鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

高梨沙羅の愛車は2000万円のベンツ

若干21歳にして世界トップレベルのスキージャンパー高梨沙羅

愛車は何と「メルセデスAMG G 63」で安くても1971万円するそうだ

最近はすっかり車に興味をなくしている俺であるが気になって調べてみた

どうやらベンツの4WDのオフロード車

しかも無駄にツインターボ

実はこのツインターボのエンジン音に惚れ込んでベンツを購入したそうだ

練習場へは自ら運転していく

冬の競技だけに4WDは心強いことだろう

万が一事故を起こした時でもかなり頑丈な車だけに怪我は最小限になるのかもしれない

そんな孫娘に祖父は

「まだ早い」と警告

祖父のコメント

「ベンツに乗っているなら「成功の証」のひとつかもと思う反面、まだ若いんだし、学生だし、そんな立派な車には乗らない方がいいんじゃないかという気持ちもありますよ。あの子は発展途上ですから、まだ早いのではないかと。孫がベンツの横に立っている写真は見たことあるけど、人様の持ち物だと思ってたので」

 

自分で稼いだお金とはいえ21歳で2000万の高級車

いろいろと賛否両論だろうな

ただでさえ今シーズンは4試合をこなしてまだ優勝はしていない

おじいさんの言うことは正論だなと俺も思ってしまう

でも自分が20歳の頃にどんな車乗ってたかと思い出してみると

300万円のポンコツ中古車である

しかも3年間の修理代が200万ほどかかった

車名はコルベットC3

コークボトルラインと呼ばれ

見事なくびれでボンキュッボンである

税金は88000円

完全にアメリカにかぶれていた頃のことである

俺もあまり人のことは言えないな

しかしこの車のおかげで思い残すことはなくなり

今となっては車なんか荷物さえ詰めればどうでも良いと思うようになった

いくら馬力があろうが日本の公道ではアクセルを踏み込めないからだ

それにしても勿体無いことしたな

3年で500万かよ

いくら景気が良かった時代とは言え貯金しとくべきだったな

今更後悔しても仕方がないが

まぁ車に金かけるほどバカなことはない

どうせ10年もすれば皆ポンコツ

その点時計は金をかけてもいい

一生モノとしての価値もある

高梨沙羅選手も高級時計メーカー・オメガ主催のイベントに出席した時に

69万円もする五輪限定モデルの腕時計を贈られ満面の笑み

俺が25歳の頃に時計屋にロレックスを買いに行ったら思いっきり店のおじいさんに怒られた

「若いもんがする時計じゃないわ!!」と

結果的に名古屋パルコにある店で買ったのだが

当時で35万ほど

今同じモデルを新品で買うと80万ぐらい

あの頃より俺の給料は下がっている

世の中理不尽だな

でもさすがに80万出すような価値はないような気がするな

しかし世間の成金イメージとは違いロレックスはかなり良い時計だ

言ってみれば高級な実用時計

かなり頑丈で傷なんか恐ることなくガンガン使える

うんちくキングの山田五郎さんも俺と同じ意見でテレビを見ていて

「やっと俺と同じ考えの人に巡り会えた」と感慨深かったものである

他には手巻きの6694もある

オイスターデイト

これは20歳の頃に6万円で買った

今の中古販売価格は20万円ぐらいかな

ガンガン使っても良い値で売れるのが、これまたロレックスの良いところ

決して損はしないのだ

そんな俺のロレックス

最近では時計すらはめなくなった

一体どこにしまいこんだのか?

 

 

さて今日から今年もサイクルロードレースシーズンの開幕である

まずはオーストラリアから

ツアー・ダウン・アンダー

今までダイジェスト放送だったが今年は生放送

午後5時45分からの放送だ

日本からは別府、新城も出場

BMCからはリッチーポート

ボーラはサガン

オリカ改めミッチェルトン・スコットからはポケットロケットことカレブ・ユアン

グライペル、ヴィヴィアーニ、ルイコスタ、ポッツォヴィーヴォ、サイモンクラーク、LLサンチェス、ヘーシンク他

総合系もスプリンターも実力派が勢ぞろい

とは言ってもまだまだ開幕したばかり

春のクラシック、ジロ、ツールへの向けての調整段階でもある

それでもやはりワクワクする

新しくなったチーム名に新ジャージ

移籍した選手たち

まだまだ見慣れないだろうが

もしかしてバーレーンは新城がスプリントのエースかな

フルームの件はどうなったのか?心配ではあるが

なにわともあれ今年も始まるのだ