鯖棒亭日乗(下)

日常の記録写真と駄文  sababoutei@gmail.com

6月に買った本

6月

ツール・ド・フランス開幕前、のんびりできる時間

梅雨

ジメジメとして不快な季節

しかし今年の梅雨は雨が降らない

少し雨が降ったと思ったら即梅雨入り宣言

毎年のことながら意味があるのか?無いのか?梅雨入り宣言

途端に快晴の日々が続く

湿度も割と快適な湿度

そんな2017年の6月

今月取り掛かる予定だった仕事はお盆以降に延期した

7月の大きな仕事は予算の都合で半分に縮小

儲けは減るが気分的に楽になる

でも儲け分を当てにして購入してしまったMacBook Proは明日届く予定

明日は多分自宅待機

昨日から少しずつモサモサになった庭の木を切り始めた

今日は紅葉をやっつけた

紅葉はなかなか面倒くさくて難しい

でも切ってやるとやはり涼しげな感じになる

流石に梅雨にモサモサは暑苦しい

刈り込みバサミでザクザク切った後で、花ばさみで整える

本来生け花用だが剪定にも使える

金髪の華道家假屋崎省吾も使っているハサミ

やたらと切れる、そして使いやすい

もうこのハサミなしでは生きていけない

限定カラーなどカラバリも豊富なんで園芸野郎、園芸おばさんへのプレゼントにも最適

少々太い枝でもザクザク切れる

切れ味が良いので切り花も長持ちなのである

一家に一本、花ばさみ

とにかく切りたくなる

そんなハサミだ

 

坂源 ハンドクリエーション 古流タイプ ブルー F-170

坂源 ハンドクリエーション 古流タイプ ブルー F-170

 

午前中の3時間ほど庭の手入れをして

しばしの読書タイムに入る

まだ読み切ってない本も数冊あるが

ついつい本を買ってしまう

そんな6月に購入した本だが

まずは「冬虫夏草 」梨木 香歩 

これは名作「家守綺譚」の続編

文句なしに購入決定

 

家守綺譚 (新潮文庫)

家守綺譚 (新潮文庫)

 

 

 

冬虫夏草 (新潮文庫)

冬虫夏草 (新潮文庫)

 

 少し読んでみたが流石に良い本だ

摩訶不思議な話にグイグイと引き込まれていく

後世に残したい1冊

今回も名作な予感

 

日曜日に名駅のゲートタワーの三省堂で購入した、ありったけのカレル・チャペック

以前にも欲しい本として紹介したが今回ようやく3冊だけ買うことができた

 

北欧の旅―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

北欧の旅―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

 

 

 

スペイン旅行記―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

スペイン旅行記―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

 

 

 

イギリスだより―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

イギリスだより―カレル・チャペック旅行記コレクション (ちくま文庫)

 

イギリス編を少し読んだが

これまたカレル・チャペック節で面白い

大事に読み進めたい本だな

後のチェコ編やオランダ編はネット購入かな

なんでリアル書店に置かないんだろう?

こんなに面白い本なのに

 

そして先ほど近所の本屋で購入してきたのが

小川洋子の陶酔短篇箱

 

小川洋子の陶酔短篇箱 (河出文庫)

小川洋子の陶酔短篇箱 (河出文庫)

 

 まだ読んでいないが間違いなく面白い短編集

アンソロジー系の短編集は面白い

ちょっと空いた時間に読めるし

自分が知らなかった作家、知っていても読む気のしなかった作家の作品が読める

そして「なんで今まで読まなかったんだろう?」と思うこともしばしば

そんな新たな発見ができるのがアンソロジー系の短編集だ

泉鏡花梶井基次郎井伏鱒二武者小路実篤など並ぶ中でトップを務めるのは川上弘美で「河童玉」だ

ウテナさんと精進料理を食べに行った」の文で始まる

俺は精進料理が大好きだ

もうこの言葉で購入するのを5割がた決めた本である

しかも精進料理でビールまで飲んでいる

お寺で出すビールは麦般若と称される

日本酒は般若湯

般若をつけることにより多少は罪悪感が無くなるというわけだが

そんな話は河童玉とは関係がない

昨日から始まったかっぱ寿司の食べ放題の結果も気になるところだが

このアンソロジー本にはそれぞれの作家さんの短編とともに

それらの短編にちなんだ小川洋子さんのエッセイまで添えれている

これで残りの5割が埋まり

俺は先ほど本を購入してきた

早く読みたいが

いったい何から手をつければ良いのか?

それが問題だ