鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

大名古屋「宮崎料理 万作」せせりにんにくマヨ御膳1000円

今日は朝から雨である

昼前には上がる予報だが

仕事は早朝に済まして残りは夜だな

ふと気づけばもうすぐ11月

今日は渋谷に馬鹿どもが集まるのかな?

かぼちゃパーティー

スクランブル交差点

女の子はみんなおっぱいを揉まれる

11月か

早いもんだな

ついこないだまで39度とか言ってた気がするが

ノンストップで仕事し続けてきたらもう秋

山に行けば紅葉も始まってる

相変わらず仕事は忙しい

本当奇跡だな

思えば2年前の6月ぐらいから忙しくなった気がする

不思議なもんだ

来年の仕事も半分程度決まっている

やはり「小さなことからコツコツ」やってきたおかげかもしれないな

名付けて西川きよし作戦である

昼間は暇がある俺は出かけることにした

ちゃちゃっと買い物を済ませてしまおう

早く買っとかないと売り切れちゃうのもあるしな

かぼちゃパーティーが終われば世の中すぐにクリスマス商戦へ突入だ

そしてお歳暮の季節

ビジネス関係のお歳暮は廃止した俺であるが

プライベートでは何か渡したい気分

そして仏教徒でありながらクリスマスにも便乗

釈迦もキリストも皆リスペクト

「今のうちに買っておくか」

「買えるときに買っておくか」

いつ大地震がきてもおかしくない東海地方

東海地方が倒壊地方になるかもしれないしな

俺は一路名駅を目指した

大名古屋の伊勢丹ハウスは東京式なのか11時からしかオープンしない

俺は高島屋を目指した

ある程度目星はつけてある

俺はいろいろショップを回った

ふと缶詰コーナーに目が止まる

「いろんな缶詰があるんだな」

「そういえば朝ドラの野呂さん戦争に行っちゃったんだよな」

やはりふられまくる人は応援したくなるのが男心

生きて帰ってきてほしいな

缶詰を見てそんなことを思い出していた俺である

「俺も誰かに缶詰あげたいな」

俺は気になる缶詰を二つ購入した

野呂さんリスペクトである

やはりこれからは缶詰作戦だよな

東洋ホテル

明治村に移築された旧帝国ホテル

フランク・ロイド・ライト

できれば完璧な姿で残して欲しかったな

昭和の時代は古いものを容赦なく壊してきたからな

ロビーだけでも残ったのも奇跡かもしれない

俺はゲートタワーへ移動

軽くチェックをして大名古屋へと向かうことにした

ゲートタワーの下まで降りてくると受付のお姉さんがハロウィン仕様

この時期はアダルトビデオもコスプレものが出回るしな

俺はよからぬ妄想を頭の中で打ち消して大名古屋へと向かった

入り口ではお姉さんがクリアファイルを配っている

クリアファイルはいくつあっても困らない必須アイテム

俺はお姉さんからクリアファイルを受け取った

お姉さんも笑顔で答えてくれる

やはり無視されることが多いのだろうな

クリアファイルはラグビーW杯の奴

あの空前のラグビーブーム

誰だっけ?

大日如来の智拳印みたいなポーズする人

人間は忘れる生き物

俺は完全に名前が思い出せなかった

「五郎丸!」

あんな覚えやすい名前すらすぐに出てこないなんて

最近のサッカー選手の名前もすぐに忘れちゃうからな

困ったものである

そのくせ昔の選手だけは覚えてるんだよな

中日にしても近藤監督時代の選手とかはちゃんと覚えてるんだよな

大名古屋は開店5分前

俺は地下の飲食店のメニューをチェックした

天そばで飲むのもいいな

第一候補だな

俺は地下のフルーツサンドが売ってる店を覗いた

やはり俺の地元にある店と同じ店だった

だからあんな田舎にも売ってたんだな

俺はイタリアンとピザの店を覗いた

すでに行列ができている

女子のグループかカップルのみ

「並びにくいな・・・」

まぁ最初から並ぶ気はないのだが

ピザは結構安いみたいだし

世界一のピザとか書いてあるし

気にはなっている俺である

でもこの中に並んだら完全に変質者だよな

そうこうしてる間に11時となった

一斉に店舗のシャッターが動き出す

俺はエスカレータに飛び乗り3階を目指した

いつもの店をチェック

ここでは自分用にダイヤの一人用アルミ鍋を購入した

これでいつでも「小鍋仕立て」が食べられるぜ

何でもかんでも最後に「小鍋仕立て」とつければ美味そうに感じるしな

 

www.nakagawa-masashichi.jp

1000円だし

何よりデザインが素晴らしい

こういうシンプルなデザインは好きだ

IHは非対応なのも好感度アップ

最近はなんでもIHIHだからな

やはりガスだな

山本昌も宣伝してるしな

どうも熱が目に見えないというのは信用できない俺である

俺は店の中を一通りチェックした

次にその前にある生活雑貨の作家系セレクトショップを拝見

「これいいな」

と思って値札を見ると目ん玉が飛び出る店である

自分用に買うには考えてしまうが何故か他人へのプレゼントだと気軽に買えてしまう

俺はここで一つあるものを購入した

ついでにセットでもう一つ小さなものも購入した

「これで軸はできたな」

俺はいつも細かなものを福袋的に数点入れる

あらかじめ自分の中で予算を決めておくのだ

その予算内で数点独自のセレクトをする

そして人にプレゼントする場合でも基本自分が欲しいと思うものしかあげないのだ

あとは高島屋で数点ということで

とりあえず飯だな

蕎麦屋に行くか

でもその前に3階も一応クリテしてみるかな

クリテシーズンだしな

俺は3階をうろついた

まるで不審者かのようにうろついた

メニューを見ては何やら神妙な顔をして考えるフリをする

そうやってうろついた

「マグロもいいなぁ」

そんな俺の目にあるものが飛び込んできた

「せせり」

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宮崎料理 万作

せせりにんにくマヨ御膳

1000円

 

安定感抜群の万作だ

特に鶏系は間違いなくうまい

そして何より「せせり」

俺の好物だ

味付けがこれまた「にんにくマヨ」

「最高だな」

俺は即決した

店内はまだガラガラだ

俺はカウンターに腰掛けてすぐに注文した

とても他のメニューと迷うフリをする余裕がなかった

一刻も早く食べたかったのだ

「これと生ビールを」

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なにわともあれ1番絞りである

キリンもキリンラーメンと和解したそうだ

まぁ大企業として大人気ない対応だが

ビールに罪はない

俺はビールを飲んだ

「染み渡るなぁ・・・」

骨の髄まで染み渡るホップのなんたら成分

自分が書いたブログを読み返すのもめんどくさい

「我慢我慢、せせりのために残しておかないとな」

なんせ特製にんにく醤油にマヨである

川崎麻世もカイヤもびっくりだな

そして登場

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「ネギもたっぷりじゃないか!」

「たまらんな」

俺は興奮した

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見た目だけで判断できる

間違いなくこれはうまい

どうやら下には玉ねぎも隠れてるぞ

血液サラサラ作戦だな

この特製にんにく醤油マヨが染み込んだ玉ねぎなんて

それだけでご飯3杯はいけるな

井ノ頭五郎さんなら最後にご飯をお代わりして汁かけるだろうな

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サラダもシャキシャキでうまそうだ

本来なら糖分の吸収を抑えるためにサラダから食べるところだが

これは熱々のうちにせせりを食べないとな

俺はまず一口「せせりにんにくマヨ」を食べた

食べた瞬間に口の中に広がる濃厚な醤油にんにくwithマヨ

白ネギの爽やかなアクセントが効いている

そしてコリコリ食感のせせり

噛めば噛むほど・・後から・・・鶏の旨味が追いかけてくるのだ

そもそも「せせり」とは鶏の首の筋肉である

筋肉だけに身がぎゅっと引き締まりコリコリ食感となる

しかしそれだけでないのがせせりのうまいところ

ちゃんと柔らかジュージー脂身も存在するのだ

そしてその脂身はもも肉より多いと言われている

それだからこそ濃厚にんにく醤油マヨに負けずに旨味が飛び出してくるのだ

これはもうグビグビ系だな

そしてワシワシ系でもある

ビールも白飯も止まらなくなる

幸いにもこの後で俺は美女から唇を奪われる予定もない

思う存分にんにくを堪能していいのだ

俺はもう無我夢中で食べて飲んだ

ビールがなくなると白飯に乗せてひたすらワシワシと食べた

「なんてうまいんだ・・・」

今日はなんだかすごく良い日じゃないか

やはり人間うまいものを食べると幸せになれるのだ

 

「ごちそうさま」

 

名残惜しいがこれで終了だ

また食べに来よう

やはり「せせり」はうまい

 

 

俺はにんにく臭を漂わせながら高島屋へと向かった

残りの数点を購入

この日も錫製のぐい呑みを購入するか迷った

3500円

何で人へのプレゼントだと気前よく金出せるのに自分のだと躊躇してしまうのか?

「そうか!誰かにプレゼントして返して貰えばいいんだ」

しかも1滴も酒を飲まない人に

他人からもらったプレゼントが気にくわない時に、こんなもんいるかぁ!!と地面に叩きつけるような人に

そこで俺がすかさず拾えばいいんだ

でも危険な賭けだな

そんな人物は俺は一人しか知らない

そして既にその人はこの世にいない

思い出してみる

小学校3年生の時

お年玉や小遣いの中からお金を出し足りない分は母親に出してもらいライターを買った

そして親父の誕生日にプレゼントした

いつものように泥酔してた親父は俺からのプレゼントを受け取るなり

「こんなんもんいるかぁ!」とそのプレゼントをゴミ箱に投げ捨てた・・・

それでも俺は人へプレゼントを渡し続ける

いらないものはいらないと言ってくれても構わない

「いらないのなら捨ててくれ」と言って渡すこともある

貴重な人生経験を積んだ俺だからこそできる技である