鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

ローソンが希少種「ティピカ」使用の500円コーヒー販売

ローソンか

うちの近所ではサークルKがファミマに変わり

ファミマ3軒乱立と言う異常事態が起きていたが

そのうちの2軒は消滅した

俺が日々通るルートにローソンは一軒だけある

会社から車で1分

でも立ち寄ったことは無い

正直ローソンに行く用事が無い

強いて言えばコンビニに行く用事が無いのだ

そんな俺でも出先などではコンビニに立ち寄ることもある

主に購入するのは水である

なぜなら安くてカロリー0だから

まぁそんなことはどうでもいい

数年前からコンビニコーヒーが人気だとは風の噂で聞いている

俺もドキドキしながらファミマで数回コーヒーを購入したことがある

なぜドキドキするのか?

買い方が正直よくわからなかったからだ

俺は店内を物色するフリをしながら誰かがコーヒーを購入するのを待った

幸い朝なので直ぐにOLさんがコーヒー購入の気配を見せた

どうやらレジで金を払うことにより紙コップを渡されるらしい

そしてコーヒーマシーンでお好みのボタンを押す

「なんだ簡単じゃ無いか」

「高卒の俺でもなんとかなりそうだ」

「あとはボタンを押し間違えないようにしないとな」

「でも空のコップを渡されると検尿を思い出すな」

これが俺の嬉し恥ずかしファミマでのコーヒー購入初体験であった

ドキドキしながら購入したコーヒーは評判ほど美味しくもなくがっかりした

ただ100円という値段からしたら妥当なのかもしれない

そして今回はローソンのコーヒー

俺はローソンでコーヒーを購入したことが無いので一般的なドリップコーヒーがいくらで売られているのか知らない

しかし500円と聞くと「高いな」と思う

ただ今回販売されるコーヒーは希少種「ティピカ」

そうか「ティピカ」か

などと知ったかぶってみるが俺はティピカなどという豆は初耳である

500円といえば一般的な喫茶店でコーヒーが飲める

一宮、岐阜などモーニングでトースト、茶碗蒸し、おにぎり、味噌汁、サラダ、ヤクルトまでもが付いてくるぐらいである

しかも450円とかで

そして椅子に座り中日スポーツを読みながらのんびりと過ごせるのである

それがコーヒーに500円を出すということ

しかしローソンで500円支払ったところで紙コップで提供されるだけだろう

決してマイセンでもウエッジウッドでもノリタケでも無い

単なる紙コップだ

そして基本テイクアウト

俺は昨今のコンビニ事情には疎いのでローソンにイートインなるものがあるのかは知らない

あったとしても簡易的なテーブルと椅子であろう

そもそも喫茶店の500円の内訳は場所代がほとんどである

俺もスタバでは場所代として302円を支払っている

そしてコーヒーみたいな液体は半分以上残す

正直302円はちゃんと払うからコーヒーでなく水を出して欲しいと常に思っているがなかなか店員さんに言い出せないでいる

正直あんなコーヒー出されても迷惑なだけである

そして俺は思ったスタバに無料の水ってあるのだろうか?

どうもスタバはわかりにくくて困る

ローソンで500円か

場所代なしの値段だとしたら相当な豆だろう

個人経営の喫茶店なら1000円以上するのだろうか?

とにかく希少種「ティピカ」である

500円である

500円あれば親子丼が食べられる値段でもある

ポテチの漬け物ステーキ味なら5袋買える

これはかなりのものだろう

そもそも「ティピカ」とはパナマのベルリナ農園で栽培されてるそうだ

「そうかベルリナか」

などとまた知ったかぶってみる俺だがベルリナなど一切知らない

「ティピカ スペシャリザーブ パナマ・ベルリナ農園」を11日から全国約1万2500店で販売開始

そんな希少種の豆を全国1万2500店舗で販売だと?

それはもはや希少種で無いのでは?

などと思っていたところ驚愕の事実が判明した

「ティピカ」

樹齢100年以上のティピカ種の希少な木から収穫した豆

年間の生産量は約2・7トン

そのうちの約1トンをローソンが確保したというのだ

「な、なんてことを・・・」

芳醇なコクとフローラルな香りが特徴だというが

なんか世界中のコーヒー好きから恨まれそうな気がする

「クソジャップ!」

まだちゃんとした店が購入するのならわかる

それがコーヒーの知識もなく興味も無い

時給1000円程度で働くバイトさんがコーヒーマシーンに投入するだけ

焙煎がいつどこでされたのかも定かでは無い

唯一の救いなのはカウンター越しに手渡しで提供されることぐらいだろうか

「受け取れやハゲ」

この真心こもった手渡しも高級コーヒー販売に踏み切った理由の一つだという

「ん?ローソンは手渡し?」「ファミマと購入方法が違うのか」

俺は調べてみた

ローソンのコーヒーは「マチカフェ」と言うそうだ

そしてファミマのようにお金を支払って紙コップをもらうのでなく

レジで店員さんに口頭で伝えなければならい

「あ、あ、あの、コ、コ、コーヒーくださいな」

ティモテ」で

「あの・・・ティピカでよろしいでしょうか?」

「あ、はい・・・ティピカでお願いします」

つまりレジでメニューとサイズを店員に伝えるというわけである

会計もその時に済ませる

おそらく手形や小切手は使えない

現金かクレジットカードか最近流行りの電子マネーなど

ぺいぺいだったかな?

何やらぽんたカードなるものを同時に提出して欲しいそうだ

なんか最近のコンビニは難しい

支払いを済ませたら受け取りカウンターへと移動

そこでコーヒーを受け取るのだ

あとはお好みで砂糖やミルクを自分で取り

地球上のどこかで飲むだけである

ゴーリキ抱いてる人なら宇宙に持っていく可能性も無きにしも非ず

これがローソンに置いてのコーヒーの買い方である

これで俺も恥を掻くことなくコーヒーを購入できそうだ

一杯一杯店員さんが入れてくれるコーヒー

この一手間がアイラブユー

それがローソンのコーヒーである

500円か

気になるな

そして俺は新たな情報をGETした

なんとタンブラーを持参すれば割引になると言うでは無いか

その驚きの割引額「10円」

果たしてこれが希少種「ティピカ」にも適用されるのかどうか現時点では分からない

そうか「マイタンブラー」

これだと紙コップの検尿感を排除できるってわけか

すごいな

ハズキルーペにはかなわないが

持参するのに適したサイズのタンブラーは大きすぎない奴が理想的

コーヒー一杯って驚くほど少ないからな

300ミリ以下がベストサイズ

「試してみるか」

俺はマイタンブラー探しの旅に出る決意をしたのだった

希少種「ティピカ」をいつの日か飲むために

 

 

正月の奈良、京都の旅に備えて今日から動き出している俺

ちなみに俺はバックパック

それはスーツケースをトイレの中で転がしたく無いからだ

しかし観光するにはバックパックは邪魔になる

なのでいつもホテルなどに預けてしまう

そして小さなカバンを持ってお出かけだ

そんな時に軽くて折りたたみのできるカバンが欲しいなと常々考えていた

安いのだと1500円程度であるが

やはり耐久性が心配

そして撥水とうたってはいるがほぼ撥水はしないという

なのでアウトドアメーカーに絞った俺はまずモンベルを検索

やはりデザインがモンベル

そして意識高い系スノーピークを検索

少々お高いが俺の理想とするカバンを見つけてしまった

ec.snowpeak.co.jp

買ってしまった・・・

税込7000円・・・

でも旅に大活躍しそうだ

40D CORDULA®ナイロンで容量16リットル

重量170グラム

値段以外は何もかもちょうどいい

 

さて今日は寅さんだな

小松菜を買ってあるので青菜炒めで一杯だな

楽しみだ