鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

「桜餅の葉っぱは食べないで」全国和菓子協会

春になると店頭に並び出す桜餅

東と西

製法や形は違えどどちらも葉っぱで包んである

この葉っぱは伊豆地方に生息する大島桜の葉っぱ

確か一番適してるとか以前テレビで見たような気がする

まぁとにかく大島桜の葉っぱで包んである

乾燥を防ぐのと香りづけ効果

ただ単に葉っぱで包むのではなく塩漬けにしてあるのだ

この塩加減がまた絶妙で俺なんかは葉っぱと一緒に食べてあんこの甘さとの調和を楽しむのである

しかし全国和菓子協会とやらが言うには「葉っぱは食べないで」

「ん〜今更食べるなと言われても困る」

理由としては葉っぱを外した方がお菓子本来の味が感じられより風味が増すと言うのだ

「本当かなぁ?」

風味は葉っぱごと食べた方が逆に増すような気がするが

塩大福とかうまいしな

基本塩を振ればなんでも旨味が増すと俺は考えている

実際に葉っぱを塩漬けにすることでより一層の香りが増すと言うしな

そもそも風味ってなんだろう?

調べてみた

「飲食物の香りや味わい」と出てくる

やはり風味に香りは含まれる

と言うことは全国和菓子協会の言うことは少し間違ってるのではないか?

塩漬けにして香りを増した桜の葉を一緒に食べれば風味は増すのではないか?

どっちにしろ法的に問題がない以上は俺は葉っぱごと食べる

誰が引き止めても葉っぱを食べてやるんだ

なので俺を殺そうと思えば簡単

桜餅の葉っぱに毒を仕込んでおけば俺は食べてしまうからな

確か和菓子屋でも見解は分かれていたと思う

葉っぱを食べるかどうか

ふた通りの楽しみ方があると思えばいいわけだしな

食べ方について全国和菓子協会がいちいち口を出す問題でもない

そもそもお前ら何様なんだってことになる

でもちょっとだけ気になる

一度食べ比べてみるかな

来年にでも

 

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今日は仕事の予定がぽっかり空いたのでぼちぼちと部屋の片付けを開始

20年ぐらい前に買うだけ買って一度も着ることなく放置してあったシップスの服が10着ほど出てきた

その他ユニクロも大量に発掘された

自分でもいつ買ったのか?全く覚えていない

Tシャツばかりなんで今でも十分に着れるだろう

どうせ俺はファッションなんかさほど気にしない

で、以前買ってあった無印の入れ物に春夏、秋冬と分けた

パーカーなんか8着も出てきた

「どうすんだこれ?」

なんか俺は毎年値下げされたパーカーを購入してる気がする

ついつい「50%オフ」「半額」の文字を見ると「買っておくか」と思ってしまうのだろうな

少し厚めの物からペラペラものまで実に様々なパーカーがある

いっその事パーカー博物館でも作るかと思ってしまうぐらいである

その他未開封ヒートテックも出るわ出るわ

これもまた値下げ時に「買っておくか」だろうな

そして忘れるのだ

これらの服の収納スペースのためにあるものを外に出した

今までは気が向いたときにだけ外に出しておいたとあるアート作品

これを通年公開にするのだ

「俺美術館」

今のところ作品は2枚しかない

あと皿もあるが飾る場所がない

ちなみにリモージュの皿でカンヌ映画祭100周年記念の時の招待客にのみ配られたという皿である

価値があるのかは知らない

俺は近所のニトリへと向かった

平日のニトリはガラガラである

ニトリではピクチャーレールを購入

すぐに自宅に戻りせっせと取り付け開始

とあるアート作品は今俺の後ろでドヤ顔しているのだ

「やはり存在感すごいな」

俺美術館結構いい感じだ

さてあとはどうするか?

無印のベンチを置きたいのだがスペースが確保できない

ロナウドがDFを三人ほど引きつけてくれればなんとかなりそうだが

うちにロナウドはいないしな

植物置き場を増やしたい

一体どうすればいい?

昨日からずっと考えている

 

 

昨夜はサイクルロードレースアムステルゴールドレースを見た

「すごかった」

なんかとんでもないレースを俺は見た

しかし残念なことにダゾーンはDVDを出してくれない

あと一ヶ月もすればあの歴史に残るレースは封印される

マチュー・ファン・デル・プール

シクロクロスの世界チャンピオンである

このマチューがロードレースに参戦して大暴れしているのだ

チームは格下なんでアシストは期待できない

そしてロードの経験も浅いために無駄な走りも多い

それなのに・・・

先頭はアラフィリップとフグルサング

追走にクワイトコウスキーと待ってよトレンティン

そして約1分後方のメイン集団の中にマチュー

誰もが思ったはずだ

アラフィリップかと

フグルサングも最後の抵抗をするがことごとく抑えられる

そしてゴール前牽制に入る

しかしふと気がつくとすぐ後方にメイン集団が

そしてメイン集団の先頭はマチューが引いている

自らメイン集団を引き連れて1分差を縮めてきた

残り100メートル

ついに追いつきそのままスプリント開始

さらに加速

アラフィリップでさえ全く歯が立たない

圧倒的な強さでアムステルゴールドレースを制した

全盛期のカンチェラーラに匹敵する強さだな

もしかしたらそれ以上の器なのか?

今年不調のサガン

なんかこのまま世代交代が進んでしまうのかもしれない

チーム力もあり自身の実力もあるアラフィリップが勝ちパターンに持ち込んだにもかかわらず力でねじ伏せられたレース

それもマチュー単独の力で

なんかもう漫画の世界だな

遅れてたはずの小野田くんがゴール前で追いついてそのまま勝っちゃうみたいな

本当に恐ろしい

そして彼の本業はシクロクロス

それなのに本職の猛者どもがたった一人の若造に力でねじ伏せられたのだった