ツール・ド・フランス第20ステージ
総合の争いでは最終日となるアルプスのステージ
2級1級1級超級を超えて下りゴールとなる雨が降ると荒れそうなステージ
この日も最初から37名の大人数の逃げが決まる
メンバーはデヘント、ルイコスタ、パンタノ、アラフイリップ、ザッカリン、ニバリ、サガン、クロイツィゲル、ピエールローランなどおなじみのメンバーにくわえてステージを狙えそうな実力者が逃げにのった
デヘントが山岳をトップ通過でポイント稼ぐも既に昨日でマイカの山岳賞は確定
何を思いながら山岳ポイントを稼ぐのかデヘント?
天候は雨が降ったり止んだりで安定しない
そして降る時は土砂降りで今日も下りがコワイ
スカイのアシストはフルームが白線の上を走らないようにラインコントロールしながら下る
サガンが逃げ集団を全力で引きクロイツィゲルが総合暫定で2位になるとメイン集団はアスタナやAG2Rらがスカイに変わってコントロール
1級山岳ラマ峠を超えるとアラフィリップとパンタノが先頭に出る
追走にはサガン、ニバリ、クロイツィゲルら元リクイガスの歴代のエース達が勢揃い1分差でパンタノ達を追う
逃げ集団はメイン集団から6分のリードを奪い最後の超級山岳ジュー・プラーヌ峠に入る
一方メイン集団はアルーがハンガーノック?のような感じで急激に失速
するとアルーをあきらめたチームからニバリにGOの指示が出る
土砂降りの中ペースをあげて先頭の2名を追うニバリ
やがて先頭はニバリ、アラフィリップ、パンタノの3名にヨン・イサギーレが追いつき
やがてアラフィリップが脱落
3名で残り9キロのハイスピードダウンヒルへ突入
全員が下りが得意なメンバーだが雨の中のハイスピードダウンヒル
ヨン・イサギーレが抜け出し前日落車の二バリが遅れる
オリンピックのためにリスクを負わなかったのか?それとも年齢から来る衰えか?
パンタノにも引き離されるニバリ
結局かなりテクニカルな下りを制したヨン・イサギーレがツール初ステージ優勝となった
一方メイン集団からはモレンマやホアキンがアタック
モレンマは吸収されるも逃げていたザッカリンと合流したホアキンは最後のツールで一つでも順位をあげようと全力の走りを見せる
悪天候のダウンヒル
スカイを始めとしてどのチームを落車のリスクを負う事無くただ安全に下るだけ
結局は総合の争いが起こることなくゴール前でわずかにキンタナやDマーティンらがスプリントに入るも4分のリードがあるフルームはスプリントに参加することもなく
ただただ安堵の表情でのゴール
事実上の三回目の総合優勝となった
アルーは大きく順位を落としホアキンは7位にジャンプアップ
最後の最後で意地を見せたホアキン最後のツールであった
そしてまったく動けなかったキンタナだが最後はなんとか3位で表彰台をキープとなった
俺の予想では最近のイメージとして雨の中でも無駄に下りを攻めるモビスタのイメージがあったのでこの日もバルベルデに引かれてキンタナが下りで少しタイムを縮めるんじゃないかと思っていた
しかしイサギーレが逃げていた事もあり結局何も動かないままゴールとなった
ニバリは最近は下りが遅くなった印象がある
前日に落車したニバリ
ニバリはダウンヒラーだが落車の多い選手でもある
下りで落車した直後でも怖がる事無く攻めれる選手なのでローランのように前日の落車が影響して下りが遅かったとは考えにくいとは思うのだが
ニバリもいつのまにか31歳の年齢から来る衰えなのか?オリンピックの為にリスクを避けたのか?子供が出来たりすると下りで攻められなくなるとも聞くし
まぁどっちにしろ落車が無く終わって良かった
今日はパリシャンゼリゼ
ステージ中止も噂されたが無事行なわれる事に
ただレース開催の決定権は警察あるらしい
今までに無い厳戒態勢で行なわれるシャンゼリゼのスプリントステージ
新城には今日逃げてもらって敢闘賞狙って欲しい
最後のスプリントはやはりキッテルが強いだろうが
ここは是非サガンに勝ってもらいたい
シャンゼリゼでキッテルを倒してマイヨベール
で今日の予想はサガンです
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