鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

デラクルス、ステージ初勝利とマイヨロホ

ブエルタ・ア・エスパーニャ第9ステージ

山岳ステージで2級3級3級3級元3級3級2級頂上ゴールのステージ

カテゴリーは付いてないが前回は3級だった山岳もあるなどでこぼこしたステージ

翌日が勝負所となるステージなので有力どころは今日は力を温存してこなしたいステージ。そうなると逆に逃げ切りも決まりやすいので逃げ切りを狙う選手も多数スタート前から念入りにアップをしていたみたいだ

そしてスタート直後からの猛烈なアタック合戦

最初の1時間は平均47キロ

そんな中で12名の逃げが決まる。山岳狙いのデヘントやジェニエにステージ狙いのマティアスフランク、LLサンチェスなど有力選手も逃げに乗る

デラクルスが総合で2分46秒遅れということでメイン集団はモビスタが5分差ぐらいでコントロール。モビスタ的に一旦総合を明け渡すには丁度いい選手が逃げてくれたって感じだろうか。デラクルスなら最終的にマイヨロホ争いには加わる事は無いであろうからだ。

逃げ集団ではデヘントとジェニエの山岳争いが勃発

デヘントが前半の三つの山岳を取ると後半はジェニエが取り返して同ポイントに

後は総合の順位でこの日の山岳ジャージは決まる

残り25キロ地点で逃げが分裂し始める

バークランツ、デヴィエネンス達がアタックをしかけてデラクルスやジェニエが加わる

残り12キロでデラクルスとデヴィエネンスが二人で抜け出す

牽制する追走集団

LLサンチェスやマティアスフランクなど力のある選手が徹底的にマークされなかななペースが上がらない。

最後の2級山岳はそれほど勾配はキツく無く順調に逃げる二人。メイン集団からは4分差で追走からも30秒ほど差をつける

いっこうにまとまらない追走集団はついに1分差近くまで広がる

先頭残り1キロを超えると勾配が緩くなる。そして残り700メートルでデラクルスがアタック。マティアスフランクのアシストとして仕事して来たデヴィエネンスには最後の力が残されてはいなかった。デラクルスはマイヨロホ目指して全力でゴール。見事にステージとマイヨロホの獲得となった。

そして追いついて来ないエースのマティアスフランク。デヴィエネンスが何度も何度も後ろを振り返るがエースは来ない。

3番目に山を登ってきたのはキャノンデールモレノ・モゼールであった

4位にはLLサンチェスで5位にマティアスフランク

最後の最後まで牽制してどうするんだよ!って素人の俺は思ってしまうのだが選手達には選手達の考えがあっての事だろう

そして勝負は総合争いだが結局最後にブランビッラが飛び出すがバルベルデがブリッジをかけにアタックしてブランビッラとの差は1秒で留めてライバル勢と同タイムゴールとなった。

山岳賞は総合の順位でデヘントが獲得。今日も逃げて来るのだろうか?毎日毎日大変そうだ。

 

ブエルタグランツール初勝利が多い

それだけ伏兵にチャンスが与えられるステージが多い

そして今日も逃げと総合の二つの争いになる可能性が高い

今日は誰が逃げるのか?

まだ勝ててないエース達が頑張りそうだがマティアスやモゼールは今日逃げたし。LLさんも連日逃げてるし。サムエル・サンチェスあたりになると逃がしてもらえないし。タランスキーの順位はどのくらいだろう?オマール・フライレも山岳狙いで逃げてくるかな?考えても全く分からない。ツールと違ってメンバー的に分からないので適当に山岳狙いからのジェニエで行こう

第10ステージの予想はジェニエです。と言いつつまたステージ初勝利みたいになりそうだが

総合はやはりキンタナが強い。バルベルデチャベスコンタドール、フルームの順番かな。フルームはキンタナから1分差ぐらい付きそうな気がする

バルベルデ達が30秒ぐらいだな

これで行こう。