鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

おせちが一人一重時代に突入の兆し

正月といえばおせち

そのおせちだが一人暮らしや二人暮らしなど少数世帯に対応した商品が人気となってるそうだ

一つのお重に一人分のおせちが詰まっている

これが2段になると二人分のおせちとなるのだ

届いたおせちを取り分けなくてもお重をそのまま分ければいいだけなので大変便利だと評判らしいが、現代人はそんなことまでめんどくさがるんだな

おせち自体も完全におせちじゃなくなってきてるし

洋とか中とか

牛肉まで入ってたり

もうおせちなんて呼び方は止めてしまえばいい

「正月用のおかず詰め合わせ」と呼ぶべきである

いっその事スマートスピーカーに「おせち作れ!」「野菜や魚はいらないから肉だけのおせちで」とでも命令すればいい

それでも年々利上げが伸びていくおせち

既に家で作る時代ですら無くなって久しい

子供の頃はおせちが大嫌いだった

そんなおせちも大人になると無性に食べたくなる

と言うか酒のつまみにちょうどいい

黒豆、数の子、田作り、かまぼこ、伊達巻、栗きんとん、焼き肴、なますなどの酢の物系、ニシンの昆布巻き、各種煮しめ

考えてるだけで酒が飲みたくなってくる

そして本来は重箱の詰め方にもルールがある

それらを無視してただ単に便利さを

そして自分たちが食べたいものを詰めたおせちもどき

こうやって日本人は自分たちの文化を忘れていく

100円ローソンでは「100円おせち」を販売するらしい

「帆立わさび」や「数の子松前漬」など22品目を12月25日から発売するそうだが

既に平成24年に15品目でスタートしてたんだな

普通のコンビニすらめったに行かないから知らなかった

そもそも100円ローソンが近くにないし

20種類のも100円おせちを詰め込んだ重箱の写真を見てるとそれなりに立派に見える

よく考えてみたら20種類で税別2000円

当たり前といえば当たり前

こう考えるとやっぱりおせちって高いよなぁ

なだ万あたりの惣菜詰め合わせをデパ地下で買った方が美味しいしどれだけお得か

おせちですら無くなった現代のおせち

普通にデパ地下弁当でいいような気がしてきた

なだ万厨房とか美濃吉などの料亭弁当で

さすがに数の子とかは入ってないが煮しめや酢の物、焼き魚は抑えてあるし

これをベースに足りないものを買い揃えればいい

でも考えてみたら元旦に入手できないんだな

そう考えるとおせち的な使い方は無理か

3日あたりに少し贅沢な弁当として食べようかな

まぁいいさ

元旦ペヤングでも俺的にはなんら問題はない

鯖缶で飲んでもいい

肝心の酒は何にしようか?

一升瓶買うと飲みすぎちゃうからな

4合瓶で

大吟醸はいらないから純米がいいな

既に正月まで1ヶ月切ってるしな

いろいろ大変だ

 

 

昨日の渋谷の雑居ビルの火事

またもやホルモンの火がダクトに燃え移ったそうだ

ダクトをこまめに掃除しないと

今後も同様の火事が増えるんだろうな