鯖棒亭日乗(下)

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名古屋城、復元天守閣の木材調達94億5千万円

いろいろ問題が山積みでは名古屋城の木造復元

名古屋市天守閣の柱や梁に使う木材の調達及び製材費として竹中工務店と94・5億円の契約を結んだ

柱は890本必要だ

これらのほとんどは国産ヒノキで賄うという

梁は1181本

これもほとんどを国産ヒノキと国産の松を使うそうだ

ただし見えない分の土台などは外国産でお茶を濁す

まぁこの辺りは仕方がないな

今や国産の木材は貴重である

使用されるヒノキの多くは樹齢300年以上のもの

直径は1メートルである

太った人のウエストぐらいあるな

それにしても樹齢300年か

やはり植物は長生きだ

植物も300年生きれば霊力ぐらい持ちそうだよな

そして再びこの大きさになるまで300年

果たして300年後の地球はどうなっているのだろうか?

愚かな人間が何かやらかさなければいいが

そして今回使用されるヒノキなどが生まれた時代は江戸時代

幕末から明治、そして戦争と激動の時代を生き抜いてきたツワモノ

大事に使ってあげないとな

決してエレベーター設置のなんちゃって復元なんかにするべきではない

でもまだ議会に提出予定で正式決定ではないんだな

まぁ決まるだろうけど

そしてこの金額はあくまで梁や柱など構造部のみ

この他にも天井や床板や建具など別途契約

全ての合計が203億円ほどを見込んでいるそうだ

消費税だけでもすごいな

消費増税される前に契約して購入しとかないとえらいことになる

まぁ竹中は材木だけでいくら儲けるのだろうか?

200億の1パーセントでも2億だぞ

羨ましいな

俺に二千円ぐらい分けて欲しいわ

石垣調査やエレベーターとかゴタゴタしてるけど材木は乾燥期間が必要だから今から開始しても遅いぐらいじゃないだろうか?

で、実際に調達できる目処はついているのか?

山に入って調査するだけでも相当な人件費がかかるだろうな

切り倒して運搬、製材、乾燥、運搬して大工さんが墨付けして刻む

内装は本丸御殿ほど手間はかからないだろうから刻んでしまえば案外早いのかな?

まさかプレカットではあるまいだろうな

でも昔の新築状態の城ってどれだけの仕事がしてあったのだろうか?

江戸時代のものなら大工の面子をかけてきちんと仕上げてあるだろうが

戦国時代など削りとか適当に済ませたりしてるのかな?

本丸御殿ほど手間はかけてないような気がする

その本丸御殿はついに完成

これは楽しみだな

部分公開は2回見に行った

そしてその時でも天守閣には登らなかった俺である

さすがにコンクリ展望台天守閣に用はない

しかしあれからもう10年立つんだな

2009年から復元スタートか

8日から公開だから

今は激混みだろう

金鯱横丁もウハウハ状態だろうな

入場料は500円

安いな

たったの500円でお殿様のお宅訪問が出来るのだ

気分は渡部篤

本丸御殿は金ピカで決して趣味がいいとは言えないが折り上げ格天井まで漆仕上げである

贅の極みを尽くした名古屋城本丸御殿

一見の価値あり

見るだけなら確実に復元木造天守閣より面白い

ただ復元天守と復元本丸御殿がセットになった時はお互いがお互いを引き立てあう

まるで鴨と葱、ブリと大根である

とありあえず戦争は回避できたし

なんとか俺が生きてるうちにこの姿を見られそうだな

 

 

静岡の女性看護師拉致事件

どうやら犯人はネットの掲示板で集まった連中みたいだ

そして被害者の方とは面識がない

まだ明るい夕方6時頃にフィットネスクラブの駐車場で車に乗ろうとした時に数人の男に無理やり自分の車に押し込まれそのまま連れ去られ殺される

なんてひどい事件なんだ

とにかく犯人逮捕

そして情状酌量のない司法をお願いしたい

普通の生活をしていて突然殺されてしまう

結局防犯カメラは犯人逮捕には役立つが完全な犯罪防止にはならない

まだ明るい時間帯で商業施設の駐車場内での犯行

今後死刑以上の刑も必要かもしれないな