鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

宇佐神宮が有料トイレを設置

宇佐神宮

あの八幡神を祀る八幡神社総本宮である

その宇佐神宮が去年の12月23日から大鳥居近くの公衆トイレを有料化したという

一回の料金は100円

入り口には日本語、英語、中国語、ハングルで「有料トイレ」と表示

その横に100円を入れる箱が置いてあるそうだ

まぁ写真を見る限りではお金を入れなくてもトイレには入れそうな感じだ

料金所みたいなゲートがあるわけでもない

そもそも何故有料なのか?

宇佐神宮が境内の環境整備の資金を集めるため」と言う名目らしい

要するにお金が欲しいと言うことだな

これには参拝客から苦情が寄せられており参道にて商売している仲見世の人たちも商売に影響が出るなど困惑しているという

要するに神社が大きくなりすぎたのが原因だな

税金は免除されている部分があるとはいえ

従業員には給料を払わなくてはならない

様々な経費もかかる

ここはひとつ原点に戻って社も全て撤去して何もない場所で神事を行うのもいいな

その土地自体が神域になるわけだし

門の役目である鳥居だけあればいいと思う

参拝客もあまりこないだろうし、神社の維持管理費も抑えられる

神社を利用してお金を稼ごうとしちゃうからいろいろ問題が出てくる

昔のように八幡様のご機嫌をとりおとなしくしてもらうために尽くしていればいいのだ

とは言っても伊勢神宮ですら公式にインスタをやる時代

現代において有名神社は観光での収入は欠かせない

お守りやお札など1年で取り替えましょうと言ったり

俺なんか何十年と同じお守りを携帯してるしな

そもそもなんで期限があるというのか?

お守りは分霊された携帯神社

そこに使う人の気持ちが入れば永遠に神は宿ると俺は思うのだ

仮に1年限定なのだとしたらそのお守りを購入してからではなく

お守り自体に神様の力を宿した日から数えるのが本当じゃないのかな?

食品みたいに賞味期限を表示するべきだな

そうすればみんな奥の方のお守りを買っていく

お賽銭も基本1円玉しか入れない

お賽銭の額でご利益が変わるわけではないし

自分が無理のない範囲でお賽銭は置いておけばいいのだ

本当は現金より米の方が神様的には嬉しいのだろうが

神社を管理する人間からしたらやはり現金が1番なのだろう

トイレ問題に話を戻すが

今のところ有料トイレは一箇所で他の場所にあるトイレは今まで通り無料で使える

有料化されたトイレは2011年に改装されてまだ新しく綺麗だ

そのため利用者も多い

利用者が多ければ汚れる

そのために清掃費に充てるそうだが

それなら納得できる

個人的には綺麗なトイレを使えるのなら100円払ってもいい

小は無料、大は有料と使い分けることもできるしな

ただ気になるのは「トイレと池の清掃」と言ってること

「池の清掃にも使うのかい!」

そっちの方はお賽銭やお守り収入などで賄えないのかな?

なんか適当にご利益でっち上げればすぐに収入はアップするだろうに

特に恋愛系の後利益だな

ハート型の石でも池に設置

池の前に小さな鳥居と大きな賽銭箱

それだけでいい

あとはサクラを使いネットで宣伝

「彼氏ができました」「今度結婚します」

池の清掃費用ぐらい捻出できるだろう

それかいっその事「池を掃除すると恋が叶います」と立て看板

掃除道具をレンタルだな

これと同じようにトイレにも立て看板

「トイレを掃除すると恋が叶います」

そして掃除道具をレンタル

お賽銭とレンタル料金が入る上にボランティアで掃除までしてくる

なかなかいいアイデアだと思うが

どこかの神社採用してくれないかな

 

この宇佐神宮の有料化に伊勢神宮出雲大社など超メジャー級神社は「公衆トイレであり参拝者に負担はかけられない」と有料化する気は無いようだ

ちなみにお寺だとトイレに賽銭箱が置いてあったりする

トイレの神様こと「烏枢沙摩明王」のお札とともに

賽銭箱と言っても普通の空き箱とかでその気になれば盗み放題でもあるのだが

お遍路してた時にトイレなど借りる時にトイレにある賽銭箱を見るとさすがにお礼として10円、100円ぐらい入れてしまうのだ

宇佐神宮もこの方式でいいんじゃ無いかな

強制的に「100円入れろや」ではなく

「お気持ちで構いません」なんじゃ無いのかな

1円の人もいれば1000円入れる人もいるだろう

 

 

昨日も小平選手が金メダル

なんだかんだ言って日本もメダルラッシュになった

しかし勝って当たり前の状況で勝つのも難しいだろうな

サッカーのPKなんか案外エースやスター選手が外すしな

そういえば今回はメダルのケースが無いそうだが

経費削減なのだろうか?

さすがにケースぐらい付けてやれよと思ったのであった