鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

園芸日記 06

園芸日記06

久しぶりである

ツールが終り、ブエルタが始まった

俺のベランダのミニひまわりは第2弾の花をもうすぐ終えようとしている

なんか花がとても小さくてこれでは種が取れないんじゃないかと思うのだが。全く種が無い訳では無いだろうがあまりのも小さくて植えても芽がでないような気がするのだ

そして俺はどうやって種を取れば良いのか知らないのである

このまま水をやらずに放置するのか?水をやりつつ種を育てるのか?

第2弾の花は全ておちょぼ口で花が終わると完全に口を閉じてしまってるのだ。この中に種が詰まっているのか?

ネットで調べなきゃなぁと思いつつも俺は怠けているのである

 

お盆が過ぎてようやく涼しくなってきた

俺の部屋も夜間になると29度で窓を開けておくと寒いくらいなのである

体がすっかり猛暑モードになってしまったので29度だと寒いなぁと思ってしまうのだ

そして今日はシーズン終盤のブエルタの休息日。俺も少し体調を崩してしまった。

真夏の間に随分と俺の部屋の植物どもは枯れてしまった

やはり室温35度越えの猛暑に耐えられなかったのであろうか?

枯れたのは

オリヅルラン

ワイヤープランツ

フィカスプミラ

コルディリネ

ペペロミアロッソ

エアプランツ

 

瀕死状態のが

冬多肉

観賞用トウガラシ

サンビタリアスタービー

春秋多肉の一部

である

特にオリヅルランは買って直ぐに枯れてしまった

土を出してみたら完全に根腐れを起していたのだ

俺はどうしても水をやりすぎてしまう傾向がある。それは暑いから喉が渇いたろうと親切心から水を与えてしまうのだが結果的に彼らを苦しめる行為となっている事を俺は知った。そして俺は奴らを死なせてしまった。

業務上過失致死と言う罪状になるのかもしれない

全ては俺の責任である。俺の親切心が仇となってしまった

しかし育て方を見ていると夏は毎日水をやれとか土が乾いたらとか乾燥に強いので土が乾いてからしばらくしてからとかみんな書いてあることがバラバラなのも俺も混乱させたのだ

乾燥に強いイコール育てやすい

と言うのは嘘である。これはいとうせいこう氏も言っていたが奴らは水やりのタイミングが分からないのである

特にエアプランツ

近年おしゃれだとか言われて部屋のインテリアに使われている植物である

土を必要とせずに空気中の水分だけで育つので誰でも簡単に育てられると言われているエアプランツなのである

しかし俺はエアプランツを枯らした

5種類あったうちの4種類を枯らした

空気中の水分で育つと言っても水やりは必要なのである。基本は夕方から夜間にかけて霧吹きをしゅっしゅっと。たまに水の中にどぼんとしなさいと書いてあったり

いやいや毎日の霧吹きだけで充分っすよって書いてあるかと思えば

たまに思いついた時にでも霧吹きしてあげてやってくれと書いてある所もある

これもまた全部バラバラなのである。ようするにその時の湿度によって水の与え方が変わってくるのだろうがそんな難しいことは俺には分からないのである

普通の植物なら土が乾くことが目安となるがこいつらには土が無い

見た目も全く変化が無いポーカーフェィス

気づいた時には枯れ始めてしまうのだ

そして枯れ始めたら修復は不可能

ただただ死を待つしか無いのだ

霧吹きの仕方もデリケートにしないとダメみたいだ。俺が愛用している行きつけの100円屋の霧吹きではまるで色気づいた男子中学生が安物の香水をダバダバとふりかけるかのようにかけすぎてしまうのである。

そして俺のエアプランツは見事に枯れた

一つを残して

その一つは行きつけの100円屋で買ったエアプランツである。なんとエアプランツにしては珍しく発根していて子株も付いている。そしてその子株もぐんぐん成長中なのである。思えば俺の部屋にある100円屋で買った植物達はみんな元気なのである

園芸屋で買って来た奴らは枯れてしまうのが多いが100円屋で買った植物、モンステラ、エアプランツ、サボテン各種、ピンポンの木とみんな夏の暑さに負けることなく元気にすくすくと育っているのである。やはり園芸屋でいたりつくせりで甘やかされて育った植物よりも100円屋で放任主義。日当りも皆無。そして適当に水をかけられるという厳しい環境で育って来た植物の方がたくましいのだと思う

先日購入してほとんど根を切ってしまった状態で植え替えたピンポンの木も順調に成長中である。新しい葉っぱも出て来た

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これが今現在のピンポンの木の姿である

とても元気だ

そして俺は今ポトス増殖計画を進行中なのだ

同じ遺伝子のコピーポトスを増殖させてポトス王国を作ろうと密かにたくらんでいるのだ。とりあえず一号のコピーポトスをただいま製造中なのである

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ワンカップの瓶の中で奴は根を出そうと必死にもがいているのだ

この一号が成功したらすぐに二号の製造に取りかかる予定である

乞うご期待

そして最後にモンステラの写真を一つ

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まぁモンステラと言われなければわからない写真だが

最初はまだ赤ちゃん苗だったモンステラもぐんぐん成長中だしかしまだ葉っぱは割れていない。いったいいつになったら穴があいたりするのだろうか?

今後の成長が楽しみな植物である

 

夏はもうすぐ終わる

俺のベランダもだんだん寂しくなってくる

日々草も最近だいぶ弱って来た。だいぶ高齢だし仕方が無いのかもしれないが

残された命はあと数ヶ月だろう

100円屋で買ったサボテンがすくすく成長してきたので今後はこいつらの植え替えの検討に入らないといけない。また鉢がいるな

俺はそんなことを考えながらひとりベランダで晩夏の空を見上げた