自転車の話03
まずはロードレースの話
サイクルロードレースのトップカテゴリーであるワールドツアーのチームが来年現在の18チームから17チームに減らされる
今年でティンコフとIAMが解散するので18チームから16チームになりワールドツアーの枠が一つ空く事になる
このワールドツアーのチームはどのチームでもなれる物ではなくUCIポイントや資金面など一定条件をクリアしたチームの中からUCIがライセンスを与えることになる
で今現在来年のワールドツアーの残り一枠をサガン、マイカを始としたティンコフの残党が移籍するボーラ・ハンスグローエがライセンス獲得をねらっている訳だがおそらくサガンがいるだけに確定だと思う
そして今水面下でチーム作りしているのがニバリが移籍するバーレーンのチームである
既にスポンサーはメリダに決まっている。メリダと言えば現在ランプレのスポンサーである。そのランプレが来年は撤退するのでは?という噂がありそのためにランプレのライセンスと有力選手達を根こそぎ移籍させようとしていたのがバーレンで発足するニバリを中心とした新チームの構想だったのだ。
しかしここに来て問題が勃発
なんとランプレは中国の国営企業とスポンサー契約がほぼ決まりだとか
ロシアのカチューシャやイギリスのチームスカイのような国家プロジェクト的なチームとしてランプレが再出発するそうなのだ
そうなると困るのがランプレのライセンスを狙っていたバーレーンのチーム
ただでさえオーナーのナサール王子が人権問題でごたごたしてるだけにUCIも難色を示してるみたいなのだ。UCIがやっかいごとを抱えたく無いと言う事であろう
ランプレのライセンスを中国の新チームが受け継ぐとなると残りの一枠をサガンのチームとニバリのチームで争う事になる。しかもニバリのチームはあてにしていたランプレからの移籍も見込めない可能性が大きく選手が集められるかどうかも不透明なのだ
奇しくもかつてはリクイガスで活躍したニバリとサガン。サガンはとてもニバリを慕っている関係だけに皮肉ではあるが。
ワールドツアーに入れないと三大グランツールへの出場も保証はされない。主催者側から招待されないと出場出来なくなるのだ。
ニバリとサガン共に現在の人気選手だけに大きなレースでは欠かせない存在
いったいどうなるのか?
でもランプレが消えるのは寂しい気がする。そして新城はどうするのか?アジアのチームだが中国が日本人選手を優遇するのだろうか?心配ではある
次にロードバイクのコース設定において便利なサイトの紹介
ルートラボである。地図上で自在に線を引くと高低表なども含めて自分の好きなコースが作れるのだ。距離、最大標高差、平均勾配、獲得標高、想定所要時間なども表示されて非常に計画を立てる時に便利であるこのサイト
ロードバイクで走る時は事前にある程度コースを決めておいた方が良い
走行距離、高低差、交通量、コンビニなどの補給ポイントにトイレの場所などを考慮して目的地を設定する
サイト上に公開されてる他人のおすすめコースも見る事が出来るので参考にすることもできて便利なサイトです
そして実際に走る時は風向きと風速のチェックも忘れずに。
それではまた次回の自転車の話で