鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

東京五輪ボランティア「暑さは自己管理」待機時間には士気を高める取り組みを

台風が通り過ぎ再び暑くなった日本列島

来年は東京五輪である

とにかく暑い、臭い

馬術の馬も走れないほどの高温だ

海水温も競技できるかどうかギリギリのレベル

そこにきて下水が流れ込む東京湾

選手にとっては夢の舞台だけに出場辞退するわけにもいかない

 

以前にも書いたが選手と観客だけでなくボランティアも大変だ

外での競技が軒並み早朝スタートとなるためにボランティアは終電で会場入りしなければならない

当然宿泊するホテルはない

あっても値段が高騰

最早エリート階級しか宿泊できない状態だ

そんな中でどうやって朝まで過ごすのか?

どうやらボランティア委員会の人が待機時間に士気を高める取り組みをしてくれるそうだ

詳しい内容については分からないが

まぁとにかく軍隊みたいに一致団結するような取り組み何だろうな

それを深夜から朝までやるって事か

正直「眠らせてやれ」と思うが

眠る場所すらないのだろう

どこかの空き地にテント設営しところで暑いし蚊に刺されるし

まともには寝れないだろうな

そこで交流会や士気を高める何かで暇つぶしって事みたいだ

みんなで焚き火を囲って誰かがギター弾きながら人生論とか語るのかな?

そうやって寝不足状態で朝まで過ごして

いよいよ五輪の試合スタートだ

普通の人には耐えきれない猛暑の中を寝不足で乗り切らなければならない

水と塩飴を配布するとか言われてたが

それではダメだとの意見も

塩飴は気休め程度にしかならない

あれで塩分取った気になってると死ぬ

塩飴より塩分が含まれてると思われる塩タブレットですら

袋に書いてあるが水100ミリリットルに対して1個である

正直塩持参して舐めたほうが良いレベルだ

 

暑さ対策に関して運営側は基本的に「自己管理」だとしている

一日中外にいるとなると結構な水分量も必要となるしな

水分ぐらいは飲み放題になるとは思うが

異常とも言える日本猛暑

必要な水分を補給できるだけの強靭な胃腸が必要となる

あまり冷たいものを飲みすぎると直ぐに胃腸をやられる

吐き気がして水を受け付けなくなる

そして腸がやられればトイレに駆け込む回数も増える

さらに出すもの出せば体の水分も失われる

室内のトイレならまだマシだが外に設置してある仮設トイレなら使用中に熱中症でたおれる危険もある

臭いと暑さで1分も持たないだろうな

そうならないために普段から鍛えておかないと厳しい

水分補給なんかは喉が乾く前に飲むのが基本

これは時間で管理すると良い

15分ごとに一口でも二口でも良いから飲む癖を普段から付けて置くことが大事だ

大抵の人はこれができない

水分だけではダメなので大量の塩分も必要だ

昔ながらのしょっぱい梅干を常に携帯すると安心することだろう

でも最近のスーパーは塩分10パー以下の軟弱梅干しか置いてない

しかもハチミツで甘くするとかバカなことをする

近年の梅干離れはこの甘さが原因だと言うこと

作る側も販売する側も気づかない

本物梅干があるだけでも熱中症対策にはかなり有効なんだが

あとは味噌汁だな

味噌汁飲んで梅干食べて

15分ごと水を飲む

たまにスポーツドリンク飲む

でもあくまで一気飲みでなく少しづつ

このような自己管理

多分できないだろうな

ボランティアの作業に追われてできないだろうな

そして倒れる

高価なサイクルコンピュータなんかだと運動中に水分補給の目安が表示されたりするが

そのようなアプリも開発してやれば良いのに

補給のタイミングと量を知らせてやるようなアプリが必要だ

今更そんな予算も時間もないだろうがな

エアコンの中で快適に過ごす人たちはそこまで気が回らない

そして現場では皆倒れる

 

自ら志願した人ならまだ対策万全だろう

でも聞くところによるとスポンサー関係の会社から無理やりボランティアに駆り出される人もいるそうで

こういった人たちは本当に気をつけないと危ない

普段からエアコン生活してると本当に危険だ

本来なら数年かけて徐々に暑さに体を慣らして行くべきだが

そんな時間も根性もないだろうな

どうするんだろう?

30度程度でヒーヒー言ってる人は倒れるよ

 

まぁ自己管理お願いしてるだけにどうなろうと知ったこっちゃ無いんだろうな

会社から行かされる人は有給を使って参加する可能性もある

その場合労災とか適用されるのだろうか?

 

 

 

今日で今年もお盆が終わる

13日から限定的に日本の人口は目に見えない人たちで増えていたはずである

あらゆる時代に生きた人たちが皆帰郷

そして再び旅立つのだ

送り火

京都の「五山の送り火」が有名だが毎年 NHKで中継してくれる

俺も中継を見ながら自宅でも送り火を焚いて「また来年」と見送ってやるのだ

それなのに世間では今日から仕事の人も多い

俺も先ほど取引先から呼び出されて打ち合わせだけ済ませてきた

俺自身は今日は休みなのに

暑いんだからみんな休めば良いのにな

そんなに働いても年金もらえないんだから

 

 

明日はいよいよ待ちに待ったドラマの続編が

www4.nhk.or.jp

 

今回は祇園祭みたいだな

そうなると合わせて一緒に読みたい本がこれ

 

宵山万華鏡 (集英社文庫)

宵山万華鏡 (集英社文庫)

 

 ちょっと不思議でちょっと怖い

内田百間的な小説である

 

 

昨日からノルウェーでのレースも始まった

やはり主役は規格外のマチュー

なんかサガンが出てきたと以上の衝撃だな

将来どんな選手になるのか楽しみで仕方がない

レースは単調だがとにかくノルウェーの景色が綺麗

そして最後はマチュー祭り

栗村氏曰く「マチュリ」

沿道の観客は皆生のサーモンを持って応援

これもまたノルウェースタイル

とにかくみんな生のサーモンを一匹持ち歩いている

すごい国だな

やたらとサーモンが食べたくなる