鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

今後10年間、北海道での小型クロマグロ漁獲枠が実質ゼロに

獲りすぎた・・・

後悔しても時すでに遅し

北海道での30キロ未満の小型クロマグロが今後10年間ほど漁獲禁止になるという

以前から毎年のように言われていたのにな

しかも日本の小型クロマグロの漁獲枠のほとんどを函館の南茅部地区で定置網漁で獲っちゃったみたいで

結果的に日本中でクロマグロが獲れなくなってしまったのだ

これに水産庁がブチ切れて「ほ、ほっ北海道では今後10年間クロマグロ獲らせんからな、覚えておきやがれ!」みたいな感じになっちゃったみたいである

まぁ罰ゲームみたいなものかな

サッカーで言えばイエローカード蓄積状態からの一発レッド

北海道のマグロ漁師の人にも言い分はあると思うが

そもそも原因は函館の南茅部地区でサケやブリなどを狙って仕掛けた定置網にイカなどを追ったクロマグロが大量にかかってしまったそうで

「さてとサケとブリ獲れてるかな?」

「ん?」

「うわぁ・・・クロマグロだらけじゃねえか・・・」

「そだね〜」

みたいな会話が船の上に行われたかどうかはわからないが

とにかく彼らは決して小型のクロマグロを狙っていたわけでは無かったのだ

あくまでサケ、ブリ狙い

なのになぜ・・・

小型クロマグロの漁獲枠は国際的に決められている

「ジャパンハコンダケトッテモイイデスヨ」

その量は年間57・3トン

しかし北海道だけで実に600トンもの小型クロマグロを摂ってしまったのだ

国際的に決められた10倍の量を・・・

「ジャパントリスギデス」

「ワタシタチトテモシンジラレナイデス・・・」

「アナタタチナゼヤクソクマモラナイ?」

「カギリアルシゲン ナゼダイジニシナイ?」

「Why?」

結果的に意図しないであまりにも獲れすぎてしまった

しかも10倍の量である

クリス・フルームのサルブタモールもびっくりな量である

どうやっても言い訳できないな

このために日本全国で小型クロマグロの漁ができなくなってしまったのである

責任を取る形で、南かやべ漁協は全国の漁業者団体に1億5000万円の「迷惑料」を支払うことを決めた

しかし水産庁は、超過した分について来季以降の漁獲枠から差し引く方針を明らかにしたのだ

これにより北海道では今後10年間ほど小型クロマグロが獲れなくなってしまったと言うお話である

ただ一応逃げ道も作ってあり

他の魚に混ざって獲れてしまう「混獲」については、数トン認められるということだ

「ごめん、獲るつもり無かったんだけどさぁ」的な感じで数トンまでは行けるそうだ

でも数トンでは収まりきらないんだろうな

見て見ぬふりして海に捨てちゃうのかな

船長 「良いかお前ら、今のクロマグロは誰も見てなかった」

   「そうだろ?」

船員 「そだね〜」

今後、10年程度は北海道内の漁獲枠は「実質的にゼロ」になる
南かやべ漁協は、北海道と連携して対策を立てたいとしているが果たしてどうなることやら

 

 

春一番が吹いた

全国的に大荒れの天気である

今日は仕事も急遽デスクワークに変更

相変わらずデスクワークは仕事した気にならないのが難点である

儲かってる時は帳簿の数字を見るとワクワクするが

そうでない時は見るのも辛い

思わず見て見ぬ振りをしてしまう

「俺は見ていない何も見ていない」

これは通帳の残高も同じだな

知らない安心感てのも存在するのだ

さっき今日のAPPで家計簿アプリが出ていたが家計簿というのも今まで何回も挑戦しては一週間ほどで挫折してきた

あまりにも細かく金を使いすぎてめんどくさくなるからだ

あそこで108円

あっちで108円

こっちでは216円

そんな感じだから長続きしないのだ

給料制だった頃は給料をもらうとそれぞれ封筒に現金を分けて管理していた

各支払い用の封筒とお小遣い用の封筒

お小遣いの中でも細かく服とか本とか食とか遊びとかマル秘とか

でも今は自分で使って良いと確信した金額だけ使う制度

そうなると浪費は悪だと思えてくる

金を使うことは悪いことだと

しかしこれでは景気はよくならない

たとえ108円でも消費してお金を回さなければ

俺ができることはわずかなことだが

それが日本の世界のためになるのであれば

お金を使おうじゃないか

そんな現金を封筒に分けるかのようなアプリが気になっている

ファイナンスマネージャー」480円

それぞれの項目に月ごとの予算を決めて消費した金額を入力していく

でも結局は家計簿同様ノートにでも手書きした方が簡単だったりもする

480円もするし

やめるか

ガジュマルの鉢でも買った方が良いかな