鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

ついにレトルトカレーの売上がルーを超えた

みんな大好きカレー

そんなカレーの世代交代が起きている

日本のカレーといえば

日本人が大好きなカレーを国民食にまで押し上げたのが

先日、西方浄土へ旅立たれた西城秀樹さんのCM

ハウスバーモントカレーに代表されるルーだ

たまに親が手抜きをしたい時にボンカレーなどのレトルトカレーが食卓に登った

ルーから作るカレーにはそれぞれの家庭の味があり

誰でも簡単にそこそこのものを作れてしまう素晴らしいものであった

そんなカレーのルーがどんどん売上を落としているという

この背景には一人暮らしの増加や共働きの増加が考えられる

少しでも料理の時間を短縮したい

涙を流しながら玉ねぎなんか切ってられないのだろうな

そこで手軽に本格カレーが楽しめるレトルトカレーの売上が伸びているのだ

スーパーに行くと実に様々なレトルトカレーが売られている

見てるだけでも楽しくなる

そして迷う

俺なんかいつも迷ってしまって結局は買わないと言う日々が続いているほどだ

もはやバーモントカレーに代表される日本のルーは家庭の味では無くなりつつある

西城秀樹さんの死とともに終わりを告げたような気がする

今は冷凍食品が家庭の味になってたりするそうだしな

なんかもうダメだな

忙しいのは分かる

でも子供に手伝わせて作ることも可能だろう

俺たちの頃はキャンプの定番食だったしな

でも何故か学校のキャンプで作るカレーはシャバシャバだった

レトルトカレーはメーカーの方もルーに比べて参入しやすいそうで

中小企業がどんどん参入してきているという

そしてご当地カレーなどの特色も出しやすい

お土産にも最適

今では600種類以上のレトルトカレーが市場に出ているという

ちなみに昨年の売上はレトルトが前年より15億円増えて過去最多の461億円

ルーが前年から33億円減少して456億円で初めてレトルトがルーの売上を上回のである

でもルーとレトルトで約920億円

やはりカレーはすごいな

これに飲食店も加わるし

俺なんかカレーパンも大好きだ

 

俺の場合はレトルトはほとんど食べない

数年に一回程度か

その理由は先ほど書いたが買う時に迷ってしまって「ま、いいか」となるからだ

やはり店で食べたほうがうまいしな

とは言ってもココイチ程度の味ならレトルトで十分な気がする

ドラッグストアで98円で売られていたレトルトカレーを食べたが

正直ココイチより美味いと思った

俺が好きだったのは友達がバイト先の喫茶店で作ってたカレー

業務用の缶詰カレーに店にあるものを適当にぶちこんで作るカレーがとにかく美味かった

そして仕事でよく行っていた飲み屋街にある場末の喫茶店のカレー

ここのカレーも焼きそばも素朴で美味かったのだがマスターがヤクザに借金して夜逃げした

夜逃げする一週間前に俺はカレーと焼きそばを食べてマスターと話をしてたのだが

「もうやけくそだわ」と言ってたのが最後の会話となった

元気でいてくれればいいが・・・

そんなカレーの思い出

以前から気になって本がある

 

カレーライスの唄 (ちくま文庫)

カレーライスの唄 (ちくま文庫)

 

 阿川佐和子さんの父

文豪、阿川弘之氏のカレーライスの唄

文庫本でありながら1000円オーバーの値段にいつもひるんでしまい買えないでいるがなんか急に読みたくなった

Kindle版は918円

でも名作は紙で読みたいんだよな

うちの近所の本屋にまだ置いてあるかな?

 

 

梅雨だが今日は天気がいい

こういった日は朝からとにかく忙しい

ゴミを出し

部屋を掃除して

ベランダを掃除

ついでに植え替え待機状態だった奴を植え替えて

命を落とした植物を土と一緒に大きな鉢にぶちこんだ

これがいわゆる「死者の土」である

ここにリサイクル用の土を混ぜ込んで再び極上の腐葉土に蘇らせる壮大なプロジェクトなのだ

植物輪廻転生

奴らは土に生まれ変わるのだ

 

そして一時間だけロードバイクで走ってきた

一人個人TT

結構風が強い

追い風だと軽く回すだけで35キロオーバーだが向かい風だとクルクル回してようやく25キロ出るかどうか

平均タイムは伸びなかったな

ここに書くのも恥ずかしいぐらいだ

まぁ安全第一なんでタイムは正直どうでもいいと言い訳をしてみる

30代の頃に比べると踏めるギアがどんどん大きくなってきた

夢の11速化・・・

大きなものには回らされる

 

明日は台風なのかな

またベランダの花がえらいことになるんだろうな