鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

2020年東京五輪「かぶる傘」

今日で東京五輪のチケット予約が終わるのかな?

とりあえず抽選申し込み終了でこれから抽選されるのか

一体どんな方法なのか?

あみだくじとか定番だが

不正とかできるような抽選方法なのかな?

今朝もテレビで予約が今日で終わることをアピール

「あなたは申し込みましたか?」と街頭インタビュー

共通してるのは申し込んだという人はそこそこ見た目が裕福な感じ

おそらく世帯収入がかなりあるのだろう

それもそのはず

オリンピックは高い

チケットだけでなく交通費に食事に宿泊費

一人旅でも結構な金額なのに家族で行くとなると海外旅行並みの金額となる

全てがぼったくり価格となる

おそらく一般家庭では無理

マスコミは申し込まなかった人をバカにするような報道をしてたりするが

まぁ無理だ

何も興味がないわけではない

ただ時間と金がないのだ

 

あまりにも守銭奴になりすぎたスポーツの祭典

一般人はテレビ観戦となる

しかし夜間に行われる試合以外は仕事中なので見れない

録画して見ようにも情報を遮断するのは不可能だろう

頼んでもいないのにスマホのニュースサイトは自動で結果を表示する

俺が一番気になるのは自転車レース

ロードレース、MTB、トラックなどなど

ロードレースはチケットはいらないがテレビ観戦じゃないと展開がわからないのでテレビ観戦が一番だ

実際に会場まで見に行くとなるとトラック競技だろうな

そうなるとやはりガビリアとヴィヴィアーニ

楽しみだな

マイナー競技ならチケット余るんじゃないかな?

でも交通費すら出せない俺である

 

今年も暑い日本

夏にはエルニーニョだがジョルジーニョだか

それが猛暑なのか冷夏なのかは知らない

とにかく5月から暑いらしい

暑いらしいというのは俺自身は暑いとは感じていないから他人のことはよくわからない

実際に熱中症で亡くなられてる方も多数いる

湿度がないので30度越えでも過ごしやすい

ただあまり暑さを感じない分水分補給も怠り気味

そこで熱中症になる危険性はあると思う

オリンピック本番はもっと暑くなる

35度なんて当たり前だろうな

みんなエアコンガンガン

室外機は暖房へと変わる

みんな自分が快適に過ごそうとするために街を温める

マスコミは「エアコンつけてください」と煽りまくる

大事なのは熱中症になるメカニズムをちゃんと説明して自己管理方法を教えること

エアコンに頼れば頼るほど人間は弱くなる

おそらくオリンピック観戦も倒れる人は続出すると思われる

外だと水分補給もままならない

500のペットボトル1本で水分とった気になる人も多いだろう

みんな水分を取り慣れていない

これも一日中エアコンの中にいる弊害でもある

東京都もいろいろ考えている

水を撒くとか

打ち水は一時的には効果あるだろうがそのあとに強烈な「むっ」と感が出てくる

そして今回新兵器が発表された

「かぶる傘」

さすが東京都

素晴らしい

こんなもの普通の人では思いつかない

早速「足軽」とか「ベトコン」とか言われているかぶる傘

頭に乗せあごヒモで固定する小さな傘である

これ一つで雨も紫外線も防げる優れもの

ただちょっとかぶるのが恥ずかしいデザイン

「みんなでかぶれば怖くない」

というのもあるだろうが人混みでみんながかぶれば危険でもある

やはり身長差などもあり顔などに先端部分が当たる可能性もあるだろう

このかぶる傘

熱や光を遮る素材でできている

傘の上部からは2重構造で風が抜けるそうだ

通気性ありってことか

直径60センチ重さ180グラム

やはり人混みでは邪魔だ

いつものように緑のおばさんははしゃいでいるが

果たしてこれが新兵器となるのかは未知数だろう

確かに機能性はある

園芸や釣りにキャンプなどアウトドアでの作業では抜群だろう

と、思ったらこの傘

どうやら一般人は対象にしていないらしい

ボランティアのみ配布

一般観戦の人は自己責任でってことだろうな

まぁ実際に人混みでの使用は不可能だがな

でも普通にホムセンで売ってる農作業用の帽子で十分な気もするな

布で首元までカバーするやつ

それに麦わら帽子だろうな

釣りキチ三平人間の証明

「母さん、僕のあの帽子どうしたんでしょうね?」

 

まぁとにかく熱中症対策は大変だ

正直対策でどうこうできる問題でもない

観戦前日はワクワクして眠れない人も多いだろう

寝不足であればあるほど熱中症のリスクは高まる

とりあえず今年の夏だな

予行練習のプレなんとかってやるはずだろうし

 

ロードレースは山岳が相当厳しいらしい

詳しいコースは知らないが

今年のイル・ロンバルディアは一つの目安になるだろうな

やはりニバリの下りは早い

経験もあり飛び出すタイミングも心得ている

問題は暑さ

アシストの働きも重要だ

イタリアチームは団結しそうだがフランスは?イギリスは?

コロンビアは誰がエースだ?

日本は完走するのかどうか?

完走する意味をどれだけ見出すかだろうな

なんせ獲得標高4865メートル

距離の234キロはプロからしたら対したことないが

しかし完全に日本選手のことを考えていないコース設定

しかし見る方は楽しみで仕方がない

7月25日午前11時スタート

ツールが6月27日から7月19日

そこから一週間ないのか・・・

日本まで大移動して高温多湿に驚いてレース

これはもう予測つかないな

ツール3週目の体調を維持して望むのか

ツールをやめてオリンピックに専念するのか?

ニバリなんかジロ出てオリンピックかな

ティボ・ピノー、バルデはどうするんだろ?

そしてどっちがエース?

Wエースだとバルベルデホアキンみたいに共倒れになる

フルームは?Gはイェーツ兄弟は?

仲よさそうなコロンビア連合

なんだかんだで底力のあるベルギー

グリッチェはTTが早いだけに独走に持ち込めば面白い

そんな中で伏兵的なヨン様とティム・ウェレンス、フグルサングが飛び出して

ニバリ、バルデ、サイモン、Gとフルームはペース走行

「お前が引けよ」「ここはあなたでしょ」「どうぞどうぞ」と牽制が入る

最後は富士スピードウェイで小集団のスプリントになるか終盤に飛び出して単独逃げ切りになるか

とりあえず来年にならないとわからない

誰が出るかもわからないしな

ものすごいキツイコースだしな

そして高温多湿

 

とにかくロードレースは勝つのは個人だが基本チーム戦

特に国別対抗は普段所属するチームのエースばかりで構成される代表チーム

そこに普段とは違う面白さがある

チームの中でエースを決めてそのエースのために他の選手はアシストとなりチームメイトの金メダル獲得のために全力を出し切る

自分はメダルなど獲得できないのに

「自己犠牲」と「俺が俺が」の間

約200キロのレースの中に散りばめられた人間ドラマ

この面白さがちゃんと伝わるような実況と解説をお願いします