鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

平昌オリンピック、羽生金、宇野銀

平昌オリンピックで66年ぶりの快挙

男子フィギュアスケートで金銀

これでパールが揃えばプレゼントできるな

でも「金銀パールプレゼント」って何のCMだったのだろうか?

調べてみた「洗剤のブルーダイヤ」

何となく思い出してきた

まぁそんなことは平昌には全く関係ないが俺はどうしても「金銀」と聞くと思い出してしまうのだ

やはり羽生は羽生だった

正直俺は今回はメダル獲得も難しいと思っていた

あんな怪我をしていきなり本番だからだ

それでも終わってみれば300点台のハイレベルな争いの中でも頭一つ抜けていた

フィギュアに限らずスノーボードハーフパイプやスキーのフリースタイルなど何回回ったのか?どんな技なのか俺はまるで分からない

俺の目と頭ではとても追いつかないのだ

「今日はいつもより余計に回してるな」と思うぐらいである

そして「いつもより回転が少ないな」と思った時は点数が低いのだ

サルコウ、ルッツ、アクセル

名前は知っていてもどんな技なのかテレビで説明を聞いても分からない

何となく「すごいな」「くるくる回ってるな」と思うだけである

音楽に合わせてダイナミックに力強く、そして静かに優しく滑る

そしてジャンプしてくるくる回る

まるで円広志の歌のように飛んで回り続けるのだ

しゃがんで回りながら立ち上がる

足を伸ばしてくるくる回る

最後はかっこいい決めポーズ

「おお完璧だ」

と思うと高得点が出るのだ

そしてどうしても日本びいきで採点してしまう

採点基準なんかまるで分からないのに

「今の演技はスペイン人より上だな」

「和田さんはまだ上の方にいるのかな?」

なんて考えながら正式な採点を待つ

まるでガンツ先生の採点を待つロボコンになった気分である

ガンツ先生の胸からカードが落ちてきて「ロボコン0点」とはならない

彼らはオリンピックという最高の舞台で最高の演技をしたからだ

結果は「羽生317・85」「宇野306・90」

そしてそれぞれ金と銀のワンツーフィニッシュ

これは66年ぶりの快挙だという

66年前

当然のことながら俺はまだ生まれてはいない

宇野くんもミスがなければ金が取れた可能性もある

宇野昌磨選手が登場するまで日本で「宇野」といえば「宇野勝」のことであった

それが今ではすっかり「宇野昌磨」となった

日本を代表する宇野くんとなったのである

俺はこれから彼のことを「2代目ウーやん」と呼びたい

 

しかし世界で1位2位って本当にすごいな

俺は小学生の時の書道において市町村レベルでの絶対的王者であったが

まるで規模が違う

中学の野球では市大会で3位

しかし俺は補欠で試合には出ていない

小学生の時に給食の早食いチャンピオン

中学生の時のキャンプでの鮎の掴み取りもチャンピオン

中学の野球部の休憩時間の水飲み場までダッシュするのも常に1番だったな

世界か

あまりにも大きすぎて想像がつかない

俺が世界をとれるとしたら何だろう?と考えてみるも何も思い浮かばない

今はネットで世界中の奴らと交流ができる

同じ趣味を持った奴ら

やはり世界はすごい

まるで太刀打ちできない

 

今日は朝から天気が安定しない

風が強くなる前に自転車で走りたかったが結局雨が降ってきて走れなかった

もうすぐ花粉が飛び出すというのに

明日から名古屋のボストン美術館で「ボストン美術館の至宝展」が始まる

ボストン・オールスター名古屋に集結

花粉が飛び出す前に行っておきたいと思っている

でも七月までやってるんだな

個人的に1番見たいのは涅槃図

その他もゴッホにモネにウォーホル

明日行っちゃおうかな?

明日の風次第だな

 

昨日は久しぶりにiTunes Storeでアルバムを購入した

CDを1000枚以上所有している俺だがここ10年ほどはほとんどCDやアルバムを買っていない

気に入った曲を酔った勢いで一曲単位でiTunes Storeで買うぐらいだった

大橋トリオNHKのドラマ「植物男子ベランダー」を見ては

「いいな」と思った曲をちまちま一曲づつ購入していた

最近は音楽を聞く暇もない

酒飲みながら音楽聴いてると酒の量が増えて興奮して眠れなくなる

特にUKロックなんか聴いてると止まらなくなる

なので聞かないようにしていた

でも突然大橋トリオのニューアルバムを聞きながら植物をぼっと眺めたいと思ってしまった

「STEREO」大橋トリオ

値段を調べた

2000円

買っちゃえ

ダブルクリックしてアイフォンXを顔に向ける

一瞬でお買い上げ完了

相変わらずお金を使ったという意識はない

ヤバイな

そんな俺は改めて貧乏暮らしを楽しむために本を一冊買ってきた

先日著作権が失効する期限が作者の死後50年から70年に延長されると言うニュースがあった

谷崎潤一郎江戸川乱歩は間に合ったが内田百間川端康成三島由紀夫あたりは無理そうな感じだ

そんな俺が今日購入したのは内田百間

借金漬けだった内田百間だが彼は借金をしながらも飄々と生きてきた

もう著作権が切れるまで待てない

まだ読んでいない作品も読んでしまえ

 

大貧帳 (中公文庫)

大貧帳 (中公文庫)

 

  

STEREO

STEREO

 


大橋トリオ / New Album「STEREO」全曲試聴Trailer