鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

大名古屋「陳麻婆豆腐」でエビチリ定食1100円とミニ麻婆300円

さて12月である

そろそろ本気を出さないとダメだが

その前にリフレッシュ休暇

俺はいつものようにとある場所へ

30分前行動が好きな俺はいつからか30分前の30分前行動をするようになった

つまり合計1時間前行動である

さすがに「バカか?」と思われても仕方が無い

そして12月の午前中

気温も一桁だ

こんな時は歩くに限る

俺はウォーキングを開始した

1キロほど歩いたところでこの日も左腕に装着したApple Watchが震えた

「もしかしてウォーキンしてる?」

「もしよかったらで良いんだけどこの際だからワークアウトとして記録してみる?」

Apple Watchが俺に問いかけてくる

俺は記録することにして歩いた

歩き出すと俺の体が発熱を始める

そして発熱された熱はアルミの裏地に反射されポカポカになる

汗がダラダラ

俺はニット帽を脱いだ

お天道様に頭頂部を晒した

歩くこと1時間

ワークアウト終了

10時の時点で1万歩制覇

これで今日のノルマは達成である

やはり歩くのは楽しい

そしてスタバで時間調整後

予定の場所へ

しかし毎回スタバの豆は違うみたいだがどれを飲んでもほぼ同じ味なのは何故だろう?

不思議だな

そしていつものように飲みきれずに半分以上残した

スーパーで売ってる紙コップの117セットの方がはるかにうまいな

 

 こういうやつ

場所代として302円払うからこれの方が良い

お湯だって湯沸しポットを置いてくれれば自分で入れるし

スタバの社長さん一度検討してみてくれ

 

 

その後でいつもの場所で今年最後のリフレッシュ

俺はランチのために名駅を目指した

時間はもう直ぐ1時

近隣の会社の人はすでにランチを終えている時間だ

焦ることは無い

どこも空いている

しかし最近散財しすぎた俺

今日は節約

1000円以下のランチを食べようと大名古屋を目指した

蕎麦もいいなと思いつつ

今日は朝から何も食べていない

それなのにすでに軽く1万歩制覇

俺は腹ペコだった

「ガッツリいくか」

「揚げ物だな」

「ひさしぶりに行っちゃうか?ミックスフライ」

俺は3階を目指した

一応一通りチェック

俺の心はすでに決まっている

俺はいつもの店へと入ろうとしたその時である

思い出したのだ

3階に新しい店がオープンしてることを

以前創作系中華があった場所

俺は気にはなっていたが結局は入らず終い

中華なのに何故かカレーがあるし

「創作するにもほどがあるだろ!」と言う店だった

そのくせにやたらと強気な価格設定

そして消滅した

次に入ったのが同じ中華系

今度は四川

陳麻婆豆腐」である

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1100円か

スープ、ザーサイ、杏仁豆腐におかわり自由のライス付き

ガッツリいけそうだ

そして俺が気になったのは300円でミニ麻婆が追加できること

結局俺は1000円以下という掟を破ることとなった

問題は何にするかだな

とりあえず日替わりを聞いてからエビチリかな

赤い唐辛子マークが辛さのレベル表示

俺は入店した

カウンターへと案内された俺

しばしメニューを見て再考察

カウンター前にいた男の店員さんに「すみません」と話しかけるが完全にスルーされる

どうやら日本人では無いみたいだ

俺は先ほどの店員さんが手を開くのを待って注文した

「エビチリとミニ麻婆と生ビール」

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生ビールを注文したのにランチビール200円だった

まぁいい

200円だしな

でもエビチリと麻婆だからなぁ

グビグビ行きたいよなぁ

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さすが中華

できるのが早い

これが今日の俺のランチ

「本場四川省のエビチリとミニ麻婆」

ミニとはいえそこそこの量だぞ

瞬時に俺の頭の中でミニ麻婆丼が浮かんだ

思えば先週も麻婆だった

マサ先輩・・・

今まで体験したことのないようなパンチ切れまくりの土鍋麻婆

大変美味しゅうございました

いつの日かビート・エモーションのジャケ写のポーズで記念撮影したいです

マサ先輩の麻婆は創作系麻婆

そして今日の陳婆さんに麻婆は本格四川

楽しみだな

とりあえずはメインのエビチリだ

これも初めてだな

ケチャップを使わないエビチリ

赤く無いエビチリ

赤いのは唐辛子の漬物だという

俺はワクワクしながらエビチリを食べた

赤唐辛子一本だが

「辛く無い」

そして美味い!!

もうなんかちょうどいいい味付けだな

つまみにもご飯にも合う合う

この茶色い餡がまた美味い

これが乾焼蝦仁(カンシャオシャーレン)と言う奴なのか?

俺はエビチリ事情に疎いのでよくわからないが

そもそもケチャップのエビチリは日本で誕生した和製中華だそう

日本人にも食べやすいように

「お前らケチャップ好きだろ?」的なメニューだったみたいだ

まるで名古屋の名駅エリアの店がでなんでも味噌メニューにしてしまうみたいに

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とても茶色いエビチリ

赤唐辛子の漬物がいいアクセント

ネギとエビと一緒に餡を絡めてビール、ビール、ビール

「嗚呼、最高だ」

思えば1995年

ローリングストーンズがニューアルバムの「ヴードゥー・ラウンジ」を提げて日本へやってきた

当然俺も東京ドームまで見に行った

その時にミックジャガーは3階席にいた俺に向かってこういったのだ

「キミタチハサイコウ」

まさに最高だな

youtu.be

なんだろうマサ先輩のような洗練された系では無いが週一ぐらいで食べたくなる味

なんかとても落ち着く味付けだ

町中華の四川ってところか

俺はご飯の上にエビチリを乗せた

ミニエビチリ丼の完成である

そしてワシワシ食べた

「嗚呼、これだよこれ」

「無茶苦茶美味いぞ」

「まだ麻婆が残ってるのにスプーンが止まらないHa〜Ha」

止まらない離れない生まれてからエビチリの虜

俺はご飯を食べ尽くしエビチリまでも食べ尽くした

俺は自分で自分に言い訳をした

「朝から何も食べてなかったし」

「10時までに1万歩歩いたし」

俺はご飯をおかわりした

俺は麻婆豆腐をスプーンに救い試食してみた

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辛いのは辛いが激辛苦手な俺でも食べられる辛さ

唐辛子の辛さ“辣味”と花椒の痺れるような辛さ「麻味」

やはり本格派だ

でもミニで正解だな

ちょうどいいサイズ感

俺の隣のおっさんは先ほどからしきりにむせている

先ほど何やらガリガリと香辛料らしきものを足してたからだろう

テーブル席のお年寄りもむせている

果たして四川だと理解して店に入ったのか?

奥さんが作る甘口の麻婆が麻婆だと思っていたのかもしれない

俺は麻婆豆腐をご飯にぶちまけた

俺はしばし井ノ頭五郎となり2杯目のライスをワシワシ食べた

突然俺の全身の毛穴から汗が噴き出す

先週と同じだ

ダメだ汗が止まらない

ぽたぽた落ちてくる

服も汗で濡れて色が濃くなっている

俺どんだけ汗かいてんだよ

でも美味い

やめられない

止まらない

「嗚呼ライスの上に汗が落ちた」

でも気にしない

どうせ自分の体から出たものだ

やはりミニでいい

ミニがちょうどいい

俺はミニ麻婆丼を食べ尽くした

「嗚呼うまかったしまんぷくだ」

「萬平さん」

武士の娘も昔は愛の水中花

これエビチリもミニで麻婆もミニで担々麺もミニで

ミニミニ尽くしで食べてみたいな

みんなミニがちょうどいい

そしてスープを飲み干した

ちなみにザーサイは普通のザーサイ

でもビールに合う合う

スープも普通のスープ

そして最後に杏仁豆腐

最近はすっかりマサ先輩の杏仁豆腐に慣れてしまったのでとても薄く感じる

メイン以外は正直どうでもいいかな

ライスだけでいいので800円ぐらいにしてほしい

でもそこそこの四川をガッツリ食べたい時にいい店だ

また食べに来よう

腹ペコの時に

 

 

ごちそうさまでした

合計1600円

 

 

そして俺は本屋へ移動

津村記久子の本を一冊購入

 

ウエストウイング (朝日文庫)

ウエストウイング (朝日文庫)

 

 さらに奈良の店で歯ブラシを購入

歯磨き粉を使わない歯ブラシ

www.nakagawa-masashichi.jp

 

これの歯ブラシ単品

コンパクトな歯ブラシ

水さえあればいつどこででも歯が磨ける優れもの

これで突然美女からキスをせがまれても大丈夫

出先で無性に歯磨きがしたくなる時があるからな

旅にも大活躍しそうだ

 

 

続いて好日山荘

最近夜間に歯医者まで歩いていくのだが

徒歩2分の間に数回車に跳ね飛ばされそうになる

なので小さい携帯ライトが欲しかったからだ

www.kojitusanso.com

で、これを購入

単三1本

小さな懐中電灯として

小さなフラッシュライトとして

小さなランタンとしても使える優れもの

しかもその明るさ110メールン

実際に使ってみたが無茶苦茶いいなこれ

お気に入りアイテムである

 

 

最後に正月にじっくり読みたい本

 

眩 (くらら) (新潮文庫)

眩 (くらら) (新潮文庫)

 

 葛飾北斎の娘お栄を描いた長編小説

北斎以上の才能とも言われてるお栄

描写がリアルで江戸時代にどっぷりはまり込んで読んでしまう

大変面白かった一冊

北斎入門書としても最適な一冊

父娘揃って天才

すごい親子だな