鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

ぶっちぎりアル

2017年ツール・ド・フランス第5ステージ

早くも一級山岳登りゴール

総合系の争いも見えてくる

スタート直後からのアタック合戦

この日もヴォクレールが逃げにチャレンジ

今年で最後だけに勝てないまでもベロベロがみたい

何回かアタック吸収アタックが繰り返され

気がついたら豪華な逃げメンバー

彼らで1チーム作れるんじゃないかと思わせるようなメンバー構成

トマ・ヴォクレール(フランス、ディレクトエネルジー)

ヤン・バークランツ(ベルギー、アージェードゥーゼール)

トーマス・デヘント(ベルギー、ロット・ソウダル)

ミカエル・ドゥラージュ(フランス、エフデジ)

エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、ディメンションデータ)

フィリップ・ジルベール(ベルギー、クイックステップフロアーズ)

ディラン・ファンバーレ(オランダ、キャノンデール・ドラパック)

ピエールリュック・ペリション(フランス、フォルトゥネオ・オスカロ)

総合成績が一番いいのはボアッソンハーゲン

エースを失ったディメンションデータが早速仕掛けてきた

現役最強逃げ屋のデヘントにこの日がお誕生日の元世界王者ジルベール

そしてこの人なしでツールは語れないトマ・ヴォクレール

途中に3級山岳があるが最後の一級山岳まではほぼ平坦なコース

逃げグループは最初の1時間を平均速度47・8キロで爆走した

普段ならマイヨジョーヌを保持しているチームスカイが先頭を引き、集団をコントロールするところだがこの日は違った

リッチーポート率いるBMCが集団の前に出ると高速でメイン集団を牽引し始めた

これによりレースはハイペースで進む

逃げても逃げてもタイム差は開かない

BMCのこの日にかける意気込みがうかがえる

3級山岳で逃げ集団からバークランツが抜け出し独走に入る

山岳ポイントをゲットすると再び逃げ集団に合流

しかしこの時に逃げ集団は力の残っている6人に絞られた

そして意外にもデヘントが脱落した

残り20キロでタイム差2分

最後の1級山岳へ向けて集団もより一層活性化する

BMCに加えてアスタナ、AG2R、オリカも先頭交代に加わり逃げを捕まえるべきフル加速するメイン集団

先頭の逃げ集団は脱落者をどんどん切り離していく、まるでICBM

最後の弾頭はお誕生日ジルベールとバークランツの実力派

そのまま大気圏を突破かと思われたが残り4キロで彼らも燃え尽きた

ジルベールのお誕生日アタックも終わったが見事に敢闘賞をゲット

おそらく夕食時にはケーキが用意されることであろう

しかし毎日毎日甘いものばかり食べてる選手達は果たしてケーキが食べたいのだろうか?なんなら俺が代わりに食べてあげたいぐらいだがさすがにフランスは遠い

レースは1級山岳を前にして振り出しに戻る

1級山岳ラ・プロンシュ・デ・ベルフィーユ目指してスカイがペースアップ

元世界王者クウィアトコウスキーの引きがスゴイ

一人でガンガン引き倒してニエベに交代

今年のスカイも強力なアシスト陣だと思ってたら知らない間にモントーヤとか姿を消した

フルームはいつものように下を向き苦しそうな感じにも見えるが、この男は分からない

そんな中、残り3キロ切ったところでパスタかピザが食べたくなるような全身イタリアントリコロール男がアタック

現イタリアチャンピオンのアルである

ニバリ同様顔が長い系伊達男

かなりキレのいいアルのアタックに誰も反応できない

あっという間に20秒ほど差を広げた

マイヨジョーヌのゲラント・トーマスがフルームを引っ張る

そして残り1・6キロでついにフルームが動いた

メイン集団崩壊

ギリギリで踏ん張ってた選手が遅れる

心が折れる瞬間だ

なんとか心折れずフルームに食いさがるのは、元フルームのアシスト、リッチー・ポートとフランス期待の星バルデ、そして不屈の男Dマーティンだ

キンタナ、コンタドールはここで脱落

フュージョンしてコンタナとなってた二人だが、それぞれコンタドールとキンタナの姿へと戻った

一方先頭ではアルがガシガシ走る

ステージ優勝が見えてきた

かつてニバリが勝ったこの山岳で再びイタリアチャンピオンが雄叫びと共にガッツポーズをした

2位争いはなんとDマーティン、アルから16秒差

時にリッチーはフルームのアシストとなるが最後はやはりフルームに交わされるもなんとか同タイムでゴール、3位4位の20秒差でこのステージを終えた

5位にはバルデ24秒差、6位にサイモン・イェーツ26秒差、ウランコンタドール、キンタナは34秒差でゴールした

ウランが7位に入ってる

さすがに近代コロンビア旋風の先駆者

双子のイェーツ兄弟は誰も見分けがつかないので途中で入れ替わる作戦もアリかもしれないな

終わってみれば早くもフルームがマイヨジョーヌ獲得

総合はスカイからスカイへ

2位は同僚トーマスで12秒差

3位にジャンプアップのアル、14秒差

4位がDマーティン、25秒差

5位にリッチー・ポート、39秒差

6位サイモン・イェーツ、43秒差

7位バルデ、47秒差

8位コンタドール、52秒差

9位 キンタナ、54秒差

10位マイカ、1分1秒差

流石にまだまだ総合は分からないな

マイカまで1分差

何も起きなければ挽回できない差ではあるが

何が起こるかわからないのがツールだ

再びフルームがランニングするかもしれない

途中でお腹が空いてもリッチーは助けてくれない

俺の総合予想は

フルーム

アル

リッチーと書いておいた

今の所、非常にいい感じだ

3連単当てたらさすがにお祝いしないとな

 

今日の第6ステージは

平坦なスプリントステージ

サガンといいたいところだが残念な形で既に彼はツールを去った

相変わらずクイックステップのトレインが機能しない

残り1キロ切ってからロータリーが2つあるそうだが

落車が起きないことを願う

俺の予想はブアニだな

デマールの番手について今日こそブアニ

ボクシングポーズ炸裂だな