鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

6月末レゴランドに新アトラクション誕生

6月末

ロシアW杯も予選を終え決勝トーナメントに突入する頃

あのレゴランドについに新アトラクションが誕生する

今年は水族館をオープン、レゴホテルもオープン

そして新アトラクションだ

6月末

おそらく梅雨真っ只中

そんな季節にぶつけてきた新アトラクション

あえて梅雨に合わせたのだろうか?

新アトラクションは子供が水遊びできるものである

水深はなんと10センチメートル

これなら小さいお子さんでも溺れる心配は無い

カナヅチな大人でも大丈夫

素晴らしく考えられた水深である

だいたいの目安として大人の足のくるぶしあたり

その水深10センチの水の上によく公園やショッピングモールのキッズスペースに設置してあるような小さい滑り台がついた高低差のある遊具が置かれるのだ

イメージ図では滑り台の他にウォータースライダーもある

高低差はどのくらいだろうか?

まぁ水深10センチの飛び込むわけだから

かなり低いと考えていいだろう

ビキニのお姉さんもビキニが取れるような勢いは出ないので安心して滑れる安心設計

これが新アトラクション「スプラッシュパッド」なのだ

スプラッシュパッドは園内のレゴ・シティと呼ばれるゾーンに新設される

レゴ・シティ

都会の匂いがプンプンするな

昭和ならシティとつくだけで途端におしゃれな感じなる

ホンダのシティなんかも大人気だった

あの当時のナンパ車はソアラが最強だったがホンダのプレリュードも負けてなかった

スタイリッシュな2ドア、ボンネットは低くスーパーカーライト

そして最強装備は室内にあったのだ

プレリュードの助手席を倒すレバーはなんと運転席側についているのだ

つまり運転手が意図的に助手席を倒せてしまうライダーキックにも匹敵するような必殺技を兼ね備えていたのである

まずは車でドライブデート

イタリアンレストランでディナーを食べて夜景の見える静かな場所へ車を止める

カーコンポからはユーミンあたりのバラードを集めたオリジナルカセット

すでに彼女の会話なんか耳に入らない

適当に相槌を打ちながらも股間は膨らむばかり

タイミングを計る

レバーを引く

助手席倒れる

そのまま覆いかぶさる

これこそが昭和を代表するナンパカー、デートカーであった

早朝の河原には使用済みのゴムが散乱していた時代でもある

そしてそれを覗きに行く中高生

なんと微笑ましい時代であったことだろうか

小金持ちはソアラ

シャコタンブギも大人気だった頃

白いソアラは「女子大生ホイホイ」と呼ばれていた

とにかく車がなければ話にならない時代

東京ではBMWの3シリーズが六本木のカローラと呼ばれていた

しかし地方ではソアラ絶対王者だった

そんな時代に俺はシャコタンブギのじゅんちゃんとGTロマンのマスターに憧れてハコスカを購入

全くモテることの無い貴重な10代後半を過ごしたのであった

寄ってくるのは女でなく暴走族ばかり

「誰に断ってこの道走ってんだ」

などど奴らは非常に理解不能な因縁をつけてくる

「そんなもん俺の勝手だろ」としか言いようが無かった

「カラス何故泣くの?カラスの勝手でしょ」という志村けんのギャグが大好きだった

この世の中ほとんどは勝手でできている

GTロマン

懐かしいな

まだ家にもあるはずだが

車漫画では一番面白かった

 

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当時は「助手席に女を乗せるとこいつ(車が)が嫉妬するからな」というセリフがモテない男の定番の言い訳だった

それぐらい昭和の車はポンコツで調子が悪くなっただけだが

と何故か昭和の車の話になっているが

話をレゴランドに戻すと

スプラッシュパッドの滑り台には水が流れ頭上のバケツから水が降り注ぐ仕掛けもあるという

さすがにタライは落ちてこないのか

残念だな

タライが落ちてくれば子供は大爆笑だろうに

外人はドリフを知らないんだろうな

そしてもう一つの新アトラクション「ビルド・ア・ボート」

これはレゴブロックで組み立てたボートを走らせるという

これらの新アトラクションは水に触れるということで名古屋の猛暑でも楽しく遊んでもらおうというレゴランドの配慮だそうだ

問題は同行する親だな

日焼け止めヌリヌリ、帽子にアームカバー必須

子守を押し付けられたジジババなら倒れる可能性もある

果たして屋根はあるのだろうか?

その辺りケチってるとえらいことになる

「ママ日焼けしてシミだらけになっちゃうから」

「おじいちゃん暑いからあっちの日陰へ行こう」

「嫌だ!もっと遊ぶんだ!!」

俺が子供なら絶対に言うことは聞かないな

 

6月30日から9月2日までは「レゴランドサマーパーティー」を企画

これまたロシアW杯のクライマックスとツール・ド・フランスに合わせてきた

「パパ、ツール見たいから」「フルームのWツールを見届けなければならないんだよ」なんて言い訳は子供には通用しない

Wツールがパンタニー以降誰も達成できていないことやパンターニの生涯まで話したところで子供は理解してくれないだろう

仕方がなくパパは睡眠時間を削りツール観戦

すでにロシアW杯の影響もあり疲労困憊だ

その影響で仕事はミス続き、出世街道から外れてしまうかもしれないな

 なんでこんな大変な時期にサマーパーティーをやるのか?

俺ならブエルタが終わって世界選手権が終わってからにするな

レゴランドサマーパーティーは7月末から夏祭りをイメージしたイベントも開催

入場者がレゴブロックで作る巨大なスイカの展示やレゴブロックでできた金魚すくいなど季節感を前面に打ち出したイベントを行うそうだが

さすがに外人

日本の文化をわかってないな

金魚すくいは生きた金魚を絶妙なテクニックで見事にすくい持ち帰る

たとえすくえなくてもテキ屋のおじさんがおまけで数匹くれる

水槽に入れてなんとなく餌をやってるうちに

ふと気がついたら信じられないぐらいに巨大化してるところに醍醐味があるのだ

レゴの金魚などすくったところで何の意味もない

桜の木もレゴで作ってたしな

直ぐに散らない桜など美しくないのだ

まぁとにかく新アトラクションが誕生するレゴランドなのである

 

 

 

ちょっとだけ羽振りのいい俺はJBLの肩のせスピーカーを購入した

これでタブレットでのサイクルロードレース観戦も音声が聞き取りやすくなるだろう

今日からはハンマーシリーズ

 先週のハンマーシリーズは再び課題が見えてきたが

とにかく最終日がつまらなかった

やはりカオスにならないとな