鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

京都錦市場食べ歩き、外人観光客増加で「遠慮して」

今日の台所「錦市場

場所も京都の中心地だけに地元民のみならず大勢の観光客が集まる場所である

俺も毎回のように歩く場所

基本四条に宿を取り拠点とするからだ

昼間から営業している居酒屋などついつい立ち寄ったりして1杯2杯3杯なんてことも

そしてカメラ片手に散歩する

市場の散歩はとにかく楽しい

今日の台所と呼ばれるだけあり様々な食材が並んでいる

京野菜や琵琶湖の淡水魚など他ではなかなかお目にかかれない珍しいものも並んでいる

そして市場内の飲食店は安くて美味い店が多い

そんな錦市場

俺は缶ビールや日本酒を片手に散歩したりする

各店々には食べ歩き用に様々なものが一口サイズで串に刺さって売られていたりする

マグロのカルパッチョにハモの天ぷらにタコ玉子、鮎の塩焼き、うなぎの蒲焼、ぐじの塩焼き、だし巻き卵、チョコレートコロッケは正直アレだが

もうなんでも揃う

そして美味い

ビールも進む進む

テレビや雑誌でも特集が組まれて食べ歩きが推奨されてきた錦市場

しかしその食べ歩きを遠慮してほしいと言うのだ

俺の京都旅の楽しみの一つだったのだが・・・

酔った勢いでいろんなものを買ってしまうのにな

各種漬物に乾物系などなど

遠慮してほしいと言い出したのは京都錦市場商店街振興組合

もうまもなく紅葉を迎える京都

桜の季節と並ぶ観光のピークでもある

そもそも市場の通りは非常に道が狭い

その狭い道に観光客が殺到すると当然トラブルが発生する

近年は外人観光客も増えている

京のおばんざいを扱う総菜店なども気軽に安く様々な京料理を味わえるとして人気だ

しかしさすがに捌ききれなくなってきたんだろうな

今後は各店舗にイートインスペースを設置してほしいと呼びかけているそうだが

果たしてそんな場所あるのだろうか?

観光シーズンなんかどうやっても無理だろうな

人と人がぶつかり合う

さすがに渋谷のように痴漢が続出するようなことはないだろうが

通路の幅はわずか3・5メートルしかない錦市場

その両側に観光客が立ち止まるのだ

そして外人観光客が増えると文化の違いからかゴミも増えるのだ

平気でゴミを捨てるんだろうな

ゴミ箱のデザインも分かりやすく統一させて各店舗に配置するそうだが

足りないだろうな

もうどうにもならんだろ

外人なんかみんな写真撮りたがるだろうし

「ジャパンキョウトナウ」

SNSで発信だ

なんとかして京情緒を守りたいそうだが人気がありすぎるのも困ったもんだな

流石に「禁止」とは言えず「遠慮して」と優しく訴えかける京都人

多分なんの効果もないだろう

 

 

今日は仕事の合間に近所の無印へ

休日は人が多すぎて大変だからな

平日はガラガラである

色々見てると全種類カレーを買ってしまいそうになるので無駄なものは見ない

今日の目的は机

予算は1万円以内

とりあえず出かける前に下調べだ

ネット時代の現代では店まで行かなくともどんな商品があるか分かるから便利だな

俺はHPを見た

そして俺は見つけたのだ

自分が追い求めてきた理想形に近い机を

正直俺の部屋は狭い

机を置くと邪魔で仕方がない

PCデスクはあるのだがその机でアナログ的な作業をするスペースはない

なのでもう一つ机が欲しいのだ

今は山善の一人用のコタツを小さな机として使用している

サブとしてカリモク60のサイドテーブル、自作のサイドテーブル、ロゴスの小さな机だ

よくよく考えれば机だらけじゃないか

それでもそれらの机は物でいっぱいなのだ

それなら整理しろと言いたくなる人もいるだろうが

全て俺の生活に必要なもの

常に目に見え手に取れるところに置いておきたいのである

なので邪魔な時は収納できる折りたたみ机がベストだ

そんな俺の願いを叶える机がなんと税込6000円以下

素材はパイン

正直パイナップルはあまり好きではない

特に酢豚に入ってるパイナップルほど許せないものはない

しかしこれは木材のパイン

アメリカでは松のことをパインと呼ぶのだ

針葉樹は柔らかく加工もしやすい素材でDIYでも人気である

そして安い

メラミンと違って木のぬくもりも感じられるし

まさに俺の欲してた机に近いのだ

しかも予算内

4000円ほど余る

4000円あれば美味しいものがたくさん食べられるし

缶詰もいっぱいプレゼントできる

朝ドラの「まんぷく」では戦争にいった人々が次から次へと帰国したが

未だに野呂さんが・・帰ってこない・・・

どこかで料理人として修行しつつ誰かに缶詰を渡し続けてくれればいいが

 無印のパイン材の折りたたみローテーブルは

値段通りシンプルで安いっぽい作りなところがまたいい

ニトリなんか無理に高級感を出そうとして失敗してる感が強いからな

安いものはそのまま安っぽく

これこそが無印家具の良いところである

あとは実物を見て判断だな

俺は車を走らせること5分

近所の巨大ショッピングモールに到着

意気揚々と店内へ侵入した

まずは財布の中身を確認

1万円は入っている

机を持ってうろつくのは重労働なんでまずはカルディに行く

カルディにて安売りしてたとある缶詰を購入

その他一応他の店の家具も見て回る

やはりちゃんとした机は3万以上

俺は無印へと向かった

その机は入り口付近に置かれていた

実物は予想通り節まるけパイン材

「いいぞいいぞ」

このチープさがたまらない

値段を確認

やはり6000円でお釣りがくる

大きさは思ったより大きい

だが概ね満足した俺は購入することにした

店員さんにスマホのアプリを見せて

ピッとしてもらう

なにやらマイルが貯まるそうだ

俺は机を購入した

家に帰り早速梱包を解いて部屋に置いてみる

やはり邪魔臭い

しかしとてもいい

仕事机としても晩酌机として大活躍しそうだな

邪魔な時は足を畳んでしまえばいい

どうせ足なんてものは飾りでしかない

足など無くても連邦の白いやつと戦えるのだ

俺はまずMacBook Proを置いて見た

ミニ観葉植物も置いて見た

ピグモンの人形も置いて見た

その他未読の文庫本を細長いワイヤーラックに入れて並べて見た

自分でエイジング塗装を施した100円屋の木箱にキンドルと仕事用のモレスキンを入れて見た

そしてトレードマークの波平丸メガネを置いて見た

白いコピー用紙の上にステッドラーの鉛筆を転がして見た

意外と・・映える・・・

写真は暇なときにでもインスタにあげるか