森本問題も沈静化しつつあり、ようやく世間でも北朝鮮問題の重大さが認識されるようになって来た
しかしまだまだ対岸の火事的に見てる人も多いと思う
韓国と北朝鮮が戦争になるだけ
アメリカと北朝鮮が戦争になるだけ
そんな風に軽く考えてる人も周りには沢山いる
事実として「日本にもミサイルが着弾する可能性はある」と世間話をしても頭のおかしな人としか認識されないのだ
「そんなことが起こる分けない」「日本は何もしてないし」
しかし実際に北朝鮮は日本も敵国として考えている
まずアメリカと同盟を結んでいる
そして米軍基地がある
おまけに朝鮮国連軍の後方司令部まである
そもそも朝鮮戦争と言うのは休戦中なだけで現在も続いているのだ
そして韓国、アメリカ、イギリスなどを中心とする朝鮮国連軍と北朝鮮、中国の戦いなのである
冷戦時代の当時とは周りの国の状況が変わって来ているが
その朝鮮国連軍の後方司令部が日本の横田にある
充分に北朝鮮が日本を攻撃する理由はあるのだ
そして元々仲が悪い
以前にもアメリカが北朝鮮に対して先制攻撃の兆候を見せたら日本の米軍基地を攻撃すると言っていたが
今度は北朝鮮で日本との交渉を担当する宋日昊(ソン・イルホ)大使が「アメリカと戦争になれば日本が最初に被害を被る」と日本に対して牽制してきたのである
そして拉致問題の再調査を約束した「ストックホルム合意」も破棄されたと
「もうそんな拉致問題なんて北朝鮮では誰も気にしてないよ」みたいなことを言っていたそうだ
本当に約束を守れない国だな
今までだって2回も核を放棄するとか言ってコレだしな
専門家の間では、北朝鮮はもう絶対に核は手放さないとの見方が強い
今までの「核を捨てますよ」発言はお金目当ての交渉の為だったが
今回の核騒動はアメリカに核保有を認めさせた上で対等な立場で交渉する為だと言われている
絶対に引かない覚悟なのかもしれない
先日のニュースによると乱数放送による日本や韓国に潜伏する工作員に対して韓国、日本でテロを起こすように指令が出たとの見方もある
そんな中で日本政府は日本の領海に北朝鮮のミサイルが着弾した場合は自衛隊の防衛出動発令が可能となる「武力攻撃切迫事態」に認定する方向で検討に入った
安全保障関連法では、個別的自衛権の範囲内で自衛隊が出動できる状況を、緊迫度の段階に応じて、3段階に分けている
1 武力攻撃予測事態(予測事態)
2 武力攻撃切迫事態(切迫事態)
3 武力攻撃発生事態(発生事態)
そして現在検討中のが2番の「武力攻撃切迫事態」なのだ
まず1番の予測事態では自衛隊による防御施設の構築などが可能となる
2番の切迫事態では防衛出動を発令して前線に自衛隊を配備できる
そして最後の3番になると個別的自衛権が発動して自衛隊の攻撃が可能になり「戦争」となる
おそらくこれからも日本へ向けてポンポンミサイルは撃ってくるであろう
そしてそのミサイルが日本の領海に落ちた場合は、日本お得意の「遺憾の意」ではなく実際に自衛隊が前線へ移動しての戦闘準備に入るのかもしれない
北朝鮮と言う国が一切話し合いの出来ない国だけに、もはや戦争は避けられないのかも知れない
アメリカと北朝鮮に中国やロシアが仲介して、今回も一旦騒動が収まったとしても
また少ししたらミサイルポンポン、核実験ドカーンとなる可能性は充分にある
そしてアメリカは金正恩体制の崩壊までは望んでいないという
金正恩がトップでいる限りは全く話し合いなんてできないだろうし
いったいどうなるのか?
もうすぐGWだが
GWが始まってしまえば、そんなことはすっかり忘れて休日をエンジョイしてしまうであろう日本人
そして韓国へと旅行に行ってしまう日本人も出てくるであろう
俺のGWはとりあえずは未定である
神奈川県では鎌倉市の近代美術館に飾られていた棟方志功の版画がカラーコピーとすり替えられていたそうだし
こんな漫画や小説みたいなことが実際に起こるんだな
どのくらい精巧なのかカラーコピーを見てみたい
紙質とかで分かりそうな物だが