
ロシアのお姉ちゃんは綺麗だしな
酒ならウォッカが最高だ
安く酔える
カクテルベースとして様々なものと相性良し
やはり俺はストリチナヤだな
香草が入ったズブロッカも面白い
スミノフは冷凍庫に入れてトロトロに
アルコール度数が高いので冷凍庫でも凍りにくいのだ
そして非常に危険なスピリタス
アルコール度数９６度
これを口に含みライターの火を口元に持って行き勢いよくスピリタスを吹き出すと人間火炎放射器になる
良い子は決して真似をしないように
完全に消毒液の臭い
そして味はまさにアルコールそのもの
とにかく指先につけて舐めただけでピリピリ
全身で「これ、あかん奴」と認識する酒
それがスピリタスである
思わず脳がコサックダンスを踊り出すことだろう
他にはロシア文学
この機会にドストエフスキーを読んでみるのもいいだろう
この辺りは読みやすく定番だ
カラマーゾフなんて全部入り小説で一気読み間違いなしである
最後にロシア映画を一つ
摩訶不思議SFコメディー
世界中でカルト的人気を博している名作、ん？迷作？
見終わったあと思わず部屋で一人
「クー」とやってしまうだろう
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さぁロシアW杯が始まった
俺は多分あまり見ないと思う
さすがにおっさんになると夜更かしはきつい
そして結果を知った試合は見る気が無くなるからだ
なんとか日本の試合ぐらいは見ようと思うが
絶対に結果知っちゃうしな
多分見ないんだろうな
本当マスコミは余計なことをする
試合結果の報道なんてW杯終了後一ヶ月後にでもやればいいのだ
それでもW杯気分は味わいたい
ピロシキ食べてアイスクリーム食べてウオッカ飲んでコサックダンスを踊る
机の上にはマトリョーシカ
BGMはカチューシャ
頭の上にもカチューシャ
結局はまた秋元康か
