全国的に雨である
明日から仕事が忙しくなる
今年の紅葉はあきらめた
昨日の午後からいつも自転車で走るコースの
いつもの山の紅葉を見ただけである
でもキレイだ
何より人がいないのが良い
近年はなかなかタイミングが合わずに京都の紅葉は見に行けてない
落葉好きな俺は12月初旬まで京都の紅葉を楽しむ事が出来るが
今年も難しいかもしれない
明日から正月前の一稼ぎである
このほぼ毎日更新しているブログもたまにお休みするかもしれない
京都へは今年の正月明けの4、5日に行った
また今年もそのぐらいに行こうかと思ってるが
その後の各寺院の特別公開を狙うべきか俺は迷っている
特別公開が始まればホテルは高くなる
ようするに俺はホテルが安い時を狙って宿泊するのだ
なので当然のことながら春秋の観光シーズンは日帰りになる
いつも思う事だが京都へ日帰りで行ける場所に住んでいてよかったなぁと思う
そんな京都の紅葉
俺は有名スポットはほとんど回った
自然の紅葉だと嵐山が人気ではあるが
京都の紅葉はキチンと手入れされた日本庭園の人工の紅葉がメインとなる
庭師達が計算して作り上げた庭園の紅葉はかなり美しい
こんな庭をのんびり眺めながら番茶でも飲みたい物ではあるが
それは不可能だ
紅葉のために特別公開された庭園はとにかく人が多い
結局はぞろぞろと前を歩く人達に付いて歩くだけである
立ち止まると後ろの人に迷惑がかかるからであるのだが
池などの定番的撮影スポットはカメラを構えた人で占拠される
まぁ誰が撮っても同じような写真が撮れる場所だ
俺も人の合間をぬって撮影してみるがいたって普通の写真になる
理想の光を待つ時間的余裕は俺には無い
次から次へとにかく移動する
秋の京都での俺はマグロのように立ち止まると死んでしまうのだ
結局俺が撮りたいと思う風景は誰も見向きもしない紅葉
街中にひっそりと色づく紅葉
そんなのが好きなのだ
有名寺院や庭園でも人がいない場所で撮る
今回公開する京都の紅葉写真もそんな写真達を集めてみた
名も無い場所もあれば有名スポットもある
どこで撮影したのか俺自身も忘れていたりするが
ほとんどの人の期待を裏切る京都の紅葉写真である
それでは「期待を裏切る京都の紅葉写真展」の開催です
一部分だけ赤く紅葉していた
水面に映った紅葉が印象派の絵画みたいだった
円山公園のしだれ桜 この落葉の始まった季節にこの桜を撮る人はほとんどいない
下鴨神社の糺の森 人間の手が入っていない原生林の神の紅葉である
京都はこのように突然大木が現れるのが面白い
こんな場所で暮らしてみたいと思って撮った1枚
地蔵菩薩と夕暮れの紅葉
ここからはどこかの有名寺院 場所は忘れた
これは哲学の道沿いで撮影した
人気の散歩道ではあるが誰もカメラを向ける事の無い紅葉の一部を切り取る
とにかく赤がキレイだった 写真を撮るお姉さんまで一緒に写し込むことで写真に動きが出るのだ
夕暮れのインクライン ほとんど人はいない
なんでも無いタバコ屋さんの前の街路樹だがいつも醍醐寺に行く途中で俺は立ち止まり撮影してしまう場所である
醍醐寺からの帰り道 前を歩く親子がとても幸せそうだ
そして最後に以前にも公開した俺が大好きな写真を 白川沿いに塀から飛び出した桜の木の紅葉がとてもキレイだ
以上
「期待を裏切る京都の紅葉写真展」でした