鯖棒亭日乗(下)

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「行きたくない街ナンバーワン」の名古屋市がご当地ソングの歌詞を募集

行きたくない街ナンバーワンの称号を持つ名古屋市

そんな名古屋市がせっかく勝ち取ったナンバーワンの称号を返還するべき観光PRとなるようなご当地ソングの歌詞を募集することになった

「名古屋ゆかりのヒット曲がない・・・」と嘆く河村たかし市長の肝いりで市民から歌詞を募集するそうだが

すでに名古屋市には素晴らしい名曲が存在している

「名古屋はええよ!やっとかめ」 作詞作曲 山本正之 歌 つぼイノリオ先生


つボイノリオ先生改「名古屋はええよ!やっとかめ」

こんな素晴らしい曲があるのに何故税金を使ってまで募集するのか?

この名曲をベースに新しいスポットを付け足せばいいのだ

レゴランドとかレゴランドとかレゴランド

その他だと木造名古屋城、復元本丸御殿、ナゴヤドーム、オアシス21、ゲートタワー、グローバルゲート、SKE、浅田真央、他多数

河村氏は東京の「有楽町で逢いましょう」、大阪の「月の法善寺横丁」、
長崎の「長崎は今日も雨だった」などを引き合いに出して語ったそうだが

そう言われればその系統の曲はパッと思い浮かばないな

今回の歌詞募集に対して名古屋市は200万円の予算を計上した

市ナゴヤ魅力向上室の担当者によれば

市民から集めたフレーズを組み合わせて歌詞をつくり、プロが作曲する。来年3月に披露する予定だと言う

つまり市民から集めた細切れの歌詞をつないで一つの曲にするつもりみたいだ

この方式なら多くの市民が参加できる

プロが作曲するそうだが

いったい誰になるのか?

 できることなら「恋するフォーチュンクッキー」や「恋」みたいな歌って踊れてSNSに投稿したくなるような曲にしたいと言うが

俺は大嫌いな曲である

やはり歌って踊るならNEW ORDERに依頼するべきだ

ピーター・フックも説得してバーニーと仲良く作れと

みんなで口をタコのように尖らせて後ろに片足をあげて踊るバーニーダンス

もちろん今は亡き天才イアン・カーティスのようなタコ踊りでもOKだ

名古屋とマンチェスター

同じ「ものづくり」の街じゃないか

まるでハシエンダかのように踊りまくればいい、ナナちゃん人形の下で

河村氏曰く「あんまり優等生的なやつはいかわな。『希望の風が吹いて』とか 
偶然言っただけで(希望の党とは)あまりオーバーラッピングしてませんけど」と述べ、 名古屋の街を具体的に思い浮かべる歌詞がよいそうだ

やっぱりNEW ORDERだな

ピコピコもいいが

できればバーニーのガチャガチャギターを前面に出したい

そしてピーター・フックのひざに構えたベースで奏でる最強メロディ

「ベースはチンコより下」と言う名言まで残しているそうだ

対象としてバーナード・サムナーはギターを胸のあたりに構える

2人とも決して演奏はうまくないが

最高にかっこいい音を出すのだ

まぁ作曲の方は置いといて

問題は歌詞である

河村氏の言う「名古屋の街を具体的の思い浮かべる」

街の規模が小さいとか

車社会だとか

地下鉄の初乗りがやたらと高いとか

みんな地下に潜るたがるとか

美術館や博物館などやたらと少ないとか

大きな展覧会もスルーされるとか

そう考えるとなかなか難しいな

河村氏は「紅白を目指せる、みんなが歌って楽しい歌を作らないかん」と意気込むのはいいが

彼は毎回のことながら目標が大きすぎるのだ

果たして「歌で名古屋の魅力を掘り起こし、盛り上げたい」との願いのもと行きたくない街ナンバーワンからの脱却となるのか

 

でもやっぱり

つぼイノリオ先生に依頼するのが一番いいと思うんだがな