鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

大名古屋「浪花ろばた八角」カキフライ定食880円

さて今日は今年最後の体のメンテ

いつものようにカチカチになった筋肉を破壊されてきた

あとは人間が持つ自己再生能力に委ねるだけである

朝は相当寒かった

最寄りの駅でドトールに入る

自動ドアの感度がいいのかドアは開いたままだ

俺はドアを閉めるために前に詰めた

必然的に30代後半のおばさんの体に密着寸前

危ない危ない

もう少しで痴漢扱いされるところだ

次の人が入ってきた

再びドアは開いたままとなった

ドトールのコーヒーは値段通りの味がする

スタバに比べるとちゃんとコーヒーなんで値段的には満足である

しかもモーニングのサンドイッチもうまい

できることならもう少し野菜を増やして欲しい

ハムはいらないから野菜野菜だな

 

体のメンテを終えた俺は一路名駅を目指す

今日のランチは大名古屋と決めてある

これは俺ルールによるもの

休日の高島屋系は混んでるからだ

しかし今日の大名古屋は様子がチト違う

やはりクリスマス前だからなのだろうか?

考えてみれば大名古屋には伊勢丹ハウスが入居している

そして伊勢丹ハウスは田舎者にとっては手が出せないような高級なものばかり売られている

つまり特別な日に特別な人へのプレゼントに最適だ

日本人は自称仏教徒でありながらクリスマスを祝う風習がある

そしてカップルは裸で抱き合う日でもあるのだ

「そうかクリスマス需要か」

地下の飲食店街はいつものように並んでいる

俺は3階へと向かった

しかしいつも空いてるはずの3階が混んでいる

どこもかしこも行列だらけ

いや正確には偽中落ち丼を販売している店は空いてたな

やはり偽中落ち丼はダメだとみんな気付き始めたのかもしれない

万作も満席

今日はセセリ焼きをリピートしようと意気込んできたのに

「でもこの人出では迷ってる暇はないな」

俺は決めた

迷った時の八角

なんせ安いからなここは

俺は八角に入った

八角はまだ数席開いているとはいえ通常では考えられない混み具合

これも俺のブログのおかげなのかもしれないな

魚に定評があるこの店

お得な値段で安心できる味付け

これぞ定食といった感じだ

「さて何にするかな?」

「冬だしノロだしカキフライいっちゃうか?」

俺はカキフライ定食に決めた

生ビールも忘れずに

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冬とはいえコロンビアのオムニヒートは歩いてると汗だくになる

汗をかいた体に冷えた生ビールが最高だ

するとお隣に若いカップルが着席

散々迷った挙句彼らは肉肉メニュー

しかも彼氏彼女共々ライス大盛り

「若いな」

俺は心の中でつぶやいた

ここは炉端焼きランチ

通常の普通盛りでもそこそこの量がある

小学生の時の大食いチャンピオンの俺でさえ今は普通盛りで満腹である

男ならわかるが女も大盛り

大森うたえもんは今どうしてるのだろうか?

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カキフライ定食880円

大きなカキフライが5個

これを自家製タルタルでいただく

サラダもたっぷり

ポテサラもありがたい

小鉢にはきんぴらごぼう

そして食べ放題の漬け物

味噌汁

俺はまずはサラダを食べて胃の暖機運転

漬け物でビールを一口

さぁ祭りの開始だ

サブちゃんも紅白復活

俺はカキフライをタルタルの海で泳がせ口の中に投入した

「サクッ」

揚げたてサクサク

そして中はトロトロジューシー

まさに海のミルク

しかし誰が言い始めたのか海のミルクとは絶妙な表現だな

おちんぽミルクにも匹敵する

磯の香りが口の中に広がる

やはりサブちゃん

祭りの始まりである

俺はまずビールを楽しんだ

きんぴらでインターバルをとり

ポテサラでさらにビールビール

漬け物で沈めて

カキフライタルタルでビールビール

ビールを飲み干した

すると隣のカップルの彼女の方だけ先に料理が運ばれてきた

俺は「こういう時って女って食べないで待つよな」

と思い隣の気配を感じながらいたら

驚くべきことに彼氏に対して断りもなくガツガツと肉を食べ始めたのだ

俺個人の意見としては待つ必要はないと思う

料理はできたてを暖かいうちに食べてやるのが俺流マナーだからだ

なので俺はいつも早く食べるように即したものだが

それでも女という生き物は待つのである

しかし今俺の隣で行われてる光景は何も断り無しにひとりメシかのようにガツガツと食べ始めた彼女

「すごいな若いな」

俺は感心しまくりながら自分のカキフライを食べた

それにしてもかなり食べるのが早い

彼氏のとんかつ定食はまだ運ばれてこない

それなのに食べ終わってしまう勢いだ

すると彼氏の方が我慢できなかったのか一言忠告

「まるまるちゃん、食べ終わっちゃうでしょ」

彼女の動きは完全停止した

彼氏のとんかつが来るまでフリーズした

これはなかなか難しい問題だな

カップルの場合は男女同時に食べ終わるという非常にバカみたいな風習がある

そんな風習は無くすべきである

料理が提供されるタイミングも食べるペースも違うのだし

酒を飲んでるかでもまた違ってくる

料理は出されたら直ぐに食べる

料理に対しても料理人に対してもそれがマナーであると俺は思う

俺の反対側のお隣さんは気取った感じのお姉さんである

一人である

着てる服からし伊勢丹ハウスの店舗の店員さんかもしれないな

入店したばかりなのに早くも料理が運ばれてきた

俺のお隣さんは早速醤油を取りかけようとしたところで店員さんが

「すみませんご提供の順番を間違えました」と料理を引っ込めるではないか

「すごいな」

俺は再び感心した

一度他人の前に置かれた料理を他の人に出すってはどうなんだろう?

今回は綺麗なお姉さんだからいいようなものを

俺みたいなハゲのおっさんの前に置かれたものを取り上げて他の客に提供したらクレームが来るんじゃないのか?

しかも食べる気満々だった隣のお姉さんの立場がない

非常に高級そうなコートを颯爽と肩に羽織っているのに

まるで寅さんがジャケットを肩掛けで羽織るかのように

隣のカップルは俺よりも早く食べ終わり店を出た

そして俺も食べ終わり

店を出た

「満腹だ」

ごちそうさま

 

これが多分今年最後のプライベートな外食

ビジネスではお客さんとの会食予定があるが

正直時間が取れるかどうかわからない

 

また来年だな

来年は何食べようか?

楽しみだな

 

 

 

その後俺は大名古屋を冷やかしてゲートタワーへ

本屋でまたしても本を購入

 

愛と人生 (講談社文庫)

愛と人生 (講談社文庫)

 

 「男はつらいよ」のもう一つの物語

違った視点で楽しむ寅さんだな

 

 

そしてビックカメラ

メールで安売り情報が届いてたことを思い出す

ダイソン

ハンディクリーナー

17800円

ちょうど小さな掃除機が欲しいと思ってたところだ

俺は店頭で試してみた

旧型な為に音はややうるさいが吸い込みがスゴイ

「まさか・・これほどとは・・・」

俺は購入を決断した

ポイントも3000円分ほどある

俺はレジで店員にポイントカードを出して言った

「ポイント使います」

すると店員は小馬鹿にしたような笑いを浮かべ

「当然ポイントは使えますが 笑」

微妙に会話が成立しない

俺は気付いた

どうやら店員さんは中国人・・・

俺はふと先日のドラマ「相棒」を思い出した

外人が異国で働くのは大変だ

誤解を生むことも多々あるだろう

これでいいのか安倍政権

水道もそうだが

最近調子に乗りすぎだな

 

帰宅して俺は早速ダイソンの掃除機をかけた

軽くニトリのラグマットを掃除した

するとどうだろう

あっという間にものすごい量の埃が吸い込まれているではないか

「まさか・・これほどとは・・・」

俺は再び同じセリフを吐いた

そして今俺は掃除の虜となった

埃が取れるのが楽しくてたまらない

ダイソン

スゴイぜ