鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

表現の自由?大村VS河村 

以前は仲良しだった二人もいつからか仲違い

何かあるたびに常に喧嘩をする二人

今回はあいちトリエンナーレの「表現の不自由展」について揉めに揉めている

テレビでは従軍慰安婦像しか報道されないが

実は昭和天皇の写真を燃やし土足で踏みつける行為を撮影した映像が流されていたり、特攻隊の人たちが寄せ書きした日の丸を使用した作品のタイトルが「間抜けな日本人の墓」だったりととんでもない内容の展示になっていたそうだ

何故国のために命を捨てた人たちを侮辱するようなことができるのか?

これらの作品に河村市長が激怒

「どう考えても日本人の心を踏みにじるもの」などと批判

運営側にも苦情や脅迫などがあいつぎ表現の不自由展は中止となった

これに対し今度は大村知事が反発

河村市長が公権力を行使したとして憲法違反だと言い出した

地元の新聞や雑誌の女性自身、共産党、各マスコミも同調して河村叩きが始まった

 

常に名古屋弁で言いたいこと言い癖のある市長の河村氏だが

個人的に今回の発言は実に真っ当だと思う

表現の自由とは言っても許されるものと許されないものがある

さらに今回は税金が投入されている

愛知県、名古屋市、国

税金を使ってまで日本を否定していいのか?侮辱していいのか?と言う問題になってくる

そもそも芸術監督を芸術には素人の津田氏に何故依頼したのか?

最初は展示作品は専門家の学芸員が選んだそうで

そこで選ばれた作品に津田氏が「ピンとこない」と理由で方針転換

自由にやりたいとの希望から反日展示となったみたいだ

そしてネット上には開催前のインタビュー動画が拡散している

その中で津田氏は笑いながら

昭和天皇は二代前だから、すでに歴史上の人物だから燃やしても構わないと言った内容のコメント

さらに今回の展示は炎上覚悟の確信犯

「いまからどうしようかな~みたいな。いまだから僕 Amazon に行って防弾チョッキとかチェック。ナイフでブスッと刺されても大丈夫なように。一応、そういうのやっておくかなみたいな」などと言っているみたいだ

最初から政治的にヤバイと言う意識で今回企画した

アートを利用した政治的な主張である

 

 

そしてタブーな天皇問題だけにテレビは従軍慰安婦以外完全スルー

さらに表現の自由を力で押さえつけようとするとして河村市長を批判するかのような風潮である

個人的には法的問題や表現の自由以前にモラルの問題だと思う

人としてやって良い事と悪い事

小学生でもわかる事

結局そこだろうな

そして今回は完全にアウトである

こんな展示を正当化しようとする人たちがいることすら信じられないレベルの話だと思う

故人の写真を燃やして足で踏みつけたり

戦争で死んだ人を間抜け呼ばわりすることが表現の自由なのかと

 

なんか本当に腹ただしいな

インタビュー動画見てると学生の文化祭的なノリのようにも感じる

多分今後もテレビではスルーだろう

そして人々は皆忘れていくのである