鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

フルーム1分21秒

ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ

37キロの個人TT

ようやく俺の予想が当たったステージでもあるが

おそらくほとんどの人は当てたはず

そんなステージ

見所は上位4人のタイム差

キンタナとフルーム

チャベスコンタドール

前半はかなり好タイムをだしていたコンタドールも後半は失速

それでもステージ8位。総合でも3位に上がりチャベスとの差は1分11秒

今日の表彰台争いが面白そうだ

 

そしてキンタナとフルーム

とにかくフルームが強すぎる

山も一番と言っていいほど登れるのにTTも圧倒的な強さ

そしてコンディションも落ちない

もう誰も適わないんじゃないだろうか

この日のステージはフルームが圧倒的な差をつけてステージ優勝

キンタナも総合系としては決して悪くは無いタイムなのだがフルームとの差は1分21秒にまで縮まった

奇襲により稼いだ3分半と言うタイム差のおかげでまだまだ優位に立っている

 

そして今日の20ステージ

事実上の総合争い最終日

2級山岳をいくつか登って最後は登りゴール

最後の登りは21キロと距離は長いものの平均勾配は6%

仕掛けどころが難しいたんたんと登り続ける山岳だけに序盤からの積極的な攻撃が必要だ。最後の山岳はフルーム向きな山岳とはいえキンタナから1分21秒を奪い取るのは難しい。キンタナはフルームにへばりついてさえいればOK

バルベルデがメイン集団をかき回して最後にキンタナが飛び出す。そこにフルームが追いつきフルームが交わしてステージ優勝するも総合はキンタナかな

3位はコンタドール、4位はチャベス

山岳賞はオマール・フライレ根性の走りを見せて欲しい

ポイントや複合は正直どうでもいい

ブエルタでは総合狙ってたら取れちゃった的おまけな賞だからだ

まぁこれはどちらもキンタナだろうな

主催者側ももう少し考えて欲しい

 

今日もスタートからの放送

しかも裏ではマンチェスターダービー

もうたまらない土曜の夜

かつて吉川晃司と布袋寅泰は「誰が引き止めても連れ出してあげる」と歌っていたが

今日の俺は誰が連れ出そうとしても家に留まってやるのだ

さてどうしよう?

どっちを生で見るかだが

おそらくブエルタは途中で睡魔が

サッカーは最後まで見れる

迷う所だ

なんて贅沢な一日なんだろうか

俺は今とても幸せである