10年ほど前に常滑商工会議所が提案して中部国際空港周辺にカジノを建設しようとする計画があったそうである
結局はカジノ解禁法案自体が停滞してしまいそのまま立ち消えになっていた
しかし国会ではおそらくカジノ解禁法案が成立する
それにともない再び常滑にカジノ構想が再燃するかもしれないらしい
このカジノ法案自体中身がどうなるのかまだ分からないが
地域の活性になるのか?治安が悪化するだけなのか?
もちろんパチンコ屋もある
俺はギャンブルは嫌いなのでパチンコはやらない
しかし馬や自転車が走るのを見るのは好きなので昔は競馬場や競輪場には行った事がある
その時に100円ほどかけていたぐらいである
カジノはギャンブル依存症の人を増やすというが今でもパチンコという巨大なギャンブル場が日本中にある
友達を見ていても金が無くなるとATMへと車を走らせたりする
何でそこまでするのか?
俺には分からないが
やはりギャンブルが好きなのであろう
日本で出来るカジノがいったいいくらぐらいの軍資金が必要なのか?
誰でも入れるのか?会員制になるのか?外人観光客専用になるのか?
まったくわからない
果たして今現在パチンコ屋に金を落としている層が流れるのか?
競馬や競輪、競艇などからも流れてしまうのか?
そうなるとますます地方の競馬や競輪場は厳しくなる
競輪選手を目指して自転車部に入部した人達も就職先が減ってしまうであろう
そうなった時に競輪からロードレースへと人材が流れてくれるのは俺的には嬉しい
日本は能力のある人材は稼げる競輪へと流れてしまうからである
でも競輪自体が無くなると俺が乗っているパナソニックのオーダーシステムPOSも経営が厳しくなりそうだ
POSは競輪用の自転車も制作しているからであるが
それは俺的には困る
競輪は独自の規格で運営されている
オリンピックの正式競技ので自転車トラックレースの一つである「ケイリン」とは使用する自転車の規格も違うのである
昔ながらの日本の伝統技術を保護する目的もあるんだと思うが
いまだに昔の素材であるクロモリと呼ばれる鉄製のフレームなのだ
世界的にはトラックレースやロードバイクなどはカーボンが主流である
クロモリからアルミになりカーボンへと進化した
カーボンは設備さえ整えてしまえば中国や台湾の工場で大量生産が出来る
堅さ柔らかさも自在なのである
その素材となるカーボン自体は日本の東レなどが開発しているのだがそのカーボンを加工するのは中国や台湾の企業である
一方クロモリは高い溶接の技術が必要とされる
ヨーロッパ製のクロモリの自転車は非常に高価だがフレームの精度はあまり良く無いと聞く
その点日本の企業が作るクロモリのフレームはパーツを組む時に何もしなくてもすっぽりハマるらしい
そんな日本の町工場の技術を守る為にも競輪は貢献しているのだ
なんかカジノ話から競輪や町工場の話になっているが
パチンコ屋の金は北朝鮮へ流れるとも聞く
日本にカジノができれば外人のお金を日本が手に入れる事ができることになり
パチンコから流れてくれれば海外へ流出する金も国内に留まり外国の金も獲得出来る
しかしその一方で今ある公営ギャンブルからもギャンブラーの流出が起こるであろう
彼らはレースが好きなのではなくギャンブルが好きなのだから
なんかやはりいろいろ問題も出て来そうだ
俺は常滑には写真を撮りによく行っていた
常滑には焼き物散歩道と言う独特の町並みの面白い散歩道がある
駅からほど近い場所の丘陵地帯に昔からの焼き物の工場が集まっているのだ
その中を散歩コースが作られていて
ネットで俺の写真を見た人が東京からわざわざ常滑へと遊びに来た事もあった
そんな常滑は俺としてはやはり静かな街の方が良いと思う
最近はイオンやらコストコやら出来たそうだが
俺が通ってた頃はなんにも無い町だった
地元の人がどう思っているのか俺は知らないが
愛知県としてはやはりレゴランドとかと絡めて建設したいのかもしれないな
名鉄なんかも交通機関を独占できるので乗り気になるのかもしれない
常滑にカジノ
でも全部失敗しそうな気もする
まぁとりあえずは法案の内容が決まってからだろうが
でもギャンブルとしてのカジノではなくただ単にゲームとして楽しめるカジノなら行って見たいと俺は思う
ギャンブルとして現金を稼ぐのではなくアミューズメントとしてなるべく安く遊べて地元の名産品と交換出来るとか
でもそんなことしてたら商売にならないんだろうな