鯖棒亭日乗(下)

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カルビー、超高級ポテチ「グランカルビー」1箱580円

様々なもので二極化が進んでいる

それはポテトチップスの世界でも例外ではない

素材にこだわった高級ポテチ

スーパーなんかで売れ残りが安く販売されてたりするので購入して食べてはみるが、俺の貧相な舌では値段ほどの差は感じられない

そんなポテチ界のトヨタとでもいうべきカルビーが超高級ポテチを出してきた

その名も「グランカルビー

さすがにグランと付くと高級感が漂ってくる

そして実際に値段もお高いのだ

このグランカルビーお値段は一箱60グラムで580円もするのだ

幸いにも中身は15グラムづつ4袋に小分けされているそうだ

これで開封したが最後、全て食べきらなければならないと言った事態には陥らないで済みそうだ

一日15グラムづつ

カロリー的にもちょうどいい

酒のつまみにちまちま食べるのもいいもんだ

ちょっとお高い織部焼きに盛り

ちょっとお高いビールなんかを用意して、ちょっとお高いグラスに注ぐ

ちょっとお高いソファーに身を沈め、ちょっと綺麗なお姉ちゃんを横に置き

ちょっと下心だして口説いてみるのもいいかもしれないな

なんせ580円もするポテトチップスである

「うちにグランカルビーがあるんだけどさ、ちょっと食べにこない?」

なんて誘われて断ることができる美女は存在しないであろう

お泊りセット持参で駆けつけること間違いなしである

 

このグランカルビー来月1日から、阪急百貨店梅田本店で販売される

通常のポテチのように油で揚げた後で炙って仕上げる

このひと手間により、うま味を引き出したのが特徴だと言う

実は平成26年にもすでに阪急百貨店とのコラボでグランカルビーは販売されてたそうだ

従来品の3倍の厚さで高級感を醸し出し人気を集めたそうだが

まるで赤い彗星だな

シャー専用ポテチと言っても過言ではないだろう

そして今回はさらに味わいを追求して「炙り」という行為を追加したのだ

「炙り」

大トロなど脂の多いものを炙るとクドさがマイルドになりなんとか食べれるレベルになるしな

油で揚げたポテチにも有効的な手段なのかもしれない

種類は

「カマンベールチーズ」

「北海道バター」

「しお」

「マロン(栗)」など6種類

しかもそれぞれ炙る時間や温度を変えているそうだ

魚も旬で脂が乗ってる時期には焼き方も変えるしな当然だろうな

なんせ580円もする

ただ単に全自動で炙られただけでは消費者は納得できないだろう

できることなら最終的な仕上げはシェフがテーブルまで来て炙るパフォーマンスぐらいした方がいいかも知れない

さすがにそこまでしたら船越英一郎もびっくりだろうな

そして一口食べた彼は思わず涙するのである

炙る機械は1500万円かけて導入

零細なら社運をかけた投資だが大手にとっては屁でもない投資額だろう

それでも社内を説得して炙り機を探し回ったそうだ

さすがに失敗する可能性もあり得るしな

これ一回で終わるには1500万円は痛い

阪急百貨店の梅田本店では店頭販売の他にネット販売も行ってるそうなので遠方の方でも購入は可能だ

かなり気になるが580円もするポテチを試食なしに買うことはできないな

よほどの大富豪でないと厳しいかも知れない

すでに厳選素材でつくられたポテチは各社販売していたりする

そのポテチがそれほど味の変化がわかならない

あとは炙りのひと手間

自分で炙って食べてみるのも一つの手段かも知れない

「肴は炙ったポテチでいい」なんて八代亜紀の歌のようではないか

最後に、なぜマロン?

やはり試食なしにはマロンのポテチなんて買えない