鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

東京五輪組織委員会の熱中症対策に国内競技団体が「ちょっと待った!」

何もこんな暑い時期にこんな暑い場所でやらなくても・・・

観戦するのも命がけな東京五輪

チケットの抽選も発表されたようで

あと1年

今からの熱中症対策は大事だ

 

特に現代人は文明の力に甘えてエアコンをフル活用

そのために非常に暑さに弱い体へと退化している

そして大学まで出ているのにろくに水分補給のことも学んでいない

一体何年勉学に励んできたのか?

 

この度東京五輪の大会組織委員会が考えているボランティアに対する熱中症対策に国内の競技団体が「ちょっと待った!」とダメ出ししたそうで

その理由が熱中症対策として配布するのが「水、お茶、塩飴」であることなのだ

これは逆効果だと主張

水やお茶ではなくスポーツドリンクを支給するべきだと

水やお茶を飲むと血中の塩分濃度が薄くなってとても危険な状態になる

これを塩飴で防ごうと考えてるみたいだが

正直塩飴程度ではダメだ

あれは所詮美味しく加工された飴である

それに加えてお茶は利尿作用がある

これらからわかるのは大会組織委員会の対策は逆効果なのだ

このダメ出しに一応「検討します」との回答をしたそうだが

果たしてどうなるのか?

 

そもそも日本の真夏に一日中外にいる場合水分なんか1リットルや2リットルでは話にならない

俺の真夏の熱中症対策は水を4リットル、スポーツドリンク1・5リットル、昔ながらのしょっぱい梅干し、塩飴、携帯用岩塩、緊急用の経口補水系1本を常備している

このくらいあるからこそ炎天下でも一日元気に働けるのだ

そして普段はエアコンを使わない生活で汗を掻く体に肉体改造

子供の頃から真夏でも外で運動もしてきた

これにより最初から体ができているのだ

家でもちゃんとボトルを手元に置いてこまめな水分補給をしている

それこそ15分ごとに少しづつ飲むのだ

はっきり行ってガブ飲みはダメだ

肝心なのはこまめな水分補給

そしてスポーツドリンクが甘すぎる場合は水で割って飲むのだ

スポーツドリンク自体相当な糖分を含んでいるので飲み過ぎも注意が必要

あとはスポーツドリンクは基本2種ある

アイソトニックとハイポトニック

ハイポトニックの方が体への吸収は早い

アイソトニックでも水で割ることで吸収は早くなる

運動する前に飲むのがアイソトニックで

運動中に飲むのがハイポトニックなのだ

この辺りのこともちゃんと知識として教えてあげないと

間違った飲み方をしてしまうのだ

基本アイソトニックがあれば両方に対応できるので便利だ

あとは冷たくしすぎないことだな

日頃から生ぬるい水でも飲めるようにしておくことも重要

「こんなぬるいの飲めないし」

などと緊急時でも言うやつはいるからな

冷蔵庫の発明で人間は贅沢になってしまった

 

おそらく給水所みたいなところで水など飲み放題にするだろうが

その時にハチミツが入ってない昔ながらのしょっぱい梅干しも用意しておいた方がいい

あとは小さいサイズの携帯用岩塩

あれは絶対に持ち歩いた方がいい

フランス産、ヒマラヤ産、沖縄産なんでもいい

塩飴を過信するのは危険だ

そして茶色オシッコは水分が足りてない時のサインでもある

 

 

しかし大丈夫かな?

知識と体さえできていれば熱中症なんか屁でもないが

とにかく自己管理だな

他人が管理できるようなものでもない

あとは水分補給のタイミングを知らせるアプリがあるはずなのでそういったものも活用させた方がいい

 

役人はいつだって他人事だからな

事故が起きてからでは遅いのだ

 

 

まぁ一番ダメなのはプロの参加を認めたオリンピック

これが真夏開催を強行しなければならない原因の一つだろう

全ては守銭奴五輪が悪いのだ

本当の意味でのスポーツの祭典に戻してほしい

時代は令和だしな

もういいでしょ

金儲けは

欲出すと死んでから苦労するよ